2012年04月27日

池上彰の学べるニュース@

池上彰の学べるニュース
池上彰の学べるニュース
池上彰/著(海竜社) 2010年


【概要】
テレビ朝日のかつての超人気番組「池上彰の学べるニュース」が書籍化!
約200ページ、テーマは次の10個です。

1、国家予算
2、政治資金規正法
3、連立政権
4、JAL破たん
5、デフレ
6、環境問題
7、医療崩壊
8、日本の教育
9、マグロ
10、国際情勢



【動機】
たけしの医学か何かで、映像に出てきたおじいちゃんが
「これが私のバイブルです」と言って出してきたのが
この本だった。



【所感】
池上さんの語り口そのままを本にしてるのでとても読みやすい。

TVの「池上彰の学べるニュース」は結構見てたのに
知らないこともけっこうあった。



【抜粋】
●現在、将来的に絶滅の恐れがある野生動物は、3万種以上に上ります。ワシントン条約ではそれらを、危機度に応じて3段階に分けて、規制の対象としています。

 付属書1  現在、絶滅危機にある野生生物 →商業取引を全面禁止
 付属書2  将来、絶滅危機の懸念がある野生生物 →商業取引を制限
 付属書3  自国で保護したい野生生物

これらの付属書は、2〜3年ごとに開かれる締約国会議で、出席者の3分の2が賛成すれば改定される規定になっています。今回の会議(2010年3月)では、クロマグロを「付属書1」に入れようという提案が出されたんですね。(p.144)


☆これは全く知らなかった。マグロが食べられなくなるという話はよく耳にしていたが、そういうことだったのか。結局、太平洋のクロマグロは規制対象外となったのでひとまず安心。
ところで、最近うなぎが高騰しているが、これは中国で稚魚を乱獲しているのが理由だといわれる。こういうのは取り締まれないのだろうか?


●アメリカのドルが世界的に流通する基軸通貨たりうるのは、石油がドルで売買されているほかになりません。それが人民元でOKとなると、ドルが世界の基軸通貨の座を奪われるかもしれないのです。(p.171-172)

☆中国は、人民元を第二のドルにしようとしている。ちなみに、現在の人民元の本当の価値は1ドル=4元くらいだと言われている。(4/27現在1ドル=6.31元=80円くらい)



【アクションプラン】
・続いて2を読んでみたい。


【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
それぞれのテーマについて広く浅くという感じ。
TVを見てもっと突っ込んだ解説をと思って本書を手に取るというよりは、必要最低限の知識の復習のために。

posted by macky at 23:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月25日

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?
亀田潤一郎/著(サンマーク出版) 2010年


【概要】
長財布ではなく高級長財布である。

何百人もの経営者の財布を目にしてきた経験から著者が気付いた「稼ぐ社長」だけが実践している共通のルールとは?
それは、なぜかみな長財布を使っているそうだ。
理由はわからないけど、とにかく金持ちみんな使っているから私も使ってみれば金持ちになれるのではないか、という本。

文字数が少ないので、短時間でサクッと読める。
(ちなみにこの記事を書くのに、読んだ時間の2倍以上かかった)


【動機】
タイトルが気になったので読んでみた。
以前、『通帳は4つに分けなさい』を読んでなかなかおもしろかったので。


【所感】
タイトルだけが一人歩きしているが、お金との付き合い方、マネーコントロールの本である。

親の会社が倒産して借金を背負わされたりした経験から、金持ちを憎んだり妬んだり、そういう感情が全てのモチベーションの根底にあるように感じた。そのため説得力が弱くなっている。

長財布を最近使い始めたんだけど、ズボンの後ろポケットに入れているとしょっちゅう落としてしまう。この前もバイクに乗っててボトって音がしたから振り返ってみたら財布が落ちていた。すぐに気付いたから良かったようなものの、さすがに恐くなって、それ以来バッグに入れるようにしているが、これがけっこう面倒である。よくバッグを車に置いたまま買い物しようとしてて途中で財布が無いのに気付いたり・・・。やはり私には見栄えよりも実用重視で折り財布の方が合ってるのかも。いつかお金がもっと稼げるようになったら高級長財布を使うかもしれないが。今の時点で買うのは投資じゃなくて明らかに浪費だと思う。

ちなみにタイトルだけ見て早とちりしてしまい、「そうか長財布を使えばいいのか」と1,000円の長財布を買ってきたのはここだけの話。



【抜粋】
●財布とは、いわば自分の下に訪れたお金を迎え入れるホテルのようなもの。もしあなたが泊まるなら、壁や天井の汚れたままの古いホテルと、手入れやサービスの行き届いた美しい一流のホテル、どちらがいいでしょうか? 同じように、私にとって、お金というのはスーパーVIPのような存在。せっかく来てくれた彼らはぜひおもてなししたい。そのおもてなしをする空間として、「タイガ」の長財布がぴったりと馴染むような気がしているのです。(p.27)

☆ルイ・ヴィトンの「タイガ」という財布を著者はオススメしている。


●レンタルビデオ店でDVDを借りることもありますが、その時に必要なポイント付きの会員カードは、一度借りたら、すぐに折って破棄してしまいます。そして次に借りる時に、再び新しいカードをつくってもらいます。そうするとDVDを借りるたびに入会費を払うことになるのですが、それでもやはり私はポイントカードを持ちません。(p.35)

☆なるほど、それは斬新だ。さっそく取り入れよう・・・ってなるかい!!


●今、あなたの財布に五千円札は入っていますか? 入っているとしたら、何枚入っているでしょうか?(p.55)

☆そんなの0枚か1枚に決まってる。著者は常に4、5枚はキープするようにしているらしい。なぜかというと、大将の一万円札を守るために家来の五千円札に踏ん張ってもらうということらしい。
これはおもしろい発想だと思ったが、よく考えてみれば、五千円札を手に入れようと思ったら1,000円くらいの買い物でも一万円を出さないといけない。雑魚相手に大将が出て行ってやられるという、これでは本末転倒である。
それでも一度は試してみようと思い、1,500円くらいの買い物で、五千円札1枚と千円札2枚が財布の中にあるにもかかわらず、一万円札を使ってみた。「細かくなってすいません」そう言われて手にしたのは、千円札が8枚だった。えーっと、何がしたかったんだっけ?


●いったん五百円玉用の貯金箱に入れたら、そのお金はないも同然と考えます。一方で日課として、財布に五百円玉があったら必ず貯金箱に入れる。すると、ある時ふと気がつくと、合計5万円ほどのお金がいつの間にかたまっていることもあるのです。(p.65)

☆五百円玉貯金をやってる人は多そうだけど、いつの間にか消えてる使途不明金ばかりになりそうで気が進まないなぁ。いつの間にかたまってるということは、いつの間にか財布の中の現金が消えてるって事だから。貯金箱に入れましたっていちいち記録すればいいんだろうけど、それだと手軽に貯金できるというメリットが損なわれる。


●夢や目標に対して思い描く形がリアルであればあるほど、次に起こす行動がより具体的なものになります。すると、お金の使い方も自然と「夢や目標を実現するため」の使い方に変わってきます。つまり、お金は夢を最短距離で手に入れるための材料であり、今手元にあるお金はあなたの未来を形づくる夢の一片。(p.95)

☆自分の場合、浪費はほとんどしないから死に金は使わないけど、生き金もあまり使ってない気がする。
お金は夢を最短距離で手に入れるための材料」・・・このフレーズは心に残った。お金は使うことで生きてくる!


