2013年01月30日

ダブル手帳術

3倍「仕事脳」がアップするダブル手帳術―右脳手帳・左脳手帳

3倍「仕事脳」がアップするダブル手帳術―右脳手帳・左脳手帳
斉之平伸一/著 (東洋経済新報社) 2006年


【概要】
著者は三州製菓株式会社の社長・斉之平氏。

手帳を制するものは、仕事を制する!  スケジュール管理は「左脳手帳」、クリエイティブワーク、自己啓発作業は「右脳手帳」。2つの手帳を使いこなし、脳の潜在能力をフルに発揮するノウハウを紹介。(「MARC」データベースより)


【動機】
手帳術を乱読中。


【所感】
2冊の手帳を具体的にどのように使い分けていくかというノウハウを期待して読んだけどほとんど書かれていなかった。

読んだ後にamazonのレビューを見たのですが、
pixus250さんとほぼ同じ感想を抱きました。



【抜粋】
●キーワードの書かれたポスト・イットをどんどん並べ替えながら、パズルを解くように新しい「組み合わせ」を模索していきましょう。・・・(中略)・・・頭の中では考えもつかないような、突拍子もない「組み合わせ」を自分の手で「物理的に」生み出すことができます。(p.44)

☆新しいアイディアとは新しい「組み合わせ」である、というのはよく聞くが、それをポスト・イットでやってしまおうというのである。


●一般レベルの将棋ファンにとって、頭の中に将棋盤と駒を思い浮かべながら局面を考えていくのは、かなり骨の折れる作業です。しかし、実際に将棋盤を用意して、駒を動かしていくと簡単に次の一手がわかります。(p.46)

☆たしかに、将棋にたとえるとわかりやすい。頭の中で処理するのと実際に紙に書き出したりポストイットで並べたりするのではまるで違う。


●リーダーは、なるべく権限を委譲して、現場レベルで意思決定できるようなシステムをつくらなければならないのです。・・・(中略)・・・実際の経営者でも、長期的な戦略を立てないで、目の前に出てきた問題を解決するのが自分の仕事だと考えている方は少なからずいます。いわゆる「モグラ叩き型」の経営者です。

☆「モグラ叩き型」は楽しいからついついやってしまうんだけど、それでは部下の楽しみを奪ってしまう。



【アクションプラン】
・ポストイットでアイディア出し(組み合わせ)
ポスト・イットにアイディアを書くのではなく、キーワードを書くだけ。それを適当に組み合わせるだけで新しいアイディアが生まれる。

pixus250さんのレビューが35件あったので全部読んでみて、気になった本を読んでみる。



【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ざっと速読しただけですが、手帳術としてはあまりおすすめはしません。

 
posted by macky at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 手帳術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月29日

佐々木かをりの手帳術

佐々木かをりの手帳術

佐々木かをりの手帳術
佐々木かをり/著 (日本能率協会マネジメントセンター) 2005年


【概要】
手帳は人生の脚本を書いていくためのもの。


1. まずやりたいことリストを書き出す。大きいときはバラバラにする。

2. 数字に変換する。(何時間かかる? いつまで?)

3. 優先順位をつける。

4. 使える日は何日あるか具体的に数える。

5. 手帳に書き入れる。(見開き一週間のバーチカルスケージュールに)




【動機】
「結果を出す人」はノートに何を書いているのか 実践編』 を読んで。


【所感】
行動に繋げるための手帳の基本的な使い方、計画の立て方が詳しく書いてある。
具体例も豊富でわかりやすい。

もっと早く読んでおきたかった。

今まで手帳というと「〜をした」とか、主に記録のためにつけていたのだが、
計画のツールとして使う方がハッピーになれるような気がした。



【抜粋】
●見開き一ヶ月ページはプラン作りのお砂場。(p.56)

☆お砂場とは聞きなれない言葉だが、要するに、計画を決めて行動計画としてスケジュールページに書き入れていく前の段階で使用するメモ用紙のような使い方である。複数の仕事の整合性を見るために使うのでボックス式ではダメだという。私も大まかな計画を立てるのに(タテ形の)月間カレンダーを使っているが、とても見やすくて気に入っている。


●だいたい本を一冊書くための目標仕上がり文字数が12万文字で、1時間に最低2000文字書くと仮定すると「12万文字÷2000字=60」、60時間で第一校をあげられることになる。1日3時間書くならば20日間ということだ。1日2時間なら30日間。(p.102)

☆早い人はわずか1ヶ月で本が書けるのか。1時間に2000文字(原稿用紙5枚)というのがそもそも早い!


●時間幅を一目で見てわかるように、○と線でその時間帯をくくるという書き方だ。(p.108)

☆確かに見やすい。今までいろいろな方法を試してみたが、一番よさそう。


●「やることができたら、「いつやるのか」まで考えを及ばせて、手帳のその日その時間に書き、時間を確保する」ということ。(p.122)

☆特に自分に課した行動計画の前には、チェックボックスを入れておく。こんな簡単なことで驚くほど「やりたいこと」が実現されていく。


●手帳の後ろのほうにある罫線だけのノート部分は、こういったことに使う。・・・(中略)・・・今後の長期プランの下書きをするのには、都合のいい場所なのだ。(p.209)

☆罫線ページの使い方まで明快だ。夢から逆算していって具体的なプランを描いていき、最終的に夢をかなえる。



【アクションプラン】
・読み始めてからすぐにA4レポート用紙で試しに作ってみたが、なかなかいい感じ。やることを思いついたら、いつやるのかまで考えてすぐに書き込めるのが今までにない快感。

・バーチカルタイプの手帳が欲しくなった。どこかで半額セールやってないかな?
(2010年〜2012年までバーチカルタイプの手帳を使ってて、ほとんど使いこなせなかったのだが、これを読んだら使えそうな気がした)

著者の手帳 『アクションプランナー』 も販売されているが、3,500円とちょっと高くて手が出ない。



【評価】
評価:★★★★★
こんな人に、こんな時におすすめ:
「何となく忙しい」から脱出したい人に。
「3年以内に○○をする」と言いながら3年後も同じ事を言ってる人に。

具体例が豊富なので、その都度、今までの自分だったらどうするか?と考えながら読み進めるとわかりやすい。
身に付くまで何度も読みたい。
posted by macky at 22:31 | Comment(1) | TrackBack(0) | 手帳術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月25日

暴力団と企業

暴力団と企業 ブラックマネー侵入の手口 (宝島社新書)

暴力団と企業 ブラックマネー侵入の手口
須田慎一郎/著 (宝島社新書) 2012年


【概要】
副題は、「ブラックマネー侵入の手口」

著者はたかじんNOマネーなどでおなじみのジャーナリスト須田慎一郎さん。

暴力団排除条例のおかげで暴力団が身近になった。
知らないうちに暴力団と関わり合いになっていたという事態を避けるために。


【動機】
たかじんNOマネーで紹介されていたので興味を持った。


【所感】
テレビでの語り口そのままに
とてもわかりやすい!


【抜粋】
●問題は、警察OBというのはほとんどの場合、暴力団対策以外では何の役にも立ってくれないということです。(p.32)

☆暴力団対策のためだけに警察OBを雇う。


●警察と暴力団との攻防は、当時より激しさを増しています。ちょうど07年頃から、福岡県内で発砲事件が多発するようになったのです。
 それらの事件を起こしている張本人は、久留米市に本部を置く道仁会、大牟田市の九州誠道会、北九州市の工藤会という3つの組織だと見られています。(中略)いったいどうして、九州のヤクザはあれほどまでに激しいのか。(p.40-43)

☆九州の暴力団は本州進出のような拡張志向を見せたことが無かったからこれまで警察のターゲットになりにくかった。だからこそ、最近の風潮は「オレたちの縄張りを侵してきた」と映っているそうです。実際、暴排条例の制定は、もともと九州の3組織、とりわけ工藤会に対する包囲網を強化するためのものだそうです。


●一般的に、株式総会で企業を攻撃する側に回る総会屋を“野党総会屋”、企業を防衛する総会屋を“与党総会屋”と呼びます。(p.60)

☆“野党総会屋”と“与党総会屋”の2種類いるのか。総会屋というのは敵か味方か分からなくなるときがあったが、そういうことだったのか。


●その一端を垣間見せたのが、10年11月に起こった市川海老蔵暴行事件でした。(p.159)

☆最近、複数が逮捕されて世間をにぎわせている「関東連合グループ」についての記述です。暴力団よりも「半グレ」の方が暴対法などの適用が無い分自由度が高く厄介だとしている。


●矢野氏の株好きは、つとに知られています。56年に京大経済学部を卒業した矢野氏は、ゼネコンの大林組に入社。総務畑に配属されて株式を担当しています。58年12月の同社上場に際しては増資作業に携わり、ここで株の「オモテとウラ」を知ったと言われています。(p.202)

☆元公明党委員長の矢野氏が「チャート(人脈図)」の中心にいたという話。証券会社に巣食う共生者と暴力団の相関図である。矢野氏が中心にいることは不自然なのだが、なぜ矢野氏が中心にいたのかについてはいろいろな憶測を呼んでいる。





【アクションプラン】
・アクセスジャーナルをこまめにチェックする。

・暴力団についてもっと詳しく勉強する。



【評価】
評価:★★★★★
こんな人に、こんな時におすすめ:
知らないうちに暴力団と関わり合いにならないために。

posted by macky at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメンタリー | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月24日

時間の教科書

時間の教科書―おちまさとプロデュース

時間の教科書―おちまさとプロデュース
「おちまさとプロデュース時間の教科書」をつくる会/編集 (日本放送出版協会) 2006年


【動機】
タイムスケジュール、時間術の勉強に。
忙しく仕事をこなしている人から何かヒントが得られないか?



【概要】
「1日48時間生きる」おちまさと氏が各界で縦横無尽に活躍するために身につけてきた時間操作術の数々。


時間を操る3つの方法

1. 時間を巻く

 何らかの方法で時間を短縮する。


2. 時間を歪める

 自分の都合に合わせて、時間の流れを変える。ビデオ録画など。


3. 時間を倍に使う

 二つ以上のことを同時に行う。



【所感】
欄外に、{註}があるが、これはほとんどたいしたことが書かれてないので読み飛ばしたほうがいい。
時間を巻く練習のためにあるのかも。
(必要なところと必要でないところを瞬時に見分ける訓練?)



「時間を巻く」

あまり聞きなれない言葉だが、意味は何となく分かる。
放送業界の用語らしい。


「時間を倍に使う」というのも、わかりやすいが、
二つのことを同時にしようとして逆に時間がかかったりすることもあるので難しいところ。


シミュレーション(予習)は大事だと感じた。
予習の段階でNS(ネガティブ・シミュレーション)もしっかりやっておくことで、
様々なハプニングが起きても臨機応変に対処できるようになる。

それが結果的に時間短縮に繋がる。



【抜粋】
●10年のツケを10年かかって返したのでは、意味がありません。(p.23)

☆だからこそ、時間を巻く必要がある。抜け駆けするためにも時間を巻く必要がある。


●時間コントロールのための体力がなければ、チャンスを生かすことはできないでしょう。まずは毎日毎日、「時間ジム」に通うつもりで、時間力を鍛えていきましょう。(p.89)

☆日々実践。


●では、どのくらいの期間、勢いだけで行くべきなのでしょうか? その最短タームは3年です。・・・(中略)・・・なぜ3年なのでしょう。それは、自分が見ている夢、ゴールに対して開ける「幸運」が、少なくとも3年頑張れば1回くらいは回ってくる、と本書を作成しているオトナたちは経験則から知っているからです。(p.114)

☆そういえば、過去にやってたことも3年を過ぎた頃から楽しくなってきたものだ。今やってることも成果が思うように出ないから休止しようと思っていたけど、あと半年でちょうど3年なのでもう少し続けてみよう。


●夢をたくさん持つことはいいのです。重要なのは、それをいっぺんに成し遂げようとするな、ということなのです。
 きちんと、ひとつずつ、冷静に計画をして遂行していくことが重要です。(p.121)

☆わかってはいるんだけど、あれもこれもといっぺんにしようとしてしまう。これはあまりにも非効率的。

自分の背骨となるひとつを設定して、そこでまずは足元を固める。

そしてある程度の足場ができたら、それを利用してさらにもう一つの夢に踏み出すようにする。




【アクションプラン】
・時間を巻くということをもっと意識してみる。1時間かかることを30分でこなすには?
この記事を書くのに1時間20分。もっと早く書けるようになりたい。

「大相撲ダイジェスト」が毎日開始時間が違ってて3時間くらい丸々録画しないといけないので、見逃すことも多かったが、それくらいなら、本割(特に17時から18時まで)を録画した方が早いと気付いた。ささいなことだけど、時間を巻けた!と思った瞬間だった。


・事前に予習(シミュレーション)、そして終わったらその場ですぐに復習(フォローなど)。
後でやろうと思ったら余計に時間がかかる。


【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
効率的な時間の使い方について興味のある人に。
もっと早く終わらせて他の事もこなしたいって人に。
1日を24時間以上にしたい人に。

2013年01月16日

法廷傍聴へ行こう

法廷傍聴へ行こう

法廷傍聴へ行こう
井上 薫/著(法学書院) 1995年
1,400円+税


【概要】
法廷を傍聴しようとする人のためのガイド。法律知識などがなくても理解できる。また、傍聴人が見ることのできない訴訟記録を資料として多く掲載する。


【動機】
はじめての裁判傍聴』 を読んで傍聴に行ってみたので。


【所感】
裁判の流れが詳しく書かれてあり、わかりやすかった。
特に18ページから23ページの「刑事訴訟の手続」は簡潔にまとめられていて流れがわかりやすい。
資料も充実していてイメージが掴みやすい。


【抜粋】
●第3は、訴訟に関係のある職業にある人、今これを仮に司法関係者と呼ぶことにしますが、これらの人が自己の職業の遂行に役立てるために、訴訟の実際を理解しておこうと傍聴する場合です。
 裁判所や検察庁の職員、弁護士の他にも、司法関係者は案外多くに及びます。たとえば、警察官、保護司、人権擁護委員、民生委員、調停委員、参与員、マスコミ関係者、作家(法廷の場面が登場する小説の資料集めに)、司法書士、行政書士等が挙げられます。大学の法学部学生は、この部類に入れてよいでしょう。
 どういう観点から傍聴するかは、各職業によっておのずから違っています。警察官ならば、自己が捜査した事件について将来証人として呼ばれたときに不慣れなため法定で失態を演ずることがないよう傍聴しておくことも有益でしょう。また、調停委員ならば、民事調停事件が不成立で終わった後に訴訟に持ち込まれた場合、どのように進行するのかを知れば、その後に担当する調停の進み方の参考になるでしょう。(p.4)

☆七つのグループに分けているが、傍聴する目的は人によって様々である。


●簡裁では、比較的軽微な刑事事件と訴えの経済的利益が140万円以下の民事事件を扱い、その他は地裁が扱います。簡裁は、一番数が多く身近にありますので、とりあえずはここでもよいですが、地裁(支部でもよい)があるときは、こちらの方が見ごたえがあるでしょう。
 初めて傍聴するには、民事よりも刑事を、しかも第一回期日のものをお勧めします。・・・(中略)・・・中でも、犯罪事実が単純なものがわかりやすく、罪名でいうと、窃盗、暴行、傷害、強盗、道路交通法違反、覚せい剤取締違反等がお勧めです。(p.34-36)

☆刑事事件のほうがわかりやすいということだ。


●書記官は、Zへの再度の証人呼出状の注意書きの中の「勾引」の部分に赤い下線を引いたうえ、さらに欄外で赤字で「勾引とは、身体を拘束して裁判所へ強制的に連行することです」と付記して送達しました。(脚注:このように赤字で注意を喚起すると、実際に勾引するまでもなく、証人が任意に出頭することが多いのです。)(p.107)

☆証人尋問ってドラマとかだと来てくれたら助かるみたいな感じだけど、実際は脅してムリヤリ引っ張ってくる感じなのか。



【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
裁判に興味のある人の必読書。裁判の基本が丁寧に書かれてあり、わかりやすい。
手引き、ガイダンスとしてピッタリ。
さらに理解を深めるために著者の書籍も随時紹介されているので親切。

 
posted by macky at 23:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 法律 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする