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2015年10月06日

自助論

スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫


スマイルズの世界的名著 自助論 知的生きかた文庫
サミュエル・スマイルズ/著、竹内 均/訳 (三笠書房) 1988年


【概要】
1858年に出版され、日本では福澤諭吉の 『学問のすすめ』 と並んで読まれたという明治の大ベストセラー 『西国立志編』 (中村正直/訳)の現代語訳版(原題は 『Self-help: with illustrations of character and conduct』 )。「天は自ら助くる者を助く」という独立自尊の精神を広めた、古典的名著である。


【動機】
『路傍の石』 で主人公の吾一少年が読んでいたのがきっかけで興味を持った。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。』 を読んで自助論の意味について疑問を持った。


【所感】
「正直者はバカをみる」という今の時代にはそぐわないかもしれない。言ってることはいちいちごもっともなのだが、この本を実践していると住みにくい世の中になるかもしれない。それでも、辛抱強く続けていると自分で自分の運命を切り開くことができる、そう思わせてくれる本である。


【抜粋】
●そして彼らは、この世のありとあらゆるもの――たとえば時間さえも黄金に変えてしまう。(p.29)

☆印象に残った一文である。名を成した人はみな勤勉と努力によって成功を勝ち得ている。


●ウェストポイント陸軍士官学校に入学しても頭の回転は相変わらず遅かったが、その分人並み以上にねばり強く勉学に励んだ。(p.194)

☆成功者に共通していることは、子どもの頃、たとえ成績が悪くても、人並み以上にねばり強く勉学に励んでいることだ。私も毎日コツコツとやろう。


●コツコツ努力する劣等生は、必ずやあきっぽい優等生を追いぬくだろう。遅くとも着実に歩む者が、競争では最後に勝つのだ。(p.196)

☆追い抜かれたあきっぽい優等生が再び抜き返すにはどうすればいいか。集中して勉強することである。そして、そのまま毎日少しずつでも勉強するクセを身に付けてしまえば、安泰である。結局は、優等生か劣等生かはあまり関係がなく、コツコツ努力できるかどうかにかかっている。


●芸術家も、自分よりもすぐれた才能の持ち主に触発されて才能を高めていく。
 たとえば、ハイドンの天才的資質はヘンデルによって初めてかき立てられたといっても過言ではない。ヘンデルの作品が演奏されるのを聞いて、ハイドンは作曲への情熱を燃え上がらせた。ハイドン自身がいうように、この出会いがなければ彼のオラトリオ「天地創造」は日の目を見なかったにちがいない。ハイドンはヘンデルについて、「いったん曲想を決めたら、あとは稲妻のごとく突進していく人だ」と述べている。また別の機会には「彼のどのメロディを聞いても、私は血の気が引くほどゾクゾクさせられる」とまで語った。
(p.210-211)

☆すぐれた才能のある人が別の才能のある人に触発されるのを見るのは気持ちがいい。ヘンデルといえば、「メサイア(救世主)」や表彰状授与の曲「見よ、勇者は帰る」などが有名だ。



●自助とは、勤勉に働いて、自分で自分の運命を切り拓くことである。つまり他人や国に頼らないことである。これを現代流にいえば自己実現ということになるだろう。ただし私の理解では、自己実現とは、@自分の好きなことをやって、A十分に食うことができ、Bのみならずその結果が他人によって高く評価されることである。(p.246)

☆訳者竹内氏の解説文である。自助とは自己実現。



【アクションプラン】
・毎日少しずつ勤勉に励む。



【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ちょっと説教臭くて好みが分かれるだろう。
後半は特に、生涯貧乏だったけど人々から尊敬されたって人が多く出てきて
自分はそんな聖人君子になりたいわけじゃないって思うかもしれない。


(121024 読了)
posted by macky at 08:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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