TOP小説 >火花

2016年12月21日

火花

火花
又吉直樹/著 (文藝春秋) 2015年
1,200円+税


【動機】
芥川賞受賞ということで読んでみたけど、期待外れ。



【所感】
いかに型を破るかということに主眼が置かれていて、

師匠の伝記を作るという大きな食材があるにもかかわらず、

最後までおいしそうな料理が出てこなかった。

そういう意味では型破りな小説。


漫才師という職業が特殊な世界で、その裏側を知るにはいいが、

主人公らの性格に共感できず。文章に深みもない。

結果、才能のない漫才師は大変だな、くらいしか思うところがない。







【概要】
お笑い芸人二人。奇想の天才である一方で人間味溢れる神谷、彼を師と慕う後輩徳永。笑いの真髄について議論しながら、それぞれの道を歩んでいる。神谷は徳永に「俺の伝記を書け」と命令した。彼らの人生はどう変転していくのか。人間存在の根本を見つめた真摯な筆致が感動を呼ぶ!「文學界」を史上初の大増刷に導いた話題作。(「BOOK」データベースより)


火花
火花
posted with amazlet at 16.12.21
又吉 直樹
文藝春秋
売り上げランキング: 497







【アクションプラン】
・映画化されるとしたら誰が適役か考えてみたい。

徳永(主人公):?
山下(相方):綾部祐二(ピース)
神谷(あほんだら):板倉俊之(インパルス)
大林(あほんだら):堤下敦(インパルス)
鹿谷:エハラマサヒロ または 木村拓哉
真樹:鈴木京香
由貴:斉藤由貴



・ピースの漫才といえば、「魂」しか見たことなかった。他にもあるのかな?

http://www.dailymotion.com/video/xge2lr_8-%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9_fun




【Amazonレビューより】
・盛り上がらない文学界の噛ませ犬作品。納得。2016年8月18日
※最新追記
最近テレビに出て文学について語ってる又吉さんを見て、ふと気付きました。「本が大好きで書いただけの人なんだぁ」、そう思いました。つまり、本が単に好き過ぎる素人が書いただけ、という事です。その語りを聞いて悟りました。
そして、文豪がなかなか登場しない、いまいち盛り上がらない文学界の、又吉さんはただの噛ませ犬なのだと、同時に悟りました。そして、現代の芥川賞は信用出来ないと思いました。
もし、この作品を、心から面白いと思うなら、現代や過去の文豪が可哀想です。
嘘だと思うなら、誰もが知ってる夏目漱石の「坊ちゃん」を読んでみて下さい。自分は漫画の様に笑ったのを思い出しました。また、漢字や語句の勉強にもなります。
又吉さんの火花は過去1番ダントツで心から読まなきゃよかったと思った作品ですので、逆に考えて、ただの噛ませ犬作品なので、どれ程つまらないかをあえて読んでみて、現代や過去の文豪達の本物の文学を読めば、その落差から最高に面白く感じると思います。
本物の文学は、読んだら、必ず何かしらの引き込まれる魅力があります。感情を揺さぶられたり、想像力を掻き立てられます。
自分はまさか火花を読んでがっかりさせられるとは思っても見なかったので、本物の文豪達の本を、改めてまた読んでみようと思います。

※以下は以前のレビューです。
※Amazonでは購入してませんが、SONYから頂いたので一気読みしました。

最後の方に少し盛り上がりがあるだけで、深みがないと感じざるを得ませんでした。
また、読んですぐ夢中にさせる、引き込む文章力も一切感じませんでした。
逆に、現代や過去の文豪達は、とても魅力的な文章を書いてたな、と再認識させられました。
又吉さんは、好きですが、正直つまらなかったです。(MBP MUSICさん)


・超教科書的芥川賞作品 2016年8月17日
星一つで芥川賞をとったことに対して文句を言っている方々はおそらくいままで芥川賞作品を一作品も読んだことがないのではないか。
話題だからとか、売れているからとか、芸人が書いて芥川賞とったからとか、そんな理由で読まれたのだろう。
では、芥川賞を普段読んでいる人間はどう感じるか。
おそらく、実に教科書的な芥川賞作品であると気づくはずだ。
半径5メートルくらいのミニマムな世界の中で、2人の主要人物がいて、なんとも言えない会話中心の平坦なストーリーが展開され、読み終わるとなんとも言えない気持ちになる。
まさしくよくある芥川賞作品の特徴そのものだ!
さらに今回の火花は情景描写などの地の文もレベルが高く古典的だ。
芥川賞をとるべくしてとった作品としか言いようがない。
しかし、もしこの作品を退屈に思うのならば、それは又吉が悪いわけでもあなたが悪いわけでもない。
あなたが単に芥川賞作品と合わない。そういうことではないだろうか。(ニャッキさん)


・なんだかなぁ 2016年4月17日
古本で購入して読みましたが、定価で買わなくて良かったとつくづく思いました。
ウ○コやらチ○コやら死ネやら下品なことを叫びながら、尻を出したり鼻水を垂らしたりすることを笑いと履き違えているような何の個性もないタイプの先輩芸人を、 なぜか崇拝して(もしくは崇拝しつつ馬鹿にして)いる主人公が、
ひたすら居酒屋や公園で理想論的御託を並べつつ何の努力もしないという、ただただそれだけの話でした。
人物描写が薄く、主要人物に何の魅力もないので共感もできず、読み手の私は置いてきぼりな感じで、最初から最後まで冷めた気持ちのまま読み終わりました。
最後のオチに関しては、又吉さんの人間性を疑うほどで嫌悪感すら感じました。(そして次回作を書ける技量も無いだろうなと思いました)
これが純文学だと言われる方もいますが、これが純文学なら、私にとって純文学を読むということは、貴重な人生の時間を最大限に無駄遣いすることに他なりません。(Amazon カスタマーさん)





【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ナポレオン・ヒルと夢をかなえるゾウと大富豪アニキと太宰治を寄せ集めて1冊の小説を作ってみた感。



おもち
posted by macky at 20:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック