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2017年07月03日

遅読家のための読書術

遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣
印南敦史/著 (ダイヤモンド社) 2016年
1,400円+税


【動機】
本を読むスピードが、新しい本が入ってくるスピードに追いつかない。

ブログを書くスピードをもっと上げたい!



【所感】
結局、このブログでやってることと同じかも。

もっと突き詰めた感じ。



【概要】
◎積ん読、解消! 月20冊があたり前になる。

なぜ「1ページ5分」かかっていた遅読家が
「年間700冊超」読破する人気書評家になれたのか?

元・遅読の書評家が教える
本を読むのがラクになる方法
僕はいま書評家として「LifeHacker[日本版]」「NewsWeek日本版」
などのニュースサイトに、月60本近くのブックレビュー記事を寄稿しています。
つまり、単純計算でも年間読書量は700冊以上のペース。

そんな話をすると驚かれますが、
なにを隠そう、僕もかなりの「遅読家」です。
ちょっと試しに、手元の本で計測してみたところ、
1ページを読むのにだいたい5分弱かかりました。

とはいえ本書は、いわゆる「速読術」の本ではありません。
「過去の僕と同じような悩みを抱えている人」のための読書術の本です。

「情報洪水」でも疲れない
あたらしい「本の読み方」
「昔は読書家だったのに、ここ数年、本が読めなくなった」
そういう人も増えていますよね。

スマートフォンでSNSやニュースを見るようになって以来、
僕たちの「読み方」が変化しています。
「新しい読み方」と「これまでの読み方」とのあいだで
真っ二つに引き裂かれているわけです。

「本を読む人生」は、きっとすばらしい
そこで残された道は2つ。
本が読めなくなっていく自分を、このまま放置するか。
それとも、「新しい読み方」を身につけて、「本のある人生」を取り戻すか。

後者の道を選ぶ人のために、この1冊ををまとめました。
読書によって頭がよくなるとか、
仕事ができるようになるとか、お金持ちになれるとか……
この際、そういったことはいわないでおきましょう。

読書そのものの楽しみを知っている人、
だけど、現状の読書量や読書スピードに不満がある人に
役立つ考え方やメソッドを多数盛り込みました。

音楽を聴くように本が読める
――さあ、「フロー・リーディング」の習慣をはじめましょう。(Amazonより)






【抜粋】
「一行」を探しながら読むようにすると、そこには冒険しかありません。(p.88)

☆「価値ある1行」を意識しながら読む。宝探しをするように本を読む。



●「1ライン・レビュー」。文字どおり、「1行のレビュー(感想文)」を書く習慣をつけるわけです。
(中略)
前述の「1ライン・エッセンス」について「なぜこの1行に感動したのか?」という観点で、ひと口メモを書くだけです。(p.91)

☆このやり方で、ハーバー(このブログ)がもっと短時間でできるかも。1文抜き出し、1文レビュー。



●そして最後にやっていただきたいのが、その12冊の中から「ベスト」だといえる1冊を選ぶこと。つまりその1冊が、自分の直近の読書の中で「もっともすばらしかった1冊」ということになります。1年の終わりには、さらにそこから「ベスト・オブ・ベスト」の1冊を選びましょう。(p.96)

☆ノートに書くことで、あとから振り返りやすくなる。



●いちばんおすすめの方法は、第3章で紹介した「1ライン・レビュー」用のノートなり手帳なりに、先に6冊分の書籍を書き込んでしまい、引用とレビューが「書き込み待ち」の状態になるようにすることです。(p.152)

☆1週間に6冊読む。1日休養日があるから、その日に次の週に読むものをすべて考えて、ノートにあらかじめ書いておく。
これを続けていけば、目の前のつん読本がどんどん無くなっていくかも。
自動的に年間300冊は読める。



●僕は音楽ライターとしてCDのライナーノーツも数多く執筆してきました。ライナーノーツというのは、CDの歌詞カードなんかのあいだに挟まっている「解説文」のこと。(p.156)

☆著者は音楽ライターも兼ねているようだ。読んでみたい。





【アクションプラン】
・著者のブログ 「神は一文に宿る。」 を見てみる。

・1ラインレビューノートを作ってみた。



【Amazonレビューより】
・読書量が倍になりました 2017年3月31日
著者は、ライフハッカーやニューズウィーク等で書評家として活躍されている印南淳史さん。現在は書評家として、年700冊の本を読んでおられます。

この本で提案されているのは、「熟読しなければ」という思い込みを捨て、音楽を聴くように、情報が自分の中を流れていくことを楽しむ読み方。
ーーー
音の配列を記憶しているとか、楽器で完璧に再現できるとか、歌詞を暗記しているといったことは音楽を聴く本来の目的ではないはず。そうではなく、聴いた結果として自分の中に生まれたものが、その音楽の根本的な「価値」なのです。
ーーー

もちろん、速く読む必要のない本もあるとしながらも、速く読める本は数多く読んで、共通項や差異を見ていくというアイデアには納得。
ーーー
1冊を深く読むのではなく、たくさんの本から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」を作っていく。それが遅読家の人に決定的に欠けている発想なのです。
ーーー
そのためにどうすればいいかも具体的に紹介されていて、それが気軽に始めることができ、また続けやすいのがいいと思いました。

特に「A4ノートに引用リスト(気になった「1行」を書き写す)を作って、中でも最も素晴らしいと思った引用を一つ選び、この1行が心に残った理由を一口メモする→12冊ごとに評価(刺激を受けた本、好きな考え方、今後読みたい本の方向性も確認)」という記録方法を自分なりに3ヶ月試して みたところ、一月の平均読書量が倍に増えました。今まではきっと、知らずしらずのうちに身構えてしまっていたのでしょうね。

情報の海で、宝物を両手に抱えてあっぷあっぷしながら泳ぐのか、宝探しを楽しみながら泳ぐのか…考えるいい機会になりました。
これからも読書の幅を広げていければと思います。(bumblebeeさん)

☆本書ではA5ノートを勧めていたので試してみたけど、けっこうスペースが少ないので、厳選して書こうとしている。
bumblebeeさんはA4ノートでやられているようだ。




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
目の前につん読本がたくさんたまっている人に。
1冊ずつじっくりと読んでいくよりもどんどん読んでいきたいと感じているときに。

posted by macky at 20:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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