2013年10月05日

灘校・伝説の国語授業 本物の思考力が身につくスロ−リ−ディング



灘校・伝説の国語授業
橋本 武/著 (宝島社) 2011年
1,300円+税



【概要】
先日101歳で天寿を全うされた伝説の元灘校国語教師・橋本武先生が初めてその授業の詳細を公開した本。

橋本先生が行う「スローリーディング」とは、『銀の匙』 (中勘助/著)を3年かけて読むもの。

教え子には、現東大総長(濱田純一氏)・副総長、前最高裁事務総長(山崎敏充氏)、弁護士連合会事務総長、大手ホールディングス社長ほか日本のリーダーたちが多数存在している。


副題は、本物の思考力が身につくスローリーディング。




【動機】
橋本先生の国語授業に興味があるので。



【所感】
前回、 『〈銀の匙〉の国語授業』 を読んだときに期待していたものと違ったと書いたが、私がイメージしていたのはこういう本だったのかもしれない。そう思わせてくれる本だった。

この本に書かれているほとんどの内容について興味があることだったのでとても楽しく読めたけど、中には興味がわかない人もいるだろう。自分が興味を持ったことに寄り道するというのが本筋なので、そういう人は自分で興味が持てることに寄り道すればいいと思う。

実際の授業では、興味を持てない人にも興味を持てるような話し方をなされるのかもしれないが、それは本書では完全には再現できない。だからそういう意味では、授業を再現する本というよりは、知っておくと役に立つ雑学的な本になっている。

寄り道の仕方も書いてあって楽しめた。
たとえば、なんで干支をやってるんだろうと思ったら、文中で「丑紅の牛」が出てきたからだと分かったり、それだけでもワクワクしてしまう。なるほど、ここから寄り道したのか。こういうところも普通に読んでたらさっと流してしまうだろうな、とか。



自分の子どもの頃を思い出してみると、小学校3、4年のときの先生がこういう先生で、例えば「魚偏の漢字を集めましょう」とか言ってた気がする。そしてその時に集めた漢字をいまだにほとんど覚えているから、この本を読んで、あぁ、あの先生もいい先生だったんだなぁと今さらながら気付いた。



【抜粋】
●節句とは、季節の変わり目などに、飾り物をしたりお供え物をしたりして、お祝いする年中行事のことで、このなかでも特に有名なものを五節句といいます。それが人日(1月7日・七草の節句) 上巳(三月三日・桃の節句) 端午(5月5日・菖蒲の節句) 七夕(7月7日・星祭り) 重陽(9月9日・菊の節句)の5つですが、それぞれの節句に行われる風習をより詳しく調べていけば、多くの国語に関する知識を身につけることができます。(p.28-29)

☆これはほんの一例だが、こういう感じで寄り道していく。
こういう知識ってどれくらいの人が常識として身に付けてるんだろう?
人日(じんじつ)や上巳(じょうし)という言葉は私も初めて聞いたが、ほとんどの人が馴染みがないのでは。



●京の夢大阪の夢=夢物語をするとき、言いはじめにつける言葉。(p.197)

☆これも初めて聞いた。


調べてみると、

小学生向きの諺です。 京の夢大阪の夢(きょうのゆめおおさかのゆめ) 【意味】 夢...
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q149089584

ベストアンサーに選ばれた回答
katuo6_12さん

京の夢大坂の夢(きょうのゆめおおさかのゆめ)
夢の話をする前に唱える言葉。
夢の中では<立身出世>も<蓄財>も思うままである、というところから付けられた語。
昔話の「今は昔」に通じるもの。
江戸いろはガルタの「京」に書かれた言葉。
★「京の夢」は、公家になり官位を昇りつめる<立身出世の夢>。
「大坂の夢」は、豪商になり巨万の富を得る<蓄財の夢>。
いずれも、『盛者(じょうしゃ)』を目指そうとする希望。
盛者は権勢の盛んな人、栄えている人。
明治・・少年よ大志を抱け・・・
戦前・・末は博士か大臣か・・・
その時代の大志と夢です。・・・


