2010年03月10日

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (Nanaブックス)

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか
美崎 栄一郎/著 (Nanaブックス) 2009年


「三冊ノート術」です。

1.メモノート (デミクーパーやロディアなど)A7
2.母艦ノート (キャンパスノート)A5
3.スケジュールノート (キャンパスダイアリー)A6

奥野宣之著『情報は1冊のノートにまとめなさい』を基本として、
それにアレンジを加えたような内容です。

母艦ノートにA5ノートを使うのが最大のポイント。
(著者はA5じゃなくても使いやすいサイズでよいということだが、
やはりA5サイズ以上じゃないとうまく機能しないだろう)



●母艦ノートとスケジュールノート。この二つのノートは必ずセットです。
スケジュールノートは、常に母艦ノートの周りを周回させるイメージです。
(中略)
メモノートで思いつきを確実に拾い、母艦ノートに貼り付けてイメージをふくらませ、
スケジュールノートで締め切りを意識しながら、PC上で文書にまとめてアウトプットしていく流れです。

外出先や移動中で書きとめた思いつきメモ、プリントアウトした各種資料など、
あちこちを飛び回っていた戦闘機(情報)を、作業する際にはすべて母艦ノートに
帰還させるイメージを持ってください。(p.40-43)

☆これが大まかな流れである。
メモノートには思いついたアイディアや記録しておきたいキーワード、
最小単位のタスク(今思いついたもの)などを書くとして、
気になるのは母艦ノートの使い方。


例えば、メモノートに書いたタスクが完了したらそれを母艦ノートに貼り、
何が決まったのか、そしてその対応策なども一緒に母艦ノートに書いておけば、
情報が散在することもないという。

また、メモノートでアイディア出しをしたときは、
それも母艦ノートに貼ってアイディアをふくらませる。

今まで、タスクメモは適当な紙に書いて
終われば捨ててたけどまずかったのか?

そういえば、その時は覚えていても後になると
詳細をよく覚えていないことが多い。


●実行したことや、その結果をメモし、うまくいかなかった場合は何が問題だったのか、
次回はどのように改善していけばいいのか、そしてうまくいった場合は
何がよかったのかを「記録する」ことがポイントです。
その記録は、自分が実際に経験した価値ある気づきであり、
他の誰でもない自分固有の経験知なのです。(p.78)

☆その記録に役立つのが「ノート」というわけで
使い続ければ母艦ノートに着々と知恵が溜まっていく。

具体的な母艦ノートの使い方は、
「予想」、「実行」、「結果」の3つのフェーズに分けて使う。

●最大のポイントは、これら三つのフェーズを同じページに追加していくということです。(p.79)

☆奥野式や100円超メモ術との最大の違いがここである。
つまり追記を重視したシステム。
3つのフェーズを同じページに書こうとするとやっぱりA5以上のサイズが欲しい。

今までA6を使ってきたので、A5に変えるのは抵抗があるが、
一つのプロジェクトが一目で分かるというのは
便利なシステムなので早速取り入れてみたい。

(奥野式では、あくまで時系列に書いていき、
必要になったらプロジェクト名でPC検索するというもの)


でもこの3つのフェーズの使い分けというのが難しそうだ。
一体どうやるのだろうか?

●最初に「予想」プランについて書いたら、
実行段階では同じページの余白に「実行」するタスクを書き、
さらに同じページの余白に実行したことの「結果」や「気づき」を
書いていくことです。
(中略)
この三つのフェーズの区別は、ペンの種類で書き分けます。(p.80)

☆そもそもメモノートにタスクを書いてそれを
母艦ノートに貼っていたはずでは???


あらかじめ「ここは結果欄」とか、スペースを用意していれば
そこに書けばいいけど、
余白に書くならペンを変える方法しかないのかも。
結果フェーズに関してはタスクから直接引っ張って
結果だけを書くというイメージだろうか。
80ページの図を見ていると整然と書くようなイメージだけど
ペンの種類を変えればA6でもいけるかもしれない。

この辺は実際に試行錯誤してみないとイメージが掴みにくい。
追記する場合にも日付があったほうがいい気もするし。
見開き2ページでプロジェクトが収まらない場合はどうするか?


ところで、読んでいる途中であることが気になった。
それはプロジェクトが長期化して次の手帳に移った場合の
引き継ぎシステムはどうなっているかについて。
そもそも、過去の手帳の検索はどうするのか?
とうとう我慢できなくなり、読んでいるところに付箋をつけて
パラパラとページをめくった。

●そして、私がやり始めたのは、キーワードではなく、
「ビジュアル」をタグにして検索する「イメージ検索」の方法です。(p.201)

☆確かに、キーワード検索だと言葉のちょっとした違いで全く引っかからない場合もある。
でも、イメージ検索だと本当に出てくるかどうか不安である。
それ以前にスキャナが面倒そうだし。
過去の手帳を全て持ち歩けるというメリットはあるけど。
検索に関しては、やはりキーワード検索がいい。
一発でぴたりと探し当ててその日付をたどると
まさに欲しい情報があるという快感はやみつきになる。
ちなみに、同じ日にたくさん書いたときは連番を打っている。


▼その他に参考になった部分。
・アイディアの出し方 その1 (マインドマップ方式)
母艦ノートを広げ、マインドマップで吐き出す。
中心にキーワードを書き、考えられる要素を全て思いつくままに書き出す。

●まとめるつもりで書くのではなく、何か頭に浮かんだことを、
すべて記録しておく感覚です。(p.90)

☆どうしても、マインドマップっていうと綺麗に書こうと思ってしまうけど
脳を占領している情報を忘れる為にマインドマップを書く
というのは目からウロコでした。


・アイディアの出し方 その2 (サンドイッチ方式)
メモノートに課題を一つ書き出し、次のページは白紙にしておく。
これをあらかじめいくつか作っておく。
移動時間などに課題を見て、思いついたアイディアを白紙のページに
どんどん書き出す。
あとで、それらを切り離して母艦ノートに貼り付けてさらにふくらます。

●メモノートから切り離したアイディアは、
シャッフルしたり並べ替えたり追記したりして、発想を刺激することもできます。
ですので、ダメだと思ったアイディアでも、とりあえず数を書き出すことが大事です。(p.93)

☆とりあえず質より量!


・何でも予想する
会議で、新しいタスクが生まれたときに、
誰が担当して、いつまでにやらないといけないかを
勝手に予想してノートに書く。
不正解なら赤で訂正線を入れて書き直し。正解なら丸を付ける。
この習慣が、決定権を持つようになった時に生きてくるらしい。

不在時の電話メモを母艦ノートに貼り、要件を予想する。
2つ思い浮かんだら、それらを書き、さらにその対策も考えてノートに書いておく。
そして、実際の要件も「結果」として記録しておく。


・スケジュールノートの使い方
「いつ・何が・どこで」だけを簡潔に書く。
仕事の進行管理などの細かい情報はメモノートや母艦ノートに記載する。
(母艦ノートで締切日を目立たせたい時は日付入の付箋を使う)

最初に、バッファー(緩衝材)として空白の時間帯を予定に組み込み、
枠を蛍光ペンなどで囲っておく。

タスクリストからスケジュールを落とし込むときは、
貼ってはがせるシール(マイタックラベルリムカなど)を使う。

例えば、何月何日に会議でプレゼンということが決まったら、
1.タスクリストをメモリストに思いつく限り書き出す。
2.時間を見積もる。(仮に12時間だとすると、4時間×3コマ)
3.「プレゼン準備」と書いたシールを3枚用意し、スケジュールノートに貼る。

●プロジェクト単位で記録しておく必要があれば、
書き出したタスクリストを母艦ノートに貼り付けます。
そしてそれをプロジェクトのベースにして追記していくのです。(p.156)

☆簡単に変更できて、しかも付箋と違ってそのままにしておけるので
いいかも。何より枠を確保したという実感が沸く。


・本を読み終えたら、「実行すること」をノートに書いておく。

●私は本を読んだら、必ず一つ、そこから何か自分が実行することを決めています。
そうすることで、他人の経験を凝縮した優れた本の内容を、
自らの経験に変えることができるからです。(p.177)

☆今までどおりA6を母艦にして、このシステムを試してみよう。
名付けて、「100円超メモ術+奥野式+美崎式」メモ術!

ところで、私も「読書後にやりたくなったこと」というリストをパソコンで作っているが、
これと似たようなものかな。
一覧できて便利だが、「やり終えたら消す」と書いてあった。
タスクが増える恐怖感から逃れる為には
やり終えてスッキリさせるしかないという意図だろう。
そういう意味では、全く違うものかも。





■関連記事
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか (再読)


■関連サイト
公式サイト「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 美崎栄一郎
http://www.note272.net/

posted by macky at 23:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | メモ術・ノート術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする