2018年12月07日

私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか

私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか (小学館101新書)
三浦雄一郎/著 (小学館) 2013年
700円+税



【動機】
三浦雄一郎さんが86歳にして

標高6962m、南米最高峰アルゼンチンのアコンカグア登頂に挑戦。

来月2日に出発する。


アコンカグアは蟻地獄みたいな斜面が1qくらい続いているそうだ。

登頂率は30%とのこと。

登頂に成功したら、頂上からスキーで滑るそうだ。

楽しそう〜〜!

目標があるって素晴らしい。




【所感】
ワクワクするような目標があればなんでもできる!





【概要】
過去2回の登頂は、重度の生活習慣病や心臓不整脈手術を乗り越えての成功。そして2013年5月、スキーでの骨盤骨折や2回の心臓不整脈手術を経ての、80歳での挑戦だ。何が三浦雄一郎をここまでさせるのか。本書には、「目標を持てば人は向上できる」という著者の信念が余すところなく綴られている。(「BOOK」データベースより)


私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか (小学館101新書)
三浦 雄一郎
小学館
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【抜粋】
●私は、決して骨密度が高いから世界の山々を大滑降したわけではないし、低酸素室に耐えられるからエベレストに向かうわけでもない。
 順序が逆なのだ。(p.93)

☆元気だから何でもできるのではなく、目標があるから元気でいられるということ。



●私の、苦しい時や辛い時の基本的な対処法は、「慣れる」ことだ。
 例え話として適当なのは、エベレストだ。エベレストのような高い山に登る時、いきなり麓から山頂に登るようなことはしない。そんなことをすれば、あっという間に重い高山病の餌食になってしまう。
 エベレストには、いくつものキャンプがある。そこを行ったり来たりしながら、徐々に身体を高さに慣らしていく。そして最後の最後、エベレストのネパール側であれば8500mのキャンプ5からアタックする。それまでに、もっと標高の低いキャンプの間を、何度も往復するわけだ。(p.102)

☆ベースキャンプで往復したりするのは退屈なので、それをやることなしにいきなり山頂を目指そうとするけど、それだとハードルが高すぎてなかなかうまくいかない。ベースキャンプをうろうろと往復することが大事。
三浦さんほどの人だと、いきなり山頂を目指してあっという間にクリアしてしまうようなイメージだけど、実際は、地道なトレーニングをずっと重ねているのだ。



●恐怖感や後悔の念はまったくもたなかった。自分がやりたい目標に対してベストを尽くしたという感覚があるから、死の瞬間の訪れを悟っても、恐ろしくなかったのだ。
 それどころか、その時私は、恍惚感に包まれていた。ワクワクしていて、楽しかった。その心境をあえて単純な言葉にすれば、「さて、噂に聞いていた 『あの世』 とは、いったいどんなところだろう?」という好奇心、探求心だった。(p.120)

☆そうか、常にベストを尽くしていると、死の瞬間の訪れを悟っても恐ろしくないようだ。
逆に言えば、いつ死んでもいいようにこれだけはやりたいという目標を立ててそこに向かって突き進めばいいのかも。
それが見つかれば、逆に生きる希望が湧いてくる。
死ぬときに、あれもやりたかった、これもやりたかったと後悔しながら死ぬのは嫌なものだ。



●エベレストでも何でも、山に上がれば必ず下山しなければならない。もちろん上りに比べれば使うエネルギーは小さいが、登山時の事故の8割は、下りで起こっているという。なぜなのだろうか。
 それは、上りと下りでは使う筋肉が違うからだ。上りは遅筋繊維と呼ばれる、瞬発力はないがパワーの出る筋肉を使うのに対し、下りでは速筋繊維と呼ばれる、短距離走などで使う瞬発力に優れた筋肉を使う。そして加齢とともに衰えやすいのは速筋繊維である。これが弱まると膝ががたがた笑う現象が起こるのだ。
 なお速筋繊維を鍛えると、回復時により筋肉が強まる際、糖を消費してくれる。すなわちダイエットにつながりやすい。また筋肉が回復する過程で大量の成長ホルモンも分泌される。つまり、若返りも期待できるのだ。
 だから時には、下るために山に登るといい。(p.144-145)

☆なるほど、山を下ってるときに膝が笑うのは筋力の衰えなのか。
上りの方が鍛えられると思っていたけど、むしろ下りの方が鍛えられるというのは目から鱗だった。
下るために山に登るという発想がおもしろい。




●おもりを付けたウォーキングの詳細を述べていこう。
 まず脚に巻くおもりだ。「アンクルウェイト」という。私は現在、日にもよるが、脚には片足2〜6sのアンクルウェイトを撒いている。加えて鉄板を入れてウェイトを上げている特注の登山靴の重さが片足2sあるから、最大で8+8=16sの重さを足につけていることになる。
 そして背中のザックには、20〜30sのおもりを入れている。合計すると、もっとも重い装備では、自分の体重プラス46sを背負っていることになる。これが私の実践しているヘビウォーキングだ。
 初めてやる場合は、1s程度から始めることをおすすめする。自分の体調を把握して、いきなり重くしないことが重要だ。
 なお、ヘビーウォーキングは、普通のウォーキングより時間効率が良い点も見逃せないと思う。おおまかに言って2倍くらいの効果があるから、同じトレーニングでよければ2分の1の時間で済むことになるわけだ。
 具体的にどんな形で歩いているかをご紹介しよう。
 自宅にいるときは、周辺のコースを30分〜3時間ほど歩く。週のうち3回ほどにしている。これはヘビーウォーキングに限らないが、筋力トレーニングをした後は、最低2日休まなければ、筋力は上がっていかない。
 ペースを上げて息が切れてきたら緩め、再び楽になってきたらペースを上げる。心拍数のチェックをしながら行う。有酸素運動の状態をキープしたいからだ。あまりに負荷をかけすぎると無酸素運動になってしまう。かえって乳酸がたまり、うまくエネルギーを燃焼できなくなってしまうのだ。(p.140-141)

☆足におもりをつけて、リュックを背負って歩いてみよう。
歩くときは、腹筋に力を入れたうえで強く息を吐き出す。






【アクションプラン】
・わくわくするような目標を見つけよう。自分にとってのエベレストは何だろう。

・足におもりをつけて、リュックを背負って歩いてみよう。足に1s、リュックに5sでもいいらしい。



【Amazonレビューより】





【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
今の夢や目標は何ですか?と聞かれてすぐに答えられないときに。


 
posted by macky at 19:05 | Comment(0) | 自己啓発 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする