2019年11月20日

未来型サバイバル音楽論

未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか (中公新書ラクレ)

未来型サバイバル音楽論―USTREAM、twitterは何を変えたのか
津田大介/著、牧村憲一/著 (中公新書ラクレ) 2010年


【概要】
1998年をピークにCDの売り上げが落ちている音楽業界。今後どうなってゆくのか。
メディアジャーナリスト津田大介氏と音楽プロデューサー牧村憲一氏の共著。


【動機】
ツイッターで有名な津田さんが書かれた本ということで興味を持った。


【所感】
津田さんってツイッターの人というイメージがあったが、音楽にも詳しいのか。


【抜粋】
●アーティストがMySpace(マイスペース)で直接プロモーションして、音源はiTunes Store(iTS)で売ればいい、インターネットで全てをまかなえる、という一種「原理主義的」な人も多いです。<牧村>(p.48)

☆中の業者、いわゆる「ミドルマン」は必要かという議論。クリエイターがリスナーとダイレクトに結びついていて、しかも制作者から、プロデューサーから、ソングライターから、全てを一人がこなすのは現実には厳しい。何から何まで自分一人で行って成功しているまつきさんのような例はまれだという。一人が全部のことを理解した上で、その中で得意なジャンルを各々交換するために人と組むという形がベストかも。


●実は、「一人1レーベル」というのは、ある種口当たりのいい標語であって、ここで目指そうとしているのは本当は一人ではダメなのです。一人で作って、一人で満足して、一人で拍手する音楽ほど寂しいことはありません。すぐそばで最初にその音楽を体験して、批評をしてくれる人間、あるいは拍手をしてくれる人間を持っていた方が、より成功する確率が高いのです。社会に出て行くのは、一人では限界がありますから、最低限二人で始めることをお勧めします。<牧村>(p.106)

☆一人でもできるくらいのノウハウを持って、そしてなおかつ複数の人数でレーベルを運営しましょうということ。資本と独占欲だけのメジャーの時代は終わり、これからは収益とクオリティのバランスを目指す知恵と行動力の時代。戦略や資金の運用能力等は学べば手に入る。


●この時期の注目すべき現象としては、マイ・ケミカル・ロマンスというバンドがマイスペースをきっかけに、大成功を収めたということが挙げられます。当初はどこにでもいる新進バンドでしかなかった彼らはマイスペースの初期から積極的にマイスペース上で活動し、結果10万人以上のファンを集めることに成功し、メジャーとの契約にこぎつけ、現在ではスタジアムでライブをするクラスのバンドに成長しました。彼らの成功は他のアーティストたちに勇気を与え、多くのアーティストがネットでSNSを通じてファンと直接交流するようになりました。<津田>(p.170)

☆10万人ってすごいな。マイスペースやYoutubeなどに楽曲やプロモーションビデオ、ライブ映像などを投稿し、積極的にオンラインでファンとコミュニケーションをとったりという地道な活動を続けることが大事。


●まつきは10年1月1日に『1億人レコード』というアルバムをリリースしました。28曲入り2000円というこのアルバムは、まつき個人の公式サイトで直販されました。購入方法はとても簡単で、アルバムを購入したいと思った人が、公式サイトのメールフォームから申し込みを行い、所定の銀行口座もしくはペイパルを利用して料金を振り込みます。すると、アルバムをデータ形式でダウンロードできるURLが記載されたメールがまつき本人から送られてくるという仕組みになっています。
・・・(中略)・・・
彼はこのアルバムをリリースする以前は、CDを販売する普通のインディーズ・レーベルに所属して活動していました。レーベル所属時はCDの売り上げも低く、十分な著作権料ももらえないため音楽で生計を立てることができず、アルバイトの日々を送っていましたが、そのレーベルを離れ個人でリリースした『1億人レコード』の購入者数はレーベル所属時のCD販売枚数を凌駕。現在は音楽活動を継続するための十分な収入を、音楽活動によって得ています。<津田>(p.196-197)

☆まつきあゆむさんの話である。

目標ができた。CDを作りたい。最終的な目標はCDを売ることであるが、CDを売ることに躍起になるのではなく、手段としては他の事をしながら(たとえばライブやSNS活動、ネット通販などで)CDもありますよと言って買ってもらうのがベスト。このときにCDを作っていないと、興味を持ってもらった人にアクションを起こしてもらえないので、最低限CDは作っておく必要がある。


●まつきあゆむとは異なる方法論で注目を集めているのが、シンガーソングライターの七尾旅人です。・・・(中略)・・・そんな彼が10年6月に「DIY STARS」という音楽配信プラットフォームをプロデュースしました。・・・(中略)・・・このシステムを導入したアーティストは、自身の公式ウェブサイトにデジタルファイルの販売機能を組み込むことができます。・・・(中略)・・・現在はTUNKが厳選したアーティストだけがこのシステムを利用できますが、このようなプラットフォームが多くのアーティストに開放されれば、アーティストが収入を得られる機会が飛躍的に増えるでしょう。・・・(中略)・・・七尾は先日筆者(津田)と行ったトークイベント中に次のような発言をしました。「地方のどこかに住んでいるアーティストがDIY STARSを使って200円の音楽ファイルを売って、それが何かのきっかけでブレイクして100万ダウンロードされれば、ほぼ二億円がアーティストの手元に残るんだよ」<津田>(p.208-211)

☆何とも夢のある話である。「TUNK(タンク)」と共同開発で構築したコンテンツ配信システム。決済手数料はわずか5.5パーセント。つまり約95パーセントがアーティストに還元される。(iTSだと手元に残るのはせいぜい20〜50パーセントくらい)。






【アクションプラン】
・CDを作って販売してみたい。

・一人でもできるくらいのノウハウを持つ。


【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
音楽業界の今後について知りたいときに。



(120724 読了)
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2019年09月10日

芸能界を突如去った島田紳助さんが遺した宝物。『自己プロデュース力』

自己プロデュース力
島田紳助/著 (ヨシモトブックス) 2009年
838円+税



【動機】
タイトルに惹かれて。紳助さんの本ならおもしろそうだ。



【所感】
DVD 『紳竜の研究』 の内容と同じだった。

おもしくて為になる。

5×5の話がおもしろかった。

いくら才能があっても、伸ばさないとダメ。




【概要】
初めて明かす成功の秘訣。本当は教えたくない勝利の方程式。

同期には華のある天才・明石家さんま、正統派漫才の第一人者・オール阪神・巨人。僕の人生、「あいつには敵わない」の連続だった 。
誰もが驚嘆した死に物狂いの「努力」、あらゆる分野に共通する緻密な「分析」の方法。この世の中はすべて才能。しかし、努力の仕方さえしればトップに立つことができる。
「あんまり言いたくない『極秘の話』がひとつだけあるんです。…僕もそんなに先が長いわけじゃないし。教えようか」
数々の事業を成功させ、自らのプロデュースで“羞恥心”など、社会現象を巻き起こした島田紳助が、これまでの人生を、勝利の方程式を、惜しまず語り尽した、すべての人たちに贈る、人生論の決定版、遂に刊行!!(Amazonより)


僕の人生、「あいつには敵わない」の連続だった。この世の中はすべて才能。しかし、努力の仕方さえ知ればトップに立つことができる―。勝つための方程式(「BOOK」データベースより)





DVD 『紳竜の研究』 (よしもとアール・アンド・シー)のDISC1に収録されている、第2章「手段」を活字化し再構成したもの。




【抜粋】
●そりゃあ、三百年ぐらい生きられるんだったらいろんなことを勉強するけどね。残念ながら、僕たちはすぐに死んでしまう。(p.80)

☆あれもこれもと手出しをせずに、まずは1個だけ強いものを作る。



●僕は高校の同級生とよく遊んでるんだけど、僕と同級生が一緒に「ある出来事」を経験して、僕が何か月後かにテレビでその「ある出来事」を喋ったとしましょう。
 そうすると、必ず言われますよ。「原型ないやん」って。
 そりゃ、そうだ。僕は「ある出来事」を料理したんだから。(p.96)

☆出来事をそのまま話すだけじゃダメ。
料理して話す(盛る)。



●僕がM-1を始めたのは才能のある奴に世に出るきっかけをつくるためじゃなくて、才能のないやつに辞められるきっかけをつくるためでした。10年やっていて2回戦レベルの奴はさっさと辞めた方がいい。(p.100)

☆期限を決めて真剣にやることが大事。それでだめならきっぱり諦める。




【アクションプラン】
・このやり方で、ハーバーもやってみよう。

・出来事をそのまま話すのではなく、料理して話す。




【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 著者自身の評価とは別に内容を見るべし 2013年11月10日
素晴らしいです。マーケティング、ブランディングの本を多々読みましたが、この本に出会っていればそれらを読む必要なんかなかったと感じ入る程に、「売り出す」「売り込む」「売れ続ける」ための必須事項を理路整然と語っておられます。一握りに入ることができた人だから説得力がある内容が書かれたこの本は、芸能人志望でなくとも生き残りを図っていかなければならない人が知っていて損のないものです。暴力団と付き合うヤツの本なんか読めるかい!そう思って毛嫌いするならば明らかに損です。(松慶さん)


・5つ星のうち5.0 売れる(成功)にはするには理由がある。 2017年12月6日
現代アーティスト村上隆さんの本にもあったが、島田紳助も同じで、漫才のネタ作り以上に、相方を見つける以前に、漫才の流れ、おもろいと思うコンビを徹底的に研究して「イケる!」と思った自分の勝算を見つけてから始めている。

芸能界ほどシビアではない一般人のビジネスでも自分の業界を徹底的に分析して流れを観て自分のスキル、ポジション、人脈、経済などで流れに合わせられることを考えれば普通に成功できるのではないかな。

だってほとんどの人は目の前の作業にしか観ないで俯瞰で見る人は少ないでしょうから。。。(KCさん)





【関連ブログ紹介】
・お笑いの歴史〜ダウンタウンと島田紳助がすごい理由〜
http://column-usukuti.hatenadiary.jp/entry/2014/04/30/232618

☆たしかにダウンタウンは、二人がただしゃべってるだけでもおもしろいもんなぁ。


・【最終回】「紳竜の研究」から学べること (1/2)
https://mag.executive.itmedia.co.jp/executive/articles/0908/19/news005.html


・セルフブランディングは、『自己プロデュース力』から学べ - 斜め45度からの理説
https://fukaihanashi.hatenablog.com/entry/2014/11/07/230401

☆セルフブランディングの核心を突いている唯一の書籍!とのこと。


ブランディングを専門にしているコンサルタントなどは多いが、彼らの中に、ポジショニングについて一切触れない人がいる。専門家に対して失礼なことを言うが、「この人、分かってないな〜」と正直思ってしまう。ポジショニングを語らずして、なぜブランディングが語れるのか、私には理解できない。

ポジショニングとは何か。一言で言えば、「勝てる場所を見つけ、そこでしか戦わないこと」だ。

島田紳助氏は、これを徹底して行った。

  < 当時の僕はよく仕事をすっぽかしました。(中略)
 実は、仕事をすっぽかしたのには理由があったんです。それは、「勝てない現場には行かない」ということ。(中略)
 他のコンビと戦って負けるぐらいだったら行かない方がマシ。(中略)
 巨人のやるモノマネを見たら、びっくりした。「ああ、これがプロになる奴のモノマネか」。それで、「紳助さんもやってくださいよ」と言われたけど、「俺、でけへんねん」と誤魔化したんです。それ以来、「モノマネは絶対せんとこ」と思って、封印しました。さっきの話で言うところの、「勝てない現場」だから。>



自身のポジションを見極め、それ以外のポジションでは一切戦わない。
こうして自分のフィールドを見極め、確実に白星をあげていくのがブランディングなのだ。
いかにポジショニングがブランディングの中核を担っているかが分かっていただけただろう。ポジショニングこそが、ブランディングの成否を決めるのである。


☆これがポジショニングってことか。

勝てない勝負はしない。孫子の兵法にもあったな。





【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
この通りにやれば必ず売れるだろう。あとは、やるかやらないかだけ。




DVDもおすすめ。



【結論】
どうしたら売れるか。どうしたら勝てるかを徹底的に研究する。

ただ好きでダラダラやってるだけでは勝てない。稼げない。


 
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2019年08月18日

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑
堀江貴文、落合陽一/著 (SBクリエイティブ) 2018年
1,400円+税



【動機】
今、世の中は大きな変化が起きている。

トランプに大富豪っていうゲームがあるけど、革命が起きると、価値観が逆転してしまう。

今まさにそんな感じがする。いい大学に行っても何の価値もなくなるとは数十年前に誰が予想しただろうか。

10年後も生き残るためには今何をすべきか。



湯婆婆は相手の名を奪って支配するんだ。
いつもは千でいて、本当の名前をしっかり隠しておくんだよ。

――「千と千尋の神隠し」 スタジオジブリ・宮崎駿・2001


ページをめくるとこのメッセージが書かれてあった。



ちょうど、「千と千尋の神隠し」がテレビで放映されていた。

こういうことはよくある。

ただの偶然ではあるまい。

きっと引き寄せられたのだろう。



これからの世の中ではAIに仕事を奪われないように

名前や肩書を隠して生きろってことかな。


つまり本質で勝負しろってこと。


会社でいくら実績を残しても

会社を辞めてしまえば何も残らないから。





【所感】
ホリエモンだけでもいいような気がする。



【概要】
AI、仮想通貨、モチベーション格差、46の仕事、働き方―。新たに始まる世界で、君はどう生きるか。(「BOOK」データベースより)







【抜粋】
●僕はかつて会社を経営していたが、給料を払って社員を雇うことが最適解なのか考え直したくなった。会社勤めを望む人間の多くはネガティブであり、組織にネガティブ脳の人間がいていいことはない。会社経営を通じて、おおよその仕組みが理解できたので、より優れたシステムを作ろうと考え、オンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」を立ち上げた。(p.37)

☆ホリエモンはまた会社作らないのだろうかと思っていたが、

その答えが書いてあった。

正直、目から鱗だった。


会社を作ってもネガティブな人しか集まらない。

それだったら、お金を払ってでも手伝いたい人というのを集めたほうがポジティブな人が集まる。

ホリエモン、やはりただものではない。

会社経営の失敗から大きなものを学んでいる。


いつか起業したいと思っていたが、

考え直すきっかけとなった。




●魅力的な投資先が見つかると、そこにお金が一点集中する。大きな水風船が破裂寸前になっているところに、テクノロジーが小さな穴を開け、中に入っていた水が一気にあふれ出すようなものだ。すると、小さな穴を開けたある個人が一気にお金を手にするわけだ。
 すると今度は、お金を得た個人がカネ余りに直面する。特に使いどころもないから、投資をするが、投資をした結果また儲かってしまう。すると「お金には意味がない」ことに気づく。水風船の割り方を覚えると、いつでもお金が得られるようになるから、もう実質お金なんてなくてもいいと知るわけだ。

 今、そうしたお金持ちをはじめ、多くの投資家は「カネ余り」に直面しているため、いいアイディアがあれば、そこに投資したいと考えているだろう。

 この例に限らず、今はどんどん自分のアイデアを世に出していって、共感してくれた「お金持ち」から出資してもらうことが可能だ。クラウドファンディングや、サロンなどマッチングしやすい仕組みもできている。

 学生であろうと、なんであろうと関係ない。自分がイケると思ったものを発信することが、これからの世界で求められていく。(p.163-164)

 
☆今のお金持ちというのはお金に対してそういうイメージなんだな。

昔のお金持ちはたくさんお金を持っててももっと欲しい!お金こそパワーだ!というイメージなんだけど、

今のお金持ちは、お金がありすぎてお金が意味なく感じてしまうようだ。欲しい時にいつでも好きなだけ作れるので。

水風船の割り方を覚えた人と覚えてない人との間にとてつもない格差が生まれている。

一つ言えることは、学校にまじめに通っても水風船の割り方を教えてもらえるわけではない。

それどころか、水風船を割らないように教育されるのかも。



お金があるところにはお金があり余ってて、いいアイディアはないかと投資先を探している。

アイディアはあるけど、お金がないという人とうまくマッチングすれば

いい世の中になりそう。

いいアイディアが浮かんでもどうせお金がないからといってアイディアにふたをする必要はないということだ。

じゃんじゃんいいアイディアを出しまくろう!




●Polcaでお金を集めたり、クラウドファンディングで支援を募ることも珍しくない。そうすると、相対的に “お金” の価値が下がっていく。面白いアイディアを持っている人の元に、どんどんお金が集まるようになった。もう、仕事と遊びの境界線なんて、あってないようなものだ。(p.227)

☆お金が集まるような仕組みづくりをしよう。




●商売が成功する基本的な秘訣は1つだけだ。すなわち、成功するまでやり続けるということ。市場原理があるようでないので、100回もやればだいたい成功するのだ。(p.248)

☆成功するまでやり続けよう!

市場原理があるようでないというのもおもしろい。

すべての条件がそろわないと成功しないというのではなく、数打ちゃ当たる方式。

まずは質より量で攻める。




●恐怖に縛られるのはやめよう。幸せな結婚式なんていうものはほとんど宗教に近い。「皆がそうしているから、よさそうに見える」といったただの刷り込みにすぎない。結婚情報誌「ゼクシィ」を手にとって隣の芝生を青く思っている時間ほど、無意味なものはない。

 以前、平均年齢15歳の子どもたち20人弱に、簡単に作成したIoTデバイスを用いた電子工作や機械学習、ソフトウェア制作を教えるワークショップを開いたことがある。5年前であれば24歳の学生が修士論文でやるような内容なのだが、たった合計24時間で、誰一人脱落することなくハードウェアやソフトウェアを作れるようになった。つまり当時24歳の人にとっては9年分の時間があっという間にコモディティ化してしまったというわけだ。(p.231)

☆10年の遅れがわずか1日で取り戻せる世の中になっている。





【アクションプラン】
・起業するのではなく、お金を払ってでも手伝ってくれる人を集める。

・水風船の割り方を覚える。

・好きなことをやり続ける。究めればそれで生きていける。

・成功するまでやり続けよう。100回もやればだいたい成功するらしい。(今まで、1〜3回で諦めてた)





【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 今を生きることの大切さを改めて実感 2018年5月1日
自分が好きで夢中になって打ち込めるものに全ての時間を費やそう。できればみんながやっていないことを極めて自分の武器にしよう。常にアンテナを張って興味のあること、面白いことを吸収しよう。そうやって自分の価値を高めていけばこれから先の未来きっとうまくいく。そんな感じ。(まっちさん)

☆この本の内容をうまくまとめてあるレビューがあった。



・5つ星のうち5.0 会社に縛られずに生きていきたい方にオススメの本〔レビュー7冊目〕 2018年6月4日
テクノロジーの発展とともに、
筆者たちの考え方の根本である「市場原理」が働くと、
今後どんな仕事が淘汰され、どんな仕事が生まれることが予想されるかが、
本書を読んでよくわかりました。
それだけでなく、これからの社会で求められる人材や今後の生き方など、
本書には今知っておくべき内容が満載でした。
特に「お金」と「仕事」に対する筆者たちのとらえ方が、
私にとっては、目からウロコでした。

堀江氏の文章は、わかりやすく、
読者を惹きつける刺激的な言葉で書かれていたので、
夢中になってスラスラ読むことができました。

一方、今回初めて落合氏の文章を読んだのですが、
落合氏は、わかりやすくよりは、カッコよく伝えることを大切にしている感じがしました。
本書の後ろで、職業がメディアアーティストであると知ったとき、
「なるほどね」とうなずいてしまいました。
私の読解能力にも問題がありますが、堀江氏の文章に比べ、
理解するのに苦労した部分がいくつもありました。
しかし、内容は大変勉強になりますので、難しいと感じても、
諦めずに何度も読み返すことを薦めます。(chinapplepieさん)





【この本が愛読書の有名人】





【関連ブログ】
「10年後の仕事図鑑」を読んでみてのざっくりとした感想、湯婆婆の例えが的確だと思った - 好奇心倶楽部
https://trend-tracer.com/post-1458/




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
AIに仕事が奪われることに不安を感じる人。




【結論】
これからはAIに仕事を奪われる人とAIを使って仕事を作り出せる人とで二極化する。


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2018年12月26日

あえて、レールから外れる。逆転の仕事論

あえて、レールから外れる。逆転の仕事論
堀江貴文/著 (双葉社) 2015年
1,400円+税


【動機】
タイトルに惹かれて読んでみた。



【所感】
一番期待していなかった岡田斗司夫さんの話が一番衝撃的だった。

一人の人と結婚してというシステムはすでに崩壊しているという考えがおもしろい。




【概要】
就職した会社で、与えられた仕事をコツコツこなし、幸せな定年を迎える。
そんなレールに乗った、かつての成功モデルは既に崩壊している。

では、いま最も有効な働き方とは何か?
本書では、武田双雲、佐渡島庸平、増田セバスチャン、田村淳、HIKAKIN、小田吉男、小橋賢児、岡田斗司夫というグローバルビジネス時代を生き抜くイノベーターの仕事論を紹介し、堀江貴文が分析。
新しい仕事論を再定義します。
起業・転職を視野に入れるビジネスマン必読の書。

[8人のイノベーターの仕事論]
武田双雲−いまこの瞬間に意識を集中し、幸福を引き寄せる
佐渡島庸平−会社から出て初めて見える世界がある
増田セバスチャン−オリジナルな世界を創り上げる
田村淳−ルールのキワッキワにしか面白さはない
HIKAKIN−より早く、より柔軟に、より愚直に
小田吉男−楽しさをひたすら追求する
小橋賢児−自分が違和感を感じる世界から飛び出す
岡田斗司夫−自らの生き方そのものでリスクを負い、常識や道徳を書き換える

[本書が提示する5のメソッド]
・目標から逆算せず、今だけに集中する
・常識にとらわれず、まっさらな目で見る
・遊びと仕事の境目をなくす
・皮膚感覚で違和感を感じえう仕事は捨てる
・失敗を恐れず、一つの場所に固執しない(Amazonより)


イノベーター8人×堀江貴文が明かす!成功モデルが溶けた時代の最も有効な働き方。(「BOOK」データベースより)


あえて、レールから外れる。逆転の仕事論
堀江 貴文
双葉社
売り上げランキング: 103,355




【抜粋】
●未来には、いいことがある。そう思って努力するのは悪いことではないのですが、「未来」の方が上で、「いま」が下になってしまうのは、もったいないです。(p.25-26 武田双雲)

☆そういえば、楽しみを後回しにしていたらその楽しみが消えてしまっていたということがよくある。



●妙な言い方かもしれませんが、多くの人は「未来」に希望を抱きすぎです。大事なのは「いま」です。「未来」よりも優位なのは、この瞬間。それに「いま」を満たしていくことに集中している方が、数字の達成は、うまくいくと思います。(p.26 武田双雲)

☆たしかに「未来」に希望を抱きすぎていた。もっと「いま」を大事にしよう。



●さらにそのインターネットが、スマホに落とし込まれて、以前は仕事場の机の前にいるときにしか使えなかったツールが、 “いつでもみんな” のものになりました。ここ1〜2年ほどの急速な流れです。(p.54 佐渡島康平)

☆iPhone8を買ったのでもっといろいろ使いこなそう。今が一番動きが速いはず。1日くらいかけてじっくりとやってみよう。



●インターネットは、人類みんなに新しい土地を与えたようなものです。昔の土地になかった道の果実が、あらゆるところに成っている。それらの調理法なり耕作法を見つけて、長く食べていける方法を、みんなが考えている段階にあると考えています。(p.67 佐渡島康平)

☆そういえば、以前、水木しげるさんの著書を読んだときに、戦後の混乱期と今のインターネットの環境が似ていると感じていたが、やっぱりそうだった。果実がたくさんなってるから1粒でも食べられればいいと思ってやっていたけど、もっと真剣に、根こそぎ持っていくくらいの意識がないと成功できないのかも。そのためには、トライアンドエラーを繰り返してシステムをゼロから作り上げること。



●悶々と大阪で2年ほど過ごした時、運命の出会いがありました。
 図書館で読んだ、寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』 です。
 内容はよくわからなかったんですけど、書いてある言葉に、扇動されるような気がした。縦書きと横書きが入り乱れていたり、デザインも色違いも、すべてが衝撃でした。読んだ後は、大阪の河原をうぉーっ! と叫びながら走ってました。
 それから寺山さんの書物を一気に読み漁りました。
 東京に戻って、寺山さんの関係する劇団にスタッフとして加わりました。
・・・(中略)・・・世の中は既成概念だらけで、決められたルールで動いている。
 でもそんなのぶち壊してもいいし、僕の感性で生きても全然構わないんだということを、寺山さんに教わった気がします。(p.84 増田セバスチャン)

☆本をきっかけに引きこもりから突然行動的になっている。



●当時から海外のお客さんは、結構多かったんですけど、うちの店の情報を共有する場があまりなかった。2007年ごろに MySpace で自分のホームページを立ち上げると、海外からアクセスが押し寄せました。(p.90 増田セバスチャン)

☆ MySpace って音楽だけじゃないのか。手がけた服が海外からのアクセスをきっかけに爆発的に売れ始める。



●動画って、撮っているときは基本的に一人でも作業できます。観客はそこに居なくてもいいんです。後で編集できるという安心感もあります。恥ずかしかったり気に入らなければ、後でカットできる。ビートボックスも、納得いくまで録り直せます。直しがきくことに甘えてはいませんが、ベストなものをベストの状態で世に出せる YouTube の方が、僕には向いています。(p.156 HIKAKIN)

☆なるほど、気に入らなければ何度でも録り直せばいい。



●いつもは大人しくても、閉鎖されたところでカメラを回したら、驚くほど面白いものを披露してくれたりします。ふだん見られていない者の潜在能力というか、秘めた爆発力は侮れません。(p.157 HIKAKIN)

☆ためしに動画を撮ってみよう。



●YouTube ホリエモンチャネルのジングルまで厚かましくも作ってもらった。(p.165 堀江貴文)

☆あの印象的なジングルはHIKAKINが作ってたのか。



●とにかくコンテンツをかき集めてくれば、打率は低くとも時々巨大ホームランを打つことが出来る。打率を上げるテクニックは共有する。枠が限られている地上波テレビ放送と違い YouTube は無限の枠があるのだから、個人プレーだけでなく、HIKAKINのブランドを利用して「仕組み」を構築することが出来たらもう一段上のステージで活躍できるだろう。(p.166 堀江貴文)

☆数打ちゃ当たる。全く当たらなければやり方がまずいのかも。時々当たるようになれば、数をたくさん出せば当たりの数も増える。インターネットだと、数を増やしてもコストがかからないのが利点。



●ライブドア時代にテレビで見た時は、こんな関係になれるとは思いませんでした。僕よりも早くから、やりたいことをシンプルにやっている、面白い友だちです。
 僕は彼と出会って、さらにやりたいことをシンプルにやることが出来るようになったんです。(p.193 小田吉男)

☆やりたいことを岡田斗司夫シンプルにやる!



●講師はひとコマ数千円程度で、本の執筆も一冊書いて100万円ぐらい。これだけで食えるはずがない。(p.240 岡田斗司夫)

☆大学の教授って意外と儲からないんだな。
本を1冊書けば100万円ももらえるのかと思ったけど、これだけで生活しようと思ったら何冊も書かないといけない。







【アクションプラン】
・「いま」をもっと大事にする。後回しにしている間に人生終ってしまう。

・iPhone8を買ったのでもっといろいろ使いこなそう。今が一番動きが速いはず。1日くらいかけてじっくりとやってみよう。

・『書を捨てよ、町へ出よう』を読んでみる。 →速読了(181125)

・同じように衝動的に行動したくなる本があるかも。そういう本に出会うためにもたくさん本を読もう。

・やりたいことをシンプルにやる!



【Amazonレビューより】






【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
レールから外れてしまったときにどう生きるか。




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2017年12月20日

悪名正機 (アウトサイダー十三人の話)

悪名正機 (アウトサイダー十三人の話)
高須基仁/著 (金曜日) 2012年
1,300円+税


【動機】
ストリーム社の株価操作で主犯格とみられる男を逮捕というニュースで

朝堂院大覚さんが最後の黒幕だと知り、朝堂院大覚さんに関する本を探していたら出てきた。



【所感】
13人との対談集なのだが、どれも裏社会が垣間見えておもしろかった。

著者はヘアヌード写真集の仕掛け人らしい。



【概要】
前田日明(「RINGS」CEO)
  在日コリアンから帰化、いま「国」への思いを語る
朝堂院大覚(武道総本庁総裁)
  朝青龍暴行疑惑、亀田問題、「怪人」が語った歴史の裏側
斎藤智恵子(浅草ロック座会長)
  「浅草の女帝」の生き様と女の矜持
石井和義(K-1元プロデューサー)
  出所から2年、総合格闘技ブームの火付け役が思うこと
柳美里(作家)
  分断された朝鮮への思いと家族へのこだわり
川崎タツキ(元プロボクサー)
  少年院、暴力団、薬物依存地獄を乗り越えたボクサー
戸川昌子(シャンソン歌手・小説家)
  地獄をみてきた人間の強さ
杉浦和男(地下格闘技・KRUNCH創設者)
  本物の“不良"の図太さとは
山本直樹(漫画家)
  言葉の暴走の先に描くもの
ルミカ(シンガー)
  いじめをなくしたい――歌で広げた絆
秋田一恵(弁護士)
  徹底的に被告に寄り添う
ごとう和(漫画家)
  『6番めの虹』で原発事故を描く
黒岩安紀子(歌手・故団鬼六夫人)
  左翼も右翼も泣かす歌い手(Amazonより)


悪名正機 (アウトサイダー十三人の話)
高須 基仁
金曜日
売り上げランキング: 1,026,836





【抜粋】
前田 今回の在日外国人の参政権はね、国籍制度の固定化を狙っていると思うんですよ。永住権を持った外国人ってはっきり言って在日(朝鮮人)のことですよ。自分らの家系で言えば、もう六世までいるんですよ。秋山(成勲、格闘家)で四世ですよ。でもね、それっておかしいんですよ。みんな永住権を持っている親から生まれているのに、三世、四世と続いている。本当に参政権をやってくれるならば、筋を通して、永住権を持った親から生まれているんだから日本国は二重国籍を与えて18歳や19歳で国籍を選ばせればいいんですよ。(p.13)

☆在日朝鮮人の本音が垣間見える。



●戦争が終わってどうなるかというと韓国は李承晩政権下で日本に行ったやつは帰ってくるなと。日本でも戦争が終わると、日本人じゃないと言われる。日本にも本国にも騙されているんですよ。でもね、そういう在日同胞をかつて、外務省は受け入れてくれた。受け入れなくてもよかったんだから。すごい恩義に感じますよ。あとね、今上天皇は、自ら百済から来た先祖がいると言ってくれた。あれを聞いた瞬間に、なんというか、これは日本をまとめるためにあえて言ってくれたんだなと。(p.14)

☆在日は日本よりも韓国を恨んでいる。帰ってくるなと言われたから。見捨てられたから。



●今の日本の人口はこのままの出生率でいくと、20年経ったら3分の2、40年経ったら半分になります。そうなるとどうなるかというと、日本の一流企業は外国を税務対象国にせざるをえなくなる。日本は空洞化するんです。労働力確保のため、海外移民を受け容れなければならなくなる。沖縄やら対馬やらがどんどん合法的に占領されますよ。日本の国なのに、外国人が力を持つ政府ができちゃうんですよ。日本も共和国にしようとなり、皇室の存続が問題になって、下手したら内戦ですよ。外国人が力を持つ地域とそうではない地域との間に。(p.14)

☆外国人参政権を認めると内戦が起こる。



●在日と本国をくらべると在日の人のほうが感覚が古い。なんでかと言うと、うちの家系で言えば、大正末から昭和の初めに来たんですよ。当時の李朝の道徳観念をそのまま持ってきて、それで子供を育てるからですよ。その間、韓国はどうなったかというと、北朝鮮はわかりませんけど、朝鮮戦争があって、大量にキリスト教が入ってきて、半分以上がキリスト教になってしまって、もう違う国になっているんですね。(p.15)

☆朝鮮戦争で大量にキリスト教が入ってきた。



●斎藤智恵子
東京・浅草に構える老舗ストリップ劇場、浅草ロック座の会長。(p.34)

☆北野武さんゆかりの人らしい。「座頭市」の監督をお願いしたそうだ。
調べてみたら、170428に急死されていた。



高須 前田のやっている「THE OUTSIDER」もとんとんですよ。でもね、前田には石井和義のようなプロデューサーがいないんですよ。 (中略)

石井 それが喧嘩とか暴行とか刺青とか、そんなものばかりの話題が先行しちゃうから。そこを変えていかないと。(p.54)

☆前田さんがリングスをやって、石井さんの正道会館とコラボするようになってK-1ができて、プライドが生まれた。




●しかしやはり地方に行くと、そういう稼業の人が出てくる場合があります。だから地方では、先に警察に挨拶に行き、どこそこへ挨拶に行くと話をするんです。昔からあの人たちはこの街を守ってこられたんだから警察や消防署と同じように、そういう人たちには挨拶に行くのは筋ではないですか、という話をするわけです。(p.55)

☆挨拶をしておかないと嫌がらせをされてお店がつぶれてしまうということが昔はよくあったのかも。



 ただ、小説を書いていると、登場人物が勝手に動き出す瞬間が必ず訪れる。そうなったら、あとはついていくだけなので、筆者としては、読者を裏切りたくないけれど、登場人物が裏切るかも(笑)(p.62)

☆先日、ノンフィクションは売れない、と書いた。
書くなら文芸作品だ。
そのためにはもっと小説を読まないと。
だれか真似したい人を見つけて書いてみよう。
町田康さんなんか書きやすくておもしろいんじゃないかな。

それと、「ナラタージュ」を見ていて思ったのは、
映画化されることまで考えて小説を書きたいということだ。



●朝鮮民主主義人民共和国ほど、行って見てきた人と、行って見ていない人とのイメージの落差が大きい国ってないと思うんですよね。朝鮮に関するマスコミ報道は、ものすごく一辺倒なもので、もうそれは敵意と悪意が剥き出しですよね。 (中略) 朝鮮から日本に戻ると、幸せ、不幸せが反転するような奇妙な感覚にとらわれます。(p.66-67)

☆北朝鮮に実際に行ってみると幸せそうな人が多いという。



ごとう サッカーの記事でよく聞く「ゴールデンエイジ」という言葉は「9〜12歳ぐらいの時にあらゆる動作を短時間で覚えることができる」ことなんだそうです。(p.153)

☆だからこそ教育が大事。

小学校3年生から6年生の間に何をやっていたかで人生が決まるといっても過言ではない。



高須 前田と最も対極にあるのが、杉浦だよ。この人は九州で生まれたけど、中学の途中で足立区に来た。江東区、足立区、台東区を「下町」とひとくくりにしたとき、大体の人は「人情味が豊か」みたいなことを言うけれど、それは寅さんとかが作り上げた虚像だと俺は思っているのよ。本来下町ほど現金至上主義で、冷たいところはない。

平井 荒っぽいですしね。東京の西に住んでいる人間は「東東京は怖いから、隅田川は渡らない」と平気でいうしね。

高須 地方から上ってきた人間がノスタルジックに思った風景がそうであるだけ。

平井 特に足立区は治外法権というか、東京の本当の不良予備軍がいますね。

高須 東京のへそみたいだよな。杉浦は足立で金を作って商売の場を西(渋谷)に求めて、関東連合を経済の面で支えたけど、見切りも早かった。(p.169)

☆下町は人情あふれる町というのは間違ったイメージだったのか。

そういえば、女子高生コンクリート詰め殺人事件があった綾瀬も足立区だったな。

本書でも対談している杉浦和男さんは関東連合を経済の面で支えていたそうだ。地頭がよく、法律すれすれのビジネスがうまいイメージ。



高須 朝堂院の息子は関東連合の頭の方の一人だよ。顔は絶対に見せない。(p.173)

☆朝堂院大覚氏(本名・松浦良右)の息子は松浦大助氏。リミックス株の相場操縦事件は松浦大助氏を頂点とする松浦グループが関わっていたとされる。



高須 朝堂院は資本主義の弊害に対して、ものを申しているだけだろ。基本的には社会主義者だ。警察は資本主義の隙間でやってくる人間は逮捕しない。(p.173)

☆世の中のことを考えている善人ほどちょっとしたことで捕まって、ほんとに悪い人は全然捕まらないというイメージがあるが、ほんとに悪い人は、子どものころから修羅場をくぐってきたからこれ以上やると捕まるというラインを見極めるのがうまいのだろう。





【アクションプラン】
・同じ著者の 『新国粋ニッポン闘議―高須基仁対談集』 も読んでみたい。

・ごとう和 『6番目の虹』 を読んでみたい。
http://www.comicpark.net/readcomic/index.asp?content_id=COMC_AKC00216_001



【Amazonレビューより】






【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
紹介されている13人のうち、一人でも興味があれば。

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2017年12月04日

AERAの1000冊

合本 AERAの1000冊 (AERAムック)
(朝日新聞出版) 2015年
920円+税


【動機】
表紙に佐藤さんの文字があったので興味を持った。


【所感】
1000冊もあったら、読みたい本が見つかりそう。



【概要】
AERAが大特集主義をとるようになった、2014年4月から2015年10月までに掲載した本の特集記事を合本に!
書評ページも含め紹介した冊数、およそ1000冊。
少女マンガから教養書、ビジネス書から歴史書まで。
買い逃した方も、もう一度まとめて読んでみたい方にも、お買い得な一冊。
この秋の読書計画にぜひお役立てください。

【教養】
●ヤマザキマリ×磯田道史
―ビジネスを変える歴史本―

●出口治明―歴史を知らずしてビジネスを語るな
•歴史好き3人の最強の9冊:赤江珠緒/野口哲哉/大友啓史
•漫画で歴史を楽しむ

●佐藤 優×米光一成×斎藤美奈子
―読書は知の冒険だ―
・論理的思考力をつける
中山元/仲野 徹/武井由起子/川村邦光/水無田気流/小谷真理/瀧本哲史
・資本主義を理解する18冊
白井聡/赤坂真理/坂口恭平/永濱利廣/堀江貴文/渡邉格

●水無田気流×水月昭道×鈴木大介
―「貧困」は見せ物なのか―
•宗教書は究極の実用書
•スーパー教科書で目指せ池上さん!
•成毛眞さんに効く「教科書の変化は想像以上」
•ビジネスパーソンを豊かにする教養
南條史生/手嶋龍一/松本大/高村薫/竹内薫/丹羽宇一郎/保阪正康

●戦争・戦後を知らねば「未来」は拓けない
―佐藤 優が選ぶ102冊―
•中原一歩:ノンフィクションを殺すのはだれか
•武田砂鉄:時代を撃つ眼の再評価

●青木理×星野博美×開沼博
―ノンフィクションライターの生活と意見―

【カルチャー】
●我がこころの漱石を旅する―-姜尚中が行く熊本文学紀行―
•ビジュアルの集英社、斬新なカバーの角川 文庫を読み比べ
•新しい漱石に出会える35冊
•「葛藤」が生み出す新しさ:石原千秋/奥泉 光/祖父江 慎
ほか

●鈴木敏夫を宮崎駿につなげた232冊

•夏の遊びは本と一緒に:永江朗/柴那典/五所純子
ほか

【マンガ】
●藤本由香里×ヤマダトモコ×川原和子
―最強女子マンガは人生の心強い相棒―
•夢と欲望を映した女子マンガの力
•『百鬼夜行抄』今市子さんに聞く「ページを開けば異世界、それがマンガの魅力」
•仕事の極意はマンガに聞け:出雲充/藤本由香里/山内康裕
ほか

●私たちは「なかよし」と「りぼん」でできている
•あなたはりぼん派? なかよし派?
•一条ゆかりさんが語る 進化し続けるプロ意識
•たかなししずえさんが語る 月刊誌を待つ濃密な時間
•中里郁子(「なかよし」編集長)×冨重実也(「りぼん」編集長)
ほか(Amazonより)


合本 AERAの1000冊 (AERAムック)

朝日新聞出版 (2015-10-26)
売り上げランキング: 29,446




【抜粋】
●ガリア戦記
カエサル率いるローマ軍の7年にわたるガリア遠征の記録。現地から彼が送る戦闘の記録はローマ中を熱狂させた。文筆家カエサルの名を不朽のものとした一冊。
(中略)
ヤマザキ 最後の本は 『ガリア戦記』 です。カエサルが武人としてだけでなく、治世者としていかに偉大な人物だったのか、よくわかります。(p.7)

☆「テルマエ・ロマエ」などを書いたヤマザキマリさんおすすめの本。



●ところで、ヤマザキさんが歴史にはまったのはなぜなんですか?

ヤマザキ 祖父は仕事でアメリカにずっと赴任していましたし、母親はクラシック音楽家だから、もともと西洋文化の混入した家でした。14歳の時に1か月ヨーロッパへ一人旅をした時、時空を超えて存在する建造物や美術品に衝撃を受けました。ところが日本に帰ってくると、同級生はアイドルに夢中という年代。歴史の素晴らしさや感動を分かち合える友達も見つからず、仕方がないから本を読んで、死んでいる人と仲良くするしかなかった(笑)。(p.8)

☆すごい環境。



●佐藤さんは月に300冊くらい読むのでしょ。

佐藤 まずは速読して、それから選んだ本を熟読します。熟読する本を探すための速読ですね。(p.18)

☆月に300冊。熟読する本を探すために速読。



●自分で読み上げてiPadに入れて、あとで聴いてもいいし。(p.19)

☆これもやってみよう。そのためにもiPhone整理早く終わらせよう。



●今はEvernoteのようなアプリもあるし、iPhoneで撮ったり、スキャンしたりしておくこともできる。(p.19)

☆そうか、この手があったか!

ノートに書いたものはあとから検索できないけど、Evernote化しておけばいい。



●そこで 『土地と日本人 対談集』 です。司馬遼太郎が「土地を私有化するのはおかしい」のテーマで延々と対談を行う。いまの世の中、お金を持っている人は土地を所有し、管理するけれど、これを共有財にしよう。土地に関する税を強化すれば、もっと生きやすい世の中になるのではないか。(p.26、建築家・作家の坂口恭平さんおすすめ)

☆そういう話だったのか。読んでみたい。



●受験生時代、「 『新釈 現代文』 」を5回読めば早稲田・慶應、10回読めば東大に合格できる。 『古文の読解』 を読み込めば、古代人の気持ちを理解するための古文を理解できる」と聞き、現代文と古文ではほかの参考書に目を向けず、この2冊を読み込んだ。その甲斐あってか、予備校などに行かず、慶應義塾大学法学部に現役合格。ずっと頭の片隅にあった2冊の参考書が文庫本で復刊されたと知り、すぐに購入したという。(p.35、貸本マンガ研究家の吉備能人さんおすすめ)

☆読んでみたい。



●ノンフィクションなんて、そもそも売れない(笑)。これまでは出版社や新聞社が支えてくれたけれど、出版不況が深刻化する中、発売媒体である雑誌ばかりか、漫画やファッション誌などまで売れなくなっている。結果、もうからない部門としてノンフィクションが真っ先に切り捨てられる。膨大な手間と取材費がかかる上、大して売れない、ということでしょう。(p.55、ジャーナリストの青木理さん)

☆ジャーナリストは儲からないらしい。取材費もほとんど自腹らしい。
そもそもノンフィクション自体がほとんど売れないらしい。



●「 『三四郎』 は日本初の教養小説だと言われていますが、東京の都市論としても読めます。100年前の人々は、東京をどのような町にしようと考えていたのか。2011年の震災を経て、2回目のオリンピックに向かって、東京はどう変わるべきなのか。 『三四郎』 を読みなおすことでヒントが見つかるのではないでしょうか」(p.62、政治学者の姜尚中さん)

☆ 『三四郎』 も続きを読みたい。東京オリンピックまでに。





【アクションプラン】
・『ガリア戦記』 を読んでみる。

・自分で読み上げて音声ファイルを作る。

・あとからいつでもEvernote化できるので気軽にノートに書いていく。

・『土地と日本人 対談集』を読む。

・『沈黙』 を読みたい。キリスト教を知る手掛かりに。

・『三四郎』 も続きを読みたい。




【Amazonレビューより】




【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
人生は短い。読む時間は限られている。何を読むべきか迷ったら。

 
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2017年03月24日

細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!

細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!
細野真宏/著 (小学館) 2008年
1,200円+税


【動機】
「本質を見抜く力」を鍛えたい。

成功の五角形で勝利をつかめ!』 を読んで、論理的思考力を鍛えるのに数学が大事ということがわかったので。

経済のニュースが面白いほどわかる本 日本経済編』 を以前読んだらわかりやすかったので。



【所感】
全体的に内容が薄く肩すかしの内容。

最大の肩すかしはp182からのワンポイントレッスン9の問題。

小学生でも解けるのでは?

とツッコみたくなる。




【概要】
少しの努力で飛躍的に頭が良くなれる“究極的な秘密”が「数学的思考力」だった!!650万部突破の、数学、経済、投資など、数々の分野で大ベストセラーを生み出したカリスマ受験講師が、初めて明かした「最強の思考法」と「最強の勉強法」!!「どうすれば数学が得意になれるの?」「どうすれば経済のニュースが簡単に分かるの?」「どうすれば自分の考えを分かりやすく話せるの?」「どうすれば文章をうまく書けるようになるの?」…それらの答えは「数学的思考力」を身に付けることだった!数学、経済だけでなく、ビジネス、日常会話など、あらゆる分野に応用できる「数学的思考力」を、どんな数学嫌いな人にでも分かるように解説!この一冊で、あなたも驚くほど飛躍的に思考力が磨かれる!!(「BOOK」データベースより)






【抜粋】
●ちなみに、学問的には、「なぜハチが飛べるのか」は「航空力学」の基本である「ベルヌーイの定理」に、「レイノルズ数」という考え方を加えて、ようやく解明することができたのです。

 実は、空気には “粘り気” があって、ハチのように体が小さいと “空気の粘り気” の影響が強くなるのです。
例えばこれは小さな虫が高いビルから落ちても大丈夫なことからも分かります。
 つまり、通常の航空力学の視点の「なぜ飛行機が飛べるのか」という話とは別に、虫の視点から見た “空気の粘り気” ということも考えて、ようやく「なぜハチが飛べるのか」が分かったのです。(p.237)

☆ためになったのはこれくらいか。「ベルヌーイの定理」はよく聞く。



●「地方分権」が進むと、
地方の知事らは(国の顔色を窺うことなく)地元のことを中心に考えることができるようになるのです。
 そして、実際に「地方分権」が進むと、すべての政策を
“自分自身の財布” で行うことになっていくので、
当然のことながら “無駄遣い” が減ることに繋がるのです。
 そうなれば、深刻化している「国と地方の借金問題」に
歯止めをかけられることが期待できます。(p.249)

☆じゃあなぜそもそも明治新政府は中央集権化したのか?
という疑問が出てくるだろうが、

そこにはまったく触れられていない。





【アクションプラン】
・細野真宏さんの本をまとめて買っておいたので全部一気に読んでしまいたい。

・佐藤優さんおすすめの数学本を読んでみる。

・『MBAクリティカル・シンキング』 を読む。





【Amazonレビューより】平均4.0
・酷い・・・ 2014年5月13日
今後amazonのレビューが信用できなくなるくらい酷い本でした。小学生にならかろうじて勧めても良いレベルです。
楽◯でよくある「レビューを書いたら送料無料!」のような、高評価することでユーザーに何らかの還元があるキャンペーンが裏で行われてるとしか思えない。
もちろん根拠はありませんが、そうでないとこの高評価が説明できないほど酷い本です。

この本を読んだ後波頭亮氏の
「思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践 」
を読んだら大体50ページ位で「数学的思考力」の内容全てをカバーしてました。この本は304ページなので約250ページ分が贅肉で出来ています。

内容は、とにかく論理思考についての基本的、常識的な話です。別に間違ったことは言ってませんが特にためになるような話も見当たりませんでした。
唯一経済ニュースの読み方を解説したコーナーだけ関心を持ちましたが、その他のページは白紙と同じくらい無価値です。無価値というか無意味です。メモ帳に使える分白紙の方がマシです。
というか「数学的思考」と冠するのは大げさです。数式使うわけじゃないし・・・数学「的」だからいいのかな。

内容が悪いだけでなくレイアウトや編集側の企図も酷いです。
適当にページを開くと1ページの約4分の1の文字が太字で強調されており、これが全ページにわたって続きます。強調の意味が全くなし。
また、コラムと「ここまでの内容のおさらい」が本文に匹敵するほど長い。これは確かめてませんが100ページ分位はコラムとおさらいだったと思います
他には、ありそうなことですが挿絵が邪魔です。内容理解の助けにならない無意味なイラストが挿絵の9割を占めてます。

この手の内容の薄い本は啓発系の本にはよくありますが、2014年5月時点で107件もレビューがあったのでこれは被害者が増え続けるだろうと思って初レビューしました。(adnglafsgさん)

☆なぜこんなにAmazonで高評価なのか疑問に思っていたが、こういうまともなレビューもなかにはあった。

というか、私もレビューに騙された一人である。




【評価】
評価:★☆☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
Amazonのレビューを読むと、それまで暗記中心の勉強をしてきた人には有益なようである。
が、それにしてもひどい内容だ。

「内容が無いよう」っていうギャグと同じくらいひどい。

 
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2016年11月27日

日本のお金持ち研究

日本のお金持ち研究
橘木俊詔、森剛志/著 (日本経済新聞出版社) 2008年 (単行本は2005年)
695円+税


【動機】
日本のお金持ちを研究してお金持ちになろう。



【所感】
40代で上場企業の取締役になった人々にもう一度人生をやり直せるとしたらと聞いたら過半数の人がベンチャー企業を設立すると言ってるのがおもしろい。

弁護士は日本では稼げない。



【概要】
日本のお金持ち研究
 本書はお金持ちになるためのハウツー本ではない。「日本で漠然とお金持ちと呼ばれている人間とは何者か」という疑問に、経済学者らが学術的視点から答えたものだ。まず著者らは国税庁が発行している「全国高額納税者名簿(2001年度版)」に記された年間納税額3000万円以上の層を「日本のお金持ち」と定義した。所得にすればおよそ1億円以上に当たり約9000人存在する。彼らへのアンケート結果などからお金持ちの定義を導き出していく。

 職種で見ると最も多いのは企業家、次いで医師だ。この2つが「お金持ち」の45%を占める。いわゆるサラリーマン社長や勤務医ではなく、オーナー企業家や開業医である場合がほとんどだと言う。日本ではこうした「お金持ち」と、「上流階級」と呼ばれる人々が必ずしも一致していないとも言う。パワーエリートと呼ばれる政治家や官僚の中には、手にした高い学歴や社会的地位に所得が伴わない「地位の非一貫性」が見られると解説。結果として大企業、特にオーナー企業のトップに所得・権力・支配力のすべてを兼ね備えた上流階級が多いと論じる。企業家は自家用車にトヨタを、医師ならメルセデス・ベンツを選ぶ傾向が強いなど、日本のお金持ちならではの嗜好を読み解いていく。(Amazonより)

日本の「金持ち父さん」とはどんな人か。医師や弁護士、経営者は本当に稼げる職業か。サラリーマン営業者とオーナー経営者・起業家では、所得はどうちがうのか。全国規模のアンケート調査とデータから日本の富裕層とは誰かを浮き彫りにし、金持ちになれた背景、社会制度、暮らしぶりなどの実態に迫る。(「BOOK」データベースより)


日本のお金持ち研究 (日経ビジネス人文庫 ブルー た 11-1)
橘木 俊詔 森 剛志
日本経済新聞出版社
売り上げランキング: 648,358




【抜粋】
●アメリカにおけるお金持ちというと、ビル・ゲイツ(マイクロソフト、資産額5兆1600億円)、マイケル・デル(デル・コンピュータ、資産額1兆3440億円)、スティーブ・ジョブズ(アップルコンピュータ、資産額1920億円)などIT通信関連の企業家や、ウォーレン・バフェット(資産額4兆3200億円)などの投資家、さらにはドナルド・トランプ(資産額2280億円)などの不動産業の企業家が思い浮かぶ(p.15)

☆ついに、トランプ氏は大統領にまでなってしまった。



●アメリカでは学部レベルでは法学という専攻がない。そのため、アメリカの弁護士は、必然的に法律以外の専攻を少なくとも一つ持っていることになる。(p.74)

☆法学を目的にするのではなく、法学という武器を使って何をやるかが問題である。



●国会議員や中央官庁のキャリアといわれる役人たちの所得は、一部の人を除いて、それほど高くないということである。 (中略)
 これらの政治家や官僚たちが、そう高くない所得にもかかわらず、法律を作成したり政策実務を担当したりして、日本の社会・経済の動向を決定してきたのは事実である。
 これら政治家、官僚を加えて、すでに述べた財界人を含めて、これらの人をパワーエリートと呼ぶことが可能である。社会のエリートとして、権力を握って支配階級として存在したのである。 (中略) これらパワーエリートは必ずしも高い所得を稼いでいる人ばかりではないということである。(p.145)

☆官僚というとみんな高給のようなイメージだけど、賄賂や天下りで儲けているのは一部の人だけのようだ。




【アクションプラン】
・金持ちになる道は、医者か企業家。




【Amazonレビューより】
・社会学というものの限界なのかなぁ。 2005/6/3
 面白いですよ、たしかに。この本。
 長者番付のデータ、アンケート、そして、個別の聴取り。なんとなく科学的に聞こえます。で、金持ちは東京に集中していて、地方では医者ぐらい、という結論もまぁ、そんなもんでしょう。皮膚感覚として正しいと思う。また、お金持ちインタビューも人生訓として有用です。
 でもね、すいません、自然科学の世界の人間なもんで言わせてもらいますが、アンケートの回収率8%っていうのは、そりゃ事前の予想よりは十分高いんでしょうけど、やっぱり科学的とはいえないでしょう。残りの92%はどういう人たちなんでしょう? やっぱり金の回りはドロドロしてるんだ、金持ちは自分のことを語りたがらないんだ、と考えるほうが普通でしょう。それだけじゃありません。長者番付から1年で消えていった成金様を排除している点、アングラについては当然対象外である点からして、結局のところ、これは「正道を歩いて公明正大に財を築いたニッポンの由緒正しく人に恥じるところのない金持」を対象にした“御研究”に過ぎません。その人たちが、道徳的な能書を垂れるのは当たり前…というか、否、むしろ、だからこそ、道徳の授業のような話が主流となってしまうのではないでしょうか。
 ニッポンのお金持について、8%程度の“意外だ!”を隠し味とした予定調和としての「なるほど」を期待したいなら、平たく言えばエンターテイメントとしてなら読む価値はあります。(Goodfoxさん)




【結論】
起業して成功する人のケースは非常に少なく、

リスクに好んで挑戦する人でないとダメである。

しかも、たとえ不成功で終わっても打ちのめされることなく、

再び立ち上がれる人でないとダメである。





【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
どういう人がお金持ちになるのか知りたい人に。



■関連記事
日本のお金持ち研究を読んでいたらトランプが出てきた

 
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2016年10月23日

戦略がすべて

戦略がすべて (新潮新書)
瀧本哲史/著 (新潮社) 2015年
780円+税


【動機】
タイトルに惹かれて。


【所感】
ゲームの世界では、戦士や魔法使い、僧侶などをうまく使って戦っていくが、現実世界では、教育によって画一化されたバランスのいい人材ばかりが生み出される。ドラクエで戦士ばかり集めるとクリアが大変だ。でも現実世界では何の疑いもなく戦士ばかり集めようとしている。

Amazonを見てみると、勘違いしたようなレビューが多いが、
本書は「戦略のすべて」ではなく、「戦略がすべて」である。

戦略が一番大事だと言っているのである。


決められたルールの中で戦い、なんとかして勝とうとするのが戦術で
自分の強みを生かしてルール自体を変えればいいというのが戦略。


第2章から6章まではちょっと退屈だったが、7章は著者のメッセージが凝縮されていておもしろかった。




【概要】
この資本主義社会を「攻略」せよ。
ベストセラー 『僕は君たちに武器を配りたい』 著者が導く24の「必勝パターン」

ビジネス市場、芸能界、労働市場、教育現場、国家事業、ネット社会……
どの世界にも各々の「ルール」があり、成功の「方程式」が存在する。
ムダな努力を重ねて肩を落とす前に、「戦略」を手に入れて世界をコントロールする側に立て。
『僕は君たちに武器を配りたい』 がベストセラーとなった稀代の戦略家が、
AKB48からオリンピック、就職活動、地方創生、炎上商法まで社会の諸問題を緻密に分析。
日本人が取るべき選択を示唆した現在社会の「勝者の書」。


I ヒットコンテンツには「仕掛け」がある
II 労働市場でバカは「評価」されない
III「革新」なきプロジェクトは報われない
IV.情報に潜む「企み」を見抜け
V 人間の「価値」は教育で決まる
VI 政治は社会を動かす「ゲーム」だ
VII 「戦略」を持てない日本人のために


戦略がすべて (新潮新書)
瀧本 哲史
新潮社
売り上げランキング: 14,120





【抜粋】
●タレントを個別に作って売り出すのではなく、複数のタレントを包括する「システム」、すなわち「プラットフォーム」を作り、そのシステムごとまとめて売ろうというものである。
 その象徴的な存在が「AKB48」だ。 (中略)
よく知られているように、AKB48のメンバーはそれぞれ別の大手芸能プロダクションに所属していて、AKB48の活動のときだけプロジェクトメンバーとして「派遣」されている。だから大量のメンバーをチームに入れながら、リスクやコストを全て負う必要はない。(p.18)

☆そういう仕組みになっていたとは全く知らなかった。



●RPGのキャラクターはお金を貯めて、より良い装備に買い替えていく。ここには、いくつかの「トレードオフ」があって、少しでも良い装備に短期間で切り替えていくか、それとも、たくさん貯金してからより良い装備を買うべきか、タイミングの問題がある。(p.60-61)

☆RPGの装備の整え方がそのままビジネスセンスに繋がるというのはおもしろい。
コツコツ資金をためて高い武器を買うのが好きだった。買えるまでは苦しいけど、装備を変えた直後の破壊力を楽しみにしていた。
経済学的に言ったらどっちが得なんだろうか。



●要は、幾つかの情報を組み合わせて、多少のリスクをとると、とんでもないショートカットがゲームの中に組み込まれている。つまり、ゲームの全体像を把握してショートカットを見つけ出せる人なのか、自由に行動できるのに手順通り馬鹿正直に順番にやる要領が悪い人なのかが、ゲームの攻略法という形で分かれてしまうのだ。(p.63)

☆現実世界では、そのショートカットにいち早く気づいた人が勝ちというわけだ。ゲームはそれを磨く訓練にもなる。



●Twitter上でとある組織のトッププレイヤーたちが、昔のドラクエの解き方について会話をしていたが、そのアプローチの仕方が驚くほど似ているのを発見して、驚いたことがある。彼らは、「不確実な状況において効率よく解を見つけ、組織の中で他のメンバーと差別化して組織目標に貢献する」というゲームのルールをまさにRPGを通じて、暗黙のうちに学習していたわけだ。(p.63-64)

☆RPGゲームでは早解きを目指してみよう!
自分しかできないことをもっと生かそう!

自分しか持ってない特殊なスキルがあるとする。5年後、国民全員がそのスキルを取得するとしたら、5年以内にできるだけそのスキルを使って成果を出そうとするだろう。そのスキルを使わずにじっとしていると、5年後にほとんどの人が使えるようになって価値があまり無くなってしまうのだ。



●投資家の趣味としてはカードゲームが人気である。たとえばウォーレン・バフェットはコントラクトブリッジ(トランプゲームの一種)の名手である。 (中略)
 読者諸氏も、どうせならビジネスの勘を研ぎすますような趣味を持ってみたらどうだろうか。大きなルールは決まっているが、勝つ方法は一直線ではなく、他のプレイヤーと相互作用があって、多少、確率、運の要素があるようなゲームが望ましい。
 そう考えると、実は麻雀はかなりお勧めなゲームであり有能なビジネスマンが、「学生時代は雀荘に入り浸って何もしていなかった」という武勇伝を良く語るがあればあれで意味があるのではないかと、私は考えている。(p.64)

☆コントラクトブリッジを調べてみたら、トランプゲームの中で唯一、国際共通ルールが確立しているゲームらしい。やってみたい。

ブリッジって、なに?
http://www.jcbl.or.jp/tabid/156/Default.aspx

公益社団法人日本コントラクトブリッジ連盟 公式ホームページ
http://www.jcbl.or.jp/

コントラクトブリッジ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%B8


麻雀もいいらしい。久々にやってみたい。



●「戦略」という語は、英語で言えば「ストラテジー」であり、軍事用語から来ている。古典的な分類によれば、意思決定はそのレベルに応じて、上から「戦略」「作戦(オペレーション)」「戦術(タクティクス)」)の三段階に分かれている。(p.244)

☆作戦は、目標が設定された時にそれを効率よく行うために仕組みづくり。戦術はさらに具体性が増し、現場レベルでの細かい動きややり方の調整。日本人はほとんどが戦術レベルにとどまっているという。頑張った人が勝つと言われて育つが、間違った山を登り始めたら、苦労して頂上にたどり着いたとしても目標とは違う山である。



●つまり、戦略を考えるというのは、今までの競争を全く違う視点で評価し、各人の強み、弱みを分析して、他の人とは全く違う努力の仕方やチップの張り方をすることなのだ。(p.245)

☆戦略を考えたり、分析したりするのは好きなので磨きをかけたい。駅伝でショートカットの道を見つけたり、車を発明して桁違いのスピードで人を追い抜いていったり。勝てないならルール自体を変えてしまえばいいという発想がおもしろい。



●「最強の軍隊はアメリカ人の将軍、ドイツ人の将校、日本人の下士官と兵だ。最弱の軍隊は中国人の将軍、日本人の参謀、ロシア人の将校、イタリア人の兵だ」というジョークがある。これが揶揄するのは、日本の組織における現場力の強さと意思決定能力の弱さである。 (中略) 「戦術の失敗は戦略で補うことが可能だが、戦略の失敗は戦術で補うことはできない」というのが戦略論の定石だ。(p.247)

☆うまいたとえ。

日本人は、戦略の勉強をすることなく、良き課長が部長に昇格していくので、突然戦略的思考を求められても無理だという。



●もちろん、日本のすべての組織が戦略的思考にかけているかといえばそんなことはない。ソフトバンク、ファーストリテイリング、村田製作所、ファナック、堀場製作所……環境変化を潜り抜け、グローバルに勝ち続けている戦略的な企業はいくらでも存在している。実はこうした企業はオーナー企業であることが多く、経営者が環境変化や変曲点に対して戦略的な意思決定をし続けてきたことが共通点にある。(p.248)

☆ここに挙げられているのは戦略的に優れているという会社だ。分析してみたい。とくに孫さんは徹底的に研究してみよう。



●外国語のスキルにせよ、スポーツの技術にせよ、メソッドや理論を学んだだけでは身につかない。それを実際に用いて自分ができるかどうか試し、自己修正を繰り返していくことで初めて能力が向上し、それを我が物にできる。そのためにも、多くの問題を解いたり、「実践」の場に出たりして、その成否を検証するプロセスを何度も検証することが重要である。(p.250)

☆昨日読んだホリエモンも同じようなことを言っていた。トライアンドエラーを繰り返せ!
付け焼刃で戦略の勉強をしただけではダメで、実践的な演習量を増やすこと。




【アクションプラン】
・コントラクトブリッジをやってみたい。

・麻雀を久々にやってみたい。

・ゲームでは早解きを目指してみよう!

・孫正義さんの戦略について研究してみたい。

・様々な社会事象を素材に「勝利の方程式」を自分なりに考えてみる。

・戦略的思考でトライアンドエラーを繰り返す。




【Amazonレビューより】
・この程度の内容で「戦略がすべて」はちょとおおげさなのではないかと思います 2016/1/29
雑誌の連載をもとにしたものだという。人材ビジネスには3つの壁がある。プラットホームビジネス。儲ける仕組み。RPGには資本主義の世界観が組み込まれている。コンピュータにできる仕事しかできない人間は淘汰される。合議制はベストではない。イノベーションとは新結合。ドラスティックな変化は新しいビジネス。ネットは情報のスクリーニング機能がないので信頼性が低い。若い世代の方が新しい環境を構築しやすい。教養はパスポート。優秀で才能のある人材は競争型のシステムが向いている。部活が当人の人生を左右する。東大入試は記憶力や地頭だけでなく高速な論理操作や判断力が求められる。大学入試改革を変えると高校の授業もそれに合わせて変わる。東京と地方だけでなく地方の間にも格差が生じている。政策で政党を差別化するのは現代の日本では困難だからマーケティングが重要。このようなことが書いてある。

同意できることもあったし、そうでなかったこともあった。ただ、全体的にいえるのは、まず第一に、当たり前のようなことが多く、あまり新しいことはないということ。そして第二に、ところどころ根拠不十分な決めつけが幅を利かせたエッセイに近いような形で書きつづってまとめたものに過ぎない箇所が多いということ。この程度の内容で「戦略がすべて」というのは大げさである。(Eさん)




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
戦略的思考を身につけて最終的な勝ちを目指そう。



【結論】
・AKB48はプラットフォーム。プラットフォーム型のビジネスで稼ぐ。

・ドラクエなどのゲームをどうやって攻略するかでビジネスセンスがわかる。

・コントラクトブリッジや麻雀などでビジネスセンスを磨く。

・弱者こそ戦略が最も大事。戦略をうまく立てれば最後には勝てる。




■関連記事
世界の日本人ジョーク集 その6 【軍隊比較】

 
posted by macky at 14:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月21日

汗をかかずにトップを奪え! ~『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾~

汗をかかずにトップを奪え! ~『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾~
三田紀房/著 (大和書房) 2007年
1,200円+税


【動機】
『ドラゴン桜』 を読んで興味を持った。



【所感】
今までの常識を打ち破るような仕事術がたくさんあった。



【概要】
仕事も勉強と一緒。まじめに考えるな!桜木建二のビジネス突破塾、開講!カネがない、コネがない。でも出世したい!だったら、◎会社を使って「値打ち」を上げろ!◎リターンのある「人脈」を手放すな!◎現金になる「時間」をひねり出せ!◎手帳は「結果」を書き込め!◎他社から「指名買い」される存在になれ!◎仕事の「王道」を制してルールを「つくる側」にまわれ!大人気漫画『ドラゴン桜』の著者によるサラリーマンのための『ドラゴン桜』流・人生必勝の仕事術! --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。(Amazonより)







【抜粋】
●格差を計る代表的な指標に、「ジニ係数」というものがあります。これは「ゼロに近いほど格差が少なく、一に近いほど格差が激しい」という指標だ。(p.25)

☆「ジニ係数」で見ると、60代から急に格差が広がっているそうだ。
高齢者はみんなお金持ちで若者は貧乏というマスコミのイメージがいかに間違っているかがわかる。



●要するに日本企業における成果主義とは、ただ「若い連中の定期昇給を行わないためのシステム」なのだ。(p.36)

☆成果主義や能力主義というと聞こえはいいが、実際はただの年功序列の据え置きにすぎない。
つまり、能力があるからといって給料が上がるわけではない。
中高年の既得権を守るためのシステムである。



●30代の即戦力を集める会社に、はたして将来性はあるのか、という問題だ。(p.45)

☆つまり転職をするなら30歳までということ。30歳を過ぎると雇ってもらえなくなるという意味ではなく、30代を募集する会社に将来性はないからというのがその理由。



●求人雑誌に「求ム、即戦力!」といった広告を出している会社なんて、かなり危なっかしいと考えるべきなのである。(p.46)

☆即戦力を求めてるのか、よーし、いっちょやったるか!と思って応募すると、将来性のない会社に当たってしまう。
即戦力を求めているということは、生え抜きのエリートが育っておらず、またこれから育てる余裕もない、ということの裏返し。
面接に行くなら、貴重な戦力がどうして辞めたのかをしっかり聞いておくことが大事かも。



●もし、自分の真の実力を発揮できる条件を挙げることができるとしたら、いまの会社でそれを整えればいいじゃないか。(p.72)

☆職場が変われば、環境さえ変われば自分の「真の実力」が発揮できると思っているやつはいつまでたっても変わらない。
理想郷は探すものではなく、自分の手で周囲を改善していくもの。



●できれば、そのクライアントとほぼ独占的な形で結びついていること。「あいつを冷遇すれば、あのクライアントごと失いかねない」という状況をつくるわけである。(p.93)

☆出世するための第一条件。上司やその上にいる取締役クラスとの個人的な信頼関係。また同僚や後輩たちとのつながり、そして有力なクライアントを手中に収めていること。出世するためには、妬みや嫉みと言った人間関係のトラブルを生まないようにする。
出世するための第二条件は、「常に全力疾走」ではなく、ムダがないこと。時間の割り振りがうまく、部下のマネージメント能力にも優れている。
第三の条件は、敵がいないこと。
有力なクライアントを持っていることは独立するための条件でもある。



●そのことを知っているからこそ、いわゆる「できる人」は謙虚なのだ。(p.97)

☆一人でやったと思ってても実際は裏ではたくさんの人の協力のもとに仕事が成り立っている。
ひとりで片づけられる仕事などどこにもない。



●トップに認められようとして、あれこれ自分の手柄話を披露するなんてのは、愚の骨頂だ。(p.119)

☆トップに認められたいなら、最高の聞き役になること。
誰よりも優秀で忠実な聞き役になることで、信頼を勝ち取る。



●あと一ページ、あと一歩で終わるというところで、あえてストップしておく。そして翌朝、その「続き」から始めるのだ。(p.138)

☆たしかに、最初のスタート時に時間がかかるので、前回の続きから始めることでスムーズにエンジンをかけられる。



●「仕事は5分、あとは作業」(p.139-140)

☆まず、5分だけ「仕事=クリエイティブワーク」をする。徹底的に知恵を絞り、頭から煙が出るくらいに考えつくす。
そしてアイディアや方向性が出たら、あとはそれを実行するだけ。これは「作業」である。
こうやって「仕事」と「作業」をうまく使い分けることで無駄なエネルギーと時間を使わなくてすむ。



●仕事や悩みごとから離れたシチュエーションにいるときほど、ふっと面白いアイディアが浮かぶものだ。(p.142)

☆仕事と休日でオンオフを切り替えない方がいい。
休日のときにまで仕事のアイディアが浮かぶようになればしめたもの。
休日の時こそ仕事のことを考えよう。





【アクションプラン】
・目の前のことを極めよう。

・5分間だけ仕事(クリエイティブなことを考える)をして、あとは作業に没頭する。




【Amazonレビューより】
・コミック「ドラゴン桜」の雰囲気そのままに、筆者ならぬ「桜木建二」から20〜30代に向けたビジネス講座。 2007/12/9

タイトルからは「楽をして」成功を掴もうというイメージを受けるが、内容はやや違い、「ムダなく」成功を掴むための術と考え方が中心。ここでいうムダとは、世間の常識やマスコミなどによる情報、そして自分への言い訳によって多くの人の頭を支配している概念であり、それらの矛盾や間違いを指摘して、どうするべきかを説いている。

特に、職場の人間関係や人脈構築については、コミュニケーション能力不足を感じる人(私もそう)にとって耳が痛い内容で、一人では絶対に仕事ができないことが強調されている。一見、「常識を覆せ」という論調だが、言っていることは至極現実的で、同僚や上司とうまくとけ込むための方法が多く述べられている。ただし、会社に流されるのではなく、あくまで会社を利用し自分がのし上がっていくことを前提にしたものである。

また、多くの自己啓発書と違って、どこかの社長や教授などではなく、桜木という「身近にいる兄貴」のような人が語りかけてくるような書き方なので、他に比べて受け入れやすい印象だった。いつも手元に置き、仕事で壁にぶつかったときに何度も読みかえしたい本。(ちなおさん)




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
今の会社を辞めようかなと考えている人に。

posted by macky at 21:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする