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2014年08月15日

チェッカーズ

チェッカーズ
チェッカーズ
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高杢 禎彦
新潮社
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チェッカーズ
高杢禎彦/著 (新潮社) 2003年
1,300円+税



【概要】
結成、デビュー、裏切り、解散、フミヤ、そして…。ガンとの凄絶な闘いを経て高杢禎彦が今すべてを語る。衝撃の解散の真実。(「BOOK」データベースより)



【動機】
チェッカーズの暴露本ということで興味を持った。


【所感】
ジャイアンのようなキャラだとは知らなかった。
もっと陽気なニイチャンだと思ってた。

著者がフミヤ氏をねたんでいてるのがよくわかる。
実は俺の方が強いんだ!という感じで最後まで突き通す。 

読んでいるうちにかわいそうになってくる。

文章はうまくないが、当事者でしか知り得ない裏話がたくさん載っていたので
その辺は楽しめた。

解散は残念だったけど、確かにフミヤが解散を言い出したかもしれないけど
その原因が自分にもあるかもということは考えないのだろうか。




【抜粋】
●2002年4月18日
“胃の調子がおかしい”
 起点は、どうやらこの日からだったようだ。
 あとは、自分の記憶を重ねればいい。それは、もうこの時点で食べた物が喉に引っかかる感じで、胃に落ちていかない感覚があったからだ。扁桃腺が痛くて唾を飲み込めない感覚とは若干違う。奥で引っかかる感じが強かった。
 そういえば親父も同じ症状を訴えていたことがあった。結果は胃ガンだった(p.27)

☆胃ガンの予兆。胃ガンと診断される6か月前の日記より。



●ある日、フミヤが図工の宿題で絵を描いて持ってきた。何気なくみると、目ん玉が飛び出そうになった。
・・・(中略)・・・
 フミヤって、どことなくぼんやりしているんだけど、この頃から、どうやったら人は感動するのかということを本能的にわかっていたのだと思う。もう、これは、天性のもの。スターってこういう、人が発想しないこと、驚くこと、感動することをさりげなくやれるようじゃなきゃダメなんだなと今改めて実感している。(p.89)

☆人を感動させる天性の才能ってのは確かにあるかもしれない。そういう人は、子供の頃から光っているものだ。


●ケンカなんかになると多い時は、100人くらい連れて遠征していた。・・・(中略)・・・番張ってる俺とか、その側近だけがタクシーを使って移動した。手下が着いたなと思った頃に、タクシー乗りつけて「オウッ」ってな感じ。フミヤ君は、ケンカは強くないんだけど、どういう訳かタクシーに同乗していることが多かった。これも、天性の立居振る舞いの上手さってとこかな。(p.97)

☆笑ってしまった。


●しかし、チェッカーズの場合、個々の個性が強いためやってることはバラバラ。例えば、曲作りをやれば、マサハルなんか200から300くらい作ってくる。みんな似たような感じだから、メンバー全員から、
「いい加減にしろよ、絞ってこいよ絞って」
 と非難の声が飛ぶ。決して、曲自体は悪くないのに。(p.143)

☆おもしろい。こうして「room」などの名曲が生まれていったのか。



●これでデビュー曲は決まった。しかも、今だから言えるけど、同時に「ギザギザハートの子守唄」、「涙のリクエスト」、「哀しくてジェラシー」の三曲をレコーディングしたのだ。(p.148)

☆「ギザギザハートの子守唄」でこけても「涙のリクエスト」がある。それがだめでも「哀しくてジェラシー」がある。それでもだめだったら久留米に帰るというわけである。こういう話はおもしろい。しかもこの3曲とも爆発的なヒットとなった。



【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
チェッカーズの曲を聴きながら読むのがオススメ。


posted by macky at 10:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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