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2019年08月18日

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑
堀江貴文、落合陽一/著 (SBクリエイティブ) 2018年
1,400円+税



【動機】
今、世の中は大きな変化が起きている。

トランプに大富豪っていうゲームがあるけど、革命が起きると、価値観が逆転してしまう。

今まさにそんな感じがする。いい大学に行っても何の価値もなくなるとは数十年前に誰が予想しただろうか。

10年後も生き残るためには今何をすべきか。



湯婆婆は相手の名を奪って支配するんだ。
いつもは千でいて、本当の名前をしっかり隠しておくんだよ。

――「千と千尋の神隠し」 スタジオジブリ・宮崎駿・2001


ページをめくるとこのメッセージが書かれてあった。



ちょうど、「千と千尋の神隠し」がテレビで放映されていた。

こういうことはよくある。

ただの偶然ではあるまい。

きっと引き寄せられたのだろう。



これからの世の中ではAIに仕事を奪われないように

名前や肩書を隠して生きろってことかな。


つまり本質で勝負しろってこと。


会社でいくら実績を残しても

会社を辞めてしまえば何も残らないから。





【所感】
ホリエモンだけでもいいような気がする。



【概要】
AI、仮想通貨、モチベーション格差、46の仕事、働き方―。新たに始まる世界で、君はどう生きるか。(「BOOK」データベースより)







【抜粋】
●僕はかつて会社を経営していたが、給料を払って社員を雇うことが最適解なのか考え直したくなった。会社勤めを望む人間の多くはネガティブであり、組織にネガティブ脳の人間がいていいことはない。会社経営を通じて、おおよその仕組みが理解できたので、より優れたシステムを作ろうと考え、オンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」を立ち上げた。(p.37)

☆ホリエモンはまた会社作らないのだろうかと思っていたが、

その答えが書いてあった。

正直、目から鱗だった。


会社を作ってもネガティブな人しか集まらない。

それだったら、お金を払ってでも手伝いたい人というのを集めたほうがポジティブな人が集まる。

ホリエモン、やはりただものではない。

会社経営の失敗から大きなものを学んでいる。


いつか起業したいと思っていたが、

考え直すきっかけとなった。




●魅力的な投資先が見つかると、そこにお金が一点集中する。大きな水風船が破裂寸前になっているところに、テクノロジーが小さな穴を開け、中に入っていた水が一気にあふれ出すようなものだ。すると、小さな穴を開けたある個人が一気にお金を手にするわけだ。
 すると今度は、お金を得た個人がカネ余りに直面する。特に使いどころもないから、投資をするが、投資をした結果また儲かってしまう。すると「お金には意味がない」ことに気づく。水風船の割り方を覚えると、いつでもお金が得られるようになるから、もう実質お金なんてなくてもいいと知るわけだ。

 今、そうしたお金持ちをはじめ、多くの投資家は「カネ余り」に直面しているため、いいアイディアがあれば、そこに投資したいと考えているだろう。

 この例に限らず、今はどんどん自分のアイデアを世に出していって、共感してくれた「お金持ち」から出資してもらうことが可能だ。クラウドファンディングや、サロンなどマッチングしやすい仕組みもできている。

 学生であろうと、なんであろうと関係ない。自分がイケると思ったものを発信することが、これからの世界で求められていく。(p.163-164)

 
☆今のお金持ちというのはお金に対してそういうイメージなんだな。

昔のお金持ちはたくさんお金を持っててももっと欲しい!お金こそパワーだ!というイメージなんだけど、

今のお金持ちは、お金がありすぎてお金が意味なく感じてしまうようだ。欲しい時にいつでも好きなだけ作れるので。

水風船の割り方を覚えた人と覚えてない人との間にとてつもない格差が生まれている。

一つ言えることは、学校にまじめに通っても水風船の割り方を教えてもらえるわけではない。

それどころか、水風船を割らないように教育されるのかも。



お金があるところにはお金があり余ってて、いいアイディアはないかと投資先を探している。

アイディアはあるけど、お金がないという人とうまくマッチングすれば

いい世の中になりそう。

いいアイディアが浮かんでもどうせお金がないからといってアイディアにふたをする必要はないということだ。

じゃんじゃんいいアイディアを出しまくろう!




●Polcaでお金を集めたり、クラウドファンディングで支援を募ることも珍しくない。そうすると、相対的に “お金” の価値が下がっていく。面白いアイディアを持っている人の元に、どんどんお金が集まるようになった。もう、仕事と遊びの境界線なんて、あってないようなものだ。(p.227)

☆お金が集まるような仕組みづくりをしよう。




●商売が成功する基本的な秘訣は1つだけだ。すなわち、成功するまでやり続けるということ。市場原理があるようでないので、100回もやればだいたい成功するのだ。(p.248)

☆成功するまでやり続けよう!

市場原理があるようでないというのもおもしろい。

すべての条件がそろわないと成功しないというのではなく、数打ちゃ当たる方式。

まずは質より量で攻める。




●恐怖に縛られるのはやめよう。幸せな結婚式なんていうものはほとんど宗教に近い。「皆がそうしているから、よさそうに見える」といったただの刷り込みにすぎない。結婚情報誌「ゼクシィ」を手にとって隣の芝生を青く思っている時間ほど、無意味なものはない。

 以前、平均年齢15歳の子どもたち20人弱に、簡単に作成したIoTデバイスを用いた電子工作や機械学習、ソフトウェア制作を教えるワークショップを開いたことがある。5年前であれば24歳の学生が修士論文でやるような内容なのだが、たった合計24時間で、誰一人脱落することなくハードウェアやソフトウェアを作れるようになった。つまり当時24歳の人にとっては9年分の時間があっという間にコモディティ化してしまったというわけだ。(p.231)

☆10年の遅れがわずか1日で取り戻せる世の中になっている。





【アクションプラン】
・起業するのではなく、お金を払ってでも手伝ってくれる人を集める。

・水風船の割り方を覚える。

・好きなことをやり続ける。究めればそれで生きていける。

・成功するまでやり続けよう。100回もやればだいたい成功するらしい。(今まで、1〜3回で諦めてた)





【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 今を生きることの大切さを改めて実感 2018年5月1日
自分が好きで夢中になって打ち込めるものに全ての時間を費やそう。できればみんながやっていないことを極めて自分の武器にしよう。常にアンテナを張って興味のあること、面白いことを吸収しよう。そうやって自分の価値を高めていけばこれから先の未来きっとうまくいく。そんな感じ。(まっちさん)

☆この本の内容をうまくまとめてあるレビューがあった。



・5つ星のうち5.0 会社に縛られずに生きていきたい方にオススメの本〔レビュー7冊目〕 2018年6月4日
テクノロジーの発展とともに、
筆者たちの考え方の根本である「市場原理」が働くと、
今後どんな仕事が淘汰され、どんな仕事が生まれることが予想されるかが、
本書を読んでよくわかりました。
それだけでなく、これからの社会で求められる人材や今後の生き方など、
本書には今知っておくべき内容が満載でした。
特に「お金」と「仕事」に対する筆者たちのとらえ方が、
私にとっては、目からウロコでした。

堀江氏の文章は、わかりやすく、
読者を惹きつける刺激的な言葉で書かれていたので、
夢中になってスラスラ読むことができました。

一方、今回初めて落合氏の文章を読んだのですが、
落合氏は、わかりやすくよりは、カッコよく伝えることを大切にしている感じがしました。
本書の後ろで、職業がメディアアーティストであると知ったとき、
「なるほどね」とうなずいてしまいました。
私の読解能力にも問題がありますが、堀江氏の文章に比べ、
理解するのに苦労した部分がいくつもありました。
しかし、内容は大変勉強になりますので、難しいと感じても、
諦めずに何度も読み返すことを薦めます。(chinapplepieさん)





【この本が愛読書の有名人】





【関連ブログ】
「10年後の仕事図鑑」を読んでみてのざっくりとした感想、湯婆婆の例えが的確だと思った - 好奇心倶楽部
https://trend-tracer.com/post-1458/




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
AIに仕事が奪われることに不安を感じる人。




【結論】
これからはAIに仕事を奪われる人とAIを使って仕事を作り出せる人とで二極化する。


posted by macky at 21:05 | Comment(0) | ビジネス書 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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