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2020年10月05日

日本史集中講義

日本史集中講義
日本史集中講義
井沢元彦/著 (祥伝社) 2007年 (単行本は2004年)
702円+税





【動機】




【所感】
「点と点が線になる」という副題の通り、点と点が線になった。

歴史は繋がっていると実感できる。




【概要】
結果が原因を生み、それがまた結果を生む。歴史は点と点の繋がりで見なければならない―教科書では、本当の歴史はわからない。井沢史観のエッセンスを凝縮!聖徳太子から第2次世界大戦まで、1冊で、日本史が一気にわかる。(Amazonより)




【抜粋】
●司馬遼太郎さんの作品に 『国盗り物語』 という有名な小説がありますが、これを読むと当時の社会状況がとてもよくわかります。
『国盗り物語』 は全四巻、前半二巻が斎藤道三、後半二巻は織田信長を主人公にしているのですが、実はこうした商人と寺社勢力の話が作品全体を貫く柱となっているのです。
 のちに美濃の国の国主となった斎藤道三には、油売りの商人だったという伝説があります。実際には、彼の父親が油売りだったらしいのですが、そういう伝説をベースに、この小説では、道三がいかに特権商人たちに苦しめられたか、そして、それをバネに、いかにして戦国大名になっていったかが描かれています。(「日本史集中講義 2」p.107-109)


☆安い商品が市場に出れば、消費者は喜ぶが、油を売っていた特権商人たちがカルテルを結んでいて阻止する。
しかも特権商人は、浪人たちを雇っていた。今でいう暴力団。
そのような状況で抜け駆けすると、すぐに制裁を加えられる。

もし、良心的な商人が特権商人の制裁に打ち勝ったとしたら、
今度はその上部団体である寺社勢力が動き出す。
もちろん彼らも武装している。
しかも、寺社の武装は非常に強力。

たとえば、武蔵坊弁慶。
ただの坊主ではない。僧侶の格好をした兵士だった。


信長は、楽市楽座で、関所を多く持っていた寺社(既得権益)との戦いに勝った。
当時の寺社勢力は今でいう影の経団連。
国家財政も牛耳っていた。
市場ではショバ代も納めなければならず、
寺社は寝転んでいてもお金が入る仕組みがあった。

そこに真っ向から立ち向かったのが信長だった。
「楽市楽座」で寺社の特権をはく奪してしまった。

寺社が武力で特権を得ていたので、
それ以上の武力をもって特権を奪い、庶民は大喝采した。
それでみな信長についていった。

ところが、寺社からすれば特権をすべて奪われたのだから信長憎しとなったわけだ。
信長は仏敵にされてしまった。


信長が目指していたのは、「寺社勢力の武装解除」

悪いことをするやつはオレが罰するから、武士以外の人が武器を持つ必要はない。そういう世界を作ろうとしていたのだ。



昔も今も、世の中を良くしようとしたら、それを邪魔する既得権益者がいて
激しい戦いとなる。


ちなみにホリエモンも、既得権益との戦いに敗れて牢屋に入れられてしまった。
昔も今も世の中を良くしようと改革するのは大変だ。




【アクションプラン】
・『国盗り物語』 を読みたい。
ちょっと前に、読もうと思ってちょうど引っ張り出してきたところだった。



【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0  線にしてみませんか?
サブタイトルの「点と点が線になる」を実体験した僕の経験を書きます。

僕は 逆説の日本史 は全巻読んでいる井沢好きなのですが、 逆説の日本史 は巻数が多いだけに僕的には点になってしまっていた事に、この本を読んで気づきました。

実は 逆説の日本史 より、この集中講義の方が大枠では線になるのです。
そして、これで線になったものを大切に自分の中で育ててから、 逆説の日本史 を読むと、かなり感覚が変わる事にも気づきました。

僕はこの線をもっと育てていきたいと思っています(さるるんさん)

☆「逆説の日本史」もちょっと読んでみたい。



【関連ブログ紹介】





【この本が愛読書の有名人】







【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
日本史を勉強している中高生におすすめ。

 
posted by macky at 22:41 | Comment(1) | 歴史 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
憲法改正を急ぐ理由を知って下さい
突然の書込み失礼致します。
この度は皆様に知って頂きたい事があり、誠に恐縮ですが書込ませて頂きました。

マスコミが大きく報じぬ中、連日中国の日本領海侵犯が増大し、尖閣侵略を狙っている現状を、
中国に侵略虐殺を受けるチベット等の姿と重ね今多くの方にどうか知って頂きたいです。

戦後日本を弱体化させる為、アメリカが作成した日本国憲法施行後、韓国が竹島を不法占拠し、その際日本の漁船を機関銃で襲撃し、多くの船員が死傷しました。

北朝鮮は国民を拉致し、日本全土を射程に入れるミサイルを数百発配備しており、尖閣には中国艦艇が侵犯する現状でも、憲法の縛りで日本は国を守る為の手出しが何一つ出来ません。

現在まで自衛隊と米軍の前に中国や北朝鮮の侵攻は抑えられて来ましたが、米軍がいつまでも守ってくれる保証は無く、時の政権により米軍が撤退してしまえば

攻撃されても憲法により敵基地攻撃能力が無い自衛隊のみでは、日本はチベットと同じ道を辿りかねません。

9条の様に非武装中立を宣言しても、平和的で軍事力の弱かったウイグル等を武力で侵略し、現在進行形で覇権拡大を行い「日本の領海を力で取る」と明言している中国や、

核ミサイルで日本を狙う北朝鮮、内部工作を行う韓国が尖閣等から侵略の触手を進めているからこそ、GHQの画策により戦う手足をもがれた現憲法を改正し、

自立した戦力と抑止力を持たなければ国民の命と領土は守れないという事を
中韓側に立ち、印象操作で国民を煽動する野党やメディアの姿と共に
一人でも多くの方が知り目覚めて頂きたいと切に思い貼らせて頂きます。
https://pachitou.com
長文、大変申し訳ありません。
Posted by aki at 2020年10月06日 16:59
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