2016年02月21日

あの日 /小保方晴子

あの日
小保方晴子/著 (講談社) 2016年


科学の世界はドロドロしてて怖いところだな。

あんなに純粋に実験が大好きな、世の中の役に立ちたいと願っている小保方さんが世間知らずだったばっかりにマスコミのかっこうのエジキになってボロボロにされてしまう。

挙句の果ては、詐欺師呼ばわりまでされてしまう。

ただの内部抗争に巻き込まれただけなのに。

いつのまにか悪の主役に奉られている。

ほんとに怖い世界だ。



自分たちの既得権益や身を守るために最初から小保方さんを本気でつぶそうとしているのがうかがえる。

小保方さんがそれに気づいたときは時すでに遅し。

この世で最も怖いのは成功しそうな人に対する妬みだと感じた。



世渡りの下手な、実験のことしか頭にない科学者ってマスコミにしてみたら一番おいしいネタだもんな。

その点、北野武さんはすごいなあ。あれだけ成功してても自虐ネタで笑いにもっていくからあまり妬まれない。



日本って、未熟だけど将来性のある若い人に厳しいんだよな。

そういう人が彗星のように現れると寄ってたかって全力でつぶしにかかる。
(未熟な部分をサポートしてあげないといけないのに、逆に未熟なのは悪とばかりに詐欺師呼ばわりしてしまう)




教訓: 成功しそうなときは最も注意しないといけない。
成功しそうな時ほど、自分が成功したらどれだけ周りが得するかを知らしめる必要がある。

事前の根回しが大事。

成功すればみんなついてくると思うのは幻想。


そういえば、踊る大捜査線の和久さんもよく言ってたな。

「逮捕の瞬間が一番危険なんだ!」


成功がはるか先の時はあまり慎重になる必要はないけど(逆にここは勢いでどんどん行った方がいい)
成功の一歩手前になると見えにくい落とし穴がたくさん掘られているので慎重に。



あの日
あの日
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posted by macky at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 3分立読コーナー | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする