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2020年02月27日

涙の谷 /福田和子

涙の谷
福田和子/著 (扶桑社) 1999年
1,429円+税






【動機】
女子刑務所ライフ!』 を読んで興味を持った。




【所感】
分かりにくい文章だった。読み始めてすぐにこいつはやばい奴だと思った。
ここに書いてあるのがもし全部本当だとしたら、福田和子はなんでこんなに男に求められるんだろう?
そんなに魅力的な女だったのかな。それとも全部妄想なのかな。




【概要】
松山拘置所内で綴った書き下ろし三百六十枚。(Amazonより)

時効まであと数日という時点で犯人が逮捕され、世間の注目を集めた松山ホステス殺人事件。その犯人である福田和子が松山拘置所内で自ら綴った、原稿用紙360枚にわたる激動の半生。整形手術を繰り返し、14年11ヵ月10日にわたった逃走の日々。長年隠し続けられた真実のすべてが今、明らかになる。(「BOOK」データベースより)



【抜粋】
●私はこの時の光景を、30年経った現在でも、はっきりと思い浮かべることができる。扉を開けた刑務官の藍色の制服が、房の窓から差し込む陽にあたって一瞬、青が勝った。扉の前には先日の眼鏡の男と子分が立っている。「なに?」と尋ねるように刑務官を見ると、土間の隅で黒子のように俯いていた。事態を察し、男達に視線を戻すと、2匹の巨大な爬虫類に見える。硬直していく私の躰、子犬が生まれた。ぎゃー放火未遂の女が絶叫して、房の外に転がり出ると、男たちを見ると入ってきた。眼鏡の男が私の方を押すと、コロンと私は転がった。見上げた天井がうねうねとうねり、石石女の忍び笑いに顔をひねると、男女の別道。これは夢。
 ぐぁーん、ぐぁんぐぁんぐぁんぐぁん、頭の中にドラゴンなり、マグロの眼鏡の男の顔が横に広がったり、縦に縮んだり・・・・・・。これも夢。
 ばさっと毛布をかけられ、はっと目を含めると、悠然と男はズボンを上げ、太めの女はダラットした顔で男を見送り、慌てて書き上げた下着には体液が流れた。
 太めの女は固く口止めをした。刑務官とヤクザがグルだなんて……下手に騒ぐとどんな危険が降りかかるかもしれない。怖い床屋。男が刑務所には行きたくないと泣いたわけがわかったようで私は海に乗った。
 拘置所の未決囚の中には、65年6月松山市内で白昼起きた、対立する暴力男同士の乱射事件で起訴された暴力団員三十余人がいた。眼鏡の男はその中の1人で、当時M市で、最大勢力を持つR会の筆頭幹部、須藤組組長須藤、30歳であった。(p.48-49)

☆これがくだんの記述だ。たしかに詳細に書かれている。何を言ってるかよくわからないけど。




●覚せい剤が体にどんな影響与えるのかは、私は初めてで分からなかったが、顔には変化はなく、頭の芯や末梢神経が妙に冴え、仕事をしていても躰は軽く、疲労や空腹感は無い。その上、眠気もなかった。仕事が終わって部屋に帰るころに、下顎が、入れ歯の合わない老婆のようにぶれる。キコキコ。勝手に動く。素人考えで、ああ薬が切れるんかいなぁと思った。(p.257)

☆福田和子は覚せい剤までやってたのか。最近、マッキーも捕まったが、覚せい剤をやるとどうなるか詳しく書かれている。



【アクションプラン】




【Amazonレビューより】




【関連ブログ紹介】
松山刑務所事件の真相とは?戦後最悪の刑務所内事件を詳しく解説!
https://business-career.jp/articles/X5ljAVR4kasi1067yz4J?page=1




【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
福田和子の事件に興味のある人。


posted by macky at 02:31 | Comment(0) | 体験記・手記 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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