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2019年11月19日

本当に頭がよくなる1分間勉強法

本当に頭がよくなる1分間勉強法

本当に頭がよくなる1分間勉強法
石井貴士/著 (中経出版) 2008年


【概要】
・どんな分野の専門家にも3ヶ月以内でなれてしまう。

・1分で本を読む。というかめくる。いわゆるフォトリーディングであるが、本書ではもう一歩突っ込んで徹底的に使える知識にする方法が盛り込まれている。それは「カラーマジック」という手法だ。何度も見ることで短期記憶から長期記憶へとスムーズに移す。


【動機】
図書館で立ち読みしてておもしろそうだと思い、借りてきた。


【所感】
今まで気になったところには付箋を貼っていたけど、ページの端を折るほうがよさそうだ。
(付箋を貼っていると本がめくりにくいから)

新しい知識を得るのは時間がかかるけど、知っていることを確実にするのはそんなに時間がかからない上、実用的だ。


気になったのは、筆者のサイト(http://www.1study.jp/100/)でカラーマジックシートがダウンロードできるのだが、なぜか色の配置が違う。
横にして使うのだろうか?



【抜粋】
●今、もっとも必要で最重要な60冊分の情報を、1冊1秒、1分間で60冊分、毎日、何回も、復習できるということです。60冊を1分間で復習できるのですから、何度も何度もできますし、毎日徹底して復習すれば、誰だって記憶が太くなって身につけることができます。(中略)そして「読書こそが最高の勉強」であることは、多くの成功者が声を大にして語っています。(p.10〜12)

☆短時間で何度も何度も復習するというのが秘訣。無理に覚えようとするのではなく、自然と覚えてしまう。


●この本をいつも手元に置いて、何度も繰り返し読んでいただけたらと思っています。繰り返し読むことで、あなたの潜在意識に「1分間勉強法」が当然のことのように、刻まれていくからです。(p.15)

☆なかなか楽しい本で、これをまとめる前に5回ほど読みました。
(ワンミニッツ・リーディングも入れたら10回以上は読んでます)


●世界史の参考書を20分で20冊くらい、前日に「1分間勉強法」をした後、1秒暗記を1分間で60回やり、それを何度も何度も繰り返して覚えていた。(中略)つまり、「1分間勉強法」をマスターして、試験の直前に、1分間で1冊を復習し、1秒暗記を使って1分間で60回繰り返し行う=できるだけ短い時間で多くの項目を繰り返す、というのが本番に強くなる秘訣です。(p.83〜84)

●「ソロモンが何と言おうとも、競争では速さが必ず勝つ」(ベンジャミン・ディズレーリ)(p.86)

☆スピードを自分のものにすることで余裕が生まれる。


●単純に知識レベルという観点では、その分野について、200冊以上の本を読んでいるくらいの知識があれば、専門家だといっていいというのが相場です。だとすれば1日20冊ペースで本を読むだけで、知識レベルでは10日で専門家になることが可能ですし、ペースを落として1日10冊だったとしても、その分野の専門家になるのに20日しかかかりません。そして、その後に2ヶ月くらい「臨床経験」を積むなどすれば、あなたもその分野の専門家になれるのです。

☆3ヶ月で専門家というわけである。たった200冊で専門家になれるのか、あるいは200冊も読まないといけないのか、などいろいろと思うが、実際に新しい分野に飛び込むのに本を1冊も読まないで入ることもあったので無謀だったと感じる。


●知識の4段階
第1段階:見た瞬間に意味が分かる。
第2段階:思い出すのに数秒かかるが、意味が分かる。
第3段階:見たことはあるのだが、思い出せない。
第4段階:見たことも聞いたこともない。

優先順位A
 第2段階の状態を第1段階にする(思い出すのに時間がかかるものをゼロ秒で言えるようにする)

優先順位B
 第3段階の状態を第2段階にする(見たことがあるだけのものを、時間はかかっても思い出せるようにする)

優先順位C
 第4段階の状態を第3段階にする(知らないものを理解できるようにする)・・・時間がかかる!

特に、「1分間勉強法」で効果的なのは、優先順位AとBの二つです。(p.106〜111)

☆ほとんどの人がD(まったく知らないことを理解しようとすること)だけをしている。Dだけでは意味が無い。繰り返し復習することですぐに呼び出せるようになる。使える知識となる。


●効率的に勉強するには、「1日を3分割」して考えることがオススメです。(p.112)

☆朝は、頭を使うという時間に費やす。寝ている間に潜在意識が活性化しているので朝は脳が活発になっている。授業を受けたり、ガリガリ勉強するのに最適。文章を書く、書類を作るというのも朝がよい。

昼は仕事に集中する。学生だったら問題集など。

夜は人と会ったり、情報収集など。寝る直前に「暗記もの」をやって寝ている間に定着させる。


●タイムマジック

10mL(テンミニッツ・リーディング)
 1ページを3秒ずつ。(見開き2ページ6秒)

5mL(ファイブミニッツ・リーディング)
 1ページ1秒ずつ。(見開き2ページ3秒)1秒で本をめくる。

1mL(ワンミニッツ・リーディング)
 0.5秒で本をめくっていく。

☆タイムマジックの具体的なやり方については第5章(p.147〜199)に書かれている。
Reading(読む)ではなくLeading(導く)

ページをめくっていくうちに、ここは何か大切なことが書いてありそうだと感じたところのページの上の端を三角に折っておく。
そして時間のあるときにこの部分を集めて1枚の紙にまとめたものが「カラーマジック」である。


●2日間トレーニング方法(p.183〜187)

<1日目>
テンミニッツ・リーディング(10分)、ファイブミニッツ・リーディング(5分)、ワンミニッツ・リーディング(1分)を順番に行う。
これで16分。4分休憩を入れて20分で1冊。

別の本を手に取り、同じように20分で1冊トレーニングする。

3冊目を手に取り、同じように20分で1冊トレーニングする。

ここで休憩を30分とる。ここまで90分で1セットとする。

これを3セット行う。


<2日目>
午前中に、感覚を思い出すために、「90分1セット」を1回行う。

午後に、一気にワンミニッツ・リーディングだけを20〜50冊行う。
すると本当に1冊1分が当たり前になってくる。
本の中の「大切な内容の部分を感じ取れる」ようになり、「大切なページに折り目が付いている」ようになる。

☆トレーニングに必要な時間は、1日目4時間。2日目1時間半〜2時間。2日間のトレーニングでできるようになる。
より完璧を目指すなら、3日目以降1時間3冊のセットを3ヶ月続ける。


●カラーマジック
本をリーディングしたあとに、この「4色のA4サイズのルーズリーフ」に、「ページの端を折った部分」だけを見返して、「重要なフレーズ」「役に立ちそうなキーワード」を、重要度に応じて分類し、書き留めていくのです。(p.223)

☆青ペン一色だけを使う。1枚が4色に分かれている紙を使えば、さらに4倍になる。
さらにこのシートを重要度別に4色のクリアファイル(30P)に入れておく。

赤:最重要で常に持ち歩き、繰り返し見て暗記する必要があるもの(毎日復習)
緑:覚えておくべき重要なもの(1週間に1回復習)
黄:直近では必要ではないが、覚えておいたほうがいいもの(1ヶ月に1回復習)
青:直近では必要ではないが、持っておいたほうがいいもの(1年に1回復習)

これで最重要の60冊を復習するのに1分しかかからない。何度も何度も復習する。


●本を読んだ後にも本を4種類に分けておいて、4色の付箋を貼っておく。

赤:人生の100冊といっていいくらい大切な本。何度も読み返したいもの。
緑:結構いい本だった、何度か読み返したい本。
黄:参考文献として、いつか読み返すかもしれない本。(カラー・マジックシートのみの復習でOK)
青:もう二度と読まないであろう本。(カラー・マジックシートのみの復習でOK)

赤であれば、数ヶ月単位で「ワンミニッツ・リーディング」をして復習し、さらに「カラー・マジックシート」に追加でまとめていく。
緑も、1〜2年くらい経った後に、同じように読んで追加でまとめる。

私自身、「赤の分類の本」は100冊以内にしておくようにしています。
そして、「赤の分類の本」専用の本棚を作って、そこに入れています。(p.234〜236)

☆ここまでやるのか。徹底的に本を読み込めるシステムを作り上げている。
赤:専用の本棚。緑:普通の本棚。黄:リストを作ってダンボールに入れる。青:売却など処分。




【アクションプラン】
・これは実際に試したくなる。1冊1分の「タイムマジック」と1冊1秒の「カラーマジック」

・トレーニング自体はわずか二日間。
(1日目:4時間で9冊、2日目:1時間で3冊と、20分〜50分で20〜50冊)

以後3ヶ月くらい、1時間で3冊程度を続けるとより完璧になる。

まずはトレーニング用に330冊くらい用意しよう。

今からやれば、今年中にマスターできるな。
しかも積読本が300冊以上も読める。



【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
私みたいに積読本が大量にあって普通に読んでたら読み終わらない人に。

私が1冊5分くらいで本が読めるようになったのは、この本のおかげです。



(110901 読了) 
posted by macky at 23:33 | Comment(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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