2016年02月01日

竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?

竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?
堀江貴文、竹中平蔵/著 (ワニブックス) 2015年
926円+税


【動機】
本屋でちょっと立読したら、iPhoneがあれば家がいらない、iPhoneがあればどこでも仕事ができると書いてあって興味を持った。



【所感】
ホリエモンは、2015年11月10日で、刑の執行終了日から2年が経った。

当然、そのタイミングで会社を興すかと思っていたら興さなかった。

その理由が129ページに書かれてある。

ここを読んでなるほどと納得した。

ホリエモンはもっと先を見据えていたわけだ。




【概要】
―日本で一番聞きたかった二人の「お金」論―


堀江貴文と竹中平蔵が
「お金」と「日本の未来」について「本音」で討論しました。
激動の時代を賢く生き抜くための「知恵と知識と方法」が満載です!

竹中: 堀江さんは、まるで未来から
タイムスリップしてきたかのような人ですね。

堀江: いや、未来ではなくて、僕にとっては現在です。
だけど、多くの人たちにとって、僕のお金の感覚は
未来の出来事なんでしょうね。そういう認識です。


<目次(一部)>
・ホリエモン、「家に住む」ことをやめる
・今後は「スマホ」で社会はさらに進化する
・ユダヤ人が優秀で経済的にも強い理由
・インフレ時代に備える投資術の考え方
・「お金」なんて、単なる指標、単位に過ぎない
・ホリエモンの頭の中の現実が実現できるか
・急激に落ち込んでいる日本の貯蓄率
・上場してお金を集めることも不要な時代に
・お金を運用して利益を出すのも尊いこと
・嫌な仕事は辞めればいいだけでしょ
・ドラえもんの「どこでもドア」が現実に?
・オリンピックまで日本は持つのか?
・全然クールじゃないクールジャパン戦略
・人工クモの糸で盛り上がっている鶴岡市
・中国人が日本の土地を買っても問題ない
・50年以上経っても成長していないプロ野球
・アメリカのリーグに追いつかれたJリーグ
・バラ色の未来を夢見て、何が悪いのか


稀代の実業家が、経済の第一人者に挑む! 超満員セミナーを完全書籍化。日本の未来が丸わかり! 究極のお金論。(「BOOK」データベースより)



竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?
堀江 貴文 竹中 平蔵
ワニブックス
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【抜粋】
●堀江: 僕にとって「お金」とは、何かをするための「ツール」にしか過ぎません。自分がやりたいことができるのであれば、究極的にはお金というツールがなくなっても構わないということです。(p.3、「はじめに」より)

☆何のためにお金を稼ぐか。やりたいことをやるためである、といういたってシンプルな考え。やりたいことができるだけのお金があればいいし、お金がなくてやりたいことができないのならその分を稼げばいい。



●竹中: スマートフォンの話で思い出しましたが、経済学者がよく言う言葉に「『インベンション』 と 『イノベーション』 の間にはかなり差がある」というのがあります。「インベンション」というのは、「こういうことができますよ」という新しい技術を作っていくこと。つまりは発明、工夫のことですよね。
一方で、それが社会に定着するためには、ビジネスとして成立しなければなりません。「インベンション」をどういう形で売り出して、どういう形で料金を取るのか、つまり「こういう使い方ができますよ」と示して、それを社会に定着させるのが「イノベーション」、つまり新しい活用法を想像することだと思うんですね。(p.31)

☆「インベンション」と「イノベーション」の違い。



●竹中: 今、ロンドンの “シティ” というのはアメリカのウォールストリートを上回って、世界最大・最高水準の金融市場になっています。(p.73)

☆「ウィンブルドン現象」という言葉には、外国人を受け入れたことで反映するという意味もあるそうだ。



●竹中: イスラエルの何がビックリしたかというと、大学を出た後の「起業率」、つまり自分で会社やビジネスを起こす人が6〜7割くらいあるらしいということ。すでに存在している会社に就職するというほうが少数派らしいんです。(p.112)

☆イスラエルがそんなに「起業率」が高いとは知らなかった。



●堀江: 何かやりたいことがあれば、それを実現させるためにお金が必要となってくるでしょう。お金を対価として、人々の労働力であったり、知識だったりを引っ張って、僕はやりたいことをやってもらうからです。そういう媒介としてお金は必要です。
だから10年前までは、僕は上場企業を経営していたわけです。上場したのは、広く市場からお金を集めるためです。
(中略)
でも、今や僕、株式会社の上場企業は、わざわざ経営しなくてもいいかなっていうような段階に来ています。

竹中: それは、どうしてですか?

堀江: というのは、上場企業じゃなくても、消費者や投資家から直接お金を集められるような仕組みができたからです。
例えば「クラウドファンディング」という仕組みがあります。(p.128-129)

☆ちょっと前までは、ホリエモンが出てきて誰でも会社を興せる世の中になったと喜んでいたが、現代の世の中では、会社を興す必要すらなくなったということだ。
会社にではなく、商品ごとに出資者を募るというやり方である。



●堀江: 2020年ですから、あと5年後ですよね。ぎりぎり間に合うかもしれないな。僕、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)はインターネットを超えるテクノロジーなんじゃないかって思ってるんです。
(中略)
家にいながら、オリンピックはもちろん、サッカーでもテニスでも、特別席で試合を観戦できますし、教育の場や医療の場にも活用できます。
これ、まったく新しいコミュニケーションのプラットホームになり得る可能性がありますよ。(p.150-152)

☆確かに、2020年にはどこでもドアができているかもしれない。ホリエモンの話を聞いていると、未来は明るい。



●デフレの状況下では、たとえゼロ金利であっても、貯金、銀行預金というのは「実質利回り」が低くはありません。どういうことかというと、物価が2%下がっても、銀行預金の残高が2%減ることはないからです。(p.176)

☆たしかに、デフレの時は金利が低いと言って嘆いていたけど、デフレだとマイナス金利でもいいくらいだと思えてくる。




【アクションプラン】
・「クラウドファンディング」について調べてみる。




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
お金の未来予想図が知りたいときに。

 
posted by macky at 23:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする