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2017年03月22日

個性を捨てろ! 型にはまれ!

個性を捨てろ! 型にはまれ!
三田紀房/著 (大和書房) 2006年
1,200円+税


【動機】
「ドラゴン桜」の三田紀房さんが著した一冊目の本ということで読んでみた。



【所感】
個性を捨てろ! 型にはまれ! ということを一貫して言っている。



【概要】
「個性なんかいらない」
「型にはまってこそ、成功できる」

『ドラゴン桜』『エンゼルバンク〜ドラゴン桜外伝〜』『銀のアンカー』『マネーの拳』などで、
成功に至る道筋を描いてきた著者・三田紀房が確信した「成功法」は、
個性を捨てて型にはまること…!?

・最短距離で追いかけるからこそ、成功できる
・パイオニアよりも2番手をねらえ
・付き合いにくい変人より、愛される凡人になれ
・タテ社会の心地よさを認めろ
・本音を隠し、建前で押し通せ

僕は天才でもないし、さほど努力家というわけでもない。
それでも、漫画家になり、こうしてご飯を食べることができている。
どうしてそんなことができたのか?
その答えを、僕は本書の中に詰め込んだつもりだ。(エピローグより)


個性を捨てろ! 型にはまれ!
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【抜粋】
●成功への近道とはどんな道だろう。
 どうすれば手っ取り早く、合理的に、そして確実に成功を手にできるのだろう。
 才能?
 そんなもの、たいして重要じゃない。
 これについては、僕には確固とした答えがある。
 とにかく、キレイに舗装された高速道路を走ることだ。
 近道はウロウロと探しまわるものではないし、自分で果敢に切り開いていくものでもない。あらかじめ誰かが整備してくれた道路を、猛スピードで走り抜ける。それに勝る近道はないのだ。(p.20-21)

☆成功への近道は、とにかく、キレイに舗装された高速道路を走ること。



●すなわち、「オンリーワン」や「自分ならではの個性」にこだわっていたら、誰からも求められないまま、働く機会さえ失ってしまいかねないのだ。(p.79)

☆税理士といった資格も、ひとつの「型」で、もし彼が退職してしまったら、同じ「型」を持った誰かを雇えばいい。業務はそれで回っていく。もし個性にこだわり、なんらかの「型」を持ってなければ、いつまでも働く機会を得られない。



●だからこそ、学校は徹底した「型」の詰め込み道場であるべきなのだ。
 個性を伸ばしたければ、それは学校以外の場所でやる。子どもの個性を見つけ、伸ばしていくのは、原則として親の仕事である。(p.143)

☆学校は一人一人にあった教育をするのはムリなので、そこには期待しない。それよりもむしろ徹底的に「型」を身につけさせておいた方があとでいろいろなことができるようになる。



●1997年に神戸の児童連続殺害事件が起こったときにも、中学生が「どうして人を殺しちゃいけないの?」と質問して、大人たちが誰も答えられなかったという出来事があった。
 そんなもの理由なんかないのだ。
「理屈じゃないんだ。ダメだからダメなんだよ」
 どうしてそう言えないのだろうか。
 子どもになにかを教えるとき、つねに理屈を用意するのは不可能だし意味がない。
 無理して理屈で説明しようとすると、必ず矛盾が出てしまう。ウソがバレてしまうわけだ。(p.147)

☆たまたま先日、 『絶歌』 を読んだところで、神戸の児童連続殺害事件について考えさせられた。ここでも型が使われている。いちいち理由を納得させるのではなく、まずはそういうものだというルールを教える。

大人が間違ったことを教えようとしたときに鵜呑みにしてしまうという弊害はあるが、ルールや決まりをある程度教え込むことも必要だ。



●たとえば、Aという漫画誌があって、そこに自分を売り込みたい。どうにかして連載を持ちたいとする。
 このとき、僕は自分の「得意分野」や「やりたいこと」などで勝負することはしない。
 漫画誌をパラパラとめくって、「空席」を探すのだ。 (中略)
 この漫画誌には、なにが足りないんだろう?
 そうやって「そこにないもの」を見つけ出し、それで勝負すれば、それだけで作品としての相対的な価値が高まる。(p.183)

☆普通は自分の得意分野を生かしてアプローチするが、なにが足りないんだろう? と「空席」を探す発想がおもしろい。




【アクションプラン】
・何をやるにもまずは型を身につける。




【Amazonレビューより】
・楽に生きるための「型」 2007/4/6
世間の大方の流れと逆を行く題名です。

内容は至極まともで、すんなりと受け入れられる主張です。「無理に無理して生きている」現在の人々へ「楽に生きよう」とのメッセージを投げかけているようでした。

本来「オンリーワン」というのも「そのままでいいよ、無理せずに」のメッセージであったのにいつしか「オンリーワンにならなくてはいけない。」「一生懸命オンリーワンになるために無理をしている」ような風潮になっていますよね。

著者はそんな風潮に警鐘を鳴らしているのだと思います。

著者の主張は「ずーっと型にはまっていれば良い」ということでなく、「まず型を覚えてから型を破れ」という順序の話で、いきなり型を破ろうとしている矛盾点を指摘しています。

かなり深い内容をシンプルなメッセージで我々に伝える「型」はさすがです。(人生応援家さん)


☆いきなり個性を求めるのではなく、まずは型を身につけろ! ということ。




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
「ドラゴン桜」ファンにお勧め。

 
posted by macky at 19:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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