2012年05月20日

家族八景

家族八景 (新潮文庫)

家族八景
筒井康隆/著(新潮文庫) 1975年 (単行本は1972年)


【概要】
人の心を全て読んでしまう家政婦さんのお話。


【動機】
20年ほど前に一度読んでいたが、
最近ドラマ化されたのでまた読んでみたくなった。


【所感】
ドラマ「家族八景」で家政婦の役をしている木南晴夏がかわいい。ブレイクするかもw

人の心が読めたらなーって思うことはあるが、読めたら読めたでけっこう大変そう。


【抜粋】
●自分の超能力を自覚して以来、七瀬はずっと精神感応(テレパシー)への興味を持ち続けてきた。なぜ自分だけに、このような特殊な能力が備わっているのか、その理由を知りたかった。

・・・(中略)・・・

中学校へ入ってからは、その解答を求めてこっそりとそれらしい本を読みあさった。しかし彼女の周囲にあるものはせいぜい「世にも不思議な物語」「読心術」「世界奇談集」といった類いの本ばかりであり、むろんそこからは何の解答も見出せなかったのである。

高校へ入ってからは、自らスケジュールを決め、心理学関係の本を系統的に読んでいった。それと平行して、超能力者と自称する人物の著者や伝記などの一般書も読み、さらには実験主義的な心霊研究から発達した超心理学(パラサイコロジー)の本、特にJ・B・ライン、S・G・ソール、G・シュマイドラーといった学者の著書を原書で取り寄せ、読み耽った。だがここでも彼女は何ら具体的な解答を得ることができなかった。(p.87-88)

☆こういう記述は大好きです。


【アクションプラン】
・続いて 『七瀬ふたたび』 を読む。 →読了(120525)



【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ドラマ「家族八景」を観て原作を読んでみたい方に。
posted by macky at 23:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする