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2015年05月20日

もっと知りたい京野菜

もっと知りたい京野菜 (京都を愉しむ)
上田 耕司
淡交社
売り上げランキング: 732,763


もっと知りたい京野菜
上田耕司/著 (淡交社) 2014年
1,400円+税



【概要】
〈京大農学部卒、八百屋一筋。京都・錦の老舗「かね松」の主人が語る京野菜の魅力〉
〈京野菜が美味しい理由がわかります〉

創業明治15年(1882)の錦かね松は、錦でも最古参の八百屋です。本書では、錦かね松3代目主人である著者が、代表的な34種類の京野菜について、その歴史から美味しい食べ方までそれぞれの魅力を存分に語ります。京野菜のユニークな形や鮮やかな色合いなど、四季折々の姿を目でも楽しめる一冊です。また、家庭で簡単に作れる京野菜を使ったレシピや、野菜にまつわる京の年中行事、野菜の買い方・扱い方のコツなど、豆知識も満載。本書を読めば、京野菜が美味しい理由がきっとわかります。(Amazonより)



【動機】
京野菜について知りたい。


【所感】
京野菜が34種紹介されている。

ガイドブックというよりは、老舗の野菜屋さんならではのつぶやきという感じ。エッセイっぽい。



【抜粋】
●春は竹の子。竹の旬と書いて筍となります。竹の子は正月から輸入物、鹿児島県産、徳島県産、あるいは早出しの京都のものと出まわりますが、京都の洛西で霧島つつじが咲くまで待ってください。

(中略)

 次は松茸ですが、これは、きんもくせいの花が咲いて香りを感じたときが旬です。もちろん京都市内の山々のきんもくせいが咲いたときです。昔きんもくせいの二度咲きがあった時、やはり、松茸も二度とれたということです。

 賀茂茄子は、祇園祭の前後。とうがらし類は、暑い夏、その他の季節に出るハウスものは風味が落ちます。九条葱、七条芹は、底冷えのする1月〜2月。畑菜は2月。水菜、、壬生菜、ほうれん草、人参葉などのナッパ類は、とにかく冬。海老芋は正月。聖護院かぶら、聖護院大根は1月〜2月。丹波黒枝豆は10月まで待ってください。早生種や紫ずきんなどありますが、これは丹波黒枝豆ではありません。(p.54)


☆ビールの時期に丹波の黒枝豆は無いというのは意外だった。




●むし暑い京の夏、不快指数が高く、逃げ出したくなるほど嫌な夏です。おかげで健啖家を自称する私でさえ食欲が減退し、何を食べようかと考え込むほどです。そのとき、食欲を元気づけるのがこの伏見とうがらしなのです。

(中略)

京都の人にとって「あおと」といえばこれを示し、他のとうがらし類とは全く違うものとして区別していました。

 在来のとうがらしが明治になっていろいろなとうがらしとと交雑し、アメリカからのピーマンなどの影響を受けて突然変異的にできたものが京都府の舞鶴中筋地区の万願寺とうがらしです。今では、京野菜の中心的存在ですが、私個人としてはいかがなものかと思っています。(p.64)


☆万願寺とうがらしが舞鶴のものだとは知らなかった。





【アクションプラン】
・他の本も読んでみてもうちょっと詳しくなってからまた読んでみたい。



【評価】
評価:★★★☆☆(2.6)
こんな人に、こんな時におすすめ:
京野菜についてある程度知っている人向けかも。

posted by macky at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 実用書・ハウツー本 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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