依田宣夫/著、金児昭/監修 (中経出版) 2004年
1,400円+税
【動機】
家計簿をもとに財務諸表を作る手助けに。
金児昭さんが監修なので買ってみた。
【所感】
古本で買ったのだが、CD-ROMがついてなかったので、
家庭決算書は試していない。
【概要】
あなたの家計のキャッシュフローとストックが一目瞭然。現在の家計診断と将来のシミュレーションができる。(「BOOK」データベースより)
【抜粋】
●結果を見て、はじめて次のことを考える。そういう意味では、ロビンソン・クルーソーは、貯蓄と投資を含めて財産の管理(資産の運用)をたいへん上手にやっています。
彼にとっての収穫は、私たちにとっての収入と同じです。その一部を蓄えておくということは、利益を貯蓄しておくのと同じことです。
さらに重要なのは、彼はその様子を日記に記して管理していたということなのです。(p.170-171)
☆家計簿や家庭決算書を作ったら、それを分析してどう生かすかが重要。
【アクションプラン】
・家庭決算書を手書きで1週間付けてみる。
・デフォー 『ロビンソン・クルーソー』 を読んでみる。
【Amazonレビューより】
・家計簿からの脱却 2005年9月10日
「金持ち父さん」シリーズでは、個人でも財務諸表を作成することが勧められています。しかし、財務諸表の重要性はわかっても、家計簿で記録している人にとっては、その違いなどで釈然としない点があると思います。また、大まかな流れだけしか記載がないため、具体的にどうすればいいんだろう?となると、困ってしまう部分があります。その点、本書では、一つずつ丁寧に説明してくれていますし。家計簿では見えてこない欠点を例を交えながら指摘してくれています。また、その方法を簡単に導入できるように、ソフトも本と一緒にCD-ROMで提供してくれています。ただ、データのバックアップができないので、過去の分はプリントアウトし、毎年インストールし直しする必要性がある点は、難点です。(tanunさん)
☆毎年インストールし直し、データが消えてしまうのは残念。もうちょっと工夫が必要だと感じた。
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
個人で財務諸表を作って家計を把握したいときに。