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2019年08月26日

一流の投資家は「世界史」で儲ける

一流の投資家は世界史で儲ける
塚口直史/著 (ダイヤモンド社) 2018年
1,500円+税



【動機】
たぶん、本屋で立ち読みして興味を持った。



【所感】
世界史の勉強のために手に取ったが、思ってた内容と違ってた。

だけど、投資をやる上で興味深い内容だった。




【概要】
★発売後、即重版決定!
★投資は「世界史」を学べば上手くいく!
★欧州を中心に世界をまたにかけて活躍する現役ヘッジファンドマネージャーが教える「歴史」から未来を予測する技術

◎紙幣を生み出した男から学ぶ仮想通貨の未来
◎オランダ黄金時代から学ぶ21世紀を生き抜くための投資
◎4つの景気循環論から考える日本の将来とは?
◎歴史から学ぶ「下落相場」への対処法
◎未来を予測するために投資家が知っておきたい「思考法」

リーマンショックなど多くのファンドが損失を拡大するような状況でも、
常に圧倒的な利益を獲得してきた現役ヘッジファンドマネジャーが教える「世界史」で未来を予測する技術。
「オランダ黄金時代」「18世紀前半のフランス」「1920年代のドイツ」など、
世界史から「投資のエッセンス」を抽出した投資家のための最高の歴史の教科書。

【本書の目次】
はじめに
第1章 18世紀フランスから学ぶ「お金の本質」
第2章 オランダ黄金時代から学ぶ21世紀を生き抜くための投資
第3章 「4つの景気循環論」から考える日本の未来
第4章 2つのパターンの下落相場への対処法
第5章 歴史から学ぶ「インフレと金利」
第6章 お金の歴史から考える仮想通貨の未来
第7章 戦争に備えるための4つの選択肢
第8章 シミュレーション思考の考え方
おわりに(Amazonより)



世界で活躍する現役ヘッジファンドマネージャーが教える、「歴史」から未来を予測する技術。歴史が学べて「投資」に役立つ知識も身につく!(「BOOK」データベースより)








【抜粋】
●その一方で、徳川幕府への政治的な働きかけも積極的に行いました。その代表的なものに軍事協力が挙げられます。例えば、1614年の大阪冬の陣では、オランダ製の大砲を家康に貸与し、これらの大砲を使った大坂城天守閣への砲撃が和議を引き寄せる大きな役割を果たしました。また、1637年の島原の乱でも、幕府の要請を受けて海上からの砲撃を行うなど協力を惜しみませんでした。
こうして徳川幕府がオランダを高く評価する地合いが整えられ、日本はオランダのみを通商相手国とする鎖国制度を導入したのです。(p.45)

☆オランダはプロテスタントだったからという理由で鎖国中でも取引ができたと思ってたけど、それだけじゃなくこういう理由もあったのか……。
オランダの歴史を学ぶとおもしろい。



●インフレの動向がダイレクトに影響するのが債券市場です。 (中略)
 そして債券市場は、株式市場とは比較にならないほどの大量の資金が行き交う市場であり、債券市場の揺らぎは、大きな市場の変動を世界中のあらゆる金融市場にもたらすことになります。(p.108)

☆市場でやり取りされる債券価格が決定される大半の要素がインフレ期待によるものだそうだ。
2008年の世界同時金融恐慌も、最近市場の揺らぎによって社会が動揺した事例とのこと。



●スイスは中立を堅持したことにより、戦禍を免れるばかりか両陣営に武器を輸出することで大きく利益を上げることができました。特に、第二次世界大戦時での対独輸出は大きな利益をスイスにもたらしました。(p.176)

☆永世中立国というと平和なイメージだけど、実は戦争で儲けている。
戦争に備えて、金とスイスフランとビットコインを所有しておこう。





【アクションプラン】
・戦争に備えて、金とスイスフランとビットコインを所有しておこう。

・1つの未来を予想することは難しいけど、いくつものストーリーを考えておいて未来をそこに当てはめていけばいい。



【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 未来志向 2018年9月24日
本屋で平積みになっていたのを見かけてたまたま購入した。結果から言えば大当たりだった。
タイトルだけ見れば類書に茂木誠氏の「経済は世界史から学べ」を数年前に読んだことがあるが、著者の塚口直史氏は現役のファンドマネージャーとのことで世界史上な出来事は確かに記述されているが、それのみならず、ここ数年の世界経済、金融の総括も行われており、これは買いだと思った。
塚口氏の手法としては、「世界史で儲ける」と謳っているように歴史を踏まえた正統的な分析であるため、中長期で見れば決して大きくは外れないだろうなという納得の未来予測が書かれている。
「トランプ政権の誕生もある意味ではアメリカ国民のモラルハザードの表れなのかもしれない」(P129)は私も意識下では薄々感じていたことを改めて言葉にされ、ハッとさせられた。
第8章のシミュレーション思考の図は私にとってはまさに意を得たりというもので、ここ数年、地政学や世界情勢に関心を持っていろいろな本やメディアに触れてきたのは未来を予測するためだったのだと目標を再確認した思いだ。
今後発言をフォローしていきたい方がまた一人増えた。(かりんとうさん)





【この本が愛読書の有名人】





【関連ブログ紹介】
一流の投資家は「世界史」で儲ける 読みました - かぶろま投資ブログ
http://www.kaburomance.com/archives/ichiryuu

一流の投資家は「世界史」で儲ける(塚口 直史) | 資産形成の『お金のいろは』
https://site.okane-iroha.com/posts/4978279/




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
世界情勢、地政学、お金の歴史の3つを学んで未来予測や投資に活かしたいって人におすすめ。


 
posted by macky at 19:11 | Comment(0) | 株・投資 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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