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2015年07月27日

神秘家 水木しげる伝

神秘家 水木しげる伝 (怪BOOKS)
水木 しげる
角川グループパブリッシング
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神秘家 水木しげる伝 (怪BOOKS)
水木しげる/著 (角川グループパブリッシング) 2008年
1,500円+税



【概要】
妖怪漫画の第一人者、水木しげるが、自らの激動の半生を、その神秘体験とともに描き出す。神秘家水木しげるのルーツがわかる一冊。(「BOOK」データベースより)


【動機】
水木サンの本を乱読中。


【所感】
水木さんの自伝は何冊も読んだが、全く同じものは無く、毎回新たな発見がありおもしろい。

神秘家というタイトルの通り、妖精や妖怪が日常にどんどん出てくる。



【抜粋】
●鳥取の人間はなんとなく忙しい感じだが、島根の人は古代の神々を背後につけている感じで動作や話し方もおっとりしている。
ぼくはベビイの頃から、島根県人というと凡て神につかえる人だと思っていた。
後年、小泉八雲の存在などを知り、ぼくのように “島根の奇妙なフンイキ” を感じてそれにホレた外国人がいるのだと驚いたものだ。(p.9)

☆つい最近、たまたま「100分de名著」で
小泉八雲をやっていたので見てみた。

水木サンは妖怪だけど、
小泉八雲は怪談、お化けや幽霊。雪女やろくろ首など。



●というわけで、ぼくは大阪の桃谷という所にアパートを借り、学校へ通うことになった。学校はまるで江戸時代の寺子屋のように退屈だった。
授業中も当時愛読していたグリムやアンデルセンの童話に絵をつけたり絵本を作ったりしていた。(p.67)

☆グリム童話などを愛読していたらしい。



●怪異といえばその頃北海道の山奥の万字という所に、髪の毛がひとりでに伸びる「お菊人形」を見に行った帰り……(p.247)
「先生、岩見沢まで下りないと宿はないですね」
「向こうに着けばなんとかなるでしょう」

☆「お菊人形」って岩見沢だったのか。
萬念寺という寺に祀られているらしい。
髪の毛が伸びるからくりは何だろう?

水木さんは「お菊人形」を見に行った帰りに、不思議な体験をしてしまう。



●「女性は妖精のようだというと喜びますが妖怪のようだというと怒られます」
「でも妖精がずかずか自分の生活に入ってきたらいけないんです」
「ほう」
「妖精は人間の運命を狂わせる恐ろしい存在でもあるんです」
「なるほど」
「だからあからさまに 『妖精』 なんて言うとフェアリー・ストローク(妖精のしびれ)にあっちゃう」
「じゃあなんて呼ぶんですか?」
「ピープル・オブ・ザ・ピース つまり平和好きな人とか、グッド・ネイバーズ よいお隣さんとかって呼ぶんですのヨ」
「気を遣わなくちゃならんわけだ」(p.271)

☆妖精の大家・井村君江先生との会話。
フェアリー・ストロークなんてあるのか。初めて知った。




【アクションプラン】
・「100分de名著」小泉八雲を見た。

・グリム童話を見る。




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
水木さんの自伝が読んでみたいって時に。

 
posted by macky at 21:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ・コミックス | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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