2015年09月01日

平成日本タブー大全

平成日本タブー大全 (宝島SUGOI文庫)
溝口 敦
宝島社 (2011-03-04)
売り上げランキング: 54,484


平成日本タブー大全
溝口 敦/著ほか (宝島社) 2011年 (初出は2006年)
457円+税



【概要】
島田紳助と暴力団、創価学会・池田大作名誉会長と「朝鮮半島」の関係、ジャニーズ帝国の“ドン”ジャニー喜多川“ホモセクハラ裁判”の顛末、ディズニーランドと右翼、警察のパチンコ利権、売春合法地帯「飛田新地」の謎、そして六代目山口組誕生の秘話…。マスメディアが書けない「タブー」を暴き、多くの読者から熱い支持を得た「平成日本タブー大全」シリーズのベストセレクション。(「BOOK」データベースより)


2006年6月に刊行された 『宝島社文庫 実録!平成日本タブー大全T』 ならびに、同年10月に刊行された 『同 追跡!平成日本タブー大全U』 から原稿を抜粋し、補強・改訂したものである。



【動機】
京都と闇社会』 を読んでおもしろかったので。



【所感】
約8か月くらいかけて少しずつ読んでいった。

こういうタブーな話は好きなのでおもしろく読めた。

知らないことがたくさん書いてあって、ためになった。




【抜粋】
●戦後日本の三大タブーは「菊」「鶴」「菱」と言われてきた。「菊」とは「皇室」のことであり、「鶴」とは巨大宗教団体・創価学会のことであり、さらに「菱」とは広域暴力団「山口組」のことである。さらに、同和団体や「桜」の隠語でも呼ばれる「警察」も、長らく日本特有のタブーとして扱われてきた。(p.3、まえがきより)

☆本書はこれらのタブーについてのリポートだ。鶴は創価学会のシンボルマークらしい。もともとは、日蓮正宗の紋が鶴であることに由来しているそうだ。




●「創価学会、とりわけSGIは、宗教組織でありながら、今や外務省に勝るとも劣らない情報力を持つようになっています。 (中略) 世界各国に神父を派遣しているバチカン(ローマ・カトリック)並です。(p.11)

☆バチカン並の情報力というとなんだかすごそう。
ちなみにバチカン(ローマ法王庁)の情報力は米CIAをも凌ぐと言われている。




●司は六代目組長になるべくしてなったといえよう。長く司が率いてきた弘道会も山口組・一和会抗争では、ずば抜けた攻撃力を見せ、渡辺が率いていたころの山健組を凌駕していた。経済性も司はともかく、腹心の高山清司が優れ、中部国際空港の建設や愛知万博で資金力を飛躍的に伸ばしたとされる。(p.59)

☆セントレアや愛知万博で山口組は資金力を飛躍的に伸ばしたそうだ。山口組といえば、最近は名古屋(弘道会系)と神戸(山健組系)に分裂しそうな雰囲気だ。


【山口組分裂】熾烈な情報戦、分裂の行方は「ふた開けないとわからない」…注目は9月1日の山口組定例会
http://news.livedoor.com/article/detail/10534711/
(2015年8月31日 22時0分 産経新聞)




●沖縄を普通の場所と思っちゃいけない。ここではどんな事業にも暴力団が絡んでくるんだよ。 (中略) 国際通りにはたくさんのホテルがあるけど、暴力団にミカジメを払っていないところはない。(p.82)

☆どんな事業にも暴力団が絡んでくるってすごいな。




●有利発行の利ザヤで儲けた金をマカオのカジノで資金洗浄する。カジノで負けたことにして、その金をBVIの口座にぶち込む。 (中略)
 BVIとはブリティッシュ・バージン・アイランドの略で、この島はカリブ海のバージン諸島にあるタックスヘイブン(租税回避地)だ。(p.88)

☆ほんとに暴力団っていうのは抜け目がなくて賢いなぁ。
それでいて、お金の隠し場所を知っている人を口封じするために殺すことも平気でやる。
こんな社会では普通の人がまともにやって勝てるわけがない。




●暴力団は世間知らずのエリートたちが手玉に取れるほど甘くない。スキル、経験、人脈、そしてIQも、彼らなど足下にも及ばないプロが揃っているのだ。(p.91)

☆世間一般の暴力団に対するイメージのズレがここにある。



●国のため、家族のため、人のため、生きたいのに死んだいうのはね、ここにいてる方々もやっぱり考えていただきたい(p.142)

☆やりたいことがあるのに国のために死んだ兵士たち。死ぬ前にやり残したことがないようにしたい。



●このような架空口座の “効用” は、遺産相続の場面で最大の力を発揮する。つまり、資産のほとんどを架空口座のなかに隠している在日商工人は、相続税をほとんど払わずに済ませることができるのだ。(p.249)

☆悪い人はやっぱり賢いなぁ。ほんとに悪い人は賢いから捕まらない。
所得税の脱税だけじゃなくて相続税の脱税にまでつながるとは。
こういうところまで瞬時に思い描けるように
脳を鍛えておかないと全く使いものにならない。




●料金は時間によって異なり、入口に料金表を貼りだしている店もあるが、20〜30分のプレイで、高いところで2万円、安いところで1万4、5千円程度である。ただ、大阪らしい風土が飛田にもあって、事前の値段交渉が当たり前だから、やり手ばばぁとの交渉次第では、大幅ディスカウントもあり得る。(p.260)

☆飛田新地に一度行ってみたい。やり手ばばぁとの交渉次第で1万円くらいまで下がるらしい。




●売春婦の取り分5割、やり手ばばぁが1割で、店側が残りの4割。経費はすべて経営者もちで、時間が短いこともあって、20分2万円なら、働く女性は1分当たり1,000円を稼ぐことになる。(p.266)

☆1分1,000円。時給にすると6万円。すごいな。
もし自分が女性で風俗で働くなら断然飛田だ。稼げるだけじゃなくて、待遇もすごくいいらしい。




●一般には聞き慣れないが、死胎を胎盤や産汚物とともに専門に処理してくれる業者を「胞衣業者」という。「胞衣」と書いて「えな」と読む。(p.274)

☆そういえば、岐阜県に恵那峡というのがあるけど、
「胞衣」と関係があるのかなと思って調べてみた。



天照大神の胞衣伝説
http://agi.koiroha.org/index.php5/%E5%A4%A9%E7%85%A7%E5%A4%A7%E7%A5%9E%E3%81%AE%E8%83%9E%E8%A1%A3%E4%BC%9D%E8%AA%AC

昔々の神の時代、伊邪那美命いざなみのみことは天照大神をお産みになり、その時の胞衣えなを山に納めた事からこの山を胞衣山 (現在の恵那山) と呼ぶようになった。



やっぱり関係があったようだ。
というか、まさに恵那山の名前の由来が「胞衣」だった。





【アクションプラン】
・死ぬ前にやり残したことがないようにしたい。




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
タブーな話が好きな人に。

 
posted by macky at 18:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメンタリー | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする