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2016年10月13日

脳内物質仕事術

脳内物質仕事術
樺沢紫苑/著 (マガジンハウス) 2010年
1,500円+税


【動機】
いろいろな脳内物質について横断的に知識を得たい。



【所感】
ドーパミン: 幸福物質。適切な「ご褒美」を設定してモチベーションを上げる。夢はありありとイメージできた瞬間、半分は現実に変わっている。逆に、目標をありありとイメージできないとドーパミンも出ないのでなかなか行動にも移せず、夢は空想で終わる。


ノルアドレナリン: 締め切り効果など。


アドレナリン: 試合前に大声を出す。ピンチはチャンス。アドレナリンは「火事場の馬鹿力」なので、使いすぎに注意。オフにすることも大事。過剰な興奮や緊張は深呼吸をするだけで収まる。


セロトニン: 癒し物質。ウォーキング、音読(前頭前野の血流を増やし、認知症の予防にも効果がある)。お経を読む。映画を観て共感力をアップ(主人公になりきって感情移入する。涙を流すことによってストレス解消、癒し効果。泣くのを我慢すると逆にストレスがたまる)。起床後2〜3時間の脳のゴールデンタイムを有効活用しよう!(昼食前にひと仕事終える)。普段からセロトニン神経を鍛えておけば、うつ病の予防にも役立つ。


メラトニン: 睡眠物質。最も重要な仕事術は「きちんと睡眠をとること」。寝る前はあまり興奮するような仕事はしない。


アセチルコリン: やる気が出ないときは、とりあえず始めてみる。「作業興奮」によってやる気がわいてくる。やる気を生み出す側坐核。やる気が出るのを待ってても、いつまでも側坐核は刺激が得られない。「やる気が出ないから、とりあえず始めてみよう」が正しい。26分間の昼寝で脳の効率は34%も改善する。シータ波。アイディアを出すには、大量にインプットして寝てしまうのが一番。睡眠によって論理の縛りが外れ、素晴らしいひらめきが得られる。ひらめきはすぐに書き留めておくこと。花火が輝いた瞬間にシャッターを押さないとすぐに消えてしまう。「ゼロから素晴らしいアイディアが生み出される」ことはないので、たくさんの情報をインプットする。たくさんの本を読む。ひらめいたらその瞬間に必ずメモを取る。これを習慣化すると、ひらめきがどんどん蓄積されていく。レシチンを補給する(卵かけご飯と豆腐の味噌汁)。


エンドルフィン: 脳内麻薬。アルファ波。痛みや苦しみが幸福に変わる。ランナーズハイ。激辛料理。脂っこい食べ物、こってりラーメンなど(ただしカロリーに注意)。チョコレート。フロー状態(絶対的な集中状態)。あっという間に時間が過ぎた。

「次に何をやろう?」という疑問が、一番集中力を妨げるのでやることをあらかじめ書き出しておく。
感謝をするとエンドルフィンが分泌される。人から仕事を頼まれたら「はい、喜んで!」と言ってみる。

失敗した時は、まずは失敗に感謝。「失敗から学べてよかった!」 エンドルフィンが出て、成功へと大きく加速する。




【概要】
仕事に必要なやる気、集中力、学習力、記憶力・・・そうした人間の能力について脳のどの部分がどのように関与しているか? それぞれを高めるためには何をしたらいいのか?この本では、精神科医の著者が、そのための具体的な方法を科学的根拠に基づき紹介しています。鍵となるのは7つの脳内物質(ドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリン、アドレナリン、アセチルコリン、メラトニン、エンドルフィン)。単なる精神論のビジネス書とはおさらばして、あなたも科学的根拠のある脳を活性させた仕事術を始めてみませんか? この奇跡の7つの脳内物質の働きを知ることで、仕事は劇的に変わります!

◎目次
・ほどよい難度がもっとも効率を上げる〜ドーパミン仕事術
・恐怖とプレッシャーで最速の効果を〜ノルアドレナリン仕事術
・夜の会議は空腹でするな〜アドレナリン仕事術
・成功したければカーテンを開けて寝ろ〜セロトニン仕事術
・入眠前にゲームやパソコンはするな〜メラトニン仕事術
・やる気と閃きを自在にコントロールする〜アセチルコリン仕事術
・脳内麻薬を味方につける究極の仕事術〜エンドルフィン仕事術ほか(Amazonより)


副題は、「7つの奇跡の物質があなたの仕事を劇的に変える!」


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【抜粋】
●「今日は午前中頑張ったので、カツ丼にしよう……」
 このように目標達成した後から、ご褒美をあげることを決定する場合もよくあると思うのですが、それではモチベーションアップにあまり役立ちません。・・・(中略)・・・
 仕事を始める前に「目標達成→報酬ゲット」の関係を明確化するほうが、モチベーションアップにつながります。(p.76)

☆報酬やご褒美はあらかじめ設定しておくこと!

そういえば、今までご褒美って全く用意してなかったな。



●脳のゴールデンタイムは、午前中の2〜3時間。この時間にきちんと集中して執筆すると、原稿用紙で10〜20枚ほど書くことができます。本1冊は原稿用紙で300〜400枚くらいですから、このペースだと1か月で仕上がるわけです。(p.262)

☆午前は執筆や語学の勉強、複雑な計算などの論理的な作業、
午後や夜は創作活動などクリエイティブな作業が向いているらしい。眠気があってシータ波が出やすい状態は思いがけないアイディアが出るチャンス。

全体を見通すような作業(ToDoリストや目標設定、計画立案)なども午前中が向いているらしい。ゴールデンタイムにやるのはムダかなと思ってたけど、やっぱり午前中にやった方がいいようだ。短時間でやろう。




【アクションプラン】
・ご褒美をあらかじめ用意する。(ドーパミン)

・主人公になりきって映画を観る。(セロトニン)




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
脳内物質を把握して実生活に役立てよう。

posted by macky at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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