●売り手よし、書い手よし、世間よし、とする「三方よし」という、近江商人の経営理念があります。(中略)「三方よし」とは、売り手や買い手だけが利益を得ることだけでなく、社会全体の利益まで考えるべき、というものです。(p.126-127)

☆Win-Winじゃダメだ。Win-Win-Winじゃないと。
これまでは自分と接した人だけが得をすればいい、
つまり、自分と関わらない人は損をしても気にならなかったけど、それでは了見が狭いのかも。
自分と直接関わらなくてもその人が得をするような生き方っていうのがもしあるなら、
それはきっと社会全体で見たら大きなプラスになるだろう。


【アクションプラン】
・本などの「投資」にもっとお金を使う。

・自分とその時に接していない人にも利益を与える。



【評価】
評価:★★☆☆☆
『通帳は4つに分けなさい』を読んで期待した人は肩透かしを食らうかも。

こんな人に、こんな時におすすめ:
長財布と折り財布、どちらを使おうか迷ったとき。
・・・には、あまりオススメしません。

posted by macky at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月23日

あなたの愛読書は何ですか?


読書ブログ へようこそ。

まくのうちブログというところで細々とブログを続けておりましたが、
もっと自由にアウトプットがしたくて
読書ブログを独立させました。

合わせてよろしくお願い致します。


サブタイトルは、あなたの愛読書は何ですか?

愛読書は何ですか?ってよく人に聞かれるけどその度に返答に困るわけで、
本を読むのは好きなんだけど、ボロボロになるまで
何度も繰り返し読んでるバイブルみたいな本っていうのが無いなぁ。

というわけで、愛読書を探し求める旅に出てみました。
愛読書が見つかるまでこのブログは続けていきたいです。
長い目で見守ってあげてください。


ちなみに、記事の投稿日を読了日に合わせたいので、
過去に読んだ本は記事の日付が遡ると思います。

読書遍歴みたいなブログになればそれはそれでおもしろいかなと。


■後日追記
 (現在、最初の記事はこちらです →「ツイてる!」)

posted by macky at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月20日

政権力

政権力 (青春新書)

政権力
三宅久之/著(青春出版社) 2009年


【概要】
元政治記者として内部事情に詳しい三宅さんならではの
一国の相たる資質、政権力とは?


【動機】
たかじんのそこまで言って委員会やTVタックルなどで大活躍の三宅さん。
昨年あたりからしゃべるときに呼吸が苦しそうで気になってました。
ご高齢ということもあり、近いうちに引退されるそうです。

その三宅さんが書かれた本ということで読んでみました。


【所感】
長期政権と短期政権に分けて、力の源泉や足りなかったところを分析しているところがおもしろい。
長期政権は吉田茂、池田勇人、佐藤栄作、中曽根康弘、小泉純一郎の5人。
短期政権は田中角栄、福田赳夫、竹下登、宮澤喜一、細川護煕、羽田孜、村山富一、橋下龍太郎、小渕恵三、森善朗、安倍晋三の11人。

佐藤栄作は「早耳の佐藤」と言われるほど情報収集能力がずば抜けていたという。
田中角栄は短期政権だけど、政治家としての器量や発想力はかなり高く評価している。


【抜粋】
●かつては影響力を持っていた親方日の丸的組合は、どこも組織率が低下してガタガタですから、組織=権力には結びつかないのです。辛うじて自治労(全日本自治団体労働組合=地方自治体の職員などの労働組合)が90万人くらいの組織を盛っていますが、あとは行政改革、民営化・分社化で、力はほとんどなくなっています。(p.65)

☆自治労といえば社民党(旧社会党)の支持団体だったけど、今は民主党も応援しているようです。


●こうした東側の圧力に屈することなく、国内のマスコミなどの「全面講和」の主張を抑えきった吉田の判断こそが「英断」と呼ぶにふさわしいものだったと言えるでしょう。(p.90)

☆当時は旧ソ連や中国共産党とも講和を結ばないと再び戦争に巻き込まれるという「全面講和論」が主流であったので、吉田首相がサンフランシスコ講和条約を自由主義陣営とだけ結ぶというのは当時からしてみれば、すごいことだった。


●中曽根には、いいアイディアがあれば、すぐにメモをして、後日、それを必ず実行に移すというところがあったのです。(p.116)

☆中曽根さんはメモ魔だったらしい。そのメモが国を動かす。


●中曽根政権とはどんな政権だったのかと問われると、意外と思われるかもしれませんが、私には「アメリカの影響を排除した最初の政権」だったという感じがします。実際、それまでは、私がアメリカ大使館の書記官などと話をしていると、「アメリカ政府が認証しなければ、日本の総理大臣にはなれない」などと生意気なことを(p.118-119)

☆中曽根さんあたりを境に裏取引での日米関係から、公の舞台での丁々発止に変わったそうです。それにしても、アメリカ政府が認証云々は今でもあるのかと思ってた。


●結束を誇った田中派も、85年2月の竹下登、金丸信による創政会(87年7月、経世会に発展)設立によって事実上分裂し、それ以降は、分裂を繰り返して影響力を失いました。竹下は、当初、「創政会は派閥ではなく勉強会」「田中派と同心円であって、田中先生が作り上げた枠組みを逸脱するものではない」と言っていましたが、実際には田中派の内部で秘密裏に資金を配って同調者を集めていたのです。(p.142)

☆佐藤内閣のときにカネを配って田中派を作った田中元首相のやり方と同じ方法で崩そうとしたのがおもしろい。竹下が創政会を立ち上げて20日後に、田中元首相は脳梗塞で倒れたので、かなりの効果があったのだろう。


●公務員制度改革で、安倍内閣が目指したのは、高級官僚の人事をコントロールするために、内閣に人事局を作るという方針です。(中略)この問題で霞ヶ関の全官僚を敵に回してしまったために、さまざまな情報がマスコミにリークされて、内閣の「地盤沈下」が起こるようなトラップ=罠をいたるところに仕掛けられてしまいました。(p.164)

☆安倍さんって健康上の理由で総理辞任したのかと思ってた。そんな裏があったのか。





【アクションプラン】
・自民党の派閥をもう一度整理しておきたい。マインドマップでささっと描いてみよう。 →完了(120425)


【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
三宅さんが好きな人全員に。
戦後の首相をざっとおさらいしておきたい人に。
リーダーの器とは何ぞや?って時に。
posted by macky at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 政治 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

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【概要】
所有物にこだわらないレンタルという生き方の提案と「オークファン」というサイトの紹介。

【動機】
「そうじ力」で部屋を掃除していたら出てきた不用品をネットオークションで売ってみようかということで。

【所感】
もう使わないけど、捨てるのはもったいないと思っていたものがいつでもお金になるかもしれないというワクワク感。

これからはネットショッピングとかネットオークションとかが当たり前の世の中になっていくのかもしれない。

レンタルという発想は面白い。
自分の持ち物でも、例えば3,600円で買ったバッグを3年使えば、1年当たり1,200円。
1ヶ月200円でレンタルしたのと同じことだ。
せっかくレンタルしてるんだからもっと使おうって気にもなる。

「オークファン」というサイト、ちょっと見てみたけど便利そう。
携帯やスマホからでも見られるらしい。


【抜粋】
●手間を考えるとインターネット上で手続きができるサービスを利用するのが一番便利です。ゆうちょ銀行には「ゆうちょダイレクト」といって、ATMが閉まっている深夜や土日でもパソコンや携帯、電話・FAXでゆうちょ銀行の口座にアクセスできるサービスがあります。ゆうちょ銀行あての振替であれば、月5回まで無料です。(6回目以降は110円)。(p.73)

☆郵便局もいつのまにか便利になって、インターネットアクセスが当たり前の世の中なんだなぁ。



【アクションプラン】
・YAHOO!プレミアムに登録する。(月々346円)

・不用品をネットオークションで売ってみる。


【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
家にいらない物がたくさんあって、そろそろ捨てようかと思ってる人に。

 
(120404 読了)
posted by macky at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実用書・ハウツー本 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする