2018年11月20日

日本人のための怒りかた講座

日本人のための怒りかた講座 (ちくま文庫)
パオロ・マッツァリーノ/著 (筑摩書房) 2016年
840円+税


【動機】
・やよい軒で食べていると隣にいた大学生がダウンジャケットを羽織った。

わざわざ真横でやらなくても、ちょっと離れて羽織ったらいいのに。


こういうとき、けっこう我慢してしまうので、何かいい方法はないかなと思って手に取った。



・マクドナルドで店に入った時にはテーブルが1つ空いていたのに

会計を済ませていざ食べようと思ったら塞がっていた。

1つ空いていたテーブルには、ヤクザ風のおじさんが、注文もせずにテーブルを占領し、書類を広げて仕事を始めてた。

食べ終わって帰るときに見たら、おじさんはあいかわらず何も注文せずに仕事を続けていた。


こういうときもけっこう我慢してしまうので、何かいい方法はないかなと思って手に取った。



・お気に入りの洋食屋さんに久々に行って、大好きなものを注文して待っていたら

新たな客が入ってきて隣のテーブルに座った。

料理が来て、いざ食べようとしたら、隣の人はここぞというタイミングでタバコに火をつけた。

私はなんでわざわざこのタイミングで
タバコに火をつけるんだろう・・・

と思いながら、隣の人がタバコを吸い終わるのを待った。

タバコを吸い終わったのを確認してから、料理を食べ始めたら

すでにちょっと冷めていて、ストレスだけがたまった。

せっかく楽しみにしていたのに。


こういうとき、やっぱり我慢してしまうので、何かいい方法はないかなと思って手に取った。






【所感】
ざっと読んでみたがあまりおもしろくない。

注意するときは、どうしてほしいのか具体的に言うことというのは為になった。

サザエさんの波平のように「バカモーン」とか「こらっ!」と叱るのはよくないとのこと。

(なんで怒られたのかわからないかららしい)

たしかに、暴走族に向かって「こらっ!」って注意しても、

本人は迷惑なことをしているという自覚はないので意味がない。




【概要】
「怒りは悪」と思われがち。しかし、怒りを否定することは人間らしさを否定することです。仮に怒りを抑えたとしてもストレスがたまるだけで問題は解決しません。必要なのはコミュニケーション。身の回りの不愉快な出来事を引き起こしている相手と向き合い、誤解されずに怒りをきちんと伝える技術です。「知られざる近現代マナー史」を参照しながら、具体的な「怒る技術」を伝授する一冊。(「BOOK」データベースより)


日本人のための怒りかた講座 (ちくま文庫)
パオロ・マッツァリーノ
筑摩書房
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【抜粋】
●知らない人に注意することは、知らない異性をナンパするのと同じなんです。相手が自分のことを好きだという確信がなくたって、ナンパするじゃないですか。うまく応じてくれればラッキーだし、断られたらそれまでです。失敗すること、まちがうことを恐れてなにもしなかったら、扉は開かれませんよ。(p.150)

☆さすがイタリア人。
いい女性を見かけたらナンパをしなければならない。
それと同じように間違ったことをした人がいれば怒らないといけない。
このへんは私たち日本人が見習わねばならないところのようだ。

ナンパも注意も、うまくいかなくてもそれほど気にするなと言うこと。
日本人は確かに、失敗したらそれでもう人生終わりという雰囲気がある。





●だからあの音漏れ君のように、注意されても無視を貫き、オレは平気だぜ、ビビッてねえんだぜ、と強がることで、恥をかかされ穢れを受けた事実を帳消しにしたいわけです。シカトは、ハートの弱い人間が、心が折れぬよう必死で頑張ってる姿なんです。けなげなもんです。
 つまり、このタイプの人に対しては、公衆の面前で一度注意しただけで、けっこうな心理的ダメージを与えているのです。深追いしてそれ以上傷口を広げると、キレて暴れるかもしれないので危険です。・・・(中略)・・・お叱りビギナーの皆さんは、シカトされると負けたと感じて、必要以上に腹を立てたりヘコんだりしてしまうんです。(p.176)

☆なるほど、たしかに、注意したのに無視されて逆上する人がいるが、それは危険とのこと。
シカトされたとしても精神的ダメージは与えているので勝負は引き分けらしい。

そういえば、怒るときすごくイライラしながら怒る人がいるよね。
傍から見てても、そんな言い方しなくてもいいのにって思う。

この前も、スシローで注文したのに来ないと言って店員に激しく怒ってるおじさんがいた。
「この店は詐欺か!」と大声で叫んでで滑稽だった。

届いてない分は料金に加算されてないからまた改めて注文すればいいのに・・・。

我慢に我慢を重ねて爆発してイライラしながら怒るよりも、
まだそれほどストレスを感じてないときに、さらっと注意する方がいい。
その方がお互いに気まずい思いをしなくて済む。



【アクションプラン】
・今まであまり怒らなかったけど、もっと怒ってみよう。
理想は明石さんまさん。どんなに怒っても笑いに持っていけるのが素晴らしい。
(なぜか怒られた方も楽しい気持ちになっている)



【Amazonレビューより】





【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
注意したくてもなかなかできずにストレスを感じてしまう人に。
何かのヒントになるかも。


 
posted by macky at 19:28 | Comment(0) | 実用書・ハウツー本 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする