2016年10月28日

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい
住野よる/著 (双葉社) 2015年
1,400円+税


【動機】
友人にすすめられて読んでみた。



【所感】
読みやすい。

先に結論をどんどん書いているから(これは珍しいパターンだと思ったのだが)、
ストーリーにぐいぐいひきこまれる。

なので、意外性はそれほどでもないが、続きが気になってついつい読んでしまう。

終わるのが切なく、永遠に続けばいいのに、と思った。


日記という形で、それまで語られることのなかった相手の心情が後からさらけ出されてゆくというパターンは好きかも。

主人公と同じ気持ちになって絶望したり希望を持ったりして最後まで楽しめた。




【概要】
偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。

病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。
全ての予想を裏切る結末まで、一気読み必至!


君の膵臓をたべたい
君の膵臓をたべたい
posted with amazlet at 16.10.28
住野 よる
双葉社
売り上げランキング: 488





【Amazonレビューより】
・小説だからこそ味わえる面白さ 2016年10月12日
展開はベタだし、あまりにリアリティのない話なんだけど、それでもやっぱり最後は泣いちゃいました。

【地味なクラスメイト】【秘密を知っているクラスメイト】【仲のいいクラスメイト】【仲良し】【?????】
・・・彼女の中で彼の立ち位置がどんどん変化している??
そう思いきや実はそうではなく、「小説」という文字で表現するものならではの面白さを見せつけられます。
こういう作品に出合うと、改めて「小説っていいな〜」と思えますね。

映画化されるらしいけど、映像ではこの「文字だからこその面白さ」は活かせません。
泣かせる作品としてストーリーだけで勝負するのでしょうか?
それともこの「文字だからこその面白さ」を映像でも味わえる秘策を思いついてくれるでしょうか?
そのへんを確かめる意味でも映画版が楽しみです。(Yさん)


☆私も最初はそう思って読んでいた。

【?????】でやっと気づいた!!

本当にこのあたりは小説ならではのおもしろさだと思う。
映画化されたらどうやって表現するんだろう?






【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
普段小説とかを読まない人にもおすすめ。






以下、ネタバレ注意
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2016年10月23日

戦略がすべて

戦略がすべて (新潮新書)
瀧本哲史/著 (新潮社) 2015年
780円+税


【動機】
タイトルに惹かれて。


【所感】
ゲームの世界では、戦士や魔法使い、僧侶などをうまく使って戦っていくが、現実世界では、教育によって画一化されたバランスのいい人材ばかりが生み出される。ドラクエで戦士ばかり集めるとクリアが大変だ。でも現実世界では何の疑いもなく戦士ばかり集めようとしている。

Amazonを見てみると、勘違いしたようなレビューが多いが、
本書は「戦略のすべて」ではなく、「戦略がすべて」である。

戦略が一番大事だと言っているのである。


決められたルールの中で戦い、なんとかして勝とうとするのが戦術で
自分の強みを生かしてルール自体を変えればいいというのが戦略。


第2章から6章まではちょっと退屈だったが、7章は著者のメッセージが凝縮されていておもしろかった。




【概要】
この資本主義社会を「攻略」せよ。
ベストセラー 『僕は君たちに武器を配りたい』 著者が導く24の「必勝パターン」

ビジネス市場、芸能界、労働市場、教育現場、国家事業、ネット社会……
どの世界にも各々の「ルール」があり、成功の「方程式」が存在する。
ムダな努力を重ねて肩を落とす前に、「戦略」を手に入れて世界をコントロールする側に立て。
『僕は君たちに武器を配りたい』 がベストセラーとなった稀代の戦略家が、
AKB48からオリンピック、就職活動、地方創生、炎上商法まで社会の諸問題を緻密に分析。
日本人が取るべき選択を示唆した現在社会の「勝者の書」。


I ヒットコンテンツには「仕掛け」がある
II 労働市場でバカは「評価」されない
III「革新」なきプロジェクトは報われない
IV.情報に潜む「企み」を見抜け
V 人間の「価値」は教育で決まる
VI 政治は社会を動かす「ゲーム」だ
VII 「戦略」を持てない日本人のために


戦略がすべて (新潮新書)
瀧本 哲史
新潮社
売り上げランキング: 14,120





【抜粋】
●タレントを個別に作って売り出すのではなく、複数のタレントを包括する「システム」、すなわち「プラットフォーム」を作り、そのシステムごとまとめて売ろうというものである。
 その象徴的な存在が「AKB48」だ。 (中略)
よく知られているように、AKB48のメンバーはそれぞれ別の大手芸能プロダクションに所属していて、AKB48の活動のときだけプロジェクトメンバーとして「派遣」されている。だから大量のメンバーをチームに入れながら、リスクやコストを全て負う必要はない。(p.18)

☆そういう仕組みになっていたとは全く知らなかった。



●RPGのキャラクターはお金を貯めて、より良い装備に買い替えていく。ここには、いくつかの「トレードオフ」があって、少しでも良い装備に短期間で切り替えていくか、それとも、たくさん貯金してからより良い装備を買うべきか、タイミングの問題がある。(p.60-61)

☆RPGの装備の整え方がそのままビジネスセンスに繋がるというのはおもしろい。
コツコツ資金をためて高い武器を買うのが好きだった。買えるまでは苦しいけど、装備を変えた直後の破壊力を楽しみにしていた。
経済学的に言ったらどっちが得なんだろうか。



●要は、幾つかの情報を組み合わせて、多少のリスクをとると、とんでもないショートカットがゲームの中に組み込まれている。つまり、ゲームの全体像を把握してショートカットを見つけ出せる人なのか、自由に行動できるのに手順通り馬鹿正直に順番にやる要領が悪い人なのかが、ゲームの攻略法という形で分かれてしまうのだ。(p.63)

☆現実世界では、そのショートカットにいち早く気づいた人が勝ちというわけだ。ゲームはそれを磨く訓練にもなる。



●Twitter上でとある組織のトッププレイヤーたちが、昔のドラクエの解き方について会話をしていたが、そのアプローチの仕方が驚くほど似ているのを発見して、驚いたことがある。彼らは、「不確実な状況において効率よく解を見つけ、組織の中で他のメンバーと差別化して組織目標に貢献する」というゲームのルールをまさにRPGを通じて、暗黙のうちに学習していたわけだ。(p.63-64)

☆RPGゲームでは早解きを目指してみよう!
自分しかできないことをもっと生かそう!

自分しか持ってない特殊なスキルがあるとする。5年後、国民全員がそのスキルを取得するとしたら、5年以内にできるだけそのスキルを使って成果を出そうとするだろう。そのスキルを使わずにじっとしていると、5年後にほとんどの人が使えるようになって価値があまり無くなってしまうのだ。



●投資家の趣味としてはカードゲームが人気である。たとえばウォーレン・バフェットはコントラクトブリッジ(トランプゲームの一種)の名手である。 (中略)
 読者諸氏も、どうせならビジネスの勘を研ぎすますような趣味を持ってみたらどうだろうか。大きなルールは決まっているが、勝つ方法は一直線ではなく、他のプレイヤーと相互作用があって、多少、確率、運の要素があるようなゲームが望ましい。
 そう考えると、実は麻雀はかなりお勧めなゲームであり有能なビジネスマンが、「学生時代は雀荘に入り浸って何もしていなかった」という武勇伝を良く語るがあればあれで意味があるのではないかと、私は考えている。(p.64)

☆コントラクトブリッジを調べてみたら、トランプゲームの中で唯一、国際共通ルールが確立しているゲームらしい。やってみたい。

ブリッジって、なに?
http://www.jcbl.or.jp/tabid/156/Default.aspx

公益社団法人日本コントラクトブリッジ連盟 公式ホームページ
http://www.jcbl.or.jp/

コントラクトブリッジ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8


麻雀もいいらしい。久々にやってみたい。



●「戦略」という語は、英語で言えば「ストラテジー」であり、軍事用語から来ている。古典的な分類によれば、意思決定はそのレベルに応じて、上から「戦略」「作戦(オペレーション)」「戦術(タクティクス)」)の三段階に分かれている。(p.244)

☆作戦は、目標が設定された時にそれを効率よく行うために仕組みづくり。戦術はさらに具体性が増し、現場レベルでの細かい動きややり方の調整。日本人はほとんどが戦術レベルにとどまっているという。頑張った人が勝つと言われて育つが、間違った山を登り始めたら、苦労して頂上にたどり着いたとしても目標とは違う山である。



●つまり、戦略を考えるというのは、今までの競争を全く違う視点で評価し、各人の強み、弱みを分析して、他の人とは全く違う努力の仕方やチップの張り方をすることなのだ。(p.245)

☆戦略を考えたり、分析したりするのは好きなので磨きをかけたい。駅伝でショートカットの道を見つけたり、車を発明して桁違いのスピードで人を追い抜いていったり。勝てないならルール自体を変えてしまえばいいという発想がおもしろい。



●「最強の軍隊はアメリカ人の将軍、ドイツ人の将校、日本人の下士官と兵だ。最弱の軍隊は中国人の将軍、日本人の参謀、ロシア人の将校、イタリア人の兵だ」というジョークがある。これが揶揄するのは、日本の組織における現場力の強さと意思決定能力の弱さである。 (中略) 「戦術の失敗は戦略で補うことが可能だが、戦略の失敗は戦術で補うことはできない」というのが戦略論の定石だ。(p.247)

☆うまいたとえ。

日本人は、戦略の勉強をすることなく、良き課長が部長に昇格していくので、突然戦略的思考を求められても無理だという。



●もちろん、日本のすべての組織が戦略的思考にかけているかといえばそんなことはない。ソフトバンク、ファーストリテイリング、村田製作所、ファナック、堀場製作所……環境変化を潜り抜け、グローバルに勝ち続けている戦略的な企業はいくらでも存在している。実はこうした企業はオーナー企業であることが多く、経営者が環境変化や変曲点に対して戦略的な意思決定をし続けてきたことが共通点にある。(p.248)

☆ここに挙げられているのは戦略的に優れているという会社だ。分析してみたい。とくに孫さんは徹底的に研究してみよう。



●外国語のスキルにせよ、スポーツの技術にせよ、メソッドや理論を学んだだけでは身につかない。それを実際に用いて自分ができるかどうか試し、自己修正を繰り返していくことで初めて能力が向上し、それを我が物にできる。そのためにも、多くの問題を解いたり、「実践」の場に出たりして、その成否を検証するプロセスを何度も検証することが重要である。(p.250)

☆昨日読んだホリエモンも同じようなことを言っていた。トライアンドエラーを繰り返せ!
付け焼刃で戦略の勉強をしただけではダメで、実践的な演習量を増やすこと。




【アクションプラン】
・コントラクトブリッジをやってみたい。

・麻雀を久々にやってみたい。

・ゲームでは早解きを目指してみよう!

・孫正義さんの戦略について研究してみたい。

・様々な社会事象を素材に「勝利の方程式」を自分なりに考えてみる。

・戦略的思考でトライアンドエラーを繰り返す。




【Amazonレビューより】
・この程度の内容で「戦略がすべて」はちょとおおげさなのではないかと思います 2016/1/29
雑誌の連載をもとにしたものだという。人材ビジネスには3つの壁がある。プラットホームビジネス。儲ける仕組み。RPGには資本主義の世界観が組み込まれている。コンピュータにできる仕事しかできない人間は淘汰される。合議制はベストではない。イノベーションとは新結合。ドラスティックな変化は新しいビジネス。ネットは情報のスクリーニング機能がないので信頼性が低い。若い世代の方が新しい環境を構築しやすい。教養はパスポート。優秀で才能のある人材は競争型のシステムが向いている。部活が当人の人生を左右する。東大入試は記憶力や地頭だけでなく高速な論理操作や判断力が求められる。大学入試改革を変えると高校の授業もそれに合わせて変わる。東京と地方だけでなく地方の間にも格差が生じている。政策で政党を差別化するのは現代の日本では困難だからマーケティングが重要。このようなことが書いてある。

同意できることもあったし、そうでなかったこともあった。ただ、全体的にいえるのは、まず第一に、当たり前のようなことが多く、あまり新しいことはないということ。そして第二に、ところどころ根拠不十分な決めつけが幅を利かせたエッセイに近いような形で書きつづってまとめたものに過ぎない箇所が多いということ。この程度の内容で「戦略がすべて」というのは大げさである。(Eさん)




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
戦略的思考を身につけて最終的な勝ちを目指そう。



【結論】
・AKB48はプラットフォーム。プラットフォーム型のビジネスで稼ぐ。

・ドラクエなどのゲームをどうやって攻略するかでビジネスセンスがわかる。

・コントラクトブリッジや麻雀などでビジネスセンスを磨く。

・弱者こそ戦略が最も大事。戦略をうまく立てれば最後には勝てる。




■関連記事
世界の日本人ジョーク集 その6 【軍隊比較】

 
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2016年10月22日

わたしの神様

わたしの神様
小島慶子/著 (幻冬舎) 2015年
1,500円+税


【動機】
ホリエモンが 『本音で生きる』 で紹介していたので読んでみた。



【所感】
あまりにつまらなくて途中で読むのをやめた。

とりあえずがんばって25ページくらいまでは読んだけど、

あとは速読でザーッと。




【概要】
視聴率低迷中のニュース番組「ウィークエンド6」の起死回生をはかるため、
テレビ太陽きっての敏腕プロデューサー藤村は“女子アナ”キャスターのてこ入れに
動いた。産休に入る佐野アリサの後任に起用したのは、全方位の好感度で
不動の人気を誇るミスキャンパス出身の仁和まなみ。
アイドルアナからニュースキャスターへと鮮やかな転身をとげたい彼女は、
権力欲や保身に走る男たちや、敵意むき出しの女たちに晒されやがて
スキャンダルの渦に引き摺り込まれる。描かれることのなかった“女子アナ”たちの
強烈な嫉妬と執着と野心に、ページをめくる手が止まらない。
一気読み必至の極上エンタメ小説。


わたしの神様
わたしの神様
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小島 慶子
幻冬舎
売り上げランキング: 151,216




【抜粋】
●女子アナと懇意であることを誇示する男は必ず人前で「おまえ」と呼ぶ。 (中略) 「おまえ」と呼びたがる男はそうやって、こいつは俺の女だというアピールをするのだ。(p.19)

☆該当者はオレのことか?って思って、ドキッとしてるだろうなぁ(苦笑)。

この小説に出てくる人はみんな人間のクズみたいなのばかりで

読んでて不快な気持ちになる。




【アクションプラン】
・時間という希少資源を大切に。つまらない本に時間を取られるのはもったいない。ホリエモンがこの本を紹介したのはそういうことかも。




【Amazonレビューより】
・みんな病気だ。 2015年12月5日
女子アナの世界を描いた作品ということで興味をもって購入しましたが、登場人物たちの性格の悪さにうんざり。芸能界はみんな、こんなものなんですかね。強か、というより、人間としてどうなんだろう、ということばっかり。
女の醜い争いやら、アイドルアナが落ちぶれていくさまを見たいだの、視聴者はそれを求めている!だのなんだの、というプロデューサーがいますが、ほんとにそうなんですかねえ。わたしは、読んでいるアナウンサーなんかどうでもよくて、見るか見ないかは内容で選びますけどね。ほとんどの人がそうなんじゃないかと思うんだけど。まともな人物がいなくて、全然、共感できないから、ページが進まない。どの登場人物も、あんた、あれだけのことしてんだから不幸になっても当たり前だよと思うことばっかりでリアリティもない。
いくらお金があっても、美しい容姿をもっても、こんな世界で生きていかなければならない女たちはみんな、不幸ですね。ここまで、ありのままの自分を受け入れることができないのは病気だと思います。登場人物たちを取り巻く人たちも、みんな病気だと思いました。唯一まともなのがルイ?という人物だと思ったけれど、自分の不幸を母と姉のせいにしている時点でなんか、うーん、みたいな。ほんとの自分を出せない弱さを親と姉のせいにしているような気がして、これまた共感できない。アリサも、マナミと比べて自分は地味だから世間に受け入れられないとかなんとか言っていますが、その性格の悪さが原因では?と思わざるをえない。娘を支配して、その娘もおかしくなって負の連鎖が続いていくんですね。救いがないなあ。どうせなら、マナミとアリサとのぞみを友達にしちゃえば、おもしろいのに。とか思ったり。
あんた、よくもやってくれたわね!とか冗談で言い合うような、コメディタッチに描いてくれたら、まだ読めた。女子会で、男どもをスパッときる、とか。途中で読むのをやめようかと思いましたが、ここまで読んだ時間が無駄だと思い、無理やり読み終えた感想はとくになく、自分の人生は平凡でよかった。それだけでした。(aさん)


・作品を語る以前に 2015/5/29
内容が面白いか云々の前に、まず感じたこと。
没頭して読んでいるのに、ときどき視点がブレるのがイラッとします。
視点人物以外の登場人物の心理を描写したくなって、パッと視点人物を変えてしまう、
これは、素人が作家になろうとするとき陥りがちな小説作法のルール違反。
三人称で書く場合、視点人物を固定して描写するのは基本のキです。
そのくらい、編集者がちゃんとチェックしてやれよ、と出版社にまでイライラします。

内容はさすが、内情を知っている筆者だけあって、興味深く読めるのだが、
視点のブレが素人くさくて、作品全体が素人っぽく思えてきてしまう。

3人の主人公の結末は、まなみは生きる姿勢がブレなくてそれなりの覚悟を感じたが、
他のふたりは、「これで終わり??」という印象だった。(Aさん)




【評価】
評価:★☆☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
女子アナのドロドロとした舞台裏が見たい人に。
(女子アナはドロドロとしてて欲しいと願っている人に)

 
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2016年10月21日

本音で生きる

本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)
堀江貴文/著 (SB新書) 2015年
800円+税


【動機】
言いたいことが言えない世の中と本音で生きる世の中はどちらの方がいいのか。



【所感】
ホリエモンの時間術。

忙しい忙しいって言ってるけど僕(ホリエモン)より忙しくないでしょ?

というメッセージ。

面倒なタスクがあったとしても、
ホリエモンならやらないかも、あるいはもっと効率的にやるかもと考えることで

自分のやりたいことができる時間が増やせる。




【概要】
【16刷り、24万部突破のベストセラー! 】
【オリコン2016年上半期“本"ランキング、「新書部門」1位! 】
【オリコン2016年上半期“本"ランキング、「ビジネス書部門」3位! 】
【日販調べ2016年上半期ベストセラー、「新書ノンフィクション部門」1位! 】
【トーハン調べ2016年上半期ベストセラー、「新書ノンフィクション部門」2位! 】
【ビジネスブックマラソン「Vol.4166」にて書評掲載】

プライドを捨てろ!

周りを気にして本音を言えずに生きている方、自分のやりたいことに踏み出せない方は、多いと思います。

この本の著者である堀江貴文氏(ホリエモン)は、徹底的に言うべきことを言い、
やるべきことをやるという生き方。それになぜか魅かれる方も多いのではないでしょうか。

本書では、生き急いでいるようにも見える堀江氏に、人生を後悔しない生き方のヒントをいただきました。

プライド、言い訳、バランス……。どんな方でも、自分を生きにくくしているものに、きっと気づくはずです。

▼目次
序章 なぜ、本音で生きられないのか
1章 言い訳をやめる
2章 バランスをとるな!
3章 本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である
4章 すべてを最適化せよ
5章 本音で生きるために必要なこと

(著者より)
「自分の人生を自分でつかみたいなら、ぜひ読んでください」(Amazonより)


本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方 (SB新書)
堀江 貴文
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 182




【抜粋】
●ベストセラーになった 『嫌われる勇気』 を読んだだろうか。この本は、一般向けにアドラー心理学を紹介した本だが、同書には、人間関係においても優れた洞察が書かれている。・・・(中略)・・・
 他人が誰を嫌おうと、何を考えようと、それはあなたの人生にはかかわりのないことだ。
 一刻も早くそれに気づいて「放っておく」こと。
「相手が自分をどう思っているのか」なんてことにかかわりあって、自分の人生がなおざりになるなって、本当にもったいないと思う。(p.30)

☆関係のない人にどう思われるかを気にしすぎて嫌われないようにふるまうのはバカバカしいということに気付いた。



●世の中はトレードオフだ。時間がないなら、どちらかに決めなければならない。むしろ、「何かをはじめるなら、何かを捨てなければいけない」ということは、当たり前のことだと知っておくことだ。(p.45)

☆やりたいことがあるからがむしゃらに頑張る、ではなくて、何かを捨てなければならない。(その捨てるものは、今まで必要なものあるいはやった方がいいものと思って続けていたものだから捨てるのがつらいけど)。気合いで全部やろうと思っても続かない。時間がないからできないのではなく、何かを捨てないといけないからできないのだ。



●ビジネスで成功するためには、思いつく限りのことを次々とやってみるしかない。
 僕もビジネスとして小さなアイディアを次々に試し、うまくいくものだけを残すようにしていた。「トライアンドエラー」の繰り返しの上、いくつかの事業が当たった。
 結局、やり方とかセンスではなく「トライアンドエラーをどれだけ続けるか」ということだと思うのだ。(p.50)

☆悩んでる暇があったらどんどんやってみろ!ということ。やってるうちにスピードもアップしていく。「やり方がわからないからできない」という言い訳をやめることで加速する。毎日少しずつ改善していく。



●飛びついた結果がどうなるのかなどわからないが、確実にいえることがある。ノリのよい奴には、あちこちから声がかかるようになり、加速度的にいろんな経験ができるようになっていくのだ。(p.98)

☆自分がおもしろそうだと感じたら飛びついてみる。



●僕もこれまでには、数えきれない失敗を繰り返してきた。作っても日の目を見ることのなかったサービスだって山ほどあるし、痛い目にも合ってきた。
 それらは、失敗ではない。チャレンジし経験を積み重ねたことが、今の僕を作った。(p.102)

☆ホリエモンは百発百中かと思ったらそうでもない。失敗を重ねてきたという。数打ちゃ当たる。やってるうちに当たりやすくなっていく。まずは量をこなす。

逆に言えば、たとえホリエモンにアドバイスを求めたとしても、(失敗が多い分精度は研ぎ澄まされているだろうが)必ずしも正しいとは限らない。自分で考えてトライアンドエラーを繰り返して正解にたどりつくしかない。トライアンドエラーを繰り返す。



●自分のやりたいことを片っ端からやろうとすると、最初のうちはまったく時間が足りなくなってしまうはずだ。だが、それでやりたいことを諦めてしまっては意味がない。時間という希少資源をどう使えばよいのかを常に考えることによって、自分のできる物事の範囲は広がっていく。(p.110)

☆やりたいことが多すぎてパンクしそうなときは、さらにやることを増やす! そうすると、時間という希少資源の使い方を考えるようになるという。たしかに、やりたいことをたくさん集めてやっていると、「今まで毎日やってたけどこれ要らないんじゃないか」とか気づけるようになった。その時点での最優先事項だけに取り組めるようになった。最適化を繰り返すことで、できることが増えていく。



●仕事に優先順位をつける必要があるのだろうか? 優先順位をつけることにだって手間はかかる。そんな時間を浪費することなどない。片っ端から仕事をこなしていけばいいだけだ。(p.116)

☆先日から優先順位をつけたり、毎日GTD+Rをしたりしていたのをやめた。やめてみたがとくに不都合はない(週1か月1くらいでいい)。やはりスケジューリングは時間の無駄だったのだ。読みたい本があれば、本を30冊くらい積み上げて上から順にどんどん読んでいった方がいい。次どれを読もうなどと迷っている時間が一番もったいない。



●メールアプリの受信トレイやLINEのグループには毎日膨大な量のメッセージが届く。優先順位など考えずに、これらを頭から処理する。(p.117)

☆やっぱりこういう状態が理想だな。メールを整理していつもスッキリさせておき、処理能力を高める。



●スマホによって働き方も変わりつつある。スマホで求人情報を探すのはもはや当然になったが、仕事自体をスマホで行えるサービスも登場してきた。企業のPR活動をSNS上で行うことで、報酬が得られるサービスもある。数分程度の隙間時間をお金に変換することができるわけだ。
 僕はかなりの数のビジネスを同時に進めているが、それもスマホがあってこそ。(p.126)

☆スマホで求人情報を探すのはもはや当然なのか。すごい時代だな。
ホリエモンはスマホを使いこなしてるなぁ。数分程度の隙間時間をお金に変換するサービスを探してみよう。



●企画力があるとか、売る力があるとか、話すのは得意とか、自分のコアバリューとなりうるものは、誰でも何かしら持っていると思う。しかし、一人で何もかもやろうとすると、自分にしかできないことを、どんどんそぎ落としてしまうことになる。それこそ、人生の無駄遣いではないだろうか。(p.136)

☆一人で何もかもやろうとすると人生の無駄遣いになるというのは気が付かなかった。たしかにそうかもしれない。



●僕が仕事をする前にあれこれ考えて「この知識も勉強しておかないと、あんな経験を積んでおかないと」などと考えていたら、無駄な知識のために時間を浪費することになっただろう。・・・(中略)・・・
 何かをする前に勉強をするのではなく、やりたいことをしながら学んでいくことが大事なのだ。(p.145-146)

☆やりながら学んでいく。これが一番早いし身につく。それに本当に必要な勉強は実際にやってみないとわからない。入門書を買ってとりあえずやってみる。
振り返ってみると、今までムダが多かった。
・仕事をする前にあらかじめいろいろと勉強しておく。(→仕事をしながら、勉強する)
・やりながら勉強しない。真似しない。独自のやり方でやろうとする。(→真似をして改善を繰り返すことで知識は身につく)



●僕が今のメインの情報源として使っているのは、スマホのアプリだ。グノシーやスマートニュース、LINEニュース、antenna、News Pics といったニュースキュレーションアプリやTwitter などのSNSくらいで、特別なものは何も使っていない。(p.150-151)

☆ホリエモンは大量に情報を浴びているらしい。すすめられたものを使ってみよう。意図的にノイズを取り入れることも心掛けているそうだ。






【アクションプラン】
・やらなくていいことだけじゃなく、毎日続けているどちらかといえばやったほうがいいかもしれないこともやめる。絶対にやったほうがいいことだけをやっていく。

・このブログでは正確な引用を心がけていたが、時間短縮のため、きっちり正確じゃなくてもいいとしよう。

・ホリエモンおすすめのニュースキュレーションアプリを使ってみよう。

・余計なプライドを捨てる。

・トライアンドエラーを繰り返していくうちにうまいやり方がきっと見つかる。PDCAのサイクルをできるだけ速く回す。

・ノリのよさを大事にして、チャンスだ、おもしろそうだと感じたら飛びついてみる。

・時間という希少資源をどう使えばよいのかを常に考える

・メールをスッキリさせておき、処理能力を高めたい。

・数分程度の隙間時間をお金に変換するサービスを探してみよう。(企業のPR活動をSNS上で行うことで、報酬が得られるサービスなど)

・情報をシャワーのように浴びてみる。便利なものや有益なものがあると知ってるだけで生活の質は高まる。



【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
一時しのぎの姑息な手段で、時間に追われるように生きていると感じたときに。

2016年10月18日

アダルトサイトの経済学

アダルトサイトの経済学
沢田高士/著 (幻冬舎) 2012年 
1,300円+税


【動機】
経済学の勉強のため。



【所感】
アフィリエイトとアダルトサイト両方に詳しくなった。

具体例も多くて読みやすい。




【概要】
アダルトサイトは高い利回りを生む優良資産になる。
これがインターネット最強ビジネスの正体だ!!
副業でOK! アダルト・アフィリエイトで稼ぐ実践的ノウハウを徹底解説!
アダルトブログを1時間で開設する簡単ガイド付き!

第1章 誰も教えてくれないアダルトサイトの経済学
第2章 運営してわかったアダルトサイトの舞台裏
第3章 〈最短コース〉1時間で立ち上げるアダルト・アフィリエイトブログ
第4章 賢く稼ぐ! アダルト・アフィリエイト戦略

「お金」をキーワードに、アダルトサイトを語ろう。
●国内アダルトサイトの推定市場規模は800億円以上
●アダルトなら一般アフィリエイトの約10〜30倍の報酬額
●某アダルト系ASPの月額報酬トップは約730万円
●1サイトで月3万円。副業で月収30万円を稼ぐには?
●70万円で売りに出されていたアダルトブログ
●警部補が750万円の副収入で懲戒処分
●有料会員の継続率は25〜40%。継続報酬は最大の魅力
●円高で悲鳴をあげるアダルトサイト運営者(Amazonより)


アダルトサイトの経済学
沢田 高士
幻冬舎
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【抜粋】
●アダルトサイトのトップページにある「入口」や「ENTER」をクリックしたら有料サイトが表示された。このような経験をした人も多いことだろう。
 これらのほとんどは月極め広告である。(p.41)

☆月極め広告だったのか。こういうのは実際にやってる人じゃないと知らない情報。ちなみに、普通の月極め広告の相場は1件当たり毎月5万円くらい。入口広告は騙しなので相場の3倍の14万円くらい。
今はアフィリエイトの比率が多くなったことで月極め広告は激減したそうだ。著者がアダルトサイトをやめたのもこのあたりに理由がありそうだ。
やめたのでノウハウを公開している。ノウハウを公開する人はあまりいないので貴重だ。
以前ほどではないが、アフィリエイトでも稼げるのでそれなりには稼げるらしい。




●オリジナルのURLでアダルトサイトを運営する場合、ドメインが必要である。
 ドメインを取得する際の料金は1ドメインあたり1000円前後(1年間)だ。キャンペーンのときに取得すれば、500円前後で取得できる。
 通常、取得したドメインは1年契約だ。さらに1年間、契約を更新する場合は更新料がかかる。1ドメインあたり1000円前後(1年間)。(p.47)

☆ドメインってそんなに安いのか。
でも、一度取得したら終わりではなくて毎年かかるので注意。



●一般的には有料の被リンクサービスを利用する。被リンクサービスとは、サービスを提供する会社が所有するサイトからキーワードの入った被リンクをはるサービスだ。(p.49)

☆有料の被リンクサービスなんてあったのか。SEO対策として一般的なものらしい。SEOにはお金がかかる。
買い切りとレンタルがある。アダルトサイトの被リンクサービスは少ない。「リンク・ナビゲーション(買い切り・被リンク1万560本) 3万900円など。



●だいたい、3万アクセスに1件の割合で報酬が発生する。
 カリビアンコムの場合、1件の報酬は1662.16円(1ドル79円として計算)。ということは、1アクセスあたり0.0554円の報酬が得られるという計算になる。ただし、これは新規会員分(新規入会分)の報酬だけだ。このほか継続報酬分がある(これについては後述する)。
 これがもう少しカテゴリーを狭めると、1アクセスあたりの報酬額(期待値)が上がる。・・・(中略)・・・
 だいたい、1万アクセスに1件の割合で報酬が発生する。パコパコママの場合、1件の報酬は1302.71円(1ドル79円として計算)。1アクセスあたり0.1303円の報酬が得られる計算になる(新規入会分のみ)。
 このように、カテゴリーを狭めるほど1アクセスあたりの報酬額は上がるのだ。(p.50)

☆マニアックなカテゴリーほど1アクセスあたりの報酬額は上がるが、その分、アクセスが集まりにくい。



●当時の標準的なアダルトサイトは1日のアクセス数が4000程度だ。オリジナルの画像コンテンツがあり、相互リンクが30本以上あれば、日4000くらいは集められる。(p.54)

☆月極めバナー広告料が月に1本あたり15,000円で14本で約21万円。これが当時の標準的なアダルトサイトの収入だそうだ。



●では、現在ではどうか。・・・(中略)・・・
標準的な日4000アクセス程度のサイトでは月極め広告のオファーがほとんどこなくなってしまった。月1万円の売上があればいいほうだ。・・・(中略)・・・日3万アクセスがあれば、月極め広告のオファーはけっこう来るはずだ。「けっこう」といっても月10万円の売上があるかどうかである。
 月極め広告は激減したが、代わりにアフィリエイトは増えた。現在、アダルトサイトに掲載されている広告の9割以上はアフィリエイト広告である。(p.55)

☆ブログの普及により、参入障壁がかなり低くなり、ビジネスを始める人が増えたので稼ぎにくくなったそうだ。月に4件売り上げれば、1件の報酬は約3,000円なので月1万円くらいの収入になる。これは新規入会分だけなので、継続分の報酬も合わせれば1サイトで月3万円くらいになるそうだ。



●外注費はそれほど高くない。1日分10記事、それを1000円で書かせているのだ。月に3万円のコストだが、継続分もあわせると20万円近くの報酬があるので、採算がある。(p.184)

☆ブログの記事を外注で人に書かせるという発想は面白い。記事を書く人も小遣い稼ぎができてウィンウィンだ。



●1サイト、または1ブログでの利益が月10万円に満たないようなら、SEO対策は必要ないと思っている。(p.196)

☆ブログでの利益が月10万円を超えたらSEO対策をしよう。10万円を超えたら、20万、50万、100万と大化けする可能性がある。
それまではまめに更新したりしてアクセスを増やす。


●ノウハウを明かしても、メリットがない。逆に、ライバルが増えてしまうのだから、デメリットがあるばかりだ。私のようにすでにこのビジネスをやめてしまった人間ならともかく、まだ継続して稼いでいる人は明かさないだろう。
 ネットでノウハウを調べると、たいがいは初心者向けのものばかりだ。
 とくに多いのがアダルト系ASPの紹介である。
 それぞれの特徴や、報酬が掲載されている。
 なぜ、ASPの紹介が多いのか。
 それは「2ティア(Two tier)」を獲得したいからだ。(p.197)

☆DTIサービスでは売り上げの5%くらい。




【アクションプラン】
・筆者のアダルトブログを探してみたがすでに閉鎖されていた。

代わりに別のカテゴリーのブログを見つけた。

沢田高士のギャンブル・トレード
http://sawada2012.blog.fc2.com/

・同じ著者の 『シノギのプロが教えるビジネスの極意』 を読みたい。



【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
アフィリエイト、アダルト、経済学に興味がある人に。




【結論】
・カテゴリーを狭める!

posted by macky at 23:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経済学 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする