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2015年11月15日

齋藤孝の天才伝1 ユング

齋藤孝の天才伝1 ユング
ユング―こころの秘密を探る「ヴィジョン力」 (齋藤孝の天才伝)
斎藤孝/著 (大和書房) 2006年
1,400円+税


【動機】
子どもの教養の育て方』 を読んでユングに興味を持った。



【所感】
齋藤孝氏が独自のツールを使ってユングを切り込んでいく。



【概要】
人間の心に潜む無意識の世界を切り拓いた知のカリスマ。これでわかった!これ1冊でユング通。(「BOOK」データベースより)



ユング―こころの秘密を探る「ヴィジョン力」 (齋藤孝の天才伝)
斎藤 孝
大和書房
売り上げランキング: 834,523




【抜粋】
●12歳のユング少年は学校からの帰り道に、友達から小突かれて頭を打ちます。そのとき瞬間的に「もう学校へ行かなくてもよい」とひらめき、「ひきこもり」になってしまうのです。(p.25)

☆「もう学校へ行きたくない」ではなく、「もう学校へ行かなくてもよい」というのがおもしろい。
そしてこの「引きこもり」の時期に神秘の世界に没頭したことで、のちに人間の心の秘密を解き明かすカギを見つけ出す思想家へと飛躍することになる。



●そもそも、フロイトとユングは両極端な個性でした。モダン都市・ウィーンでユダヤ人として育ったフロイトと、スイスの片田舎で自然に囲まれて暮らしたユング。(p.28)


●ふつうは、子どもの頃に持った好奇心を捨てながら大人になっていきます。しかし、ユングはある好奇心が次の好奇心を呼び込み、連なって一生を構成していきます。好奇心の鎖がどんどんつながっていくのです。(p.38)


●その自己への深層への旅を可能にしたのは、ユングの並はずれたヴィジョン力です。空想や夢想を、映像として、はっきりヴィジョンとして見る力がユングの場合はとくにすぐれていたのです。(p.40)


●ふつうは、いわゆる理性を取り去ることで、そうした無意識的世界が噴出してくると考えるかもしれません。しかし、実際は逆で、ユングは、理性的な判断力を無意識的世界を切り開く道具にしているのです。(p.48)



●学べるポイント @自分の武器をよく知って徹底して使い続ける(p.50)

☆これはまさに著者の斎藤氏があてはまるだろう。自分の強みを活かして徹底的に使い続けている。そして我々はその恩恵を受けられるのである。

自分の武器は何か。それを見きわめて徹底して使い続けたい。



●その違いは、フロイトが夢をあくまでも個人の無意識の世界のものとしてとらえるのに対して、ユングは、夢は、個人の無意識だけでなく、人類のコンプレックスなどの総体、集合無意識というとらえ方をするからです。(p.78)




【アクションプラン】
・自分の武器をよく知って徹底して使い続ける。




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ユングの入門書として。

 
posted by macky at 16:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 心理学 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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