2018年11月25日

書を捨てよ、町へ出よう

書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)
寺山修司/著 (角川文庫) 1975年
514円+税


【動機】
逆転の仕事論』 を読んで興味を持った。


【所感】
イマイチ、おもしろくなかった。



【概要】
あなたの人生は退屈ですか。どこか遠くに行きたいと思いますか。あなたに必要なのは見栄えの良い仕事でも、自慢できる彼や彼女でも、お洒落な服でもない。必要なものは想像力だ。一点豪華主義的なイマジネーションこそが現実を覆す。書を捨てよ、町へ出よう―。とびきり大きな嘘を抱えながら。家出の方法、サッカー、ハイティーン詩集、競馬、ヤクザになる方法、自殺学入門etc…。八歳にして詩を書き、時代と共に駆け抜けた天才アジテーター・寺山修司による、100%クールな挑発の書。(「BOOK」データベースより)


書を捨てよ、町へ出よう (角川文庫)
寺山 修司
角川書店
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【抜粋】
●使えるものは、はやく、有効に、そして美しく使うべきである。
 老人たちに、
「あいつは力がありあまっているようだから、ひとつ自衛隊に入れてベトナムにでも送ろうか!」といわれてからでは、手おくれなのだよ!(p.30)

☆性的エネルギーは使えるときにおおいに使えということ。
使わないでいると、老人たちの思うがままとなってしまうらしい。

たしかに、使えるのに使わないのは使えないのと一緒なのかもしれない。



●桜花賞レースにおけるワカクモとメジロボサツの対決を見ていると、過ぎ去った日のことどもが、まるで昨日のことのように思い出されてくるのである。(p.122)

☆不幸なメジロボサツと幸運なワカクモの対決。不幸な方は勝利に異常な執念を燃やしたが、勝ったのは幸運な方であった。
ワカクモはクモワカの子。伝貧にかかり、本来、殺処分されるべき馬だったが、ひそかに隠れて子を産んだ。その子というのがワカクモというわけである。



●寄ってみると折良くスズカンゲツの「種付け」が行われるという。
 スズカンゲツといえば、保田が乗って活躍した男まさりの牝馬である。
 入ってゆくと、青草の上に牝馬をつなぐ杭が組み立てられてある。
 そしてそこには処女のスズカンゲツが後ろ向きになってじっと立っていた。(p.196)

☆種付けの様子が詳しく描かれている。
馬の「性」にもいろいろと性格があるんだなぁ。




【アクションプラン】




【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 時代の流れに風化しない価値をこの著書は有している 2013年4月6日
47歳で急逝した天才的劇作家、詩人のエッセイ集。プレイボーイではなくブレイボーイを目指せ、やくざになる方法、自殺学入門。作者は、読者をいろいろと挑発しているが、一方で挑発していることを自ら茶化している側面もあり、その語り口は人々を強烈に引きつける魅力を有している。ここらへんは、さすが詩人、言葉の使い方が絶妙である。しかし、この随分と前に出された本が批判していた「老人が若者を搾取している」状況は、現在、さらに悪化している。また「青年よ大尻を抱け」、「くたばれホームドラマ」といったアジテーションは、現在の若者にも是非とも浴びてもらいたい。時代の流れに風化しない価値をこの著書は有していると思われる。(adymarmaladeさん)



【この本が愛読書の有名人】




【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:



 

posted by macky at 23:00 | Comment(0) | 随筆・エッセイ | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする