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2012年07月04日

男は20代に何をなすべきか

男は20代に何をなすべきか―“人間の基本”を身につけるために
鈴木健二/著(新潮文庫) 1989年 (単行本は1982年)


【概要】
20代になすべきことが50篇収められている。
著者は大ベテランのNHKアナウンサー鈴木健二氏。


【動機】
随分と前から、それこそハタチになったくらいの頃から少しずつ読み始めてやっと読み終えた。


【所感】
NHKの顔ともいえる鈴木健二氏が何となくアナウンサーという仕事に就き、しかもこの仕事向いてないとずっと思いながら仕事をしていたことに驚いた。

50篇はそれぞれ独立していて読みやすいが、特に心に残ったのは、
13「恩を忘れるな」、15「夢中で本を読め」、20「大学をレジャーランドにするな」、37「父よりも夫であれ」の4篇。


【抜粋】
●本を読む楽しさを知っている人間と、そうでない人間のねうちは、行動力がカバーしてくれる30代の終わりまでは、あまり差は無い。しかし、ヘッドワークが主になり、部下の育成が仕事の大部分になる年代になると、明暗ははっきりしてくる。(p.87)

☆30代終わりまでは差が無いというところがおもしろい。つまり表立って見えてこないから差が無いように見えるだけということ。


●いま私は週に30時間しか本を読めない。せめて40時間はと念願しているのだが、仕事に追われてとても出来ない。おまけに読むものはすべて日本語で書かれている学術関係の専門書、歴史、宗教、数学史がほとんどである。10代や20代の頃のように、難解な本に挑む気力も時間ももうない。(p.88)

☆驚愕である。週30時間というと毎日4時間以上なのだが、それでも足りないという。1日1時間は読書に充てたいと思っていたが、もっと増やさねばと思う。


●遊ぶなと言っているのではない。1時間遊ぶためには、1時間以上勉強しておけと言っているのである。この効果が現実となって君に迫ってくるのは40代に入ってからである。(p.114)

☆勉強をするモチベーションが上がるひと言である。


●賢母は必ずしも良妻ではないけれども、良妻は必ず賢母なのである。良き母である以前に良き妻であることが先決問題なのである。(p.199)

☆忘れられがちだが、子は親を見て育つ。


●サラリーマンの家庭には珍しく、私もカミサンも商売屋の出身なので、きちんと神棚があるのだが、いまは給料も振り込みになり。神棚は火が消えたようである。味気なくなった。(p.236-237)

☆そういえば、うちの実家にも神棚があるが、あるのが当たり前になってて、それがなぜあるのかというところまで深く考えたことがなかったな。


●20代を書く時、私のみならず誰でも一つの基準に置きたい気持ちになるのは、明治維新の大業を成し遂げた若者達であろう。(中略)彼等は辞書もなく教師もほとんどいない時代に苦心惨憺しつつ外国語を独習して自ら西洋の文化を吸収し、剣戟の巷をかいくぐり、生命の危険に絶えずさらされながら、志を全うしていくのである。(p.242)

☆20代の莫大なエネルギーをどこに傾けるか。


●50歳になった時に、自分がどんな形になっているか、サラリーマンを例にとれば、どのような地位についているかで人生は決りである。(p.261)

☆こういう書き方だと具体的なイメージが沸きやすい。ゴールに向かっていかに積み上げていくか、逆算していける。



【アクションプラン】
・続いて 『30代に男がしておかなければならないこと』 を読む。 →読了(131226)



【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
20代のうちに読んでおきたい。
amazonレビューを見てみると、毎年一番最初に読む本としている20代の人も。

posted by macky at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(1) | 自己啓発 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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