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2012年04月25日

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?
亀田潤一郎/著(サンマーク出版) 2010年


【概要】
長財布ではなく高級長財布である。

何百人もの経営者の財布を目にしてきた経験から著者が気付いた「稼ぐ社長」だけが実践している共通のルールとは?
それは、なぜかみな長財布を使っているそうだ。
理由はわからないけど、とにかく金持ちみんな使っているから私も使ってみれば金持ちになれるのではないか、という本。

文字数が少ないので、短時間でサクッと読める。
(ちなみにこの記事を書くのに、読んだ時間の2倍以上かかった)


【動機】
タイトルが気になったので読んでみた。
以前、『通帳は4つに分けなさい』を読んでなかなかおもしろかったので。


【所感】
タイトルだけが一人歩きしているが、お金との付き合い方、マネーコントロールの本である。

親の会社が倒産して借金を背負わされたりした経験から、金持ちを憎んだり妬んだり、そういう感情が全てのモチベーションの根底にあるように感じた。そのため説得力が弱くなっている。

長財布を最近使い始めたんだけど、ズボンの後ろポケットに入れているとしょっちゅう落としてしまう。この前もバイクに乗っててボトって音がしたから振り返ってみたら財布が落ちていた。すぐに気付いたから良かったようなものの、さすがに恐くなって、それ以来バッグに入れるようにしているが、これがけっこう面倒である。よくバッグを車に置いたまま買い物しようとしてて途中で財布が無いのに気付いたり・・・。やはり私には見栄えよりも実用重視で折り財布の方が合ってるのかも。いつかお金がもっと稼げるようになったら高級長財布を使うかもしれないが。今の時点で買うのは投資じゃなくて明らかに浪費だと思う。

ちなみにタイトルだけ見て早とちりしてしまい、「そうか長財布を使えばいいのか」と1,000円の長財布を買ってきたのはここだけの話。



【抜粋】
●財布とは、いわば自分の下に訪れたお金を迎え入れるホテルのようなもの。もしあなたが泊まるなら、壁や天井の汚れたままの古いホテルと、手入れやサービスの行き届いた美しい一流のホテル、どちらがいいでしょうか? 同じように、私にとって、お金というのはスーパーVIPのような存在。せっかく来てくれた彼らはぜひおもてなししたい。そのおもてなしをする空間として、「タイガ」の長財布がぴったりと馴染むような気がしているのです。(p.27)

☆ルイ・ヴィトンの「タイガ」という財布を著者はオススメしている。


●レンタルビデオ店でDVDを借りることもありますが、その時に必要なポイント付きの会員カードは、一度借りたら、すぐに折って破棄してしまいます。そして次に借りる時に、再び新しいカードをつくってもらいます。そうするとDVDを借りるたびに入会費を払うことになるのですが、それでもやはり私はポイントカードを持ちません。(p.35)

☆なるほど、それは斬新だ。さっそく取り入れよう・・・ってなるかい!!


●今、あなたの財布に五千円札は入っていますか? 入っているとしたら、何枚入っているでしょうか?(p.55)

☆そんなの0枚か1枚に決まってる。著者は常に4、5枚はキープするようにしているらしい。なぜかというと、大将の一万円札を守るために家来の五千円札に踏ん張ってもらうということらしい。
これはおもしろい発想だと思ったが、よく考えてみれば、五千円札を手に入れようと思ったら1,000円くらいの買い物でも一万円を出さないといけない。雑魚相手に大将が出て行ってやられるという、これでは本末転倒である。
それでも一度は試してみようと思い、1,500円くらいの買い物で、五千円札1枚と千円札2枚が財布の中にあるにもかかわらず、一万円札を使ってみた。「細かくなってすいません」そう言われて手にしたのは、千円札が8枚だった。えーっと、何がしたかったんだっけ?


●いったん五百円玉用の貯金箱に入れたら、そのお金はないも同然と考えます。一方で日課として、財布に五百円玉があったら必ず貯金箱に入れる。すると、ある時ふと気がつくと、合計5万円ほどのお金がいつの間にかたまっていることもあるのです。(p.65)

☆五百円玉貯金をやってる人は多そうだけど、いつの間にか消えてる使途不明金ばかりになりそうで気が進まないなぁ。いつの間にかたまってるということは、いつの間にか財布の中の現金が消えてるって事だから。貯金箱に入れましたっていちいち記録すればいいんだろうけど、それだと手軽に貯金できるというメリットが損なわれる。


●夢や目標に対して思い描く形がリアルであればあるほど、次に起こす行動がより具体的なものになります。すると、お金の使い方も自然と「夢や目標を実現するため」の使い方に変わってきます。つまり、お金は夢を最短距離で手に入れるための材料であり、今手元にあるお金はあなたの未来を形づくる夢の一片。(p.95)

☆自分の場合、浪費はほとんどしないから死に金は使わないけど、生き金もあまり使ってない気がする。
お金は夢を最短距離で手に入れるための材料」・・・このフレーズは心に残った。お金は使うことで生きてくる!


●売り手よし、書い手よし、世間よし、とする「三方よし」という、近江商人の経営理念があります。(中略)「三方よし」とは、売り手や買い手だけが利益を得ることだけでなく、社会全体の利益まで考えるべき、というものです。(p.126-127)

☆Win-Winじゃダメだ。Win-Win-Winじゃないと。
これまでは自分と接した人だけが得をすればいい、
つまり、自分と関わらない人は損をしても気にならなかったけど、それでは了見が狭いのかも。
自分と直接関わらなくてもその人が得をするような生き方っていうのがもしあるなら、
それはきっと社会全体で見たら大きなプラスになるだろう。


【アクションプラン】
・本などの「投資」にもっとお金を使う。

・自分とその時に接していない人にも利益を与える。



【評価】
評価:★★☆☆☆
『通帳は4つに分けなさい』を読んで期待した人は肩透かしを食らうかも。

こんな人に、こんな時におすすめ:
長財布と折り財布、どちらを使おうか迷ったとき。
・・・には、あまりオススメしません。

posted by macky at 22:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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