2016年09月28日

超したたか勉強術

超したたか勉強術 (朝日新書)
佐藤優/著 (朝日新聞出版) 2015年
760円+税


【動機】
佐藤優さんの本を乱読中。



【所感】
イギリスの中学の歴史の教科書を題材にしたたかさを学ぼうというわけである。



【概要】
一時の感情に流されない。他者と共存する道を探る。「一強多弱」の21世紀を生き抜く術がここにある!日本を覆う「反知性主義」に対抗していくには自分の頭で「したたか」に考え続けるほかはない。感情論ではなく、どんな立場の人とも議論できる「最強のインテリジェンス思考法」を伝授!(「BOOK」データベースより)


超したたか勉強術 (朝日新書)
佐藤 優
朝日新聞出版 (2015-04-13)
売り上げランキング: 78,328





【抜粋】
これは試験用の丸暗記とは狙いも性格も違う。暗記するには1ヶ月くらいかかるだろう。しかし、これを暗記できたときに、記憶の容量が大きく変わっていることが実感できるはずだ。これは脳のメモリ増設の王儀なのだ。(p.75)

☆そういえば、年を取って記憶力が落ちた、ちょっとしたことでもすぐに忘れてしまうと感じていたが、丸暗記的な訓練を大人になってからは全くやってないことに気付いた。丸暗記することで記憶の容量が大きくなるそうだ。

記憶したことの要約と敷衍(詳しく説明すること)ができるようになれば完成だという。



必要だと思った情報は、まず、アタマの中に叩き込む。それからクラウドに保存する。(p.155)

☆とりあえずクラウドへは禁物。その場で大まかに覚えてしまう。情報をまるごと覚えておくことはできないので、情報の細部までそっくり保管できるクラウドに預けておくのだ。



イギリスの歴史』 を読む私たちの関心は、イギリス史そのものにはない。
 繰り返し述べるように、この教科書の最大の特徴は記述態度の「したたかさ」にある。
(p.159)

☆イギリスの歴史の教科書を読む目的はしたたかさを身に付けること。


創価学会は各選挙区で約二万票あると言われている。つまり選挙区で二位の候補に二万票以内の差で当選した自民党議員は、創価学会の選挙協力がなければ落選する公算が高い。(p.199)

☆そういう見方もあるのか。



辺野古移設にこだわる東京の中央政府は、 (中略) 辺野古移設に賛成する民意も確実にあるのだ、という形で対応してくるだろう。(p.201-202)

☆沖縄県民は辺野古移設に反対。しかし比例は九州ブロックなので、辺野古移設推進派の候補者(自民党議員や維新の下地幹郎氏)が復活当選した。



ドロップボックスには、書き手が原稿を保存するたびにスナップショットをとり、それを新しいバージョンとして自動的に保存する機能がある。(p.159)

☆ドロップボックスにそんな機能があったかな。




【アクションプラン】
・ 『イギリスの歴史【帝国の衝撃】―イギリス中学校歴史教科書― (世界の教科書シリーズ34)』 を読み始めてみたが、これがなかなかおもしろい。

・ドロップボックスの機能を研究。




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
したたかな勉強術ではなく、したたかさを身に付けるための勉強術の本。

 
posted by macky at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実用書・ハウツー本 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする