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2013年01月25日

暴力団と企業

暴力団と企業 ブラックマネー侵入の手口 (宝島社新書)

暴力団と企業 ブラックマネー侵入の手口
須田慎一郎/著 (宝島社新書) 2012年


【概要】
副題は、「ブラックマネー侵入の手口」

著者はたかじんNOマネーなどでおなじみのジャーナリスト須田慎一郎さん。

暴力団排除条例のおかげで暴力団が身近になった。
知らないうちに暴力団と関わり合いになっていたという事態を避けるために。


【動機】
たかじんNOマネーで紹介されていたので興味を持った。


【所感】
テレビでの語り口そのままに
とてもわかりやすい!


【抜粋】
●問題は、警察OBというのはほとんどの場合、暴力団対策以外では何の役にも立ってくれないということです。(p.32)

☆暴力団対策のためだけに警察OBを雇う。


●警察と暴力団との攻防は、当時より激しさを増しています。ちょうど07年頃から、福岡県内で発砲事件が多発するようになったのです。
 それらの事件を起こしている張本人は、久留米市に本部を置く道仁会、大牟田市の九州誠道会、北九州市の工藤会という3つの組織だと見られています。(中略)いったいどうして、九州のヤクザはあれほどまでに激しいのか。(p.40-43)

☆九州の暴力団は本州進出のような拡張志向を見せたことが無かったからこれまで警察のターゲットになりにくかった。だからこそ、最近の風潮は「オレたちの縄張りを侵してきた」と映っているそうです。実際、暴排条例の制定は、もともと九州の3組織、とりわけ工藤会に対する包囲網を強化するためのものだそうです。


●一般的に、株式総会で企業を攻撃する側に回る総会屋を“野党総会屋”、企業を防衛する総会屋を“与党総会屋”と呼びます。(p.60)

☆“野党総会屋”と“与党総会屋”の2種類いるのか。総会屋というのは敵か味方か分からなくなるときがあったが、そういうことだったのか。


●その一端を垣間見せたのが、10年11月に起こった市川海老蔵暴行事件でした。(p.159)

☆最近、複数が逮捕されて世間をにぎわせている「関東連合グループ」についての記述です。暴力団よりも「半グレ」の方が暴対法などの適用が無い分自由度が高く厄介だとしている。


●矢野氏の株好きは、つとに知られています。56年に京大経済学部を卒業した矢野氏は、ゼネコンの大林組に入社。総務畑に配属されて株式を担当しています。58年12月の同社上場に際しては増資作業に携わり、ここで株の「オモテとウラ」を知ったと言われています。(p.202)

☆元公明党委員長の矢野氏が「チャート(人脈図)」の中心にいたという話。証券会社に巣食う共生者と暴力団の相関図である。矢野氏が中心にいることは不自然なのだが、なぜ矢野氏が中心にいたのかについてはいろいろな憶測を呼んでいる。





【アクションプラン】
・アクセスジャーナルをこまめにチェックする。

・暴力団についてもっと詳しく勉強する。



【評価】
評価:★★★★★
こんな人に、こんな時におすすめ:
知らないうちに暴力団と関わり合いにならないために。

posted by macky at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメンタリー | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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