2019年05月18日

パーソナリティ障害 正しい知識と治し方

パーソナリティ障害 正しい知識と治し方 (健康ライブラリーイラスト版)
市橋秀夫/著 (講談社) 2017年
1,300円+税


【動機】
とあるネットサイトでユーザー同士でケンカしていた。

そのときに一方が相手のことを「自己愛性パーソナリティ」と言ってたので興味を持った。



【所感】
一口にパーソナリティ障害って言っても10種類くらいあるようだ。



「境界性パーソナリティ障害」は「私を見捨てないで」とリストカットなどをして気を引こうとするのが特徴。

「自己愛性パーソナリティ障害」は「私をもっと賞賛して」と人の評価を気にしすぎる。人の評価を気にするのは自分を客観的に判断するための判断基準を持ってないためだそうだ。



このほかにも、「シゾイドパーソナリティ障害」というのもあり、いつも一人でいるが寂しそうには見えないそうだ。家族の中ですら孤立を選び、感情の起伏をほとんど見せないらしい。



「境界性パーソナリティ障害」の人が、夜中に彼氏を呼び出して、来てくれなきゃ死んじゃうと騒いでも行ってはいけないという。

要求がエスカレートするからだとか。

かといって、要求を無視していると、見捨てられたという絶望と怒りが深まるそうだ。なかなか難しい。バランスが大事。





【概要】
その生きづらさ、パーソナリティ障害では?「境界性」と「自己愛性」を中心に障害の特徴、背景から治すためにできること、家族や周囲の正しい対応法まで。(「BOOK」データベースより)







【抜粋】





【アクションプラン】
・ツイッターで「境界性パーソナリティ障害」で検索してみたら、この障害で苦しんでいる人がたくさん出てきた。

こんなにたくさんの人が苦しんでいるとは知らなかった。そういえば、フォロワーさんの中に一人もそういう人がいないからかも。

薬とかじゃなくて、何か根本的な解決方法はないのかな?

小さい頃に親に適切に愛されないとこういう障害になりやすいみたいなので、

催眠療法とかで記憶自体を塗り替えたりとか。

何か方法はありそうなんだけど、この本を読むだけだと具体的な解決方法がなくてスッキリしない。



【Amazonレビューより】
・5つ星のうち2.0 当たり障りのない入門編 2017年12月21日
境界性については、良書がありますが、自己愛性や回避性などについて詳しく書かれている資料はありません。
珍しく、自己愛性という目次があったので、購入しましたが、やはり当たり障りのないことしか書かれていませんでした。
現状で、自己愛性と対峙している人にとって、何の参考にもなりません。
当事者には全く物足りない内容です。
あくまで入門編としてなら参考になるかと。(玄豊さん)






【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
「パーソナリティ障害」についてざっくり知りたいときに。




◆追記:190524
中村雄二郎「術後集2」(岩波新書)を読んでいたら、 <境界例> というのが出てきた。

 わが国の精神医学の分野で、 <境界例> (ボーダーライン・ケース)ということが言われるようになったのは、1970年代からである。この <境界例> とは、最初は、神経症と精神病との境界に位置する疾患としてとらえられたが、やがて <境界> そのものが半ば独立した領域を形づくるという考え方に立つようになった。まさにボーダーレス時代を先取りしていたものと言えよう。(p.168)


☆境界性パーソナリティ障害という名前はわかりにくい名前だと思っていたけど、

1970年代から存在していたようだ。

 


posted by macky at 23:36 | Comment(0) | 健康 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする