2010年04月05日

学問のすすめ

学問のすすめ (岩波文庫)

学問のすすめ
福沢諭吉/著 (岩波文庫) 1978年


●このような実なき学問(古文、和歌、詩など)は後回しにし、
専ら勤しむべきは人間普通日用に近き学問なり。

例えば、いろは四十七文字、手紙の文言、帳合の仕方、そろばんの稽古、天秤の取り扱い等を心得、
さらに、地理学、窮理学、歴史、経済学、修身学を学ぶ。

これらの学問をするにあたって西洋の翻訳書を読む。
英語がわかるなら原書も読ませ、実学を押さえる。



評価:★★★☆☆
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2009年11月11日

鏡の法則

鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール

鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール
野口嘉則/著 (総合法令出版) 2006年


●「必然の法則」というのがありましてね、それを学ぶと次のようなことがわかるんです。
じつは、人生で起こるどんな問題も、何か大切なことを気付かせてくれるために起こるんです。
つまり偶然起こるのではなくて、起こるべくして必然的に起こるんです。
ということは、自分に解決できない問題は決して起こらないのです。(p.40)

☆たとえば何か不幸なことが重なったりすると「なぜ私ばかりがこんな目に」って思うかもしれないけど、あなただからこそ、今のあなただからこそ起きたって思うことによってラクになれる。なぜならそう考えたことによって、自分の力ではどうしようもないことから、自分が解決すべき問題へと変わるからである。


評価:★★★☆☆
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2009年11月06日

「原因」と「結果」の法則2 幸福への道

「原因」と「結果」の法則2

「原因」と「結果」の法則2
ジェームズ・アレン/著、坂本貢一/訳 (サンマーク出版) 2004年


読んでいくうちに、幸せとは何かについて分かったような気がします。
ふとサブタイトルを見ると、「幸福への道」と書かれていた。

見せかけの幸せは、物質のような非永続的なもの。
いつ失うかビクビクしなくてはいけない。

それに対し、真の幸せとは、一言で言えば、永続的である。
つまり失うことが決して無い。

私欲を捨て、どんな粗末なものでも幸せだと感じる心さえあれば
幸せであり、それは一生消えることが無い。

幸せは、はるかかなたではなく、いま現在ここにある。
それに気付くか気付かないかである。


私欲を捨てる、やりたいことが何も無いというと、聖人のようだとか、覇気が無い、無気力だ
と思われがちだが、全ては揃っていないが今あるものだけで充分だ、今あるものを最大限に生かす
と考えると、少し幸せな気持ちになった。

集めるだけで満足していた自分を変えるきっかけとなった。


あれも欲しい、これも欲しいと私欲をエネルギーにしてイヤな仕事を頑張る生き方。
何も欲しいものは無い、今あるものだけで充分だ、仕事は楽しいからやっている、その結果お金が貯まったから
必需品だけを買って、余った分は見返りを求めずに分け与える生き方。

どちらが幸せなんだろう。



●成長を目指すうえであなたが第一に心がけるべきことは、自分がいまもっているものを最大限に利用することです。
(中略)
新約聖書の『タラントの譬』が、この真実をみごとに語っています(マタイによる福音書25.14〜30)。
そのたとえ話は、「もし私たちが、自分がいまもっているものを、たとえそれがどんなに小さなものに見えようとも、
謝って用いたり無視したりしたならば、それによって私たちは、自分がそれを価値の無いものだと見なしていることを表明したことになり、やがて、それさえも取り上げられてしまうことになる」と語っています。
(中略)
あなたはいま、「考えたり、勉強したりする時間がもっとほしい。自分はいま、あまりにも長時間働きすぎている」などと感じているかもしれません。もしそうだとしたら、自分がいま、わずかな自由時間をどれほど有効に過ごしているかを、じっくりと考えてみることです。
もしあなたが、いまの自由時間を無駄遣いしているとしたら、それが増えたところで何の意味もありません。
なぜならば、そのときあなたは、ますます怠け者になるだけだからです。
(P49〜52)


●激しい感情は、真のパワーではありません。それは、誤って用いられているパワーであり、
パワーの拡散にほかなりません。それは海の突き出た岩に狂ったように襲いかかる、激しい嵐のようです。
しかしながら、パワーは、その岩のようであり、いかなる嵐のなかでも微動だにせず、静寂を保っています。(p121)


●非永続的なものを求めつづけること、それにしがみつくことを、いますぐにやめることです。
そうすることで、あなたは「永遠なる存在」の意識のなかに入ることができます。
自我を超えて上昇し、清らかさ、自己犠牲、および無条件の愛を旨として毎日を生きることで、
あなたは、その意識のなかに進入します。
間もなくあなたは、真の幸せを手にするとともに、それがいかなる反動ももたず、
あなたから取り上げられることも決してないことに気づくでしょう。(P139〜140)



評価:★★★☆☆
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2009年11月01日

活眼 活学

[新装版]活眼 活学(PHP文庫)

[新装版]活眼 活学
安岡正篤/著 (PHP文庫) 2007年


45歳で現役引退したノムさんこと野村克也氏が、講演会などでの話し下手を克服する為に
師と仰ぐ草柳大蔵氏から推薦された本。

ノムさんはこれを読んで自らの無知無学を再認識し、
以来ありとあらゆる本を読み始めることになる。

その結果、長年の野球で得た経験知を言葉に置き換える力を身に付け、
更には口下手も克服し、監督として自分の考えを選手に伝える方法も身に付けたそうである。


以下、印象に残った部分を抜き出します。


●知識・見識・胆識 (p46)
ある一つの問題についても、いろいろの知識を持った人が解答をします。
しかし、それはあくまでも知識であります。
しかし事に当たってこれを解決しようという時に、こうしよう、こうでなければならぬという判断は、
人格、体験、あるいはそこから得た悟り等が内容となって出て参ります。
これが見識であります。知識と見識とはこのように違うものです。

(中略)

見識が高ければ高いほど、低俗な人間は反対するでしょう。
そこでこれを実行するためには、いろいろの反対、妨害等を断々乎として排し
実行する知識・見識を胆識と申します。
つまり決断力・実行力を持った知識あるいは見識が胆識であります。
これがないと、せっかく良い見識を持っておっても優柔不断に終わります。

また、平生どういう理想を持っているか、ただ漫然と過ごすのではなく、
一つの理想あるいは目標を持っている、これを志を持つといいます。
しかしそれは、一時的では駄目でありまして、永続性がなければなりませんので、
これを操という言葉で表現いたします。
また仕事をするに当たっては、きびきびした締めくくりも必要でありまして、
これを節といい、前述の操と合わせて、節操という熟語ができております。
つまり単なる知識人あるいは事務家では駄目でありまして、
胆識があり、節操のある人物が出てこなければ、この難局は救われません。



●宿命・運命・知名・立命 (p112)
自分がどういう素質能力を天から与えられておるか、それを称して「命」と申します。
それを知るのが命を知る、知命であります。
知ってそれを完全に発揮していく、即ち自分を尽くすのが立命であります。

(中略)

命とはかくのごとく先天的に賦与されておる性質能力でありますから、
あるいは「天命」と謂い、
またそれは後天的修養によって、ちょうと科学の進歩が元素の活用もできるように、
いかようにも変化せしめられるもの、即ち動きのとれぬものではなくて、
動くものであるという意味において「運命」とも申します。

(中略)

自然の物質の性能、応用が科学者の苦心研究によって、
はかることができないような神秘を解明いたしますように、
人間の性質能力も、学問修養の力でどれほど微妙に発揮されるか分かりません。
決して浅薄な宿命論などに支配されて、自分から限るべきものではありません。




評価:★★★☆☆
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2009年10月06日

「原因」と「結果」の法則 ベーシック版

「原因」と「結果」の法則 ベーシック版

「原因」と「結果」の法則 ベーシック版』 
ジェームズ・アレン/著、坂本貢一/訳 (サンマーク出版) 2005年


●私たちは、どんなときにも、自分がいちばん進歩を果たしやすい環境にいます。
私たちの環境は、私たちに、私たちの良いところも悪いところも、包みかくさず教えてくれるものだからです。
もし私たちがある環境で学ぶべきことを学び、それを実行することで進歩をとげたとしたら、
それにふさわしい、新しい環境が、私たちのもとに引き寄せられてくることになります。(p21)

☆うまくいかないと、つい環境のせいにしがちだが、
今の環境を作っているのも自分の思い次第。
より良い環境にしたいと思ったら自分の思いを変えればいい。
この法則は目からウロコが落ちた。
今の環境が今の自分にとってはベストな環境だと知れば
ちょっと世界の見方が変わるかも。


●ここに、汚い職場で長時間にわたる重労働を強いられている貧しい若者がいます。
教養も無く、手に職も無いので仕方のないことです。
でも、彼は今、未来の輝かしい人生を夢見ています。
未来の理想的な環境を心にしっかりと描き上げています。
そしてすでに、そのビジョンに向かって歩き始めています。
そのビジョンが彼を動かしています。
彼は今、わずかな自由時間をやりくりして、勉学に励んでいます。
そうやって、パワーの強化と、知性の開発に努めています。

すると、どうなるでしょう。
やがて彼の心は、これまでの職場にふさわしくない状態に変化します。
そうなると、その職場はもう彼の人生の中にいることが出来なくなり、
古い上着が脱ぎ捨てられるようにして、彼の人生の中から追い払われることになります。
そのあとも彼は、自分の心のパワーと知性を磨き続け、その時々の自分にふさわしい、
より良い環境を次々と自分に引き寄せていきます。

そしてそれから、長い年月が流れます。
その若者は、その間も努力をやめませんでした。
いまや彼は、ほぼ完璧に強化された心のパワーと知性を用いることで
世界的な影響力を手の内にしています。
彼が話すだけで、いくつもの人生が変化します。
彼の話す言葉が、無数の人々に影響を与え、彼らの成長を促しています。
いまや彼は、まるで太陽のようです。
彼の周囲を、いくつもの運命が回っています。
ついに彼は、若者の時に抱いた自分のビジョンを現実のものとしました。
いまや彼は、理想とひとつになったのです。(p74)

☆どんな環境にあっても、理想を描き、
パワーの強化と知性の開発に努めていれば
理想は現実になる。

まずは明確なビジョン、目標を掲げねば。


評価:★★★☆☆
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2008年12月14日

7つの習慣

7つの習慣―成功には原則があった!

7つの習慣―成功には原則があった!
スティーブン・R・コヴィー (著), ジェームス・スキナー (著), Stephen R. Covey (原著), 川西 茂 (翻訳)
キングベアー出版 (1996/12)

自分のビジョンと価値観を考えることは、影響の輪の中心に働きかけることである。
そのために「自覚」を使い、自分の持っているパラダイムを見つめ、
それが正しい原則に合っているかどうかを確認することが大切である。
また、自分の「良心」をコンパスとして使いながら、独自の才能や貢献の可能性を発見する。
そして「想像力」を使い、自分の望む最終的な姿を描き、自分の努力に方向性と目的を与え、
自分の憲法を明文化することができるのである。

その目的の達成に向けて努力を集中することにより、最大の成果を手に入れることができる。
それは影響の輪の中心に働くことにより、その影響の輪が拡大するからである。
だからこそ個人的なミッション・ステートメントを書くことが最も波及効果の大きいPCの活動であり、
生活のあらゆる側面に多大なインパクトを与えるものである。


集約的な、無駄の無い、美しい文章がこれでもかと迫ってきます。
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2008年05月14日

ツイてる!

ツイてる! (角川oneテーマ21)

ツイてる!
斎藤 一人/著 (角川oneテーマ21) 2004年

人の機嫌ではなく、自分の機嫌を取れ!
自分の機嫌を取るにはどうすればよいか?
どんな時も、「ツイてる!」と思うことにすればよい。

「ツイてる!」と言えばツイてる人間になれる。

成功するには苦労はいらない。
好きなこと、得意なことをしていれば成功できる。

「よく考えてから行動しろ」というが、
散々考えた程度では成功する知恵なんて出てこない。

自分がやったことが失敗か成功かは一歩前に踏み出した時に初めて分かる。
何もやらない人生、挑戦しない人生こそ大失敗である。

繁盛しているところを見に行って真似をするだけで成功できる。
人間というのは、人と同じことをしてもちゃんと個性が出る。

人を喜ばした数だけ、お金になる。

自分で考え、行い、失敗して、改良する。これを絶え間なくやる。

仕事をするときは、勢いをつけてできるだけ速くやる。
速いものには需要がある。

人の倍働くと、周囲から抵抗が出る。これは向かい風。
このときにスピードを落としてはいけない。逆にもっとやる。
そうするともう一つ上に上がる。(上昇気流)
これを何回か繰り返していれば、もう頂上。

お金持ちになるのに10年かかる。
その10年間に自分がやるべきことを楽しみながらやる。
そうすれば道すがらは楽しいし、10年経てば本当にお金持ちになれる。
成功とは旅路である。目標を見つけて歩き出した人が成功者。
「成功をつかんだ」というのはもう過去のこと。
次の目標を見つけてまた歩く。

78対22の法則(ユダヤの法則)
人間がやることは最高で78%である。
たとえ完ぺき主義でも100%はできない。
不完璧主義者の方がよい。
ただし、いいかげにやるのではなく、やるからには100%を目指す。
そして結果が78%だとしても「よかった」という。
できなかった22%をチェックしておいて次回はこれを改良する。

「恥をかいてはいけない」とは
江戸時代に権力の座を明け渡さない為の教えである。
人が新しいことをしようとすると、9割は失敗する。
失敗するとたいていは恥をかく。

「人間は恥をかきながら向上する」
過去の自分がバカだと思うのは、それだけ成長したということ。

100%自分の責任だと思うと、道は開ける。
自分が改良すべきところを改良する。

「過去は変えられないけど、未来は変えられる」は間違い。
現実は、「過去は変えられるけど、未来は変えられない」
今が幸せだと、過去の不幸が幸せなことに思えてしまう。
今の自分の宝なんだと思えてしまう。
今、嫌なことがあっても、それをやがて宝にするように
現実に向かっていけばいい。

人は困らない。
困ったと思うときでも、たいていは大丈夫。
本当に困った時こそ学ぶ時。
困ってから学んでも遅くは無い。
「この困難を乗り越えたらどんないいことがあるだろうか」と考えながら
体験を通して学ぶ。

最低でも誰からも好かれるようになる。
そうすれば会う人全てが味方になる。
笑顔と愛のある言葉をかける。(思いやり)

人にいいことがあったら、ほめること。
逆にけなしていると、「あいつにだけは教えたくない」となる。

1%の努力。それは身なりをきちんとすること。
あとの99%は味方になった人がやってくれる。

お互いが自分の強みを出し合い、相手の弱いところを補ってあげれば
みんな弱みが無くなる。
互いの強みを出し合った時、その力は足し算ではなく掛け算になる。
(「3+7=10」ではなく「3×7=21」)

相手の欠点は責めない。
お互いが弱い部分を欠点としてみるのではなくて、
「自分があの人の役に立てる部分はここだ」と捕らえる。
こういう仲間を増やすことが人生における最強の成功法則。


評価:★★★☆☆
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