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2017年10月22日

読みたい本: 漫画 君たちはどう生きるか

吉野源三郎 『君たちはどう生きるか』 の漫画化。

世界一受けたい授業で齋藤孝さんが紹介されていたので興味を持った。





原著は昔読んだことがあり、

いい本だった印象があるので、期待して読んでみたい。



【アマゾンレビューより】
・原作尊重の好アレンジかと思います 2017年9月22日
一歩間違えば批判殺到の危険性大な,歴史的名著の漫画化。
それにあえて挑戦したことに賛辞を贈りたいです。

私自身は,若い頃に岩波文庫版を読みました。
その後,自分の子どもにも読ませたいと思い,機会あるごとに勧めてきましたが,
反応は今一つ…。
そこへ,この度の漫画化を知り,懲りずに勧めたところ
「漫画だったら読んでみようかな」
とのことで,ちょっぴり嬉しい父なのでした。

さて,作品の方ですが,
原作である小説版の趣旨をゆがめることなく漫画化されていると感じました。
読む前に一番気になっていたのは,
他のレビュアーさんも指摘している通り,
作中に欠かせない存在である「叔父さんのノート」をどう漫画化するのだろう…ということでしたが,
そこは作者自身もずいぶんと悩んだのだろうな,というのがよく分かるアレンジでした。
多少ネタバレになりますが,
「叔父さんのノート」そのまんま文章で載ってます。漫画じゃなくて。
ただ,そうする必然性を持たせようと工夫しているのも分かるので
これはこれでアリかなと。

もう少し書くと,
主人公コペル君のお父さんが,亡くなる直前に,
義理の弟で編集者の「(コペル君の)叔父さん」を呼び
自らの経験を語った後に
「次世代の若者たちに,人として伝えるべき事を伝える本を世に出して欲しい」
と頼みます。
始めは編集者として本の著者になってくれる人を探す叔父さんでしたが,
コペル君の成長に励まされ,
コペル君を見守りつつ書きためていた「ノート」をもとに
自ら本を書こうと決意する,という
原作にはないエピソードが追加されています。

小説版を読んだ人なら分かると思いますが,
物語のあとに「作品について」という著者の吉野源三郎さんによる解説が付いており,
その中で,本来著者となるはずだった作家の山本有三さんが病気で倒れ,
自分が書くことになったということが紹介されています。
追加エピソードは,この話をヒントに作られたと思われ,
小説版との整合性をできるだけ保ったまま漫画化しよう
という姿勢が感じられていいです。
この内容なら漫画化作品として合格点なのではないでしょうか。

…と,ここまで書いてきましたが,
できることならば,漫画だけで「読んだ」と片付けてしまわずに
小説版もぜひ読んで欲しいです。

今さら「時代」を口にするのも何ですが、
当時と現在、両者に通じる何かを感じさせられる事の多い今だからこそ、
しっかりと原作にも目を通して、著者たちが本当に伝えたかったことを
今一度、自らの目と頭でも読み取りたいものです。(Yさん)



☆山本有三さんがもともとの著者だったというのは知らなかった。


 
posted by macky at 02:58 | Comment(1) | 読みたい本 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
190514 読了。

漫画 君たちはどう生きるか
http://makumaku-reading.seesaa.net/article/465701976.html
Posted by macky at 2019年05月14日 23:11
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