なるほど、京の夢は「立身出世の夢」で、大阪の夢は「蓄財の夢」か。
それを知った上で寝る前に唱えて眠ると、楽しい夢が見られそうだ。



●健康法らしいものといえば、60年にわたって生酵母を愛飲していることでしょうか。
 お酒を造るための酵母をお湯で割ってジュースのようにして飲んでいるのですが、これでだいぶ体調が維持されているかと思っています。(p.204)

☆ご自身のいろはかるたでも、「な 生酵母愛飲つづけ六十年」と書いておられます(笑)
60年飲み続けるってすごいな。どんな味がするのだろう。




【アクションプラン】
・何か1冊決めて、「スローリーディング」してみる。やっぱり小説がいいのかも。ちょっと難しそうだなというレベルの小説。研究ノートを作ってわからない語句とかも徹底的に調べたり、寄り道して気になったことをどんどん調べていったり。

・その1冊以外はなるべく速読&多読で。(何でもかんでもスローリーディングしていては時間がいくらあっても足りない)



【評価】
評価:★★★★☆



【結論】
ずっと読んでいて気付いたことがある。
それは、「この時の主人公の心情はどういうものだったか」というのがほとんど無いことだ。
国語の授業、特に小説といえば、そればっかりだったような気がする。

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2013年10月02日

刑務所なう。2

刑務所なう。シーズン2 前歯が抜けたぜぇ。ワイルドだろぉ?の巻
堀江 貴文
文藝春秋
売り上げランキング: 20,139


『刑務所なう。2』
堀江貴文/著 (文藝春秋) 2013年
1,100円+税


【概要】
ホリエモン獄中記第2弾。
30週目(2012.1.1)〜73週目(2012.11.4)の日記が収録されている。309日分。

巻末に刑務所で読んだ本の書評ベスト172が載っている。


【動機】
刑務所なう。』 の続きということで。


【所感】
この本を読んでいると、次から次へとやろうと思っていたことを思い出して、なかなか進まない(笑)

それだけ、脳が刺激されてるんだろうな。





【抜粋】
●昨日、4日に面会したミズノンノ(作家の水野敬也氏)からベストセラーを目指す参考文献として 『窓ぎわのトットちゃん』 『五体不満足』 『プラトニック・セックス』 『ホームレス中学生』 『成りあがり』 が差し入れられる(笑)。超ベタなベストセラーセレクション。全部読んだことない(笑)。刑務所にでもいなけりゃ、読まないだろうな。(p.17)1/6(金)

☆ この中で、『成りあがり』 だけはまだ読んだことがなかったから読んでみたい。



●【細野担当相、原発の運転期間を原則40年とする法案の骨子を発表】
政府は原発を40年後までに廃炉にするみたいだ。ちょっと前に発表された都道府県の「幸福度」ランキングNo.1の福井県は、原発が14基もある。たぶん、原発補助金で豊かさが維持できていたのだろうが、今後どうなるのだろうか?(p.20)

☆そういえばいつも福井がトップに来ていて不思議に思っていたが、原発があったからなのか。



●今日の18時のニュースが中止になるらしい。なんか、受刑者に聞かせたくないニュースが入ったんだろうな……。ラジオは18時から、ちょっとしたニュースをやっているので聞いてみたけど、何もない。長野ローカルか?
 どうやら、どこかの刑務所で中国人が脱獄したらしい。新聞の黒塗りがスゴかった。(p.25-26)1/11(水)

☆あっ、連動している。

たまたま昨日かおとついに中国人脱獄のことを知ったばかりだった。
あの事件をリアルタイムでホリエモンが塀の中で・・・というのがおもしろい。

ちなみに、事件はこれ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/広島刑務所中国人受刑者脱獄事件


中国人脱獄者は、広島刑務所が「シャバ」より「天国」と舞い戻ってきた真実 - 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」



●よいアイディアが出てもすぐにメモれないのがツライ。筆記は寝ているとき、布団を敷いているときは禁止となっているからだ。(p.26)1/12(木)

☆ホリエモンはメモ魔のようだ。私もメモ魔だからこれはつらいだろうな。



●新聞に大学入試センター試験の問題と回答が載っていたので、解いてみた。得意の地理Bは94点/100点。満点には及ばず、2問間違えたが得意科目は20年経った今でも、まぁまぁ合格点を取れる。しかし、センター試験で受験しなかった日本史Bをやってみたら64点……。ダメだな。(p.29)1/15(日)

☆すげー!! 地理は20年前の本番よりも点数が高かったようだ。地理と日本史、どのくらい取れるか試しにやってみたいな。2012年のセンター試験問題とかどこで手に入るんだろう? やっぱり新聞かな。



●今日同じ工場の人が歯科の治療を受けに行っていた。半年以上前に申し込んでやっと今日から治療をするのだそう。私も弁護士さんから「収監前に必ず歯の治療は受けてから行くように」と言われていたので万全にして臨んだ。(p.37)1/17(火)

☆半年も待たされるのか…。



●「工場の単純労働をロボット化して減らすべき」というと雇用が減るという人がいる。が、農業とか、とっくの昔に機械化して農業人口なんて何十分の一に減っているわけである。当の農家はそれをむしろ楽になると喜んでいたはずだ。そうなると、あぶれた人たちは新しい産業を自分たち(人間)で創出していく必要があるのだ。それは従来なら遊びのようなものでもいいのである。

(中略)

つまり、ニッチでも規模が小さくても、ロングテールになれば全体としての産業の集合体の規模は、旧来の産業を代替できる規模になるはずである。

(中略)

 だから、工場の派遣工とかツマらん仕事は辞めて(もちろん、その仕事が好きな人はそのままでもいいけど)、好きなことや得意なことを仕事にすれば良い。仕事になっていないなら、自分でそうすればよい。(p.41)1/21(土)

☆考えさせられる。創造。



●【最高裁、覚せい剤運び屋の事件で裁判員の無罪判決を尊重、高裁の有罪判決を取り消し】
画期的な判決である。「疑わしきは被告人の利益に」という刑事裁判の原則が、“多くの有罪判決ばかり書いてきた刑事裁判官の最後の勤め先”ともいえる高裁で、ともすれば大きく有罪推定に動いてしまうのは、これまでも指摘されてきたこと。殆どが初体験で原則に従い判断する裁判員を尊重するのは制度の設置趣旨から言っても正しい。これによって多くの冤罪が救われることに期待したい。(p.84-85)

☆覚せい剤約1キロをチョコレート缶に詰めて成田空港に持ち込んだ事件。「中身が覚せい剤とは知らなかった」という主張が通ったということ。たまたま私もこの事件についてブログで書いていたので思い出した。

120213 「缶の中身が違法な薬物だったなんて・・・



●【北朝鮮、ミサイル発射へ】
核兵器保有国以外で、使用済み核燃料を再処理してMOX燃料を作っているのは日本くらいなものだ。しかも、ミサイル転用が容易な固体ロケット(燃料、酸化剤の重点が必要ないので時間短縮できる)で、衛星投入できる技術は日本とアメリカの独壇場である。北朝鮮のロケットはロシアのスカッドの改良型なので液体ロケットである。(p.132)

☆どちらかといえば、日本のもののほうがミサイルに転用しやすいという。



●【小沢一郎氏に無罪判決】
小沢氏無罪への批判的意見は、「4億円もの巨額をキッチリ把握していないのは庶民感覚とズレてる」とか、「出所が不明で怪しい」などの感情的なものが多い。国や多数の党議員を動かす人間は、動かしている金額も桁違いに大きいのは当然だし、個人の資金の出所を全て明らかにしろというのは言い過ぎだろう。金の流れをしつこく追及し過ぎることが政治の停滞を招いていることに早く気付くべきだ。(p.201)

☆まさにその通りで、政治の停滞が結局は国民の不利益になる。そしてそれは小沢氏が無罪になったとしても取り戻せない。



●友 「GREEも叩かれていて、株価もバンバン下がっているからね」

堀 「グリタナ(GREEの田中氏)には、前から言っていたんだよね。 『宣伝で無料とかバンバンだしていると叩かれるよ、実際は無料じゃないし』 って。RMT(リアルマネートレード)もできちゃうし、そうなると当局も動いてしまう。(中略) 」

友 「GREEは違うビジネスモデルにしたほうが、いいのかな?」

堀 「でも、あんな高い利益率は、ガチャをやらないと出ない。一人当たりの利益率が異常に高い。あんな利益率が出せているのはアップルの APP Store くらい。Facebook もアメリカの 『ジンガ』 というGREEみたいな会社が稼ぎどころになっているから、結局は、その方法しかないんですよ。だから諦めるしかない。やるとしたらFXくらい。FXはすでに規制が入っているし、別に今からやっても文句言われないだろうから。DMMもやっているし。ちなみに、DMMのシステムってライブドアのシステムが大元になっているんですよ。
 そんな感じでグリタナは今が我慢のしどころ。亀のようになってガードを固めていかないと。イキナリ会社が大きくなったこともあって、本人は未だに小さなベンチャー企業の感覚で動いていると思うけど、GREEは外から見たら大企業で儲かっている会社。だから、今後は寄付とかガンガンするしかないし、GREEは社会貢献の会社だと、ウソでもいいから言うしかない」(p.239-241)(「スタッフは見た!」2012.5.28より)

☆ホリエモンの友人が面会に訪れたときの様子である。妙に生々しい会話。
RMT(リアルマネートレード)って眞鍋かをりさんが言ってたやつかな。



●【精神障害者の雇用義務化へ、厚労省方針】
そういや、私がいた頃のライブドアでも外部委託して障害者を雇っていた。でも、障害者は障害者でも“精神”障害者はハードルが高いなぁ……。雇用しないとペナルティ不足1名につき月5万円だそうだが……。いろいろと考慮すると、ペナルティを払ったほうがマシな様な気もしてしまうよね……。(p.284)

☆こういうところ、ちゃんと本音が言えるところがホリエモンのすごいところだと思う。なぜそもそも精神障害者を雇用しないといけないのかという議論があまりなされてない。特に精神障害者を雇用するメリットがあまり語られていない気がする。障害者の立場に立ったら少しでも社会復帰をというのはわかるけど、それを受け入れる側の態勢がほとんど整っていないから強制的に仕方なくという雰囲気になってしまう。これではウインウインの関係ではないだろう。そしてそういう関係だと障害者の方も働きづらいのではないか。



●会社の決算書が届く。前期は赤字だ。まぁ、稼ぎ頭が刑務所にいちゃしょうがない(笑)(p.291)6/14(木)

☆そうだ、稼ぎ頭なんだよなぁ。ホリエモンだったらどうするか、って考えたら、今やってることいろんなことがムダなことのように思えてくる。時間は限られてるんだから本当に必要なことだけをやっていきたい。愚痴を言ってる暇は無い。アイディアをどんどん形にしていきたい!



●西 「人間は変わりました? 20歳でインドに行って変わって帰ってきたりする感じみたいに」

堀 「それが、なにも変わってないですね」

友 「え、変わらないと、また収監されちゃうよ!?」

堀 「いや、もうさすがに入るレベルのことが、どういうことなのかは理解したんで。社長ってやっぱり社員の人達で無理する人とかいるから、それも止めないといけないと思うようになったかも。 (中略) 今まで仕事がデキないということが理解できなかったけど、ここで働いているうちに、そもそも僕らがデキるようなことでも、デキない人がいることがわかったんですよね」(p.315)(「スタッフは見た!」2012.7.9より)

☆西原理恵子さんが面会に訪れたときの様子。なかなかおもしろい。

以前ホリエモンが「歴史を学ぶことで人の失敗から学ぶ」と言ってたのを思い出した。

刑務所に入るのは失敗の一つなんだけど、
その失敗を生かして前向きに進むところがやっぱりホリエモンの魅力かな。



●メルマガに寄稿もしてくれた宇野常寛君が、雑誌 『ダ・ヴィンチ』 に私のことや 『刑務所なう。』 のことを書いてくれていた。ダ・ヴィンチは刑務所内でも人気雑誌で、買っている人も多い。ネットで書籍の検索とかできないから、本の情報はコレに頼るしかないね。(p.330)7/4(水)

☆『ダ・ヴィンチ』 は読んだことが無かった。どんな雑誌か読んでみよう。 →読んでみた。ダ・ヴィンチというから科学や芸術的な雑誌かと思ったら書籍紹介の文芸雑誌だった。(1994年創刊)。水木サンの一日とかが載ってて思わず笑ってしまった。スケートの楽しみ方とかが普通の人と違ってて面白い。



●午後になり面会。来て下さったのは、ドワンゴなど数多くの企業で取締役を務める夏野氏。雑誌 『FACTA』 によれば、SBIの取締役は辞めたらしい。賢明だな。開口一番「出所したら、アメリカやボルドーのワインじゃなくてブルゴーニュを飲もう!」と言っていた。たしかに。薄味に慣れてきたいまなら、ブルゴーニュの微妙な味の違いがわかるかも!(p.373)8/2(木)

☆ボルドーとブルゴーニュの違いみたいな感じかな。



●夜はドコモ20周年記念ドラマ 『20年後の君へ』 が放映される。ドコモのCM、20年分クロニクルが放映されるらしかったが、CM全飛ばしで録画されていて、全く観られず。なんか残念だ。(p.374)8/3(金)

☆これには笑ってしまった。



●ネット上のマニアな方々が数字の「1、2、3」をあえて映画のエヴァンゲリオン風に「壱、弐、参」と、表記していたりもするので、「あぁ……、なるほど」と納得し、なんとなく柔らかく暖かな気持ちになれた次第です。(p.407)(「スタッフは見た!」2012.9.3より)

☆え・・・(絶句)。「エヴァンゲリオン」は見たことがないけど、「壱、弐、参」は今でも普通に使う。そうか、「エヴァンゲリオン」風だと思われてしまうのか。



●休日(敬老の日)なので特食が出された。「ココナッツサブレ(日清シスコ)(715kcal)」だ。昨年も同種のサブレだったはず。食べ応えがあって最高だった! 昼飯は、麦メシ、中華風ソテー、いかチリソース煮、卵豆腐、ジョア。午前中にココナッツサブレを完食したので腹一杯だ。 (中略) 休日の真昼間に部屋のサンダル履きで半ズボンのまま入浴に行っていると、なんか刑務所じゃないみたいだ。 (中略) 午後の映画は 『太平洋の奇跡』 。(p.453)9/17(月)

☆刑務所って所はおやつ三昧、映画三昧。そんな印象を受ける。
刑務所を出てもまた舞い戻ってくる人が多いのも分かる気がする。
実際はもっと大変なんだろうけど。
それにしても、ココナッツサブレを一人で完食なんて信じられない(笑)



●中国の反日デモ、朝日新聞によれば大連では全然発生せず、日本料理店等も無事なのだそう。そういえば、ライブドア時代、初めて中国の拠点を作ったのも大連だった。大連は日本語を学ぶ人も多く、旧満州時代から日本人が多く住む街・工業団地への誘致も積極的だったな。(p.457)9/22(土)

☆大連を地図で見ると遼東半島の先っぽにある。旅順の近く。地理的にも日本に近い。



●堀 「計算すると1週間に30時間しか書籍を読む時間がないんです。だから厳選したいんですよ。続き物とかも欲しいけど荷物に制限があるので……」(p.462)(「スタッフは見た!」2012.10.8より)

☆1週間に30時間も本が読めるとはさすが刑務所。平日4時間、土日5時間ってとこかな。
あるいは平日3時間、土日7.5時間。
1000冊くらい読んだそうだ。


●橋下大阪市長の出自を暴く、佐野眞一氏の連載 『ハシシタ』 を週刊朝日が中止したらしい。権力者には弱いのかね(笑)。てか、佐野氏の出自を探る系の連載って、孫さんの 『あんぽん』 もだけど、ピントがずれていることが多いんだよな。圧力かけられて止めるくらいなら、ハナっからやらなきゃいいのに。完全に 『あんぽん』 の二番煎じだし。格好悪い。(p.514)10/20(土)

●橋下さんの記事の影響で、週刊朝日の河畠編集長が更迭か〜。朝日新聞は超びびってんな〜(笑)。『ハシシタ』 連載、第一回を読んだけど、孫さんのことを書いた 『あんぽん』 に比べりゃマイルドだと思うんだけど。まぁ、孫さんは余裕ある人だから許して貰えたのであって、それで佐野氏は調子に乗っちゃったんだね。相手が悪かったな。(p.525)10/27(土)

☆ 『あんぽん』 は孫さんの伝記かと思って買って積んであるんだけど、そういう内容なのか? ちょっと読んでみようかな。

そういえば、たまたま今日読んだ本 『戦後日本の闇を動かした「在日人脈」』 にも 『あんぽん』 の話題が出てきてた。



●今日は「文化の日」ということで、祝日の特食が。「ブルボン チョコダイジェスティブビスケット」、32kcal×17枚入りだ! もちろん、一気に完食。先日の給食会議での「ブルボン」推しの成果か!? ボリュームたっぷりで大満足。(p.538)11/3(土)

☆この本を読んでいると、お菓子にやたらと詳しくなれる。「ブルボン チョコダイジェスティブビスケット」というのも一度食べてみたい。



●楽天市場のメルマガ、一括オフ(一括チェック外し)がやっと可能になったらしい。あれだけ悪評が高かったスパム発信システムがこれまでずっと停止されなかったのは三木谷氏の執念なのか?(p.538)11/3(土)

☆たしかに楽天市場のスパムメールはひどいな。



●【田中文科相、大学の新設認可を巡り二転三転】
本当に学びたい奴はスタンフォードとかの有名大が無料で配信しているネット講義を聞いて勉強しているよ。それは極端にしても、大学の学部の講義なんてもんは先生の著書を読めばOK。大卒の資格がどーしても欲しけりゃ、放送大学でOKだろ。(p.542)

☆この使い分け、参考にしてみよう。放送大学って本当に学びたい奴のためにあるのかと思ってたけどそうじゃなかったのか。




以下、巻末の「刑務所図書館」から気になったものを。


●宮島英紀 『伝説の「どりこの」』
あの講談社が滋養強壮を謳い戦前に販売していたという糖分主体の健康ドリンク「どりこの」。その秘密を探るルポである。その販売手法は現代のレッドブルを思わせる派手さだ。レッドブル自体は、日本のリポビタンDをタイ人が真似して作り、それを欧州人が世界に広めたといわれているが、宣伝手法は「どりこの」にも共通するものがある。下手なビジネス書よりよっぽどためになる。(p.555)(「刑務所図書館」033より)

☆レッドブルって最近よく目にするが、そういうものだったのか。読んでみたい。



●青木理 『トラオ 徳田虎雄 不随の病院王
私は徳田虎雄の故郷、徳之島を訪問したことがある。ライブドア事件後に釈放されたとき、「寒い冬は南の島でゆっくり」と沖縄に行こうとしたのだが、弁護士から「自殺した野口さんのことがあるから、近づくな」と言われ、仕方なしに最南で一番行きやすい徳之島にしたのだ。小笠原諸島も検討したが、保釈条件でMAX2泊しか認められず断念。丁度、大相撲の徳之島巡業があり、ウチのスタッフが横綱に名産の黒糖焼酎(アルコール度数40度)を飲まされて大変なことになったのを覚えている。

 徳之島は沖縄が返還されるまではリゾート地として賑わっていたようだが、今は完全に過疎の島。そんな徳之島出身の「トラオ」はALS(筋萎縮性側索硬化症)にかかり、今や目の筋肉しか動かせなくなってホーキング博士の様な状態だ。“キワモノ的”な世の中の評価とは裏腹に、彼の生き方に、私と共通するものを見出した。彼なら世界中の過疎地に病院を今まで以上に作りまくるに違いない。ALSでのハンデなどモノともせずに。(p.555)(「刑務所図書館」035より)

☆最近ニュースで話題になっていた徳洲会の創業者の話。これも読んでみたい。



●沢木耕太郎 『ポーカー・フェース』
『新野特急』 で有名な 沢木耕太氏のエッセイ集。細かく、礼儀正しい性格が伝わってくる。『選択の科学』 の話には共感。小さな成功体験の積み重ねは、チャレンジする大切さを教えてくれる。(p.556)(「刑務所図書館」039より)

☆小さな成功体験の積み重ねが大事。



●田原総一郎 『日本の戦後』
田原氏らしく、現場で政治に関わった人々の証言をまとめた、常識にとらわれない戦後政治史本。歴史は繰り返す。政治家を志す者たちは、先人達の体験を学ぶべきだろう。どうすることもできない天災などに見舞われ、目標を実現できないこともあるだろうが、そんなときの指針ともなり得る書籍だ。(p.565)(「刑務所図書館」106より)

☆これも読んでみたい。



●渡辺淳一 『遠き落日』
渡辺淳一の医学モノに外れなし。千円札で有名な野口英世氏。偉人伝では、「光」の部分というか「キレイ」な話にのみスポットが当てられているが、本書では吉原での豪遊など、野口の常人離れした浪費癖や上昇志向が「これでもか!」というほど出てくる。彼を支えたスポンサー達がまた面白いし、「女にホレて貢いでもたかが知れてるが、男にホレると大変だ」と息子に説教たれるとかマジ最高だ。それでも、立身出世を遂げた英世が凱旋帰国し、母シカに再会するシーンは知っていても泣ける。(p.568)(「刑務所図書館」131より)

☆『遠き落日』 ってよく見かけるが野口英世の伝記だったのか。



●卯月妙子 『人間仮免中』(漫画)
絶妙なタイトルだ。小学生の頃から総合失調症に悩まされ、漫画家、スカトロAV女優、ストリッパーで舞台中に自ら首を切るとかスゴい体験を薬漬けになりながらも作品に仕上げている。特に、描くきっかけとなった歩道橋からのダイブに顔面崩壊からの復活など、スゴいの一言に尽きる漫画。それでも「生きてる」。(p.569)(「刑務所図書館」136より)

☆レビューを見るだけで何だかすごそうだ。
経験談なのかな?



●pha 『ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法 』
自殺対策が大変な官僚のみなさんに読ませたい本。満員電車は私も嫌いだし、定時出社も嫌いだ。それで起業したようなものだし、もしインターネットが10年早く普及していたら、東大駒場寮にあのまま居続けて、この本に出てくるような生活を続けていたかもしれぬ。ちなみに巻末のニートチェックシートで、私は16項目中12個該当。「若干、ニートに親和性がある」のだそうだ……。(p.573)(「刑務所図書館」159より)

☆インターネットが10年早く普及していたらホリエモンもニートだったかもという発想が面白い。



●藤沢数希 『外資系金融の終わり』

☆桁違いに稼ぐ外資系金融マンの実態と、大きすぎて潰せなくなったメガ金融コングロマリットの問題点を面白く解説してくれる一冊。まぁ、私はほとんどの業態と付き合いがあるし、ライブドア証券では小さいながらも投資銀行業務もやっていたので、内容自体に目新しさはない。「金を稼ぐだけ」だったら超簡単であることを、この本を読んで理解してもらいたいと思う。特に自分をエリートと思っている日本のマスコミ業界辺りの人に。(p.575)(「刑務所図書館」168より)

☆「金を稼ぐだけ」だったら、超簡単であることをこの本を読んで理解してもらいたいというメッセージがホリエモンらしくていい。




【アクションプラン】
・センター試験問題をやってみる。(2012年1月)

・『あんぽん』 を読む。

・『成りあがり』 を読む。

・腕立て部。

・情報整理(Gメール整理、Feedly、2chなど)




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ホリエモンや刑務所に興味のある人に。
毎日の献立に苦労している人に。



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