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2016年11月27日

日本のお金持ち研究

日本のお金持ち研究
橘木俊詔、森剛志/著 (日本経済新聞出版社) 2008年 (単行本は2005年)
695円+税


【動機】
日本のお金持ちを研究してお金持ちになろう。



【所感】
40代で上場企業の取締役になった人々にもう一度人生をやり直せるとしたらと聞いたら過半数の人がベンチャー企業を設立すると言ってるのがおもしろい。

弁護士は日本では稼げない。



【概要】
日本のお金持ち研究
 本書はお金持ちになるためのハウツー本ではない。「日本で漠然とお金持ちと呼ばれている人間とは何者か」という疑問に、経済学者らが学術的視点から答えたものだ。まず著者らは国税庁が発行している「全国高額納税者名簿(2001年度版)」に記された年間納税額3000万円以上の層を「日本のお金持ち」と定義した。所得にすればおよそ1億円以上に当たり約9000人存在する。彼らへのアンケート結果などからお金持ちの定義を導き出していく。

 職種で見ると最も多いのは企業家、次いで医師だ。この2つが「お金持ち」の45%を占める。いわゆるサラリーマン社長や勤務医ではなく、オーナー企業家や開業医である場合がほとんどだと言う。日本ではこうした「お金持ち」と、「上流階級」と呼ばれる人々が必ずしも一致していないとも言う。パワーエリートと呼ばれる政治家や官僚の中には、手にした高い学歴や社会的地位に所得が伴わない「地位の非一貫性」が見られると解説。結果として大企業、特にオーナー企業のトップに所得・権力・支配力のすべてを兼ね備えた上流階級が多いと論じる。企業家は自家用車にトヨタを、医師ならメルセデス・ベンツを選ぶ傾向が強いなど、日本のお金持ちならではの嗜好を読み解いていく。(Amazonより)

日本の「金持ち父さん」とはどんな人か。医師や弁護士、経営者は本当に稼げる職業か。サラリーマン営業者とオーナー経営者・起業家では、所得はどうちがうのか。全国規模のアンケート調査とデータから日本の富裕層とは誰かを浮き彫りにし、金持ちになれた背景、社会制度、暮らしぶりなどの実態に迫る。(「BOOK」データベースより)


日本のお金持ち研究 (日経ビジネス人文庫 ブルー た 11-1)
橘木 俊詔 森 剛志
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 648,358




【抜粋】
●アメリカにおけるお金持ちというと、ビル・ゲイツ(マイクロソフト、資産額5兆1600億円)、マイケル・デル(デル・コンピュータ、資産額1兆3440億円)、スティーブ・ジョブズ(アップルコンピュータ、資産額1920億円)などIT通信関連の企業家や、ウォーレン・バフェット(資産額4兆3200億円)などの投資家、さらにはドナルド・トランプ(資産額2280億円)などの不動産業の企業家が思い浮かぶ(p.15)

☆ついに、トランプ氏は大統領にまでなってしまった。



●アメリカでは学部レベルでは法学という専攻がない。そのため、アメリカの弁護士は、必然的に法律以外の専攻を少なくとも一つ持っていることになる。(p.74)

☆法学を目的にするのではなく、法学という武器を使って何をやるかが問題である。



●国会議員や中央官庁のキャリアといわれる役人たちの所得は、一部の人を除いて、それほど高くないということである。 (中略)
 これらの政治家や官僚たちが、そう高くない所得にもかかわらず、法律を作成したり政策実務を担当したりして、日本の社会・経済の動向を決定してきたのは事実である。
 これら政治家、官僚を加えて、すでに述べた財界人を含めて、これらの人をパワーエリートと呼ぶことが可能である。社会のエリートとして、権力を握って支配階級として存在したのである。 (中略) これらパワーエリートは必ずしも高い所得を稼いでいる人ばかりではないということである。(p.145)

☆官僚というとみんな高給のようなイメージだけど、賄賂や天下りで儲けているのは一部の人だけのようだ。




【アクションプラン】
・金持ちになる道は、医者か企業家。




【Amazonレビューより】
・社会学というものの限界なのかなぁ。 2005/6/3
 面白いですよ、たしかに。この本。
 長者番付のデータ、アンケート、そして、個別の聴取り。なんとなく科学的に聞こえます。で、金持ちは東京に集中していて、地方では医者ぐらい、という結論もまぁ、そんなもんでしょう。皮膚感覚として正しいと思う。また、お金持ちインタビューも人生訓として有用です。
 でもね、すいません、自然科学の世界の人間なもんで言わせてもらいますが、アンケートの回収率8%っていうのは、そりゃ事前の予想よりは十分高いんでしょうけど、やっぱり科学的とはいえないでしょう。残りの92%はどういう人たちなんでしょう? やっぱり金の回りはドロドロしてるんだ、金持ちは自分のことを語りたがらないんだ、と考えるほうが普通でしょう。それだけじゃありません。長者番付から1年で消えていった成金様を排除している点、アングラについては当然対象外である点からして、結局のところ、これは「正道を歩いて公明正大に財を築いたニッポンの由緒正しく人に恥じるところのない金持」を対象にした“御研究”に過ぎません。その人たちが、道徳的な能書を垂れるのは当たり前…というか、否、むしろ、だからこそ、道徳の授業のような話が主流となってしまうのではないでしょうか。
 ニッポンのお金持について、8%程度の“意外だ!”を隠し味とした予定調和としての「なるほど」を期待したいなら、平たく言えばエンターテイメントとしてなら読む価値はあります。(Goodfoxさん)




【結論】
起業して成功する人のケースは非常に少なく、

リスクに好んで挑戦する人でないとダメである。

しかも、たとえ不成功で終わっても打ちのめされることなく、

再び立ち上がれる人でないとダメである。





【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
どういう人がお金持ちになるのか知りたい人に。



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posted by macky at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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