2019年08月06日

鬼速PDCA

鬼速PDCA
冨田和成/著 (クロスメディア・パブリッシング) 2016年
1,480円+税


【動機】
最も大事なフレームワークという事で。

ほとんどの人は、PDCAをわかっているつもりでわかっていないそうだ。

基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワーク。

鬼速でPDCAを回し続けることで、数年、数十年の遅れは一気に取り戻せるらしい。



【所感】
1回読んだだけではなかなか難しい。

実際にやりながらこのスキルを身に付けていこう。




【概要】
PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(調整)の4ステップからなるPDCAサイクルは、ビジネスパーソンであれば誰もが知る古典的なフレームワークだ。
しかし、PDCAほどわかっているつもりでわかっていない、そして基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワークも珍しい。
PDCAを極め、「鬼速」で回せるようになると、仕事に一切の迷いや不安がなくなる。そして、常にモチベーションを保ったまま、天井知らずに成果をあげられるのだ。

「鬼速PDCA」とは?
「鬼速PDCA」とは、PDCAを、高速を超える「鬼速(おにそく)」で回すことを指す。
このPDCAモデルは我流ではあるが、10年以上の実践を通して磨かれてきたものだ。
野村證券時代に支店での営業やプライベートバンカーとして数々の最年少記録を残せたのも、
独立後わずか2年で月間1000万PVを超えるWebサービスを作れたのも、すべて鬼速PDCAを実践してきたおかげである。

「鬼速PDCA」のしくみ
- 目標へのロードマップの全貌をロジカルに導く「因数分解」
- キャパオーバーを防ぐ「工数棚卸しシート」
- 仕事の先送りがなくなる「半週ミーティング」
- 仕事のモレ・ムダがなくなる「鬼速進捗管理シート」
- 日々の気づきを行動に変える「なるほどシート」
- 自分を成長させる習慣を定着させる「ルーチンチェックシート」

出版社からのコメント
「スキルの成長」×「成長スピードの加速」で
99%の人をゴボウ抜き

「PDCA」というと、なにを思い浮かべますか?

『計画(Plan)・実行(Do)・確認(Check)・改善(Action)』

ここまではご存知でしょう。

さて、それではそれぞれのステップで、いったい具体的に何をすればいいのでしょう?

あまりに有名なこのフレームワーク。しかし、現場レベルで言われる「来月からはPDCAを早く回していこう! 」といったような言葉の意味合いは、「もっと頑張ろう」とか「とりあえずやってみよう」といったような言葉と変わらなかったりします。
場合によると、ムダな進捗報告会議や計画策定会議ができてしまい、むしろ仕事の動きを遅くしてしまうことすらあります。

実は誰もその本当のやり方を知らないPDCA……。
だからこそ、しっかり回せるようになるだけで、周囲からの評価が大違い。
その上、PDCAを鬼速で回せるようになったのなら、上司・先輩、その他まわりのほとんどの人を抜き去って成長できるでしょう。
鬼速PDCAで、手つかずの重要案件・止まりがちなチームが、すべて10倍速で動き出します。

今年度きっての本格派ビジネス書。ぜひご一読ください。(Amazonより)


☆一般的には、Actionは「改善」だが、この本では「調整」となってるところがポイント。







【抜粋】
●PDCAサイクルは、サイクルとはいうものの機械的にP,D,C,Aの順番で1周するものではない。一度計画を立てたあとは、小さなタスクなどを繰り返し消化していく「実行のサイクル」が回り続けているものである。(p.5)

☆P→DCA→DCA→DCA→DCAという感じで小さなタスクを回していってゴールに近づいていくイメージ。



●PDCAは、個別のスキルの習得を加速するためのペースだからである。PDCA力さえ上がればスキルの上達が圧倒的に速くなる。若いビジネスパーソンは1日でも早く成果を出そうと、 (中略) 実はそうしたことに手を付ける前にPDCA力を身に付けたほうが、中長期的に見ればはるかに大きな効果をもたらすのだ。
 よって、人生をかけてスキルアップすべきはPDCA力である。PDCA力が高まればタイムマネージメント能力もチームマネジメント能力も問題解決能力もすべて上昇していくのである。
 この発想の転換さえできれば本書の役目はほぼ終えたと言ってもいいくらいだ。(p.24)

☆PDCA力を身に付けることができれば、どのスキルも上達が早くなるらしい。なので一番最初に身に付けるべきスキルだと断言している。
しかも、PDCA力が高まればタイムマネージメント能力もチームマネジメント能力も問題解決能力もすべて上昇していくというのは心強い。



●小PDCAの中でも、当時、支店の飛び込み営業をしていた私にとって、最もクリティカルなPDCAは「受付突破」だった。よって最初の1年目はほぼ「受付突破」のPDCAしか回していないといってもいい。でも結果的に大PDCAは達成できたわけである。(p.39)

☆大目標は見えているから焦らずに「受付突破」というタスクを1年間も回し続けられた。



●入社当時はインストラクター役の先輩とは経験・知識のギャップを当然感じていたが、2、3年もすると、そのとき感じていた差は消えていた。毎日欠かさずPDCAを回していれば、数年のギャップなどあっという間に埋められる。(p.41)

☆毎日欠かさずPDCAを回すというのがポイント。



●いままでノープランで生きてきた人が、突如、鬼速でPDCAを回そうとするとそのペースの速さに戸惑うことだろう。当社でも鬼速ペースについてこれない若手社員がいないとは言わない。ただ、それに慣れてしまえばこれほど面白い人生はない。周りの人や競合他社が、止まっているようにしか見えない次元を味わえる。(p.49)

☆今までの自分が止まって見えるようになったらしめたもの。



●どうやったら因数分解が上達するのか?
 基本はとにかく紙に書き出すことだ。 (中略)
 メモ書きは思考プロセスのどこかで無限ループにはまっている状態を抜け出すことが目的だからだ。(p.123)

☆書き出して細かく分解していくことで今やるべきことが見えてくる。



●私は紙に書くときは常に4色ボールペンを使って、最初に思いついたことは黒で書き、そのあとに追加したものは赤、青、緑と変えている。 (中略) 書き足すたびに自分の思考が深掘りされていくことが実感できるので、考えることが楽しくなるのだ。(p.124)

☆これは私もよくやっている。あとから追加するときに色を変えるとわかりやすい。



●マインドマップのソフトで現在のおすすめは XMind 社の XMind。(p.127)

☆なかなか便利! iPhoneとPCで同期できないかな。



●計画フェーズからさんざん考え抜いてきた結果として導き出されたToDoをこなすことは楽しい。それはロールプレイングゲームでレベル上げをしているときに似ている。
 ToDoもレベル上げも、やることはもしかしたら地味な作業かもしれないが、その行動の目的が明確になっているので迷いはないし、それを終わらせれば必ず前に進むことがわかっていれば頑張れるものだ。(p.156)

☆スライムを倒してばかりいたら楽しくないが、強い敵を倒してPDCAを回していれば日々の充実感が増すという。



●日々のToDoを管理する方法については、昔はシンプルに手帳に直接書き込んでいたが、さすがに現在はToDo管理アプリがメインである。
 現在愛用しているのは「TODOIST」というサービスだ。
 パソコン版とスマホ版があるので同期してある。
 昨日はいたってシンプル。ToDoと期日を書き込み、それをカテゴリータグで振り分ける。期日までに達成できなかったToDoは期日を再設定する。たったこれだけだ(ちなみに通知機能は邪魔くさいのでオフ。Googleカレンダーとの同期もできるがメリットが無いので使っていない)。
 これだけでもToDoが整理されるし習性もしやすいのでかなり便利である。(p.157)

☆早速使ってみた。PC版もあるみたいなので同期してみたい。メールアドレスとパスワードを入れるだけで簡単に同期できた!



●ToDo管理アプリのカテゴリータグのひとつとして「アイスボックス」というタグを作る。そこにはたったひとつ、クラウド上にあるテキストファイルへのリンクがあるのみだ。(p.165)

☆先送りにすることを1つのタスクにまとめてしまうことで、先送りタスクが増殖するのを防いでいる。
TODOIST で「アイスボックス」を作ってみたが、リンクは貼れなかった。仕様が変わったのだろうか。



●ルーチンチェックシートで行うことは、目標を書き、毎日点数を付けることだけだ。ものすごくシンプルだが、やるべきと分かっているのについつい後回しにしがちなことを習慣として染み込ませる(ルーチン化する)のに、これほど効果的な手段を私は知らない。(p.254)

☆○か×かではなく、点数化するというのもおもしろい。






【Amazonレビューより】
・5つ星のうち4.0 目標設定してやることが決まった後に必読、新しいPDCA 2018年7月6日
最高にわかりやすく実戦向きなPDCAの良書
目標ややるべきこと、目指す方向が決まった後に読むと真価を発揮する本です。

目標設定をどうこなしていくか?
プライベートも目標設定したい。
行動してるけど結果が実らない。
やるべきことはやってるはずなのにうまくいかない
行動して頑張っている、そんなあなたにおすすめの一冊ですよ。

個人的に活かそうと思ったこと。
とにかく考えてKDIをもっと意識することです。
自分がなりたいことに対して効果的かどうかとということと、最低限の行動で最大の結果を出すことを真剣に考えるきっかけになりました。
時間も作業の時間も有限だからこそ、無駄なことはしないということを真剣に考えるきっかけになりました。(やじー@現場めしれぽーたーさん)



・5つ星のうち5.0 仕事のみならず、人生に役立つ本 2018年9月20日
PDCAの各ステップについて、その必要性や意味を説明しながら、具体的なやり方を書いている本です。

乱暴にまとめてしまえば、
・いかに洗い出し、
・いかに絞り込み、
・いかに行動として具体化するか
という話が書かれています。
嬉しいのは、このフレームワークは仕事だけではなく日頃の個人的な目標などにもそのまま適用できることです。

著者は経験からくる補足やちょっとした注意点などをかなり散りばめているので、ただ読むだけで頭に入れるのは難しい内容ですが、読み進めつつノートなどに要点を整理していくと腑に落ちやすくなるのではないでしょうか。(AVBさん)



・5つ星のうち5.0 行動まで落とし込むことが大切 2019年4月9日
お題目で終わりがちなPDCAだが、行動レベルまで落とし込むことが大切。
KGI→KPI→KDI→TODO
KPIで終わるのでなく、
何をするのかまで因数分解することで、
高速で進捗管理ができ、PDCAを回すことが出来る。

今まで、様々なPDCA関連本を読んできましたが、
仕事に早速適用しようと考え、適用したのは初めてです。(Dr.Toshiさん)




・5つ星のうち5.0 PDCAの実践書 2018年11月7日
「仕事を進めるにあたって計画は誰でも立てるし、実行もできる。ただ、定期的な振り返りをしないからやりっぱなしになって、結果的に同じ失敗を繰り返す」

どうやってPDCA力を身につけたのか?の問いに、「社会人になってから1日も休まずにやり続けてきただけ」という答えに、成功する人たちの凄みを感じました。

何かやりたいと思うが、うまくいかない人は是非繰り返し読むべきだと思います。(ルーブルさん)



・5つ星のうち5.0 目標達成に欠かせない教科書 2019年4月6日
まずは図解版の購入をオススメします。
図解版から更に詳しく知りたい場合にこちらを購入してください。

論理的思考が好きな方には特にオススメ。

目標を達成する為に、今日、今、何をすべきか整理する方法が書かれている。

そのタスクは、目標に向かって確実に進んでいる、前に進んでいるという実感ができる。

この本を教えてくれなかった周りの方に不満すら覚える(冗談です)

既に5冊以上購入し、同僚に布教しています。(いっぽさん)


☆図解版も機会があれば読んでみたい。




・5つ星のうち5.0 GTDのプロジェクト管理につまずいた人へ 2017年11月22日
GTDをやり始めてから、かれこれ4年経ちますが、もともと要領が悪いのもあり、プロジェクトの管理が、いつまで経っても上達しませんでした。

が、この本を読んでから、突然溜まっていたプロジェクトが動き始めました。

最初は、(特に私のように要領が悪い人間は)かなり大変だと思いますが、絶対に取り入れたほうがいいです。

私なりの捉え方としては、

本書の『ゴール』=GTDの『プロジェクト』
本書の『TODO』=GTDの『次の行動』

として、その間にある
『課題』、『解決案』、『DO』を、
GTDのように『プロジェクト』として
一括りにするのをやめ、本書のやり方で
管理するようにしたら、うまくいきました。

馴れるまで何度か読み返しましたが、
非常に良い内容でした。(ぢょんさんさん)


☆GTDで滞ってた人がこのやり方で動き始めたというのはおもしろい。
たしかにGTDって時間がかかる割には、ほとんど後回しにして終わりって感じだもんな。
今では、GTDにかける時間をタスク処理に使った方が得だということに気付いてからほとんどやってなかった。



・5つ星のうち5.0 とてもストイックなPDCA術。具体的な手法がためになる本 2018年1月2日
本書は個人であってもチームであっても、圧倒的なスピードで成長するための
PDCAの具体的な回し方について書かれている。

ここで書かれるPDCAの全体像は、
@計画(PLAN)…できるだけ具体的なゴールを定める。現在とのギャップから課題と大まかな解決案を出す。
A実行(DO)…解決案をアクションに分解し、さらに具体的なタスクに落とし込み実行する。
B検証(CHECK)…こまめに検証し、実行サイクルの無駄打ちを減らす。実行時は自信をもって行うが、検証時は仮説を疑う。
C調整(ADJUST)…ゴール、計画、行動といった各レベルで必要に応じて調整(改善・伸長)を行う。
上記の各プロセスについて、定量値の設定や見直しを行う際のポイントなどが説明される。

著者が若手のときから実践し続けてきたことだけあって、他のPDCA本よりも手法が具体的で、
1つのシステムとして完成されている、という印象。
ストイックすぎると思うところもあるが、これをやりきって継続すれば間違いなく力がつく内容だと思う。
何か目標を立てて、物事を成し遂げようと考えている人にはおすすめできる本。

1つ注文があるとすれば、濃い内容のため、プロセスを解説する各章ごとにその章の内容の
まとめがあれば後から振り返りがしやすいと感じた。(Slowstarter123さん)



・5つ星のうち5.0 個人の生活でも活かすことが出来ます! 2017年6月4日
まさに鬼速で実行するための本です! 難しい部分もありますが細かい部分は気にせず、自分にとってすぐに実践出来そうな所から着手しました!

以下、印象に残ったフレーズ
・毎日欠かさずPDCAを回していれば、数年のギャップなどあっという間に埋められる。
・各課題をKPI化する
・すなわち「これかな?」と思ったらさっさと検証してブラッシュアップしていけばいい
・個人でPDCAを回す場合でも、計画の文字通りの「見える化」、とくにKPIを目立つところに書き出しておくこと
・とにかく文字化する(ちっくーさん)





【アクションプラン】
・図解版も機会があれば読んでみたい。

・鬼速PCDAツールを実際に使ってみよう。

・毎日欠かさずPDCAを回す。

・XMind を使ってみた。

・TODOIST を使ってみた。PCとも同期してみた。




【この本が愛読書の有名人】





【関連ブログ】
ZUU社長 冨田和成の鬼速ブログ
http://tomitazuu.com/

『鬼速PDCA』を1ヶ月実践したら目標PV達成【2ヶ月で2倍超】 | たかぎし123どっとこむ
https://takagishi123.com/onisoku-pdca/




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
GTD+Rで挫折した人にも。




【結論】
「C(検証)」が大事。3日ごとの振り返りで10倍速で進化する。


 
posted by macky at 20:44 | Comment(0) | 時間術・タイムマネジメント | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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