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2014年09月11日

ストレスフリーの整理術 実践編



ひとつ上のGTD ストレスフリーの整理術 実践編
デビッド・アレン/著、田口元/監修・翻訳 (二見書房) 2010年
1,600円+税



【概要】
世界中で支持されるプロフェッショナルな仕組みを深く理解し、実践するための応用マニュアル編! 人生と仕事に使えるロードマップ「GTD」! 今すぐ活用して、押し寄せる問題を解決しよう。(「BOOK」データベースより)

ストレスを無くすことを目的とした時間術の本。



【動機】
ストレスフリーの整理術』 を読んだので、その続編。

(ちなみに、1作目が 『ストレスフリーの整理術』 で、2作目が 『ストレスフリーの仕事術』 。そして本書が3作目にあたる)



【所感】
第4章くらいまではすごく退屈。




この本の柱である「見通し」をまとめると以下のようになる。


目的・価値観(高度5000メートル)
 究極の目標、これだけは譲れないこと。


構想・ビジョン(高度4000メートル)
 2年より長い時間をかけて達成したい長期的目標。


目標とゴール(高度3000メートル)
 1〜2年のうちに達成したいこと。(月に一度や四半期に一度など定期的に達成度をチェックする)
そういえば、こういう月に一度進捗度をチェックするようなシステムが抜けてたなぁ。


注意を向けるべき分野(高度2000メートル)
 月に一度くらいで見直す。終わらせるものじゃないのでこだわらなくていい。健康維持など。


プロジェクト(高度1000メートル)
 1年以内に達成すべきもの(週に一度は見直す) :GTD+Rでいえば、MONTHか。 ←今する必要ないけど1か月以内にしたいものを入れてるが、そうではなくプロジェクト的なものを入れておいて、週一度チェックして、具体的な行動に落としていく!


次にとるべき行動(高度0メートル)
 毎日見直す。 :GTD+Rでいえば、TODAY、WEEKか。





結局、「いつか/SOMEDAY」がいつかやりたいがやらなくてもいいことと、長期的目標がごっちゃになってるからわかりにくかったのだ! 

長期的目標を達成するには今からでも少しずつ何かをやる必要があるのだ。
高度3000メートルの置き場を作って、1か月〜四半期に一度、何%くらい進んでるかチェックしよう。





【抜粋】
●被害者
 状況のコントロールも、将来への見通しもほとんどままならない状態が左下のエリアだ。自分では何もできずに、外的な要因に振り回されてばかりおり、いわば嵐の中にいるような状態だ。・・・(中略)・・・後回しにできるほとんどのものを後回しにしてしまう。次々に発生するタスクを処理しきれず、どんどんと遅れが生じ、今まで後回しにしていたものが急に大きな問題となって目の前に立ちはだかることも多い。
 このエリアにいる人はなんとか船が沈まないように必死にもがいているとも言える。とりあえず船が転覆しないという確信が持てない限り、どちらに進んでいるのだとか、そもそもどこに行こうとしているのか、などを考える余裕もない。身の回りの整理や将来の目標を考える時間など到底とれないために、前に進んでいるという感覚さえほとんどない。(p.72-73)

☆1日は同じ24時間なのに、状況をコントロールできるかできないかでこんなに違う。当然、成果も桁違いに違ってくる。この状態からは一刻も早く抜け出さなければならない。



●この「収集」のステップですぐに効果を出したいなら、その一つの方法は身の回りを片付けることである。(p.103)

☆片付いていないということがじわじわとストレスになるらしい。



●「先に進めなくてもかまわない」と判断したことを1つのカテゴリーに集めることには実に大きな威力がある。私はそれを友人に教えてもらった。彼はコンサルティング会社の代表を務めているが、クリエイティブなアイデアをぽんぽんと生み出し、さまざまなプロジェクトをクライアントに提案していた。しかし彼は心のどこかでこうしたプロジェクトすべてに関して何らかの行動を起こさないといけないと思い込んでいた。そうした無意識のプレッシャーが積み重なったある日、彼ははたとアイデアを出せなくなってしまった。しかし彼はすぐにその問題に気づき、「いつかやる/多分やる」というリストを作り、すぐにリソースを割り当てられないプロジェクトをそこに放り込んでおくことにした。そのおかげで彼の心からプレッシャーが取り除かれ、再び思考のギアを上げて存分にクリエイティブなアイデアを出していくことができるようになった。(p.141-142)

☆「いつかやる/多分やる」の使い方一つでこんなに変わるのか。さっそく取り入れてみよう。いつかやりたいというより、今やらなくていい、次の行動も考えなくていいものとするとストレスがなくなる。思いついたことをどんどんここに放り込んでいけばいい。毎月レビューしてアイディアが形になりそうなものは「MONTH」や「WEEK」、「TODAY」などに落としていく。「いつかやる/多分やる」は膨大になっても気にしない。未来の種がたくさんあるということ。



●さて、次にとるべき行動を明らかにし、それらのリストができたときに考えなくてはならないことがある。そう、それらの行動の優先順位をどう決めるか、ということだ。これはどのように判断すればよいのだろう。
 この判断に影響を与える要因について考えてみよう。そのような要因はたくさんあり、また複雑なので、単純にABC、123、高中低などで優先順位を分類するのは無理である。(p.204-205)

☆優先順位を考えるのは必要ない。というより、無理であるという。状況は刻々と変化するので、あらかじめ優先順位を決めるよりも自在に対応していく方が望ましい。



●大胆な目標に力を注ぐべきではない時もある。あまりに大きな目標に取り組むと状況のコントロールができなくなることもあるからだ。(p.269)

☆あれをやりたいけど、今はほかのことが手一杯でできないという感覚がこれかも。そういうのがストレスになるらしい。逆に言えば、状況のコントロールさえできるようになれば一度にたくさんのやりたいことが舞い込んできて同時にできなくてもストレスにはならない。




【アクションプラン】
・「MONTH」を「(毎日少しずつやる)プロジェクト」と「今はやらなくてもいいけど1か月以内にやること」に分けた。

・「いつか/SOMEDAY」は今やらなくてもいいこと。考えなくてもいいことという隔離的な意味にしておく。余裕が無い時はここにどんどん移していけばいい。

・目標とゴール(高度3000メートル)の置き場(というか入れ物だけ作っても仕方ないので、進捗度を記録するようなノートみたいなもの)を作る。




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
やりたいことがたくさんあってストレスを感じている人に。



【結論】
・次の行動を考える。

・身の回りを片づけておく。散らかっているとそれだけでストレスになる。

 
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