2014年11月25日

モモ

モモ (岩波少年文庫(127))
ミヒャエル・エンデ
岩波書店
売り上げランキング: 652


モモ
ミヒャエル・エンデ/著、大島かおり/訳 (岩波書店) 
800円+税、2005年 (単行本は1976年)



【概要】
時間どろぼうと、ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語。


【動機】
10年後あなたの本棚に残るビジネス書100』 で紹介されていたので。

時間管理術』 で紹介されていたので。


【所感】
ひらがなが多くて読みにくい。読むのにやたらと時間がかかる。

そういえば小学校の時、あまり本を読まなかったのは
児童向けの本はひらがなだらけで読みにくかったというのもある。



【抜粋】
●「なあ、モモ、」とベッポはたとえばこんなふうにはじめます。「とっても長い道路をうけもつことがあるんだ。おっそろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、こう思ってしまう。」
 しばらく口をつぐんで、じっとまえのほうを見ていますが、やがてまたつづけます。
「そこでせかせかと働きだす。どんどんスピードをあげてゆく。ときどき目をあげて見るんだが、いつ見てものこりの道路はちっともへっていない。だからもっとすごいいきおいで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息がきれて、動けなくなってしまう。道路はまだのこっているのにな。こういうやり方は、いかんのだ。」
 ここでしばらく考えこみます。それからようやく、さきをつづけます。
「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わかるかな? つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸(いき)のことだけ、つぎのひと掃きのことだけを考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな。」
 またひと休みして、考えこみ、それから、
「するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらにゃあだめなんだ。」
 そしてまたまた長い休みをとってから、
「ひょっと気がついたときには、一歩一歩すすんできた道路がぜんぶおわっとる。どうやってやりとげたかは、じぶんでもわからんし、息もきれてない。」
ベッポはひとりうなずいて、こうむすびます。
「これがだいじなんだ。」(p.52-53)

☆作業量が膨大なタスクを目の前にしたときは細分化する。



●「おまえをつくりだしたのはわれわれだ。おまえはゴム人形さ。われわれが空気を入れてふくらましてやったのだ。だがわれわれをおこらせるようなことをしたら、また空気をぬいてしまうぞ。それとも、いまのようになれたのは、おまえのそのけちな才能のおかげだとでも、ほんきで思っているのか?」(p.258)

☆なんだか現実にありそうな話だ。
現在売れているミュージシャンでも本当に才能があって売れている人がどれだけいるだろうか。
また才能があるのに空気を膨らませる人がいなくて売れてない人がどれだけいるだろうか。



●不安と心ぼそさがはげしくなってその極にたっしたとき、その感情はとつぜんに正反対のものに変わってしまったのです。不安は消えました。勇気と自信がみなぎり、この世のどんなおそろしいものがあいてでも負けるものか、という気もちになりました。(p.329)

☆そういうことがあるのかなぁ。
そういうことがあるって知ってるだけで、今後、不安なときでも乗り越えられそうな気がする。
「失うものは何も無い!」って開き直るみたいな感じかな。






【アクションプラン】
・ 『エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」』 を読む。

・ 『ネバーエンディング・ストーリー [DVD]』 を観る。



【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
小学5〜6年生用なのでひらがなが多く読みにくい。大人用のがあってもよさそう。
(というか、むしろ大人向けの本のような気がする)

日頃、時間が無い、時間が無いと言ってる人に。



【結論】
節約した時間で何をするかが大事。

(ただ節約するだけでは、最初から無いのと同じこと)

posted by macky at 23:42 | Comment(0) | TrackBack(0) |  -海外小説 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月22日

7つの習慣 (再読)

7つの習慣-成功には原則があった!
スティーブン・R. コヴィー
キングベアー出版
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7つの習慣
スティーブン・R・コヴィー (著), ジェームス・スキナー (著), Stephen R. Covey (原著), 川西 茂 (翻訳)
キングベアー出版 (1996/12)



【概要】
本書は1990年に初版が出版されたときにセンセーションを巻き起こしており、以来1,000万部以上を売り上げ、ビジネス書として今でもベストセラーを続けている。著者のスティーブン・コヴィーは、国際的に高い評価を受けるリーダーシップ研究の第一人者。真に成功を果たすには個人としての有効性と職業としての有効性をバランス良く備えることが重要だと認識しており、それを反映して本書は、この2つの領域でより効果的に行動するための手引書となっている。ここで引用される具体例では、ビジネス上の課題を題材にしたものと同じくらい家庭内における状況を数多く取り上げている。
7つの習慣を身につける前に、コヴィーが「パラダイムシフト」と呼ぶところの、世の中の仕組みに対する認識と解釈の転換をまず実現する必要がある。著者はこの転換の実現を支援し、生産性、時間管理、前向きな思考、「予防的に働く筋肉」(何かに反応するのではなく自発的に行動すること)の開発など、他にも多くのことに関する認識と行動に影響を与えている。
本書は明日からでも実践できることを謳い文句にしたヒント集ではない。そのコンセプトは時に複雑であるため、流し読むのではなく、じっくりと腰を据えてここから学び取りたいと感じる筈である。読み終えたときには、どの章にも付箋や手書きの注釈が数多く残され、コヴィーの集中セミナーに参加したような充実感に満たされることだろう。(Joan Price, Amazon.com)


【動機】
前回、漫画版(まんがでわかる 7つの習慣)を読んだので
抜粋したあたりを中心に再読してみた。


【所感】
漫画版が、結構原作に忠実に書かれていることがわかる。


【抜粋】
●第二の習慣は、自己リーダーシップの諸原則に基づいている。つまり、リーダーシップは第一の創造である。リーダーシップはマネジメントとは違う。マネジメントは第二の創造にかかわるものである。

・・・(中略)・・・

 マネジメントは手段に集中しており、どうすれば目標を達成できるかという質問に答えようとするものである。一方、リーダーシップは望む結果を定義しており、何を達成したいのかという質問に答えようとするものである。ピーター・ドラッカーやウォーレン・ベニスの言葉を借りれば、「マネジメントは物事を正しく行うことであり、リーダーシップは正しい事をすることである」ということだ。マネジメントは成功のはしごを能率よく昇ることであり、リーダーシップはかけ違っていないかどうかを判断することである。(p.132)

☆ちゃんと書いてあった。

また第1の習慣である主体性についても、影響の輪に働きかけるという部分が漫画版だとイメージがわきやすい。何でもかんでも主体的にやればいいというのではなく、自分が主体的に動くことで影響を及ぼせるものについてのみ時間を集中させるすべきである。


【アクションプラン】
・もう一度通して読んでみたい。



【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
こちらと漫画版をセットで持っていると
より理解が深まる。

 
posted by macky at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月20日

まんがでわかる 7つの習慣

まんがでわかる 7つの習慣

宝島社
売り上げランキング: 63


まんがでわかる 7つの習慣
フランクリン・コヴィー・ジャパン/監修、小山鹿梨子/まんが (宝島社) 2013年
1,000円+税



【概要】
バーテンダーを目指して修業を始めた歩。バー「セブン」での様々な出会いを通して、彼女は少しずつ“本物”への階段を上っていく。歩の生き方、考え方を少しずつ変えたのは、「7つの習慣」だった――。(「BOOK」データベースより)

7つの習慣』 をもとにしたマンガ。




【動機】
本屋で見つけたので手に取った。


【所感】
だいぶ忘れていたこともあっていい復習になった。
マンガなのでわかりやすい。



【抜粋】
●知的創造にはリーダーシップが必要だ。リーダーシップとは目的を考え、そこに到達するために、「何をすべきか」を検討して人や自分を導くこと。人生の終わり(目的)に向かって自分を導くリーダーシップを発揮しよう。
 だが、このリーダーシップを忘れて、マネジメント(管理)にこだわる人が多い。マネジメントとは、やるべきことをやるために、時間や作業の順序を調整すること。(p.67)

☆リーダーシップというといかに部下をまとめるかというイメージだが、それだけでなく自分を導くという発想は面白いと思った。

リーダーシップ(第2の習慣)はマネジメント(第3の習慣)よりも大事だという。

まずは目的は何かと考える習慣を付ける。そして目的に向かって自分を導くリーダーシップを常に意識する。





【アクションプラン】
・第1の習慣から順にマスターしていこう。

・続いて、 『まんがでわかる7つの習慣2 パラダイムと原則/第1の習慣/第2の習慣』 を読む。


【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
7つの習慣』 をとりあえずマンガで読んでみたい時に。

 
posted by macky at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月19日

自殺の9割は他殺である

自殺の9割は他殺である 2万体の死体を検死した監察医の最後の提言
上野正彦
カンゼン
売り上げランキング: 79,475



自殺の9割は他殺である
上野正彦/著 (カンゼン) 2012年

センセーショナルなタイトルに惹かれて手に取った。

裏社会の本かと思ったら
(自殺って発表されてるけど実は9割が自殺に見せかけられた他殺だったという意味かと思ったら)
好きで自殺したわけではないという
あたりまえのようなことが
書いてあった。


唯一、為になったのは、
保険金目当てに自殺するなら両足着地だとバレルので注意。
事故死だったら背中や頭から落ちるはずという部分。
こんなところでミスをして保険金が出ないということになったら死んでも浮かばれない。


評価:★☆☆☆☆

 
※今日から新たに「3分立読コーナー」を始めました。
短時間でざっと立読みしたものを紹介していきます。

 
posted by macky at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 3分立読コーナー | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする