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2013年11月05日

高層天気図の利用法

高層天気図の利用法―実地に即した高層天気図の見方
大塚 龍蔵
クライム
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高層天気図の利用法―実地に即した高層天気図の見方
大塚龍蔵/著 (クライム) 1978年 (2006年改訂6版)
2,134円+税



【概要】
コンピュータ処理能力の急速な向上、気象衛星観測の充実などにより、大きく質的な変化を遂げた気象業務。入手した高層天気図などの気象資料を充分活用し、大気を立体的に理解できるよう、易しく分かりやすく説明した改訂6版。(「MARC」データベースより)

普通の天気図だけじゃなく、高層天気図を見ればより正確に予報できるという本。



【動機】
ホリエモンがパイロットになるために獄中で勉強していた本。

天気図が読めれば、アウトドアや日常生活にも役に立つ。
ニュースなどの天気予報が外れて雨に濡れたりして悔しい思いをしていたので、
自分で予想できれば便利かも。


【所感】
ざっと速読してみたが、天気図や気圧の谷などについてイメージがつかめた。
時間をかけて取り組めば、もっとよくわかるかもしれない。

昭和53年に出版された本だが、「ここ数年来の異常気象で」という記述が多く見られるのがおもしろい。
いつの時代も異常気象だということか。



【抜粋】
●今から、およそ400年前の永禄3年5月19日に織田信長が、わずか3千の手兵でしのつく雨の中を清洲の城から出撃、敵の虚をついて2万5千の大軍をひきいる今川義元の本陣に攻め込んで大勝利をおさめた。これが有名な桶狭間の合戦だが、現行暦になおすと「夏至」のころに当たり、梅雨前線による集中豪雨を戦略上利用したものと思われる。(p.138)

☆歴史上の名将も天気を上手く利用していたことがわかる。


●俗に、“つゆ明け10日”といった言葉があるように、つゆ明け1〜2週間は安定した夏空が続き、海も山もおだやかな晴天にめぐまれやすい。(p.145)

☆この時期の天気図は等圧線が鯨の尾のような形をしているらしい。


●俗に、“雷三日”というが、これは雷が鳴り出すと数日、雷がおきやすい状態をいったもの。(p.147)

☆弱い気圧の谷や寒冷前線が通過する前日は熱雷が、通過当日は界雷が、その翌日は上空に冷気が流れ込んで、ふたたび不安定な気象状態となって雷が発生しやすいそうだ。


●ひと雨ごとに秋が深まるというが、これは雨を降らせてた低気圧が通りすぎるたびに、そのあとから移動性高気圧がやってきて、より冷たい大陸方面の空気を運び込むためである。(p.156)

☆たいていのことが気圧で説明できるのがおもしろい。つまり気圧が読めれば天気はわかるということ。



【アクションプラン】
・天気図についてもっと勉強したい。

・高層天気図を実際に見てみる
→ 高層天気図 - 気象庁

アジア500hPa・300hPa高度・気温・風・等風速線天気図(AUPQ35)
(12時間毎(00,12))




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
天気図に興味がある人に。

posted by macky at 22:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実用書・ハウツー本 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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