2015年01月29日

はじめよう!ネット古物商

はじめよう!ネット古物商 (DO BOOKS)
藤生 洋
同文舘出版
売り上げランキング: 458,402


はじめよう!ネット古物商
藤生洋/著 (同文舘出版) 2004年
1,700円+税



【概要】
まず副業として、ネットオークションで手軽に不用品の売買。そのうち本業として古物商を始めたい人のガイドブック。(「BOOK」データベースより)

著者は我楽多やの店主・藤生洋さん。


【動機】
オークションをやってみたいと思って手に取った。


【所感】
ちょっと古いけど、ガイダンスとして使える。



【抜粋】
●骨董系古物商の中で、おそらく一番利益率がいいのは、一般の人から直接買付けをしている業者でしょう。彼らは「買出し」「蔵出し」「山上げ」など、いろいろな名称で呼ばれています。(p.36)

☆そういえばよくチラシが入ってる。儲かってるとは知らなかった。



●古物営業法の目的は、盗品等の売買の防止及び速やかな発見です。・・・(中略)・・・通常の取引では、善意の第三者(盗品であることを知らないで買った人)は保護されますが、古物商の場合は返還を求められたら、自分が善意の第三者であっても、無償で被害者に返さなければならないからです。古物市場で買った場合でも同様です。古物市場が紹介制をとっていたり閉鎖的であるのは、このような事情もあるのです。(p.64)

☆偽物をつかまされたら大損。
というわけで、業者向けの古物市場へ出入りするときは、古物許可証の提示を求められる。



●現在は、ネット上でオークションを行う場合、営業開始から2週間以内に届けを出さなければならないのです。また、ネット上で古物を取引する古物商も届出が必要になりました。届け出た業者は、各都道府県の公安委員会のホームページに掲示されます。(p.68)

☆目的は、ネットオークションなどでの盗品の売買を防ぐため。「古物競りあっせん業」というのはネットオークションの事業者のことを指す。



●税務署が来るということと申告をするということは別問題です。原則的に、副業でも20万円以上の所得(利益)があれば、税務申告が必要です。
 また申告方法も、白色申告で雑所得として申告する場合(税務上の特典はないが、処理は比較的簡単)と、青色申告により事業所得として申告する場合(特別控除を受けたり損失の繰越ができるが、経理処理には手間がかかる)の2通りがあります。
 私は、古物商の許可を受け、ある程度の利益を出せるようになったら、副業でやっていても事業所得として青色申告すべきだと考えます。(p.74)

☆評価数が1000を超えると、税務署が来て税務調査を行うという噂があるらしい。ヤフー側としては、税務署がよほどの証拠を示さなければ情報を開示することはまずないそうで、店舗を持っていたり、古物市場でかなり売っていたり、あるいは商売の調子が良くて周りの人から税務署に密告されたり・・・そういうケースだとか。



●古物は右から左に売るというわけにはいきません。ある程度、在庫を抱える期間が必要になってきます。ですから、最低でもこれぐらいの粗利益は必要です。お客様に粘られたときや資金が必要になって処分すると原価が上がるといったケースが出てくると思いますが、最低でも倍がけで売れるような商品を仕入れるようにしたいものです。(p.82)

☆2倍で売れるような金額で仕入れるように努力する。つまり原価率は50%を目標にする。



●青色申告の主なメリット(p.89)
1. 事業所得者が、取引を複式簿記などの正規の簿記の原則に従って記帳し、損益計算書と貸借対照表を確定申告書に添付すると、55万円を所得金額から控除できる。

2. 損失が出た場合、その赤字金額を翌年以降3年にわたって黒字金額から控除することができる。

3. 事業主と生計を同一とする15歳以上の親族が事業に先住しているときは、給料を全額経費に計上できる。

4. 赤字の場合、前年に繰り戻して前年分の所得税額の還付を受けることができる。

5. 貸倒引当金などの一定の引当金が必要経費になる。

☆これからプロを目指してこの商売をやるなら、複式簿記での取引など、青色申告での申告を前提とした経理処理を身に付けておく。



●相場観が少しでも身についてきたら、あとは実践あるのみです。最初は散歩をするような気持ちで、フリーマーケットを回ってみましょう。・・・(中略)・・・どうせ行くのですから、オープンの1時間ぐらい前には会場に行って、目ぼしいものをチェックして交渉しましょう。(p.106-107)

フリーマーケットへ行こう!(フリマ開催情報) - Biglobe
http://www2j.biglobe.ne.jp/~tatuta/

☆こういう便利なサイトがあったとは。



●品物を競るときは符丁が使われます。・・・(中略)・・・たとえば、百貫といえば35の10の倍数で、3500円のときもあれば、3万5000円の時もあります。(p.114)

☆とりあえず、百貫は350、千枚は1250・・・って覚えたけど、なぜなのかはわからず。(五百貫は830で百貫の五倍ではない)



●不動産業者や便利屋からの依頼は、(1)親の遺品の処分を依頼された物件、(2)夜逃げの物件、などです。(2)については、買えるものはほとんどありません。それに対して面白いのは、(1)のまるごと処分という現場です。
 私は、便利屋から依頼を受けることが多いのですが、これほどワクワクする時間はありません。人の死が絡んでいるためいささか不謹慎ですが、本当に何が出るかわかりません。茶道具あり、絵画あり、おもちゃありといった感じです。(p.116)

☆便利屋や解体業者、不動産屋とも仲良くする必要がある。



●ネット専業銀行の他に、郵便局の口座も持っておいた方がいいでしょう。 (中略) 地方では銀行が出店しないようなところにもあるため、よく利用されています。ネットのマーケットは全国であるため、当然これは意識するべきです。(p.136)

☆買い手のことも考えて、ゆうちょの口座も持っておく。



●楽天などのネットのショッピングモールも大小いろいろあります。・・・(中略)・・・ヤフオクでも、オークションストアというネットの商店街を持っています。こちらは楽天と比べると料金も安く、オークションとの相乗効果も高いので一考の余地はあります。(p.200)

☆オークションストアは楽天のヤフオク版。




【アクションプラン】
・フリーマーケットへ行ってみる。



【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ネット古物商をはじめたい時に。

 
posted by macky at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実用書・ハウツー本 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする