2017年10月25日

勝てば官軍―成功の法則

勝てば官軍―成功の法則
藤田田/著 (KKベストセラーズ) 1996年
1,500円


【動機】
ユダヤ商売の藤田田さんに興味があったので読んでみた。



【所感】
人生は勝たなきゃ意味がない。

同じことをしても勝てば称賛されるが負ければ非難される。


「勝てば官軍」って日本ではあまりいう人がいないから「勝てば官軍」と言い切ることは気持ちがいい。

1996年、まだインターネットが出始めたころに当時70歳の藤田田氏がこれからはインターネットの時代だと予想していたところもすごい。


ところで、金持ち相手に商売しろと言いながらなんでマクドナルドを始めたんだろう?

不思議だ。


今この記事を書いているときに、

「マクドナルド 減収増益」というニュースが飛び込んできた。

マクドナルドの7-9月期の決算は売り上げは10%下がったものの、純利益は48%もアップしている。




【概要】
日本マクドナルド創業25周年のいま、藤田田「成功の法則」を集大成。(「BOOK」データベースより)


勝てば官軍―成功の法則
藤田 田
ベストセラーズ
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【抜粋】
●わたしはデフレ経済は長期化すると予測したのである。
 その予測の根拠は二つ。一つは「少子化」=人口減少である。(p.19)

☆人口が増えない限り、デフレは続く。
そういえば、勝間さんもこれから人口が減るから不動産価値は下がると言ってた。
中原圭介さんは、不動産と自動車で景気が読めると言っている。
人口がかなり大きな経済予測のファクターだということだ。

そういう意味では、移民を受け入れるかどうかが今後の大きな分岐点となるだろう。



●資本主義社会では、金がすべてである。金さえあれば、人生の問題の99パーセントは解決する。それが資本主義というものだ。日本人はまず「金」に対する農本主義的な考え方を捨て、金儲けができないのはバカだと思うようにならないといけない。(p.46)

☆この発想が大事。子どものころから金儲けができないのはバカだと教えられていたらもっと金儲けできて楽に生きられたかもしれない。



●ビジネスに成功するには「時間×努力」が巨大なエネルギーとなることを自覚しなければならない。
 ところが多くの人は、巨大なエネルギーをほしいと思っていながら、それが「時間×努力」であることを知らないまま、一振りで満塁ホームランを狙うから失敗してしまうのだ。(p.93)

☆毎日コツコツと続けると大きなエネルギーとなる。



●ビジネスの世界は 「勝てば官軍」 である。敗ければ即 「倒産」 しかないのである。
 敗けてからいくらりっぱな理屈をならべたり、いいわけをしたりしても、なんの意味もない。(p.100)

☆いいわけしなくてもいいように、敗けないようにする。
「○○だから敗けたんだ」ということが初めからわかっていれば、敗けないようにすればいいだけ。



●わたしたちの日常生活もまた、洗濯機や掃除機、ファクスや携帯電話など、あらゆるところで省力・情報化され、しだいに忙しくなってきた。その分、時間に価値が出てきているのである。
 したがって、すべての人は、勉強でも仕事でも、まず第一にいかに速くやるかを考えなければならなくなってきた。(p.112)

☆成功のカギは、時間と情報。

一番大事なのは、時間。
お金よりも時間の方が価値が高い。
スピード重視。やらなくていいことをやめる。



●クリスチャン・ディオールのネクタイを輸入したとき、どうしても売れなかった。というのは、日本製のネクタイは1000円か2000円なのに、ディオールのネクタイは1万5000円から2万円するからだ。わたしは、どうしたら売れるか考えあぐね、全国のデパートを歩いてみた。(p.130)

☆ルイ・ヴィトンが昨日買収してた。(このあたりを書いたのは4/26頃)

LVMHグループが約1.4兆円で「クリスチャン・ディオール クチュール」を傘下に
http://www.fashionsnap.com/news/2017-04-25/lvmh%20buys-cdcouture/



●ゴミ一つでも捨てれば強制労働だという徹底した官僚国家主義体制のシンガポールと、対照的に国家なんぞはどうでもいい、何をしようと自由だという香港、両極端でありながらともに繁栄している現実を見ていると、統制でもなく自由競争でもない日本は実に中途半端で、だから行き詰ってオタオタしているという感をぬぐえない。(p.139)

☆香港とシンガポールが全く違うというのは知らなかった。







【アクションプラン】
・こまめにメモを取る。

・60%確実なら決行する。




【Amazonレビューより】
・商いに携わる人、起業志望者も読んでおくべき。 2017年4月30日
藤田氏が銀座三越にマクドナルド一号店をオープンしてから4年後、九州から見知らぬ16歳の少年が訪れ藤田氏に面会を申し入れる。当然藤田氏は断る。

少年は会えるまで一週間毎日訪れ、とうとう藤田氏は会った。少年はアメリカでビジネスを学ぶ予定で、どんな業界が良いかと藤田氏にアドバイスを求めた。
藤田氏からコンピューターを学んでくる様にアドバイスされた少年は、帰国後ソフトバンクを起業する。
商いの天才二人が今から40年前に邂逅していたとは知らなかった。

成功にはこうした運が必要との示唆だが、本書には運の他にも、商いを考える上での定石が網羅されている。
トイザらス一号店を、なぜ相模原に出したのか?
なぜマクダーネルをマクドナルドにしたか?
なぜハンバーガーを80円にしたのか?
全て藤田氏なりの定石に則り、人間の心理を読み切った計算に基づいている。

初版が20年前なので現在と時代背景は異なるが、商売が人間同士で行われる点は変わりはない。
であれば、書かれている本質は現代でも充分応用出来ると思う。

ビジネスを考える際に傍に置き、時々開いてみたい一冊。(shinsan-sanさん)




【この本が愛読書の有名人】
・WASHハウス 児玉康孝社長



【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ユダヤ商法に興味がある人に。



【結論】
空気中に窒素は78%、その他は22%。(78対22の法則)

なんでも78点を目指そう。

 
posted by macky at 23:33 | Comment(0) | 自己啓発 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする