2015年12月08日

いちえふ 福島第一原子力発電所労働記

いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)
竜田一人/著 (講談社) 2014年 (単行本は2013年)
580円+税


【動機】
原発関連の本を乱読中。



【所感】
マンガなので福島第一原発内部の様子とかもわかりやすい。



【概要】
福島第一原発作業員が描く渾身の原発ルポルタージュ漫画!

「いちえふ(=1F)」とは福島第一原子力発電所の通称。「F」は福島。「1」は第一。
現場の作業員や地元住人は「フクイチ」ではなく「いちえふ」と呼ぶ──。

新人賞MANGA OPENの大賞受賞作として「モーニング」に掲載されるやいなや読者、国内外のメディアからのすさまじい反響を呼んだ話題作がついに単行本化!
ここに描かれるのは「フクシマの真実」ではなく、作者がその目で見てきた「福島の現実」だ。

「メディアが報じない福島第一原発とそこで働く作業員の日常」、そして「この先何十年かかるともしれない廃炉作業の現実」を、あくまでも作業員の立場から描写。「この職場を福島の大地から消し去るその日まで」働き続ける作業員たちの日々を記録した、いま日本に暮らすすべての人たちに一度は読んでみてもらいたい「労働記」です。(Amazonより)



いちえふ 福島第一原子力発電所労働記(1) (モーニング KC)
竜田 一人
講談社 (2014-04-23)
売り上げランキング: 5,997





【抜粋】
●メディアの報じる「フクシマの真実」なんてそんな話ばっかりで俺たちは正直うんざりだ。
この世の地獄みたいに言われるこの1Fで毎日こうしてのんびりメシ食って昼寝なんかしている。
これもまたメディアではあまり報じられない「福島の現実」だ。(p.34)

☆体験者ならではの描写。



●「俺向こうで騒いでる人たち見て思っちゃったんスよね……」

「ん?」

「中には収束しない方が自分たちの主張に好都合ぐらいに考えてるような人もいるんじゃないかって」(p.55)

☆原発が収束しないことで、原発は危険だ、原発反対!って騒ぐことができる。それが逆に生活の糧にしている原発作業員を苦しめることにもなっている。






【アクションプラン】
・続いて、2巻を読んでみよう。



【Amazonレビューより】
・やりたかったけどできなかったこと 2014/4/26
こういうのをずっと待ってました。「描ける」ひとがいってくれてよかった。事実を淡々と述べるほうが、心に響きます。
いつ終わるとも知れない戦いですが、今日も地道に頑張ってる人がいることを、少しでも多くの人に知ってほしいなと思います
それはさておき、この漫画全て面相筆で描いていることと、これだけの背景をアシスタントなしで描いてるってことに改めてびっくりしました。すごいなー(Aさん)




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
福島第一原発ってどんなところ?って思ったときに。

posted by macky at 23:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ・コミックス | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする