【時間術・タイムマネジメント】 の記事一覧
2020年09月25日
40代を後悔しない50のリスト
40代を後悔しない50のリスト
『40代を後悔しない50のリスト』
大塚寿/著 (ダイヤモンド社) 2011年
1,429円+税
【動機】
『40代を後悔しない50のリスト【時間編】―――1万人の失敗談からわかった人生の法則』 を読んで興味を持った。
【所感】
50代〜60代の人、約1万人に「何が一番後悔していますか?」と質問して、その答えをまとめるというコンセプトは面白い。
でも取材対象がほとんど成功者だから、本当の意味で大失敗したという人の意見はあまりないのかも。
今は順風満帆に見えるけど、いつか後悔することがあるとすれば何か? あらかじめ知って対処しておきたいってときにはいいかも。
逆に言えば、40代の過ごし方次第で人生が決まると気づかせてくれただけでもありがたい。
【概要】
40代で年収が10倍、人生の大逆転を果した著者が明かす、充実した「生き方・働き方」50の具体策。(「BOOK」データベースより)
【抜粋】
●時間がない人に特のお勧めなのが、「バイブル読書」です。
「自分にとってのバイブル書を見つけて、ひたすら読み込む、何度も何度も「種本」としてページを開くといった「ばっかり読み」をすることです。 (中略)
だからこそ、「バイブル書」との出会い、そして、その本を暗記するほどまでに繰り返し読んで、自分でアレンジして講演できるくらいまでに読み込むことが意味を持つのです。
私の場合、その一冊はマーケティングのバイブルとして名高いフィリップ・コトラーの 『マーケティング・マネジメント』 (プレジデント社)でした。
最初のきっかけは、七版がビジネススクールの初級マーケティングの教科書だったことなのですが、前学期に同じ科目を履修した友人から日本語に翻訳された同書の四版をもらったこともあり、内容の深さ、濃さ、斬新さに感動して繰り返し読むようになったのです。
各業界や企業内で長年の「勘」や「経験」として人から人へ伝わるような商売のやり方が、理路整然と体系化され、おまけにそれらをさらにわかりやすくするための何百という事例が紹介されている内容に衝撃をうけました。
私は間違いなく100回以上は読んでいますし、経営コンサルタントとして独立開業してからも、さまざまな案件の提案書や報告書作成のための「種本」「虎の巻」としてアイデアを見つけるためにページや索引を開いてきたので、この本を手に取った回数はそれこそ数え切れないほどです。
もしかすると、日本人でこの本を読んだ回数が一番多いのは自分なのではないか、と思うくらいでしたが、おかげでマーケティングの講演や研修講師までできるようになってしまい、大きな声では言えませんが、それで億単位のギャラも稼ぎました。 (中略)
暗記するくらいに読み込むと何の役に立つのか。
それは、直面する課題や問題に対して、どう分析すればいいかという方法や段取りが複数思い浮かぶだけでなく、その対象の合理的な立て方が自然にできるようになったことです。しかも、その結果がどうなるかという予測も、過去の世界中で起こった事例を押さえているので、それをたたき台にすれば、だいたい予想内に収まるのです。
読書量がものをいうのはもちろんですが、一冊をコピーできるまで読む方法は、内容を確実に自分のものにする読書として、忙しい方にもお勧めです。(p.191-193)
☆億単位のギャラが稼げるほど、自分にとってのバイブル書を読み込む!
何度も読んでると、1冊にかかる時間も短くなるのでますます読むのが楽しくなるかも。
【アクションプラン】
・「40代でこれをしておけばよかったと、後悔していることって何ですか」 (中略)
五、六〇代の人で一番多かった回答は、「好きなことを躊躇せず、何でもやっておけばよかった」「難解なことに、何でもチャレンジしておけばよかった」だそうだ。あとで後悔しないように、難解なことにできるだけチャレンジしよう!
【Amazonレビューより】
−
【関連ブログ紹介】
−
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
40代の人におすすめ。ただし、2011年とやや古いので、今の時代には合わないところもある。
【結論】
もっと難解なことにチャレンジしておけばよかったという後悔は、普通にありそうなので、
なるべくそういう後悔はしないような生き方をしたい。
『40代を後悔しない50のリスト』
大塚寿/著 (ダイヤモンド社) 2011年
1,429円+税
【動機】
『40代を後悔しない50のリスト【時間編】―――1万人の失敗談からわかった人生の法則』 を読んで興味を持った。
【所感】
50代〜60代の人、約1万人に「何が一番後悔していますか?」と質問して、その答えをまとめるというコンセプトは面白い。
でも取材対象がほとんど成功者だから、本当の意味で大失敗したという人の意見はあまりないのかも。
今は順風満帆に見えるけど、いつか後悔することがあるとすれば何か? あらかじめ知って対処しておきたいってときにはいいかも。
逆に言えば、40代の過ごし方次第で人生が決まると気づかせてくれただけでもありがたい。
【概要】
40代で年収が10倍、人生の大逆転を果した著者が明かす、充実した「生き方・働き方」50の具体策。(「BOOK」データベースより)
【抜粋】
●時間がない人に特のお勧めなのが、「バイブル読書」です。
「自分にとってのバイブル書を見つけて、ひたすら読み込む、何度も何度も「種本」としてページを開くといった「ばっかり読み」をすることです。 (中略)
だからこそ、「バイブル書」との出会い、そして、その本を暗記するほどまでに繰り返し読んで、自分でアレンジして講演できるくらいまでに読み込むことが意味を持つのです。
私の場合、その一冊はマーケティングのバイブルとして名高いフィリップ・コトラーの 『マーケティング・マネジメント』 (プレジデント社)でした。
最初のきっかけは、七版がビジネススクールの初級マーケティングの教科書だったことなのですが、前学期に同じ科目を履修した友人から日本語に翻訳された同書の四版をもらったこともあり、内容の深さ、濃さ、斬新さに感動して繰り返し読むようになったのです。
各業界や企業内で長年の「勘」や「経験」として人から人へ伝わるような商売のやり方が、理路整然と体系化され、おまけにそれらをさらにわかりやすくするための何百という事例が紹介されている内容に衝撃をうけました。
私は間違いなく100回以上は読んでいますし、経営コンサルタントとして独立開業してからも、さまざまな案件の提案書や報告書作成のための「種本」「虎の巻」としてアイデアを見つけるためにページや索引を開いてきたので、この本を手に取った回数はそれこそ数え切れないほどです。
もしかすると、日本人でこの本を読んだ回数が一番多いのは自分なのではないか、と思うくらいでしたが、おかげでマーケティングの講演や研修講師までできるようになってしまい、大きな声では言えませんが、それで億単位のギャラも稼ぎました。 (中略)
暗記するくらいに読み込むと何の役に立つのか。
それは、直面する課題や問題に対して、どう分析すればいいかという方法や段取りが複数思い浮かぶだけでなく、その対象の合理的な立て方が自然にできるようになったことです。しかも、その結果がどうなるかという予測も、過去の世界中で起こった事例を押さえているので、それをたたき台にすれば、だいたい予想内に収まるのです。
読書量がものをいうのはもちろんですが、一冊をコピーできるまで読む方法は、内容を確実に自分のものにする読書として、忙しい方にもお勧めです。(p.191-193)
☆億単位のギャラが稼げるほど、自分にとってのバイブル書を読み込む!
何度も読んでると、1冊にかかる時間も短くなるのでますます読むのが楽しくなるかも。
【アクションプラン】
・「40代でこれをしておけばよかったと、後悔していることって何ですか」 (中略)
五、六〇代の人で一番多かった回答は、「好きなことを躊躇せず、何でもやっておけばよかった」「難解なことに、何でもチャレンジしておけばよかった」だそうだ。あとで後悔しないように、難解なことにできるだけチャレンジしよう!
【Amazonレビューより】
−
【関連ブログ紹介】
−
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
40代の人におすすめ。ただし、2011年とやや古いので、今の時代には合わないところもある。
【結論】
もっと難解なことにチャレンジしておけばよかったという後悔は、普通にありそうなので、
なるべくそういう後悔はしないような生き方をしたい。
2019年11月14日
ショートカット時間生産術 ―20代で身につけたい「仕事が速い人」の基本ルール&時短術 (デジタル仕事術シリーズ)
『ショートカット時間生産術』
市川真也/著 (技術評論社) 2010年
1,480円+税
【動機】
ブックオフで立ち読みして興味を持った。
【所感】
「マンガ経営戦略全史 確立篇」でストークもタイムベース競争って言ってたなぁ。
時間を有効に使うことが成功への近道となる。
【概要】
毎月の労働時間が300時間を超える人がいる一方で、月160時間の労働で成果も昇給も上司の評価もしっかり手にしている人がいます。両者で決定的に違うのは「時間」に対する工夫と考え方。「時間の亡者」「作業効率オタク」の著者が書いた『時間生産術』が本書です。できる人は例外なく仕事が速いもの。スキマ時間の活用法からパソコン操作の高速化まで、誰でも、すぐにできる「仕事を速くこなすコツ」が満載です。「仕事を速くこなす」というビジネスマンにとっての一生ものの財産を早いうちから身につけましょう。(Amazonより)
月300時間働いている人も「自分を伸ばす時間」がぐんぐん増える!「時間オタク」「有名個人投資家」の著者が教える人よりも1日の時間を伸ばす方法。(「BOOK」データベースより)
【抜粋】
●目次から読む習慣をつけよう!
具体的にどうすれば良いのかというと、初めに勝ってきた本の目次を見ます。そして、その時点で一番興味を引いた項目順に読んでいきます。
こうすると、その本の中であなたにとって興味のあることを最初に吸収することになるので、読書開始の数分から数十分で、あなたが必要とする情報をほとんど吸収することができます。(p.56)
☆目次から読むというのはよくあるTipsだが、
目次を読むだけでなく、目次を読んでおもしろそうなところを先に読んでしまうというもの。
これだけで、その本の目的はほとんど達したも同然になる。
たしかに最初から1ページずつ読んでいっては時間がいくらあっても足りない。
速読で読んでいってもいいけど、
最初に目次を見て、おもしろそうなところを先に読んで
それ以降をざっと速読でもよさそう。
とりあえず、この方法だけでも、未読の積読本が大量に消化できそう。
興味を持ったらそのまま読んでしまってもいいし。
結果的に、本当に使える本、質の高い本だけを何度も読める。
テレビもレコーダーに録画してCMをカットして、1.5倍速で見る。
興味のないところは飛ばす。
このやり方で、2.5時間のニュース番組などは、
10分くらいで見終わる。
●脳の活性化の話が出た関係で補足すると、右と左でそれぞれ別のステレオ再生のMP3ファイルの音声を流すことによっても脳が活性化します。
つまり、Aさんのセミナー音声を右から流し、Bさんのセミナー音声を左から流して、2つの話を同時に聴くようにするのです。
この場合、脳は同時思考をするわけですが、こういったことは何も天才でなくても訓練すればできるようになります。
その証拠に同時通訳者は英語を聞きながら日本語に訳した内容をしゃべっています。
確かに同時通訳をする人は優秀な人が多いかもしれませんが、生まれ持ったものがないと同時通訳は絶対にできないというわけではないでしょう。こういったことは訓練次第でいくらでもできるようになるのです。
私の場合は左右違う音声を聴いていた時期もありましたが、左右違う音声を作るのに手間がかかるため、現在は普通に2倍速などで聴くようになっています。
しかし、興味のある人は左右別の音声を1倍速、1.2倍速、1.5倍速で聴くということを試してみるといいでしょう。訓練を重ねれば、聖徳太子ではありませんが、ある程度複数の思考を同時にできるようになる可能性が高くなります。
左右別の音声は1倍速で聴いても実質2倍速の効率になりますから、1つの音声を2倍速で聞くよりも聴きやすいという人もいるかもしれません。(p.96-98)
☆二つの音声を同時に聴くというのも時間効率が上げるいい方法らしい。しかも脳が活性化される。
訓練次第でできるようになるらしい。やってみよう。
TVを1.5倍速で流しながら、PCでYouTubeを見る。普通にできるようになれば効率アップ。
【アクションプラン】
・目次を見て読みたいものを先に読む。
・PCのショートカットをもっと使いこなそう!
・あっという間にウィンドウを切り替えるショートカット「Alt+Tab」
・フォルダを別ウィンドウで立ち上げるショートカット「Ctrl+クリック」
・フォルダ名、ファイル名はアルファベットにして効率化(キーボードの任意のアルファベットを押すと、フォーカスされるので探しやすい。デスクトップのものもOK)
・ショートカットキーを自分で作る。
・二つの音声を同時に聴く。
【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 一気に読み終えました 2010年3月20日
FXとネットビジネスの業界では”為替バカ”というニックネームでかなり有名な方ですが、今回実名で仕事術の本を出版されると知ったので非常に興味がありました。
「時は金なり」と言ってもなかなか本質を理解出来ないものですが、この本では図式も交え理論的に解説されていたのでとても分かりやすい内容でした。
ただ単に「急げ急げ」ではなく、時給換算して物事を判断していくことがいか大事なのかという事が参考になりましたし、なにより成功されている著者の思考を全て公開してくれたという事はありがたいですね。
PCの事例も非常に参考になりました。
ショートカットを作りまくってます( ^^)(秀徳さん)
・5つ星のうち5.0 「使える」と思ったものはぜひ積極的に取り入れましょう。 2010年3月6日
最初から最後まで「使える」内容満載です。
「20代で身につけたい」というタイトルですが、
30代以上の方にもお読みになっていただきたい本です。
受験生の方がお読みになっても勉強を効率よく進めるためのヒントがたくさんあると思います。
著者は、「成功するためには人がやらないほどの努力や根気が必要だと思っている」方です。
その著者の執念が感じれらる本となりました。
p161に
「私の経験から言えば、すでに今の段階で検索スキルが年収に直結するといえるような状況にあります。
こういった話はパソコンをあまり使わない人にとってはピンと来ないかもしれません。
しかし、検索スキルが高い人は、そうでない人から見るととてもわかりにくそうにないことまで一瞬にしてわかってしまう場合もあるのです。」
とありますが、これはなるほど、現実ですね。
本書はパソコンの有効利用についても詳しく書いてありますので、「ピンと来な」かった方はお読みになるとよいと思います。(BLUCEさん)
【関連ブログ紹介】
・今年45冊目『ショートカット時間生産術』 - 厳選!ビジネス書 今年の200冊
https://blog.goo.ne.jp/n_kakihara/e/3fec53ba9af4453fccd8fef9f084b03a
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
時間を有効に使いたいときに。
市川真也/著 (技術評論社) 2010年
1,480円+税
【動機】
ブックオフで立ち読みして興味を持った。
【所感】
「マンガ経営戦略全史 確立篇」でストークもタイムベース競争って言ってたなぁ。
時間を有効に使うことが成功への近道となる。
【概要】
毎月の労働時間が300時間を超える人がいる一方で、月160時間の労働で成果も昇給も上司の評価もしっかり手にしている人がいます。両者で決定的に違うのは「時間」に対する工夫と考え方。「時間の亡者」「作業効率オタク」の著者が書いた『時間生産術』が本書です。できる人は例外なく仕事が速いもの。スキマ時間の活用法からパソコン操作の高速化まで、誰でも、すぐにできる「仕事を速くこなすコツ」が満載です。「仕事を速くこなす」というビジネスマンにとっての一生ものの財産を早いうちから身につけましょう。(Amazonより)
月300時間働いている人も「自分を伸ばす時間」がぐんぐん増える!「時間オタク」「有名個人投資家」の著者が教える人よりも1日の時間を伸ばす方法。(「BOOK」データベースより)
【抜粋】
●目次から読む習慣をつけよう!
具体的にどうすれば良いのかというと、初めに勝ってきた本の目次を見ます。そして、その時点で一番興味を引いた項目順に読んでいきます。
こうすると、その本の中であなたにとって興味のあることを最初に吸収することになるので、読書開始の数分から数十分で、あなたが必要とする情報をほとんど吸収することができます。(p.56)
☆目次から読むというのはよくあるTipsだが、
目次を読むだけでなく、目次を読んでおもしろそうなところを先に読んでしまうというもの。
これだけで、その本の目的はほとんど達したも同然になる。
たしかに最初から1ページずつ読んでいっては時間がいくらあっても足りない。
速読で読んでいってもいいけど、
最初に目次を見て、おもしろそうなところを先に読んで
それ以降をざっと速読でもよさそう。
とりあえず、この方法だけでも、未読の積読本が大量に消化できそう。
興味を持ったらそのまま読んでしまってもいいし。
結果的に、本当に使える本、質の高い本だけを何度も読める。
テレビもレコーダーに録画してCMをカットして、1.5倍速で見る。
興味のないところは飛ばす。
このやり方で、2.5時間のニュース番組などは、
10分くらいで見終わる。
●脳の活性化の話が出た関係で補足すると、右と左でそれぞれ別のステレオ再生のMP3ファイルの音声を流すことによっても脳が活性化します。
つまり、Aさんのセミナー音声を右から流し、Bさんのセミナー音声を左から流して、2つの話を同時に聴くようにするのです。
この場合、脳は同時思考をするわけですが、こういったことは何も天才でなくても訓練すればできるようになります。
その証拠に同時通訳者は英語を聞きながら日本語に訳した内容をしゃべっています。
確かに同時通訳をする人は優秀な人が多いかもしれませんが、生まれ持ったものがないと同時通訳は絶対にできないというわけではないでしょう。こういったことは訓練次第でいくらでもできるようになるのです。
私の場合は左右違う音声を聴いていた時期もありましたが、左右違う音声を作るのに手間がかかるため、現在は普通に2倍速などで聴くようになっています。
しかし、興味のある人は左右別の音声を1倍速、1.2倍速、1.5倍速で聴くということを試してみるといいでしょう。訓練を重ねれば、聖徳太子ではありませんが、ある程度複数の思考を同時にできるようになる可能性が高くなります。
左右別の音声は1倍速で聴いても実質2倍速の効率になりますから、1つの音声を2倍速で聞くよりも聴きやすいという人もいるかもしれません。(p.96-98)
☆二つの音声を同時に聴くというのも時間効率が上げるいい方法らしい。しかも脳が活性化される。
訓練次第でできるようになるらしい。やってみよう。
TVを1.5倍速で流しながら、PCでYouTubeを見る。普通にできるようになれば効率アップ。
【アクションプラン】
・目次を見て読みたいものを先に読む。
・PCのショートカットをもっと使いこなそう!
・あっという間にウィンドウを切り替えるショートカット「Alt+Tab」
・フォルダを別ウィンドウで立ち上げるショートカット「Ctrl+クリック」
・フォルダ名、ファイル名はアルファベットにして効率化(キーボードの任意のアルファベットを押すと、フォーカスされるので探しやすい。デスクトップのものもOK)
・ショートカットキーを自分で作る。
・二つの音声を同時に聴く。
【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 一気に読み終えました 2010年3月20日
FXとネットビジネスの業界では”為替バカ”というニックネームでかなり有名な方ですが、今回実名で仕事術の本を出版されると知ったので非常に興味がありました。
「時は金なり」と言ってもなかなか本質を理解出来ないものですが、この本では図式も交え理論的に解説されていたのでとても分かりやすい内容でした。
ただ単に「急げ急げ」ではなく、時給換算して物事を判断していくことがいか大事なのかという事が参考になりましたし、なにより成功されている著者の思考を全て公開してくれたという事はありがたいですね。
PCの事例も非常に参考になりました。
ショートカットを作りまくってます( ^^)(秀徳さん)
・5つ星のうち5.0 「使える」と思ったものはぜひ積極的に取り入れましょう。 2010年3月6日
最初から最後まで「使える」内容満載です。
「20代で身につけたい」というタイトルですが、
30代以上の方にもお読みになっていただきたい本です。
受験生の方がお読みになっても勉強を効率よく進めるためのヒントがたくさんあると思います。
著者は、「成功するためには人がやらないほどの努力や根気が必要だと思っている」方です。
その著者の執念が感じれらる本となりました。
p161に
「私の経験から言えば、すでに今の段階で検索スキルが年収に直結するといえるような状況にあります。
こういった話はパソコンをあまり使わない人にとってはピンと来ないかもしれません。
しかし、検索スキルが高い人は、そうでない人から見るととてもわかりにくそうにないことまで一瞬にしてわかってしまう場合もあるのです。」
とありますが、これはなるほど、現実ですね。
本書はパソコンの有効利用についても詳しく書いてありますので、「ピンと来な」かった方はお読みになるとよいと思います。(BLUCEさん)
【関連ブログ紹介】
・今年45冊目『ショートカット時間生産術』 - 厳選!ビジネス書 今年の200冊
https://blog.goo.ne.jp/n_kakihara/e/3fec53ba9af4453fccd8fef9f084b03a
・1時間につき1.4時間分の作業効率を発揮すれば、作業が2時間目に入る時点での経験値は1.4時間分となる。
・次の1時間に1.4時間分の経験値が生かされ、次の1時間も1.4時間分の密度になる。
・人の1.4倍くらいの作業効率を発揮できれば、最終的には人の2倍のアウトプットを達成することができる。(1.4時間×1.4時間=1.96)
これは時間の無駄を省いたり仕事を効率的に行うということは、早く始めれば始めるほどメリット・インパクトが大きくなるということです。
◎まずすべての仕事を8割の品質で終わらせる
日常生活を送る上でのいろんな作業、会社での仕事などは、10時間の作業で100%の品質に達すると仮定すると、多くの場合、最初の2〜3時間で7割か8割くらいの品質を達成できることが多いのです。ですので、もし今あなたが5つの仕事を抱えているとして、今週中にすべての仕事を終えなければならない場合、まずはすべての仕事を80%の品質で終わらせることが重要です。
このケースで、それぞれの仕事は10時間の作業をすれば100%の品質になると考えると、1つずつ100%の品質にして5つの仕事をこなすには50時間かかります。しかし、とりあえず5つの仕事を80%の品質に仕上げる場合には、たった10時間で済んでしまうのです。
そして、ここがポイントになりますが、残った時間を使って、スパイラル的に品質を向上させていくのです。そうやって仕上がった仕事は、あたなの現状の中で時間内にできる精一杯のアウトプットと言うことができるでしょう。
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
時間を有効に使いたいときに。
2019年10月01日
物事に取り掛かったら一気に終わらせよ!
一気に仕上げてしまおう
テレビ番組「シックスティ・ミニッツ」のコメンテーターで有名なアンディー・ルーニーが、趣味は家具を作ることだと話してくれたことがある。ただし彼は、良くない習慣があるとも言う。良いデザインを思いついたり、上等の木材を買ったりすると、9割方できてしまうまでそれにかかりっきりになる、と言うのである。そこまですると、傍らへのけておくそうだ。多分、ヤスリをかけたり塗装はしないでおくと言うことだろう。
私も、それが時間の無駄だと気づくまでは、同じことに悩んでいた。プロジェクトを始めると、あらかたやってしまおうとしていたのである。それから、ちょっと放っておくのだ。なぜか。気力がなくなると言うところだろうか。ほとんど出来上がった仕事で膨れ上がったファイルがたくさんあった。しかし次第に、無理をしてでも一気に仕上げたほうがいいということがわかってきた。
一気に完成させてしまえば、ちょっと放っておいてまた戻り、さてどこまでやったかなどと考える時間が節約できる。もちろん、一気にはできないものもある。しかし、ちょっとがんばればできてしまう仕事は思ったより多いものだ。ただ、始めたことを終わらせる意志が必要なだけである。(ユージン・グリーズマン「成功する人の時間術」83ページより)
☆物事に取り掛かったら一気に終わらせよ!
大人のためのスキマ時間勉強法
大人のためのスキマ時間勉強法 /和田秀樹
大学ノート
私は講座や授業を受けるときには、非常に多くのメモを取る。だから、大学ノートは欠かせないアイテムだ。1回90分の講義で、ノートに30ページ分くらいはメモをとることが多い。
講師の言っていることを、一言も聞き漏らさないで、そのまま講義を再現できるくらいのノートをとるのだ。
なぜ、そこまで大量のメモを取るのかと言うと、後で見返したときに短時間で講義の復習ができるからだ。講義を聞いているときは90分かかるが、後でノートを見直すと10分、15分で90分の講義内容全体が復習できる。これほど効率が良いものはないので、講義時間中は全力でメモをすることに集中しているのだ。(206ページ)
☆90分で1冊のノートを使い切るってすごいな。そのノートがあればいつでも講義の内容を再現することができる。まさに宝物というわけである。
2019年08月06日
鬼速PDCA
『鬼速PDCA』
冨田和成/著 (クロスメディア・パブリッシング) 2016年
1,480円+税
【動機】
最も大事なフレームワークという事で。
ほとんどの人は、PDCAをわかっているつもりでわかっていないそうだ。
基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワーク。
鬼速でPDCAを回し続けることで、数年、数十年の遅れは一気に取り戻せるらしい。
【所感】
1回読んだだけではなかなか難しい。
実際にやりながらこのスキルを身に付けていこう。
【概要】
PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(調整)の4ステップからなるPDCAサイクルは、ビジネスパーソンであれば誰もが知る古典的なフレームワークだ。
しかし、PDCAほどわかっているつもりでわかっていない、そして基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワークも珍しい。
PDCAを極め、「鬼速」で回せるようになると、仕事に一切の迷いや不安がなくなる。そして、常にモチベーションを保ったまま、天井知らずに成果をあげられるのだ。
「鬼速PDCA」とは?
「鬼速PDCA」とは、PDCAを、高速を超える「鬼速(おにそく)」で回すことを指す。
このPDCAモデルは我流ではあるが、10年以上の実践を通して磨かれてきたものだ。
野村證券時代に支店での営業やプライベートバンカーとして数々の最年少記録を残せたのも、
独立後わずか2年で月間1000万PVを超えるWebサービスを作れたのも、すべて鬼速PDCAを実践してきたおかげである。
「鬼速PDCA」のしくみ
- 目標へのロードマップの全貌をロジカルに導く「因数分解」
- キャパオーバーを防ぐ「工数棚卸しシート」
- 仕事の先送りがなくなる「半週ミーティング」
- 仕事のモレ・ムダがなくなる「鬼速進捗管理シート」
- 日々の気づきを行動に変える「なるほどシート」
- 自分を成長させる習慣を定着させる「ルーチンチェックシート」
出版社からのコメント
「スキルの成長」×「成長スピードの加速」で
99%の人をゴボウ抜き
「PDCA」というと、なにを思い浮かべますか?
『計画(Plan)・実行(Do)・確認(Check)・改善(Action)』
ここまではご存知でしょう。
さて、それではそれぞれのステップで、いったい具体的に何をすればいいのでしょう?
あまりに有名なこのフレームワーク。しかし、現場レベルで言われる「来月からはPDCAを早く回していこう! 」といったような言葉の意味合いは、「もっと頑張ろう」とか「とりあえずやってみよう」といったような言葉と変わらなかったりします。
場合によると、ムダな進捗報告会議や計画策定会議ができてしまい、むしろ仕事の動きを遅くしてしまうことすらあります。
実は誰もその本当のやり方を知らないPDCA……。
だからこそ、しっかり回せるようになるだけで、周囲からの評価が大違い。
その上、PDCAを鬼速で回せるようになったのなら、上司・先輩、その他まわりのほとんどの人を抜き去って成長できるでしょう。
鬼速PDCAで、手つかずの重要案件・止まりがちなチームが、すべて10倍速で動き出します。
今年度きっての本格派ビジネス書。ぜひご一読ください。(Amazonより)
☆一般的には、Actionは「改善」だが、この本では「調整」となってるところがポイント。
【抜粋】
●PDCAサイクルは、サイクルとはいうものの機械的にP,D,C,Aの順番で1周するものではない。一度計画を立てたあとは、小さなタスクなどを繰り返し消化していく「実行のサイクル」が回り続けているものである。(p.5)
☆P→DCA→DCA→DCA→DCAという感じで小さなタスクを回していってゴールに近づいていくイメージ。
●PDCAは、個別のスキルの習得を加速するためのペースだからである。PDCA力さえ上がればスキルの上達が圧倒的に速くなる。若いビジネスパーソンは1日でも早く成果を出そうと、 (中略) 実はそうしたことに手を付ける前にPDCA力を身に付けたほうが、中長期的に見ればはるかに大きな効果をもたらすのだ。
よって、人生をかけてスキルアップすべきはPDCA力である。PDCA力が高まればタイムマネージメント能力もチームマネジメント能力も問題解決能力もすべて上昇していくのである。
この発想の転換さえできれば本書の役目はほぼ終えたと言ってもいいくらいだ。(p.24)
☆PDCA力を身に付けることができれば、どのスキルも上達が早くなるらしい。なので一番最初に身に付けるべきスキルだと断言している。
しかも、PDCA力が高まればタイムマネージメント能力もチームマネジメント能力も問題解決能力もすべて上昇していくというのは心強い。
●小PDCAの中でも、当時、支店の飛び込み営業をしていた私にとって、最もクリティカルなPDCAは「受付突破」だった。よって最初の1年目はほぼ「受付突破」のPDCAしか回していないといってもいい。でも結果的に大PDCAは達成できたわけである。(p.39)
☆大目標は見えているから焦らずに「受付突破」というタスクを1年間も回し続けられた。
●入社当時はインストラクター役の先輩とは経験・知識のギャップを当然感じていたが、2、3年もすると、そのとき感じていた差は消えていた。毎日欠かさずPDCAを回していれば、数年のギャップなどあっという間に埋められる。(p.41)
☆毎日欠かさずPDCAを回すというのがポイント。
●いままでノープランで生きてきた人が、突如、鬼速でPDCAを回そうとするとそのペースの速さに戸惑うことだろう。当社でも鬼速ペースについてこれない若手社員がいないとは言わない。ただ、それに慣れてしまえばこれほど面白い人生はない。周りの人や競合他社が、止まっているようにしか見えない次元を味わえる。(p.49)
☆今までの自分が止まって見えるようになったらしめたもの。
●どうやったら因数分解が上達するのか?
基本はとにかく紙に書き出すことだ。 (中略)
メモ書きは思考プロセスのどこかで無限ループにはまっている状態を抜け出すことが目的だからだ。(p.123)
☆書き出して細かく分解していくことで今やるべきことが見えてくる。
●私は紙に書くときは常に4色ボールペンを使って、最初に思いついたことは黒で書き、そのあとに追加したものは赤、青、緑と変えている。 (中略) 書き足すたびに自分の思考が深掘りされていくことが実感できるので、考えることが楽しくなるのだ。(p.124)
☆これは私もよくやっている。あとから追加するときに色を変えるとわかりやすい。
●マインドマップのソフトで現在のおすすめは XMind 社の XMind。(p.127)
☆なかなか便利! iPhoneとPCで同期できないかな。
●計画フェーズからさんざん考え抜いてきた結果として導き出されたToDoをこなすことは楽しい。それはロールプレイングゲームでレベル上げをしているときに似ている。
ToDoもレベル上げも、やることはもしかしたら地味な作業かもしれないが、その行動の目的が明確になっているので迷いはないし、それを終わらせれば必ず前に進むことがわかっていれば頑張れるものだ。(p.156)
☆スライムを倒してばかりいたら楽しくないが、強い敵を倒してPDCAを回していれば日々の充実感が増すという。
●日々のToDoを管理する方法については、昔はシンプルに手帳に直接書き込んでいたが、さすがに現在はToDo管理アプリがメインである。
現在愛用しているのは「TODOIST」というサービスだ。
パソコン版とスマホ版があるので同期してある。
昨日はいたってシンプル。ToDoと期日を書き込み、それをカテゴリータグで振り分ける。期日までに達成できなかったToDoは期日を再設定する。たったこれだけだ(ちなみに通知機能は邪魔くさいのでオフ。Googleカレンダーとの同期もできるがメリットが無いので使っていない)。
これだけでもToDoが整理されるし習性もしやすいのでかなり便利である。(p.157)
☆早速使ってみた。PC版もあるみたいなので同期してみたい。メールアドレスとパスワードを入れるだけで簡単に同期できた!
●ToDo管理アプリのカテゴリータグのひとつとして「アイスボックス」というタグを作る。そこにはたったひとつ、クラウド上にあるテキストファイルへのリンクがあるのみだ。(p.165)
☆先送りにすることを1つのタスクにまとめてしまうことで、先送りタスクが増殖するのを防いでいる。
TODOIST で「アイスボックス」を作ってみたが、リンクは貼れなかった。仕様が変わったのだろうか。
●ルーチンチェックシートで行うことは、目標を書き、毎日点数を付けることだけだ。ものすごくシンプルだが、やるべきと分かっているのについつい後回しにしがちなことを習慣として染み込ませる(ルーチン化する)のに、これほど効果的な手段を私は知らない。(p.254)
☆○か×かではなく、点数化するというのもおもしろい。
【Amazonレビューより】
・5つ星のうち4.0 目標設定してやることが決まった後に必読、新しいPDCA 2018年7月6日
最高にわかりやすく実戦向きなPDCAの良書
目標ややるべきこと、目指す方向が決まった後に読むと真価を発揮する本です。
目標設定をどうこなしていくか?
プライベートも目標設定したい。
行動してるけど結果が実らない。
やるべきことはやってるはずなのにうまくいかない
行動して頑張っている、そんなあなたにおすすめの一冊ですよ。
個人的に活かそうと思ったこと。
とにかく考えてKDIをもっと意識することです。
自分がなりたいことに対して効果的かどうかとということと、最低限の行動で最大の結果を出すことを真剣に考えるきっかけになりました。
時間も作業の時間も有限だからこそ、無駄なことはしないということを真剣に考えるきっかけになりました。(やじー@現場めしれぽーたーさん)
・5つ星のうち5.0 仕事のみならず、人生に役立つ本 2018年9月20日
PDCAの各ステップについて、その必要性や意味を説明しながら、具体的なやり方を書いている本です。
乱暴にまとめてしまえば、
・いかに洗い出し、
・いかに絞り込み、
・いかに行動として具体化するか
という話が書かれています。
嬉しいのは、このフレームワークは仕事だけではなく日頃の個人的な目標などにもそのまま適用できることです。
著者は経験からくる補足やちょっとした注意点などをかなり散りばめているので、ただ読むだけで頭に入れるのは難しい内容ですが、読み進めつつノートなどに要点を整理していくと腑に落ちやすくなるのではないでしょうか。(AVBさん)
・5つ星のうち5.0 行動まで落とし込むことが大切 2019年4月9日
お題目で終わりがちなPDCAだが、行動レベルまで落とし込むことが大切。
KGI→KPI→KDI→TODO
KPIで終わるのでなく、
何をするのかまで因数分解することで、
高速で進捗管理ができ、PDCAを回すことが出来る。
今まで、様々なPDCA関連本を読んできましたが、
仕事に早速適用しようと考え、適用したのは初めてです。(Dr.Toshiさん)
・5つ星のうち5.0 PDCAの実践書 2018年11月7日
「仕事を進めるにあたって計画は誰でも立てるし、実行もできる。ただ、定期的な振り返りをしないからやりっぱなしになって、結果的に同じ失敗を繰り返す」
どうやってPDCA力を身につけたのか?の問いに、「社会人になってから1日も休まずにやり続けてきただけ」という答えに、成功する人たちの凄みを感じました。
何かやりたいと思うが、うまくいかない人は是非繰り返し読むべきだと思います。(ルーブルさん)
・5つ星のうち5.0 目標達成に欠かせない教科書 2019年4月6日
まずは図解版の購入をオススメします。
図解版から更に詳しく知りたい場合にこちらを購入してください。
論理的思考が好きな方には特にオススメ。
目標を達成する為に、今日、今、何をすべきか整理する方法が書かれている。
そのタスクは、目標に向かって確実に進んでいる、前に進んでいるという実感ができる。
この本を教えてくれなかった周りの方に不満すら覚える(冗談です)
既に5冊以上購入し、同僚に布教しています。(いっぽさん)
☆図解版も機会があれば読んでみたい。
・5つ星のうち5.0 GTDのプロジェクト管理につまずいた人へ 2017年11月22日
GTDをやり始めてから、かれこれ4年経ちますが、もともと要領が悪いのもあり、プロジェクトの管理が、いつまで経っても上達しませんでした。
が、この本を読んでから、突然溜まっていたプロジェクトが動き始めました。
最初は、(特に私のように要領が悪い人間は)かなり大変だと思いますが、絶対に取り入れたほうがいいです。
私なりの捉え方としては、
本書の『ゴール』=GTDの『プロジェクト』
本書の『TODO』=GTDの『次の行動』
として、その間にある
『課題』、『解決案』、『DO』を、
GTDのように『プロジェクト』として
一括りにするのをやめ、本書のやり方で
管理するようにしたら、うまくいきました。
馴れるまで何度か読み返しましたが、
非常に良い内容でした。(ぢょんさんさん)
☆GTDで滞ってた人がこのやり方で動き始めたというのはおもしろい。
たしかにGTDって時間がかかる割には、ほとんど後回しにして終わりって感じだもんな。
今では、GTDにかける時間をタスク処理に使った方が得だということに気付いてからほとんどやってなかった。
・5つ星のうち5.0 とてもストイックなPDCA術。具体的な手法がためになる本 2018年1月2日
本書は個人であってもチームであっても、圧倒的なスピードで成長するための
PDCAの具体的な回し方について書かれている。
ここで書かれるPDCAの全体像は、
@計画(PLAN)…できるだけ具体的なゴールを定める。現在とのギャップから課題と大まかな解決案を出す。
A実行(DO)…解決案をアクションに分解し、さらに具体的なタスクに落とし込み実行する。
B検証(CHECK)…こまめに検証し、実行サイクルの無駄打ちを減らす。実行時は自信をもって行うが、検証時は仮説を疑う。
C調整(ADJUST)…ゴール、計画、行動といった各レベルで必要に応じて調整(改善・伸長)を行う。
上記の各プロセスについて、定量値の設定や見直しを行う際のポイントなどが説明される。
著者が若手のときから実践し続けてきたことだけあって、他のPDCA本よりも手法が具体的で、
1つのシステムとして完成されている、という印象。
ストイックすぎると思うところもあるが、これをやりきって継続すれば間違いなく力がつく内容だと思う。
何か目標を立てて、物事を成し遂げようと考えている人にはおすすめできる本。
1つ注文があるとすれば、濃い内容のため、プロセスを解説する各章ごとにその章の内容の
まとめがあれば後から振り返りがしやすいと感じた。(Slowstarter123さん)
・5つ星のうち5.0 個人の生活でも活かすことが出来ます! 2017年6月4日
まさに鬼速で実行するための本です! 難しい部分もありますが細かい部分は気にせず、自分にとってすぐに実践出来そうな所から着手しました!
以下、印象に残ったフレーズ
・毎日欠かさずPDCAを回していれば、数年のギャップなどあっという間に埋められる。
・各課題をKPI化する
・すなわち「これかな?」と思ったらさっさと検証してブラッシュアップしていけばいい
・個人でPDCAを回す場合でも、計画の文字通りの「見える化」、とくにKPIを目立つところに書き出しておくこと
・とにかく文字化する(ちっくーさん)
【アクションプラン】
・図解版も機会があれば読んでみたい。
・鬼速PCDAツールを実際に使ってみよう。
・毎日欠かさずPDCAを回す。
・XMind を使ってみた。
・TODOIST を使ってみた。PCとも同期してみた。
【この本が愛読書の有名人】
−
【関連ブログ】
ZUU社長 冨田和成の鬼速ブログ
http://tomitazuu.com/
『鬼速PDCA』を1ヶ月実践したら目標PV達成【2ヶ月で2倍超】 | たかぎし123どっとこむ
https://takagishi123.com/onisoku-pdca/
【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
GTD+Rで挫折した人にも。
【結論】
「C(検証)」が大事。3日ごとの振り返りで10倍速で進化する。
冨田和成/著 (クロスメディア・パブリッシング) 2016年
1,480円+税
【動機】
最も大事なフレームワークという事で。
ほとんどの人は、PDCAをわかっているつもりでわかっていないそうだ。
基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワーク。
鬼速でPDCAを回し続けることで、数年、数十年の遅れは一気に取り戻せるらしい。
【所感】
1回読んだだけではなかなか難しい。
実際にやりながらこのスキルを身に付けていこう。
【概要】
PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(調整)の4ステップからなるPDCAサイクルは、ビジネスパーソンであれば誰もが知る古典的なフレームワークだ。
しかし、PDCAほどわかっているつもりでわかっていない、そして基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワークも珍しい。
PDCAを極め、「鬼速」で回せるようになると、仕事に一切の迷いや不安がなくなる。そして、常にモチベーションを保ったまま、天井知らずに成果をあげられるのだ。
「鬼速PDCA」とは?
「鬼速PDCA」とは、PDCAを、高速を超える「鬼速(おにそく)」で回すことを指す。
このPDCAモデルは我流ではあるが、10年以上の実践を通して磨かれてきたものだ。
野村證券時代に支店での営業やプライベートバンカーとして数々の最年少記録を残せたのも、
独立後わずか2年で月間1000万PVを超えるWebサービスを作れたのも、すべて鬼速PDCAを実践してきたおかげである。
「鬼速PDCA」のしくみ
- 目標へのロードマップの全貌をロジカルに導く「因数分解」
- キャパオーバーを防ぐ「工数棚卸しシート」
- 仕事の先送りがなくなる「半週ミーティング」
- 仕事のモレ・ムダがなくなる「鬼速進捗管理シート」
- 日々の気づきを行動に変える「なるほどシート」
- 自分を成長させる習慣を定着させる「ルーチンチェックシート」
出版社からのコメント
「スキルの成長」×「成長スピードの加速」で
99%の人をゴボウ抜き
「PDCA」というと、なにを思い浮かべますか?
『計画(Plan)・実行(Do)・確認(Check)・改善(Action)』
ここまではご存知でしょう。
さて、それではそれぞれのステップで、いったい具体的に何をすればいいのでしょう?
あまりに有名なこのフレームワーク。しかし、現場レベルで言われる「来月からはPDCAを早く回していこう! 」といったような言葉の意味合いは、「もっと頑張ろう」とか「とりあえずやってみよう」といったような言葉と変わらなかったりします。
場合によると、ムダな進捗報告会議や計画策定会議ができてしまい、むしろ仕事の動きを遅くしてしまうことすらあります。
実は誰もその本当のやり方を知らないPDCA……。
だからこそ、しっかり回せるようになるだけで、周囲からの評価が大違い。
その上、PDCAを鬼速で回せるようになったのなら、上司・先輩、その他まわりのほとんどの人を抜き去って成長できるでしょう。
鬼速PDCAで、手つかずの重要案件・止まりがちなチームが、すべて10倍速で動き出します。
今年度きっての本格派ビジネス書。ぜひご一読ください。(Amazonより)
☆一般的には、Actionは「改善」だが、この本では「調整」となってるところがポイント。
【抜粋】
●PDCAサイクルは、サイクルとはいうものの機械的にP,D,C,Aの順番で1周するものではない。一度計画を立てたあとは、小さなタスクなどを繰り返し消化していく「実行のサイクル」が回り続けているものである。(p.5)
☆P→DCA→DCA→DCA→DCAという感じで小さなタスクを回していってゴールに近づいていくイメージ。
●PDCAは、個別のスキルの習得を加速するためのペースだからである。PDCA力さえ上がればスキルの上達が圧倒的に速くなる。若いビジネスパーソンは1日でも早く成果を出そうと、 (中略) 実はそうしたことに手を付ける前にPDCA力を身に付けたほうが、中長期的に見ればはるかに大きな効果をもたらすのだ。
よって、人生をかけてスキルアップすべきはPDCA力である。PDCA力が高まればタイムマネージメント能力もチームマネジメント能力も問題解決能力もすべて上昇していくのである。
この発想の転換さえできれば本書の役目はほぼ終えたと言ってもいいくらいだ。(p.24)
☆PDCA力を身に付けることができれば、どのスキルも上達が早くなるらしい。なので一番最初に身に付けるべきスキルだと断言している。
しかも、PDCA力が高まればタイムマネージメント能力もチームマネジメント能力も問題解決能力もすべて上昇していくというのは心強い。
●小PDCAの中でも、当時、支店の飛び込み営業をしていた私にとって、最もクリティカルなPDCAは「受付突破」だった。よって最初の1年目はほぼ「受付突破」のPDCAしか回していないといってもいい。でも結果的に大PDCAは達成できたわけである。(p.39)
☆大目標は見えているから焦らずに「受付突破」というタスクを1年間も回し続けられた。
●入社当時はインストラクター役の先輩とは経験・知識のギャップを当然感じていたが、2、3年もすると、そのとき感じていた差は消えていた。毎日欠かさずPDCAを回していれば、数年のギャップなどあっという間に埋められる。(p.41)
☆毎日欠かさずPDCAを回すというのがポイント。
●いままでノープランで生きてきた人が、突如、鬼速でPDCAを回そうとするとそのペースの速さに戸惑うことだろう。当社でも鬼速ペースについてこれない若手社員がいないとは言わない。ただ、それに慣れてしまえばこれほど面白い人生はない。周りの人や競合他社が、止まっているようにしか見えない次元を味わえる。(p.49)
☆今までの自分が止まって見えるようになったらしめたもの。
●どうやったら因数分解が上達するのか?
基本はとにかく紙に書き出すことだ。 (中略)
メモ書きは思考プロセスのどこかで無限ループにはまっている状態を抜け出すことが目的だからだ。(p.123)
☆書き出して細かく分解していくことで今やるべきことが見えてくる。
●私は紙に書くときは常に4色ボールペンを使って、最初に思いついたことは黒で書き、そのあとに追加したものは赤、青、緑と変えている。 (中略) 書き足すたびに自分の思考が深掘りされていくことが実感できるので、考えることが楽しくなるのだ。(p.124)
☆これは私もよくやっている。あとから追加するときに色を変えるとわかりやすい。
●マインドマップのソフトで現在のおすすめは XMind 社の XMind。(p.127)
☆なかなか便利! iPhoneとPCで同期できないかな。
●計画フェーズからさんざん考え抜いてきた結果として導き出されたToDoをこなすことは楽しい。それはロールプレイングゲームでレベル上げをしているときに似ている。
ToDoもレベル上げも、やることはもしかしたら地味な作業かもしれないが、その行動の目的が明確になっているので迷いはないし、それを終わらせれば必ず前に進むことがわかっていれば頑張れるものだ。(p.156)
☆スライムを倒してばかりいたら楽しくないが、強い敵を倒してPDCAを回していれば日々の充実感が増すという。
●日々のToDoを管理する方法については、昔はシンプルに手帳に直接書き込んでいたが、さすがに現在はToDo管理アプリがメインである。
現在愛用しているのは「TODOIST」というサービスだ。
パソコン版とスマホ版があるので同期してある。
昨日はいたってシンプル。ToDoと期日を書き込み、それをカテゴリータグで振り分ける。期日までに達成できなかったToDoは期日を再設定する。たったこれだけだ(ちなみに通知機能は邪魔くさいのでオフ。Googleカレンダーとの同期もできるがメリットが無いので使っていない)。
これだけでもToDoが整理されるし習性もしやすいのでかなり便利である。(p.157)
☆早速使ってみた。PC版もあるみたいなので同期してみたい。メールアドレスとパスワードを入れるだけで簡単に同期できた!
●ToDo管理アプリのカテゴリータグのひとつとして「アイスボックス」というタグを作る。そこにはたったひとつ、クラウド上にあるテキストファイルへのリンクがあるのみだ。(p.165)
☆先送りにすることを1つのタスクにまとめてしまうことで、先送りタスクが増殖するのを防いでいる。
TODOIST で「アイスボックス」を作ってみたが、リンクは貼れなかった。仕様が変わったのだろうか。
●ルーチンチェックシートで行うことは、目標を書き、毎日点数を付けることだけだ。ものすごくシンプルだが、やるべきと分かっているのについつい後回しにしがちなことを習慣として染み込ませる(ルーチン化する)のに、これほど効果的な手段を私は知らない。(p.254)
☆○か×かではなく、点数化するというのもおもしろい。
【Amazonレビューより】
・5つ星のうち4.0 目標設定してやることが決まった後に必読、新しいPDCA 2018年7月6日
最高にわかりやすく実戦向きなPDCAの良書
目標ややるべきこと、目指す方向が決まった後に読むと真価を発揮する本です。
目標設定をどうこなしていくか?
プライベートも目標設定したい。
行動してるけど結果が実らない。
やるべきことはやってるはずなのにうまくいかない
行動して頑張っている、そんなあなたにおすすめの一冊ですよ。
個人的に活かそうと思ったこと。
とにかく考えてKDIをもっと意識することです。
自分がなりたいことに対して効果的かどうかとということと、最低限の行動で最大の結果を出すことを真剣に考えるきっかけになりました。
時間も作業の時間も有限だからこそ、無駄なことはしないということを真剣に考えるきっかけになりました。(やじー@現場めしれぽーたーさん)
・5つ星のうち5.0 仕事のみならず、人生に役立つ本 2018年9月20日
PDCAの各ステップについて、その必要性や意味を説明しながら、具体的なやり方を書いている本です。
乱暴にまとめてしまえば、
・いかに洗い出し、
・いかに絞り込み、
・いかに行動として具体化するか
という話が書かれています。
嬉しいのは、このフレームワークは仕事だけではなく日頃の個人的な目標などにもそのまま適用できることです。
著者は経験からくる補足やちょっとした注意点などをかなり散りばめているので、ただ読むだけで頭に入れるのは難しい内容ですが、読み進めつつノートなどに要点を整理していくと腑に落ちやすくなるのではないでしょうか。(AVBさん)
・5つ星のうち5.0 行動まで落とし込むことが大切 2019年4月9日
お題目で終わりがちなPDCAだが、行動レベルまで落とし込むことが大切。
KGI→KPI→KDI→TODO
KPIで終わるのでなく、
何をするのかまで因数分解することで、
高速で進捗管理ができ、PDCAを回すことが出来る。
今まで、様々なPDCA関連本を読んできましたが、
仕事に早速適用しようと考え、適用したのは初めてです。(Dr.Toshiさん)
・5つ星のうち5.0 PDCAの実践書 2018年11月7日
「仕事を進めるにあたって計画は誰でも立てるし、実行もできる。ただ、定期的な振り返りをしないからやりっぱなしになって、結果的に同じ失敗を繰り返す」
どうやってPDCA力を身につけたのか?の問いに、「社会人になってから1日も休まずにやり続けてきただけ」という答えに、成功する人たちの凄みを感じました。
何かやりたいと思うが、うまくいかない人は是非繰り返し読むべきだと思います。(ルーブルさん)
・5つ星のうち5.0 目標達成に欠かせない教科書 2019年4月6日
まずは図解版の購入をオススメします。
図解版から更に詳しく知りたい場合にこちらを購入してください。
論理的思考が好きな方には特にオススメ。
目標を達成する為に、今日、今、何をすべきか整理する方法が書かれている。
そのタスクは、目標に向かって確実に進んでいる、前に進んでいるという実感ができる。
この本を教えてくれなかった周りの方に不満すら覚える(冗談です)
既に5冊以上購入し、同僚に布教しています。(いっぽさん)
☆図解版も機会があれば読んでみたい。
・5つ星のうち5.0 GTDのプロジェクト管理につまずいた人へ 2017年11月22日
GTDをやり始めてから、かれこれ4年経ちますが、もともと要領が悪いのもあり、プロジェクトの管理が、いつまで経っても上達しませんでした。
が、この本を読んでから、突然溜まっていたプロジェクトが動き始めました。
最初は、(特に私のように要領が悪い人間は)かなり大変だと思いますが、絶対に取り入れたほうがいいです。
私なりの捉え方としては、
本書の『ゴール』=GTDの『プロジェクト』
本書の『TODO』=GTDの『次の行動』
として、その間にある
『課題』、『解決案』、『DO』を、
GTDのように『プロジェクト』として
一括りにするのをやめ、本書のやり方で
管理するようにしたら、うまくいきました。
馴れるまで何度か読み返しましたが、
非常に良い内容でした。(ぢょんさんさん)
☆GTDで滞ってた人がこのやり方で動き始めたというのはおもしろい。
たしかにGTDって時間がかかる割には、ほとんど後回しにして終わりって感じだもんな。
今では、GTDにかける時間をタスク処理に使った方が得だということに気付いてからほとんどやってなかった。
・5つ星のうち5.0 とてもストイックなPDCA術。具体的な手法がためになる本 2018年1月2日
本書は個人であってもチームであっても、圧倒的なスピードで成長するための
PDCAの具体的な回し方について書かれている。
ここで書かれるPDCAの全体像は、
@計画(PLAN)…できるだけ具体的なゴールを定める。現在とのギャップから課題と大まかな解決案を出す。
A実行(DO)…解決案をアクションに分解し、さらに具体的なタスクに落とし込み実行する。
B検証(CHECK)…こまめに検証し、実行サイクルの無駄打ちを減らす。実行時は自信をもって行うが、検証時は仮説を疑う。
C調整(ADJUST)…ゴール、計画、行動といった各レベルで必要に応じて調整(改善・伸長)を行う。
上記の各プロセスについて、定量値の設定や見直しを行う際のポイントなどが説明される。
著者が若手のときから実践し続けてきたことだけあって、他のPDCA本よりも手法が具体的で、
1つのシステムとして完成されている、という印象。
ストイックすぎると思うところもあるが、これをやりきって継続すれば間違いなく力がつく内容だと思う。
何か目標を立てて、物事を成し遂げようと考えている人にはおすすめできる本。
1つ注文があるとすれば、濃い内容のため、プロセスを解説する各章ごとにその章の内容の
まとめがあれば後から振り返りがしやすいと感じた。(Slowstarter123さん)
・5つ星のうち5.0 個人の生活でも活かすことが出来ます! 2017年6月4日
まさに鬼速で実行するための本です! 難しい部分もありますが細かい部分は気にせず、自分にとってすぐに実践出来そうな所から着手しました!
以下、印象に残ったフレーズ
・毎日欠かさずPDCAを回していれば、数年のギャップなどあっという間に埋められる。
・各課題をKPI化する
・すなわち「これかな?」と思ったらさっさと検証してブラッシュアップしていけばいい
・個人でPDCAを回す場合でも、計画の文字通りの「見える化」、とくにKPIを目立つところに書き出しておくこと
・とにかく文字化する(ちっくーさん)
【アクションプラン】
・図解版も機会があれば読んでみたい。
・鬼速PCDAツールを実際に使ってみよう。
・毎日欠かさずPDCAを回す。
・XMind を使ってみた。
・TODOIST を使ってみた。PCとも同期してみた。
【この本が愛読書の有名人】
−
【関連ブログ】
ZUU社長 冨田和成の鬼速ブログ
http://tomitazuu.com/
『鬼速PDCA』を1ヶ月実践したら目標PV達成【2ヶ月で2倍超】 | たかぎし123どっとこむ
https://takagishi123.com/onisoku-pdca/
【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
GTD+Rで挫折した人にも。
【結論】
「C(検証)」が大事。3日ごとの振り返りで10倍速で進化する。
2019年02月25日
多動力
『多動力 (NewsPicks Book)』
堀江貴文/著 (幻冬舎) 2017年
1,400円+税
【動機】
ホリエモンはいくつもの仕事を同時にこなしている。
頭の中は一体どうなっているのだろうか。
【所感】
気軽に読めるが、たくさんの刺激が得られた。読む人によって価値が大きく変わる本だろう。
ホリエモンは100万人に1人の逸材だとあらためて感じる。
(100×100×100=100万)
しかもホリエモンのすごいところは、ご自身が100万人に1人の逸材でありながら、
誰でも簡単に100万人に1人になるための方法を惜しげもなく披露しているところである。
100万人は無理でも、(今から10年間、正しい時間の使い方をすれば)1万人に1人くらいはなれそうかなと思わせてくれる。
【概要】
堀江貴文のビジネス書の決定版!『多動力』
Iotという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。
これは、ありとあらゆる「モノ」が
インターネットとつながっていくことを意味する。
すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果タテの壁≠ェ溶けていく。
この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。
そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる
「多動力」なのだ。
この『多動力』は渾身の力で書いた。
「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。
「はじめに」より
第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない(Amazonより)
【抜粋】
●あなたの貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない。オープンイノベーションにより、「情報」それ自体の価値はゼロになる。(p.25)
☆情報を集める時間を極力短くする。集めた情報を生かす時間を増やす。
●日本人は、修行や下積み、球拾いなど、苦しいことを我慢して行う美学が相変わらず好きだ。
この本を読んだあなただけでもそんな空っぽな幻想から目覚めて欲しい。(p.25)
☆そうだ。日本人は修業が大好きだ。苦しいことを乗り越えたら楽しいことが待っていると学校で教えられたことが大きい。
修行をしているだけで快感に浸れる。もちろん私も修行が大好きだ。
でも、現在の日本では、修行が嫌で逃げ出した人の方がむしろ成功している。
苦しいことが嫌で楽をしようとして工夫したからだ。あるいは楽しくて仕方がないことをひたすらやり続けたり。
苦しい修行をして20年もかかって習得した人を、楽しいことだけをやり続けてあっという間に飛び越えていく。
(本人にとっては楽しくて仕方がないことなので暇さえあればやっているので上達も早い)
●以前、ツイッターで「寿司職人が何年も修行するのはバカ」と投稿したら大炎上した。しかし、僕は未来のある若者が卵焼きを作るのに何年もの無駄な時間を費やすのを見ていられない。(p.25)
☆何年もかけてやっと卵焼きを1つ作れるようになっただけというのではあまりに時間がもったいない。
なぜ昔はそれがまかり通っていたかというと、それしか方法が無かったからだ。
●インターネット出現前は特定の人間だけが技術や情報を独占し、それこそが価値だったのだ。しかし、インターネットの時代では「オープンイノベーション」が前提となる。(p.26)
☆インターネットのおかげで、何年もかかって師匠から盗まないといけなかった技術がわずか数分でわかるようになった。
これは大きなアドバンテージだ。
そういえば、卵の片手割りとかも何年も前にYouTubeで動画を見てから数分くらいでできるようになって、それ以来ずっと当たり前のようにやっているが、この前テレビを見てたら「卵の片手割り、10秒で3個割れたら半額」とかのキャンペーンをやってて、ほとんどの主婦が1個すら片手で割れなかった。わずか数分の動画を見るだけでできるようになるのに、と情報の威力を知った。
●たとえば、誰かが新しいプログラムコードやツールを作ったのならば、それは公開してしまって、みんなで改良したり、新しい組み合わせを考えたりして、さらに新しいものを作るというのが「オープンイノベーション」だ。情報や権利の囲い込みなどとは正反対の考え方である。(p.26)
☆ブログでも「オープンイノベーション」が大きなヒントとなりそうだ。
情報を惜しみなくどんどん出すことで、さらに良質な情報が集まるようになる。
●「車輪の再発明」というプログラマーの世界でよく使われるキーワードがある。
要は、すでに車輪という便利な便利なツールが存在するのに、一から自力で車輪を開発するほど時間と労力の無駄はないということを表した言葉だ。
「すきばやし次郎」のような寿司屋にわざわざ弟子入りし、長大な時間を修行に費やす者は「車輪の再発明」をしているとしか言いようがない。(p.27)
☆たしかにバカげている。だけど、この世はそういう理不尽なことが多い気がする。
今はどうか知らないが、昔は学校では、「最初から車輪を使おうと楽をするな」と必ず教えてた。
とにかく楽をすること=悪だと教えられるのだ。
「車輪という便利なツールがあるから先人に感謝して使いこなそう」と教える教師は一人もいなかった。
「10年かかって苦労して見つけた理論を1分で人に教えられるか?」という現代にも通じるジレンマにつながる。
私は喜んで教えるが、人によっては、「10年かかって苦労して見つけたものをそう簡単に教えられるか」となるだろう。
●いくらでも代わりのいる存在であれば、給料も上がらないだろう。ダイヤモンドがなぜ価値があるか? それは美しいからではなく、珍しいからだ。
元リクルートの藤原和博さんが唱えている「レアカードになる方法」を紹介しよう。
まず、一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる。1万時間というのは、1日6時間やったと考えて5年。5年間1つの仕事を集中してやれば、その分野に長けた人材になれる。
ここで軸足を変えて、別の分野に1万時間取り組めば何が起きるか。
「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により、「1万人に1人」の人材になれる。これだけでも貴重な人材だ。
さらに飽き足らずまったく別の分野にもう1万時間取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」の人材が誕生する。ここまですれば、あなたの価値と給料は驚くほど上がる。(p.31)
☆ドラクエで言えば、魔法使いと戦士を極めて魔法剣士になるようなものか。
ドラクエみたいに、ある程度の経験値を積めば勝手にレベルアップしてくれたらいいんだけど、
現実社会だと、何時間費やしたか、正確な時間がわからない。いちいち記録するのも面倒だし。(以前やろうとしたけど、記録が面倒でやめてしまった)
そこで逆転の発想で、取り組んだ時間を記録するのではなく、最初からスケジュールに埋め込んでおく。
たとえば達成したいことがあって5年間で1万時間費やしたいとしたら、
1年あたり2000時間。1日当たり5.5h。あらかじめスケジュール帳に5〜6時間組み込んでおく。
そうすれば、5年後には「100人に1人」、10年後には「1万人に1人」、15年後には「100万人に1人」の人材になっている。
この時間に何をやるかで未来が変わってくる。1つのことをやり続けるのではなく、掛け合わせるのがポイント。
●ベストセラーはコピペ本
「なんでそんなハイペースで本が出せるんですか?」とよく聴かれるが、ほとんどの本は編集者とライターが僕にインタビューをして、まとめているものなので、大体10時間ほど話せば1冊になる。・・・(中略)・・・
自分の貴重な時間は、自分の強みが一番発揮できる仕事に集中させるべきだ。・・・(中略)・・・
メルマガとHIUという、自分の有料メディアやグループでは、僕にしか書けない堀江貴文の核となるものを残しておく。
本などはその僕の核からネタを引っ張ってくれば何冊でも作れると思う。・・・(中略)・・・
作家根性を発揮して言葉の端々までこだわり抜き、1年以上かけて作った本が1万部もいかないなんてことはよくある。印税で言ったら100万円足らずだ。
時間をかければクオリティが上がる、真心をこめれば人に伝わるというのは、妄想に過ぎない。
何百もの仕事を同時にこなすためには、「自分でやらないこと」を決めるのが大切だ。自分にしかできない仕事以外は、他人に思いっきり任せよう。(p.38-42)
☆ここを読んでますますホリエモンが好きになった。
10時間で本が1冊作れるのか!という驚きと、
10時間、興味を持たせながらしゃべり続けることが出来るネタの豊富さ。
そしてこの本はゴーストライターが書いたとぶっちゃける潔さ。
●僕はカルピスで言うところの原液を作っているのだ。・・・(中略)・・・
地上波放送のようなメディアは、カルピスの原液的コンテンツを薄めてマスに届ける典型だ。・・・(中略)・・・
僕の1滴の原液がアメーバのように無限に広がるのだ。僕が実際に動かなくても、考えや主張は自動的に生産され続け、何人もの僕が働いているのと同じことになる。
もう一度言う、「時間がない」と嘆くあなた。どうがんばっても1日は24時間しかない。
その限られた時間は、自分にしか思いつかないアイディアを出すことや、自分にしかできない発言をすることに集中するべきだ。
関わっているプロジェクトの数が少ない人はだいたい、カルピスの原液を作れていない。ほかの誰かの作った原液を薄める仕事しかしてないのだ。
起業家でもクリエーターでも、なんでこの人はこんなに多くの仕事をできるのかと思う人は、みな原液作りをしているのだ。・・・(中略)・・・
一番わかりやすいのは、あなたが会議でした発言が独り歩きして、多くの人間を動かしているか? と考えることだ。
あなたの発言やアイディアに、あなたが知らない人までもが熱狂し、働く。そういう仕事をするように意識しよう。(p.113)
☆これが自分の分身を増やすコツ。自分の分身に仕事をさせる。
ツイッターで言えば、リツイートされまくっている人が原液を作っている人で、リツイートしている人が現役を薄めている人だろう。わかりやすい。
●資産が人を駄目にする
資産や資格なんていっそ捨ててしまおう。
自分が持っているものを何とか生かそうとすることであなたの動きは遅くなる。
手持ちのカードを捨て「やりたいこと」に最短距離で行こう。・・・(中略)・・・
「○○をしたい→○○が必要:というのが筋であって、「○○を持っている→○○をしないともったいない」というのはだいたいうまくいかない。・・・(中略)・・・
「自分の資格を生かしてビジネスをやろう」なんて悠長なことを考えず、自分に足りない分野は人を雇って補完する。自分がやりたい仕事に、今すぐ手をつけることを最優先するべきだ。・・・(中略)・・・
手持ちのカードを生かそうと考えるのではなく、何をやりたいかをフラットに考えて、その際に必要なカードを集めればいいのだ。
そうすることで、スピードが加速し、いくつものプロジェクトを手掛けることができるようになる。(p.206-210)
☆これもちょっと斬新なので紹介しておこう。
今ある資源を最大限に生かそうというのはよくあるけど、
それに縛られ過ぎてもよくないという話。
今あるものをいったん捨ててフラットの状態でいま本当に必要なものを見極めることも大切。
【アクションプラン】
・さっそく、スケジュールを作ってみた。あっという間に3週間分(3/15の予定まで)ぎっしりと埋まった。何をやろうかと迷う時間が減った。
・「車輪の再発明」をしない。(自分で1から作り上げようとしない!)
・自分がやりたい仕事に、今すぐ手をつける。
【Amazonレビューより】
・5つ星のうち4.0 10000人に1人の人材になる方法 2018年11月20日
ひとつのことを極め、その分野で10000人に1人の人材になるのは相当難しい。
しかし、複数の分野をかけあわせ、「100人に1人 × 100人に1人 = 10000人に1人」の人材になるのはそう難しいことではない。
私自身もユニークな掛け合わせの、「100人に1人 × 100人に1人」の人材になりたい。(oshimyuさん)
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
時給2500円以下の人で自らの価値をもう少し上げたいと思っている人におすすめ。
【結論】
完璧主義より完了主義を目指そう。
堀江貴文/著 (幻冬舎) 2017年
1,400円+税
【動機】
ホリエモンはいくつもの仕事を同時にこなしている。
頭の中は一体どうなっているのだろうか。
【所感】
気軽に読めるが、たくさんの刺激が得られた。読む人によって価値が大きく変わる本だろう。
ホリエモンは100万人に1人の逸材だとあらためて感じる。
(100×100×100=100万)
しかもホリエモンのすごいところは、ご自身が100万人に1人の逸材でありながら、
誰でも簡単に100万人に1人になるための方法を惜しげもなく披露しているところである。
100万人は無理でも、(今から10年間、正しい時間の使い方をすれば)1万人に1人くらいはなれそうかなと思わせてくれる。
【概要】
堀江貴文のビジネス書の決定版!『多動力』
Iotという言葉を最近ニュースでもよく耳にすると思う。
これは、ありとあらゆる「モノ」が
インターネットとつながっていくことを意味する。
すべての産業が「水平分業型モデル」となり、結果タテの壁≠ェ溶けていく。
この、かつてない時代に求められるのは、各業界を軽やかに越えていく「越境者」だ。
そして、「越境者」に最も必要な能力が、次から次に自分が好きなことをハシゴしまくる
「多動力」なのだ。
この『多動力』は渾身の力で書いた。
「多動力」を身につければ、仕事は楽しくなり、人生は充実すると確信しているからだ。
「はじめに」より
第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない(Amazonより)
【抜粋】
●あなたの貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない。オープンイノベーションにより、「情報」それ自体の価値はゼロになる。(p.25)
☆情報を集める時間を極力短くする。集めた情報を生かす時間を増やす。
●日本人は、修行や下積み、球拾いなど、苦しいことを我慢して行う美学が相変わらず好きだ。
この本を読んだあなただけでもそんな空っぽな幻想から目覚めて欲しい。(p.25)
☆そうだ。日本人は修業が大好きだ。苦しいことを乗り越えたら楽しいことが待っていると学校で教えられたことが大きい。
修行をしているだけで快感に浸れる。もちろん私も修行が大好きだ。
でも、現在の日本では、修行が嫌で逃げ出した人の方がむしろ成功している。
苦しいことが嫌で楽をしようとして工夫したからだ。あるいは楽しくて仕方がないことをひたすらやり続けたり。
苦しい修行をして20年もかかって習得した人を、楽しいことだけをやり続けてあっという間に飛び越えていく。
(本人にとっては楽しくて仕方がないことなので暇さえあればやっているので上達も早い)
●以前、ツイッターで「寿司職人が何年も修行するのはバカ」と投稿したら大炎上した。しかし、僕は未来のある若者が卵焼きを作るのに何年もの無駄な時間を費やすのを見ていられない。(p.25)
☆何年もかけてやっと卵焼きを1つ作れるようになっただけというのではあまりに時間がもったいない。
なぜ昔はそれがまかり通っていたかというと、それしか方法が無かったからだ。
●インターネット出現前は特定の人間だけが技術や情報を独占し、それこそが価値だったのだ。しかし、インターネットの時代では「オープンイノベーション」が前提となる。(p.26)
☆インターネットのおかげで、何年もかかって師匠から盗まないといけなかった技術がわずか数分でわかるようになった。
これは大きなアドバンテージだ。
そういえば、卵の片手割りとかも何年も前にYouTubeで動画を見てから数分くらいでできるようになって、それ以来ずっと当たり前のようにやっているが、この前テレビを見てたら「卵の片手割り、10秒で3個割れたら半額」とかのキャンペーンをやってて、ほとんどの主婦が1個すら片手で割れなかった。わずか数分の動画を見るだけでできるようになるのに、と情報の威力を知った。
●たとえば、誰かが新しいプログラムコードやツールを作ったのならば、それは公開してしまって、みんなで改良したり、新しい組み合わせを考えたりして、さらに新しいものを作るというのが「オープンイノベーション」だ。情報や権利の囲い込みなどとは正反対の考え方である。(p.26)
☆ブログでも「オープンイノベーション」が大きなヒントとなりそうだ。
情報を惜しみなくどんどん出すことで、さらに良質な情報が集まるようになる。
●「車輪の再発明」というプログラマーの世界でよく使われるキーワードがある。
要は、すでに車輪という便利な便利なツールが存在するのに、一から自力で車輪を開発するほど時間と労力の無駄はないということを表した言葉だ。
「すきばやし次郎」のような寿司屋にわざわざ弟子入りし、長大な時間を修行に費やす者は「車輪の再発明」をしているとしか言いようがない。(p.27)
☆たしかにバカげている。だけど、この世はそういう理不尽なことが多い気がする。
今はどうか知らないが、昔は学校では、「最初から車輪を使おうと楽をするな」と必ず教えてた。
とにかく楽をすること=悪だと教えられるのだ。
「車輪という便利なツールがあるから先人に感謝して使いこなそう」と教える教師は一人もいなかった。
「10年かかって苦労して見つけた理論を1分で人に教えられるか?」という現代にも通じるジレンマにつながる。
私は喜んで教えるが、人によっては、「10年かかって苦労して見つけたものをそう簡単に教えられるか」となるだろう。
●いくらでも代わりのいる存在であれば、給料も上がらないだろう。ダイヤモンドがなぜ価値があるか? それは美しいからではなく、珍しいからだ。
元リクルートの藤原和博さんが唱えている「レアカードになる方法」を紹介しよう。
まず、一つのことに1万時間取り組めば誰でも「100人に1人」の人材にはなれる。1万時間というのは、1日6時間やったと考えて5年。5年間1つの仕事を集中してやれば、その分野に長けた人材になれる。
ここで軸足を変えて、別の分野に1万時間取り組めば何が起きるか。
「100人に1人」×「100人に1人」の掛け算により、「1万人に1人」の人材になれる。これだけでも貴重な人材だ。
さらに飽き足らずまったく別の分野にもう1万時間取り組めば、「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」=「100万人に1人」の人材が誕生する。ここまですれば、あなたの価値と給料は驚くほど上がる。(p.31)
☆ドラクエで言えば、魔法使いと戦士を極めて魔法剣士になるようなものか。
ドラクエみたいに、ある程度の経験値を積めば勝手にレベルアップしてくれたらいいんだけど、
現実社会だと、何時間費やしたか、正確な時間がわからない。いちいち記録するのも面倒だし。(以前やろうとしたけど、記録が面倒でやめてしまった)
そこで逆転の発想で、取り組んだ時間を記録するのではなく、最初からスケジュールに埋め込んでおく。
たとえば達成したいことがあって5年間で1万時間費やしたいとしたら、
1年あたり2000時間。1日当たり5.5h。あらかじめスケジュール帳に5〜6時間組み込んでおく。
そうすれば、5年後には「100人に1人」、10年後には「1万人に1人」、15年後には「100万人に1人」の人材になっている。
この時間に何をやるかで未来が変わってくる。1つのことをやり続けるのではなく、掛け合わせるのがポイント。
●ベストセラーはコピペ本
「なんでそんなハイペースで本が出せるんですか?」とよく聴かれるが、ほとんどの本は編集者とライターが僕にインタビューをして、まとめているものなので、大体10時間ほど話せば1冊になる。・・・(中略)・・・
自分の貴重な時間は、自分の強みが一番発揮できる仕事に集中させるべきだ。・・・(中略)・・・
メルマガとHIUという、自分の有料メディアやグループでは、僕にしか書けない堀江貴文の核となるものを残しておく。
本などはその僕の核からネタを引っ張ってくれば何冊でも作れると思う。・・・(中略)・・・
作家根性を発揮して言葉の端々までこだわり抜き、1年以上かけて作った本が1万部もいかないなんてことはよくある。印税で言ったら100万円足らずだ。
時間をかければクオリティが上がる、真心をこめれば人に伝わるというのは、妄想に過ぎない。
何百もの仕事を同時にこなすためには、「自分でやらないこと」を決めるのが大切だ。自分にしかできない仕事以外は、他人に思いっきり任せよう。(p.38-42)
☆ここを読んでますますホリエモンが好きになった。
10時間で本が1冊作れるのか!という驚きと、
10時間、興味を持たせながらしゃべり続けることが出来るネタの豊富さ。
そしてこの本はゴーストライターが書いたとぶっちゃける潔さ。
●僕はカルピスで言うところの原液を作っているのだ。・・・(中略)・・・
地上波放送のようなメディアは、カルピスの原液的コンテンツを薄めてマスに届ける典型だ。・・・(中略)・・・
僕の1滴の原液がアメーバのように無限に広がるのだ。僕が実際に動かなくても、考えや主張は自動的に生産され続け、何人もの僕が働いているのと同じことになる。
もう一度言う、「時間がない」と嘆くあなた。どうがんばっても1日は24時間しかない。
その限られた時間は、自分にしか思いつかないアイディアを出すことや、自分にしかできない発言をすることに集中するべきだ。
関わっているプロジェクトの数が少ない人はだいたい、カルピスの原液を作れていない。ほかの誰かの作った原液を薄める仕事しかしてないのだ。
起業家でもクリエーターでも、なんでこの人はこんなに多くの仕事をできるのかと思う人は、みな原液作りをしているのだ。・・・(中略)・・・
一番わかりやすいのは、あなたが会議でした発言が独り歩きして、多くの人間を動かしているか? と考えることだ。
あなたの発言やアイディアに、あなたが知らない人までもが熱狂し、働く。そういう仕事をするように意識しよう。(p.113)
☆これが自分の分身を増やすコツ。自分の分身に仕事をさせる。
ツイッターで言えば、リツイートされまくっている人が原液を作っている人で、リツイートしている人が現役を薄めている人だろう。わかりやすい。
●資産が人を駄目にする
資産や資格なんていっそ捨ててしまおう。
自分が持っているものを何とか生かそうとすることであなたの動きは遅くなる。
手持ちのカードを捨て「やりたいこと」に最短距離で行こう。・・・(中略)・・・
「○○をしたい→○○が必要:というのが筋であって、「○○を持っている→○○をしないともったいない」というのはだいたいうまくいかない。・・・(中略)・・・
「自分の資格を生かしてビジネスをやろう」なんて悠長なことを考えず、自分に足りない分野は人を雇って補完する。自分がやりたい仕事に、今すぐ手をつけることを最優先するべきだ。・・・(中略)・・・
手持ちのカードを生かそうと考えるのではなく、何をやりたいかをフラットに考えて、その際に必要なカードを集めればいいのだ。
そうすることで、スピードが加速し、いくつものプロジェクトを手掛けることができるようになる。(p.206-210)
☆これもちょっと斬新なので紹介しておこう。
今ある資源を最大限に生かそうというのはよくあるけど、
それに縛られ過ぎてもよくないという話。
今あるものをいったん捨ててフラットの状態でいま本当に必要なものを見極めることも大切。
【アクションプラン】
・さっそく、スケジュールを作ってみた。あっという間に3週間分(3/15の予定まで)ぎっしりと埋まった。何をやろうかと迷う時間が減った。
・「車輪の再発明」をしない。(自分で1から作り上げようとしない!)
・自分がやりたい仕事に、今すぐ手をつける。
【Amazonレビューより】
・5つ星のうち4.0 10000人に1人の人材になる方法 2018年11月20日
ひとつのことを極め、その分野で10000人に1人の人材になるのは相当難しい。
しかし、複数の分野をかけあわせ、「100人に1人 × 100人に1人 = 10000人に1人」の人材になるのはそう難しいことではない。
私自身もユニークな掛け合わせの、「100人に1人 × 100人に1人」の人材になりたい。(oshimyuさん)
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
時給2500円以下の人で自らの価値をもう少し上げたいと思っている人におすすめ。
【結論】
完璧主義より完了主義を目指そう。
2018年10月04日
結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方
『結果を出せる人になる!「すぐやる脳」のつくり方』
茂木健一郎/著 (学研パブリッシング) 2015年
1,300円+税
【動機】
タイトルを見て興味を持った。
【所感】
・努力や頑張ることは続けるのが大変だが、習慣化さえしてしまえば、特別な努力はいらなくなる。
・両立はあきらめる。一番大事なことに集中する。(やらないことを決める)
・タイガージェットシン方式ですぐにやる。(いきなりトップスピードでやる訓練)
・1日1回、無茶ぶりをしてみる。タイムプレッシャーや人生で一番のプレッシャーをかけてみる、など。
【概要】
過重なストレスと処理すべきタスクに溢れた現代をタフに生き抜くには「すぐやる脳」が必要だ!脳科学者の枠を超え、抜群の創造力&行動力で縦横無尽に活躍する茂木健一郎が大胆提案する茂木式・行動力強化術。仕事、勉強、人間関係…これで全てがうまくいく!(Amazonより)
【抜粋】
●あまり深く考えないことを習慣化することです。
習慣化のためには、「自分が何か特別なことをやっていると思わない」という「脳の脱抑制」が大事になってきます。特別なことをやっていると意識することで、脳が身構えてしまうからです。(p.21)
☆気合いや努力で乗り切るのではなく、普段通りに当たり前のことをやるという感覚を持つ。
●確かに、ある程度のレベルまでは両立可能です。しかし、本当にその道のプロフェッショナルを目指すとすれば、ある時点で「もうこれ以上は両立できない」とあきらめる必要が出てきます。(p.25)
☆そうだ、両立させようとするほど、一番大事なものが疎かになっていく。
●「ところで、1万時間の法則って知っているかな? 1日3時間、それを10年やると、だいたいその道のエキスパートになれると言われているんだ。キミたちの1万時間は、今始まったばかりなんだよ」(p.40)
☆今、毎日3時間やってることって何だろう? それが10年後のエキスパートとなる。
●自分への「無茶ぶり」というプレッシャー。それを工夫しながら実行することが、脳の栄養になるということを、私は日々学んでいるわけですが、その工夫のひとつとして、「タイムプレッシャー」という手法があります。
これは「この時間内でこの仕事をすべて終わらせる」、あるいは「この時間でここまで原稿を書き上げる」など、時間制限を自分の中に設ける手法です。(p.44)
☆よし、この記事を1時間で書き上げよう!
タイムプレッシャー、無茶ぶり。時間を圧縮すると質が高くなる。
●現代に存在する仕事の47%が、10〜20年後には人工知能に代行されるといった予測もされているのです。(p.49)
☆弁護士とかも無くなるってわかってるからやる気が出ない。ならばまず、10年後生き残る仕事みたいな本を読もう。
●たとえば、1分の遊びでも、1分の仕事でもいいので、「じゃあ、今からこれをやろう」と自分でまずは決めて、やってみる。他人の評価を気にする必要はありません。それで成功したかしないかは、自分で決めていいのです。
他人でなく、自分が自分の成功を評価すること、それが「終わり」なのです。
そうやって重ねた小さな成功体験を持ち続けることで、脳内物質である報酬系のドーパミンが増えていき、新たなやる気が生み出されます。
そもそも、他人から認めてもらうことは難しいものです。他人の評価にそって行動したことの結果が、必ずしもその人に認められるとは限りません。そうした的外れの努力によって自分の脳に抑制をかけてしまうようでは、まさに本末転倒です。
やる気が起きないという人で「私はどうせ、誰からも認められていないから」と愚痴を言う人がいますが、このような他人任せの姿勢でいることは、やる気を持つ上で非常に危険です。
自分で自分の課題を見つけて成功体験を積み重ねる。それにより、はじめてやる気が出てくる。この流れを、ぜひ覚えておいてください。(p.129)
☆成功したかどうかは自分で決めればいいというのがおもしろい。他人の評価はどうでもいい。
他人の評価を気にしすぎることは、他人任せの生き方となってしまう。
人に評価されないからやる気がなくなるというのはありがちだが、他人の評価よりも、自分の中で成功体験を積み重ねることが成功の秘訣。
●どうすれば無気力な状態を乗り越えることができるか。
それは、「小さな成功を恥ずかしがらずに喜ぶ」ということです。
なぜなら、脳の報酬系というのはゴールを設定し、それを実行して喜びを感じることによって強化されていくためです。「すぐやる脳」を強化する回路というのは、その繰り返しによって成長していくのです。
そう考えると、脳の構造とは実はとても単純にできていると思いませんか。
もっとも大事なことは、世間の常識や他人の評価を気にせず、まずは自分の中でその小さな成功が起こった時にちゃんと喜ぶということです。「自分へのご褒美」を用意するのもいいでしょう。(p.131)
☆自分で設定した小さな成功を繰り返すことで、「すぐやる脳」が強化される。
●もしその頑張る回路を、毎日のルーティンワークに使っていたとしたらどうでしょうか。言うまでもなく心も体もどんどん疲れていくだけです。本当に重要なことのために使うエネルギーは、もはや残っていないでしょう。
そこで、脳を「無の境地」にする、言い換えれば脳のモードを力まずに自動化するためには、何度も同じ所作、行動を取るしかありません。何度も同じルーティンをやることで脳に負担がかからないようになり、また心が落ち着いていくのです。(p.151)
☆このあたりがポイントかも。ルーティンワークを無意識にできるようにしよう。
【アクションプラン】
・10年後のエキスパートを見据えて、今やるべき3時間を設定する。
・10年後生き残る仕事みたいな本を読もう。
・世間の常識や他人の評価を気にせず、まずは自分の中で小さな成功を繰り返す。
・ルーティンワークを無意識にできるようにしよう。
【Amazonレビューより】
ざっと読んでみたが、たいしたレビューはなかった。
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ぐずぐずしているうちにチャンスを逃してしまう人に。
茂木健一郎/著 (学研パブリッシング) 2015年
1,300円+税
【動機】
タイトルを見て興味を持った。
【所感】
・努力や頑張ることは続けるのが大変だが、習慣化さえしてしまえば、特別な努力はいらなくなる。
・両立はあきらめる。一番大事なことに集中する。(やらないことを決める)
・タイガージェットシン方式ですぐにやる。(いきなりトップスピードでやる訓練)
・1日1回、無茶ぶりをしてみる。タイムプレッシャーや人生で一番のプレッシャーをかけてみる、など。
【概要】
過重なストレスと処理すべきタスクに溢れた現代をタフに生き抜くには「すぐやる脳」が必要だ!脳科学者の枠を超え、抜群の創造力&行動力で縦横無尽に活躍する茂木健一郎が大胆提案する茂木式・行動力強化術。仕事、勉強、人間関係…これで全てがうまくいく!(Amazonより)
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茂木 健一郎
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売り上げランキング: 67,913
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【抜粋】
●あまり深く考えないことを習慣化することです。
習慣化のためには、「自分が何か特別なことをやっていると思わない」という「脳の脱抑制」が大事になってきます。特別なことをやっていると意識することで、脳が身構えてしまうからです。(p.21)
☆気合いや努力で乗り切るのではなく、普段通りに当たり前のことをやるという感覚を持つ。
●確かに、ある程度のレベルまでは両立可能です。しかし、本当にその道のプロフェッショナルを目指すとすれば、ある時点で「もうこれ以上は両立できない」とあきらめる必要が出てきます。(p.25)
☆そうだ、両立させようとするほど、一番大事なものが疎かになっていく。
●「ところで、1万時間の法則って知っているかな? 1日3時間、それを10年やると、だいたいその道のエキスパートになれると言われているんだ。キミたちの1万時間は、今始まったばかりなんだよ」(p.40)
☆今、毎日3時間やってることって何だろう? それが10年後のエキスパートとなる。
●自分への「無茶ぶり」というプレッシャー。それを工夫しながら実行することが、脳の栄養になるということを、私は日々学んでいるわけですが、その工夫のひとつとして、「タイムプレッシャー」という手法があります。
これは「この時間内でこの仕事をすべて終わらせる」、あるいは「この時間でここまで原稿を書き上げる」など、時間制限を自分の中に設ける手法です。(p.44)
☆よし、この記事を1時間で書き上げよう!
タイムプレッシャー、無茶ぶり。時間を圧縮すると質が高くなる。
●現代に存在する仕事の47%が、10〜20年後には人工知能に代行されるといった予測もされているのです。(p.49)
☆弁護士とかも無くなるってわかってるからやる気が出ない。ならばまず、10年後生き残る仕事みたいな本を読もう。
●たとえば、1分の遊びでも、1分の仕事でもいいので、「じゃあ、今からこれをやろう」と自分でまずは決めて、やってみる。他人の評価を気にする必要はありません。それで成功したかしないかは、自分で決めていいのです。
他人でなく、自分が自分の成功を評価すること、それが「終わり」なのです。
そうやって重ねた小さな成功体験を持ち続けることで、脳内物質である報酬系のドーパミンが増えていき、新たなやる気が生み出されます。
そもそも、他人から認めてもらうことは難しいものです。他人の評価にそって行動したことの結果が、必ずしもその人に認められるとは限りません。そうした的外れの努力によって自分の脳に抑制をかけてしまうようでは、まさに本末転倒です。
やる気が起きないという人で「私はどうせ、誰からも認められていないから」と愚痴を言う人がいますが、このような他人任せの姿勢でいることは、やる気を持つ上で非常に危険です。
自分で自分の課題を見つけて成功体験を積み重ねる。それにより、はじめてやる気が出てくる。この流れを、ぜひ覚えておいてください。(p.129)
☆成功したかどうかは自分で決めればいいというのがおもしろい。他人の評価はどうでもいい。
他人の評価を気にしすぎることは、他人任せの生き方となってしまう。
人に評価されないからやる気がなくなるというのはありがちだが、他人の評価よりも、自分の中で成功体験を積み重ねることが成功の秘訣。
●どうすれば無気力な状態を乗り越えることができるか。
それは、「小さな成功を恥ずかしがらずに喜ぶ」ということです。
なぜなら、脳の報酬系というのはゴールを設定し、それを実行して喜びを感じることによって強化されていくためです。「すぐやる脳」を強化する回路というのは、その繰り返しによって成長していくのです。
そう考えると、脳の構造とは実はとても単純にできていると思いませんか。
もっとも大事なことは、世間の常識や他人の評価を気にせず、まずは自分の中でその小さな成功が起こった時にちゃんと喜ぶということです。「自分へのご褒美」を用意するのもいいでしょう。(p.131)
☆自分で設定した小さな成功を繰り返すことで、「すぐやる脳」が強化される。
●もしその頑張る回路を、毎日のルーティンワークに使っていたとしたらどうでしょうか。言うまでもなく心も体もどんどん疲れていくだけです。本当に重要なことのために使うエネルギーは、もはや残っていないでしょう。
そこで、脳を「無の境地」にする、言い換えれば脳のモードを力まずに自動化するためには、何度も同じ所作、行動を取るしかありません。何度も同じルーティンをやることで脳に負担がかからないようになり、また心が落ち着いていくのです。(p.151)
☆このあたりがポイントかも。ルーティンワークを無意識にできるようにしよう。
【アクションプラン】
・10年後のエキスパートを見据えて、今やるべき3時間を設定する。
・10年後生き残る仕事みたいな本を読もう。
・世間の常識や他人の評価を気にせず、まずは自分の中で小さな成功を繰り返す。
・ルーティンワークを無意識にできるようにしよう。
【Amazonレビューより】
ざっと読んでみたが、たいしたレビューはなかった。
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ぐずぐずしているうちにチャンスを逃してしまう人に。
2018年07月29日
超速片づけ仕事術
『仕事が速い人ほど無駄な時間を使わない!超速片づけ仕事術』
美崎栄一郎/著 (かんき出版) 2017年
1,200円+税
【動機】
効率化して時間を有効に活用したい。
【所感】
ざっと読んでみたが、あまりたいした情報はなかった。
【概要】
「がんばっているのに仕事が全然終わらない」
「やらなければいけないことがたくさんあるのに集中力が続かない」
本書はこんな悩みを「片づけ・整理」で解決するための本です。
あたり前の話ですが、誰もが仕事が忙しいときほど
「処理速度を上げたい」と考えます。
しかし、その思いを嘲笑うかのように、忙しくなればなるほど
机の上やパソコンのデスクトップがぐちゃぐちゃになり、生産性が落ちていく……。
こうなってしまう原因は、IN(入ってくるモノや仕事、情報の量)が
OUT(廃棄するモノ、処理した仕事や情報の量)を上まわっているからです。
本書で紹介するノウハウは、多大な時間をかけて
身のまわりをキレイにするだけの「整理のための整理」ではありません。
INとOUTのバランスをとり、自分の仕事のスピードを上げるために、
モノやPCのデスクトップ、タスク、メール、人間関係、
情報などあらゆるものを“時間をかけずに片づける”ノウハウです。
本書は、サラリーマン時代に残業月100時間から、12時出社・5時退社を実現した
著者が仕事の効率を最大化する片づけ方をお伝えします。(Amazonより)
【抜粋】
●本の状態がすぐに把握でき、棚がいっぱいになることを防ぐことのできる整理の方法があります。
それは、背表紙の上下と書棚のなかの位置を活用して整理する方法です。
やり方は簡単。
1.読み終えた本は、背表紙が下向き(上下さかさま)になるように戻す
2.一度手に取った本は、書棚のいちばん右側に戻す
3.横に寝かせておかない(p.58)
☆ちょっとやってみようかな。気軽に手に取ってパラパラっと読む機会が増えそう。
●やるべきことをつい先延ばしにしてしまうのには理由があります。
それは、先が見えないから。 ・・・(中略)・・・
タスクを細かく分解し、やるべきことを明確にしてゴールまでの道すじをつけることができれば、すぐにとりかかれるようになります。具体的には、ゴールまでのルートをノートに書き出すことです。・・・(中略)・・・
まず、やるべきことをかき出すためのノートを用意します。
次に、ノートのいちばん上に「1月8日大分出張」など、ざっくりとしたタイトルを入れます。
そして、出張をするためにやらなければならないことを、思いつくままに書き出していきます。実行する順番はあとから考えればいいので、とりあえずは思いつくままに書き出してみてください。抜け漏れがあってもかまいません。 ・・・(中略)・・・
なお、書き出す際は、あとから追加できるよう、各ToDoの間に1〜2行の空きスペースを作っておきましょう。・・・(中略)・・・
「あ、これは今できそう」と思ったら、手をつけられることから、ちょっとだけでもいいのでやってみましょう。 ・・・(中略)・・・
やり終えたToDoは、完了したことが分かるよう、レ点や打ち消し線を引いてください。また、たとえば航空券を予約したのであれば、予約番号など、必要な情報をそのページに追記しておきましょう。・・・(中略)・・・
このノートは、迷ったり躊躇したりすることなく、仕事を最後までやり遂げるための地図といってもいいかもしれません。(p.62-66)
☆今まではA4の紙に書いたりしていたけど、ノートに書いてみよう。
【アクションプラン】
・紹介された本の整理法を試してみる。
・紹介されていたノートを作ってみた。
【Amazonレビューより】
−
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
少しでも早く仕事を片付けたい人に。
美崎栄一郎/著 (かんき出版) 2017年
1,200円+税
【動機】
効率化して時間を有効に活用したい。
【所感】
ざっと読んでみたが、あまりたいした情報はなかった。
【概要】
「がんばっているのに仕事が全然終わらない」
「やらなければいけないことがたくさんあるのに集中力が続かない」
本書はこんな悩みを「片づけ・整理」で解決するための本です。
あたり前の話ですが、誰もが仕事が忙しいときほど
「処理速度を上げたい」と考えます。
しかし、その思いを嘲笑うかのように、忙しくなればなるほど
机の上やパソコンのデスクトップがぐちゃぐちゃになり、生産性が落ちていく……。
こうなってしまう原因は、IN(入ってくるモノや仕事、情報の量)が
OUT(廃棄するモノ、処理した仕事や情報の量)を上まわっているからです。
本書で紹介するノウハウは、多大な時間をかけて
身のまわりをキレイにするだけの「整理のための整理」ではありません。
INとOUTのバランスをとり、自分の仕事のスピードを上げるために、
モノやPCのデスクトップ、タスク、メール、人間関係、
情報などあらゆるものを“時間をかけずに片づける”ノウハウです。
本書は、サラリーマン時代に残業月100時間から、12時出社・5時退社を実現した
著者が仕事の効率を最大化する片づけ方をお伝えします。(Amazonより)
仕事が速い人ほど無駄な時間を使わない!超速片づけ仕事術
posted with amazlet at 18.07.29
かんき出版 (2017-04-17)
売り上げランキング: 21,524
売り上げランキング: 21,524
【抜粋】
●本の状態がすぐに把握でき、棚がいっぱいになることを防ぐことのできる整理の方法があります。
それは、背表紙の上下と書棚のなかの位置を活用して整理する方法です。
やり方は簡単。
1.読み終えた本は、背表紙が下向き(上下さかさま)になるように戻す
2.一度手に取った本は、書棚のいちばん右側に戻す
3.横に寝かせておかない(p.58)
☆ちょっとやってみようかな。気軽に手に取ってパラパラっと読む機会が増えそう。
●やるべきことをつい先延ばしにしてしまうのには理由があります。
それは、先が見えないから。 ・・・(中略)・・・
タスクを細かく分解し、やるべきことを明確にしてゴールまでの道すじをつけることができれば、すぐにとりかかれるようになります。具体的には、ゴールまでのルートをノートに書き出すことです。・・・(中略)・・・
まず、やるべきことをかき出すためのノートを用意します。
次に、ノートのいちばん上に「1月8日大分出張」など、ざっくりとしたタイトルを入れます。
そして、出張をするためにやらなければならないことを、思いつくままに書き出していきます。実行する順番はあとから考えればいいので、とりあえずは思いつくままに書き出してみてください。抜け漏れがあってもかまいません。 ・・・(中略)・・・
なお、書き出す際は、あとから追加できるよう、各ToDoの間に1〜2行の空きスペースを作っておきましょう。・・・(中略)・・・
「あ、これは今できそう」と思ったら、手をつけられることから、ちょっとだけでもいいのでやってみましょう。 ・・・(中略)・・・
やり終えたToDoは、完了したことが分かるよう、レ点や打ち消し線を引いてください。また、たとえば航空券を予約したのであれば、予約番号など、必要な情報をそのページに追記しておきましょう。・・・(中略)・・・
このノートは、迷ったり躊躇したりすることなく、仕事を最後までやり遂げるための地図といってもいいかもしれません。(p.62-66)
☆今まではA4の紙に書いたりしていたけど、ノートに書いてみよう。
【アクションプラン】
・紹介された本の整理法を試してみる。
・紹介されていたノートを作ってみた。
【Amazonレビューより】
−
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
少しでも早く仕事を片付けたい人に。
2018年07月13日
王様の時間術
『世界で一番ゆるい 王様の時間術―これで残業時間はゼロになる』
水口和彦/著 (ダイヤモンド社) 2010年
http://jikan.livedoor.biz/
1,429円+税
【動機】
『王様の速読術』 を読んで興味を持った。
同じ王様シリーズだが著者が違うので不安だったが、こちらも楽しく読めた。
【所感】
今まで見た時間術の中で一番しっくりくる感じ。
実践しながら少しずつ読み進めた。
【概要】
効果はバツグン。仕事時間は3割減らせる!タイムマネジメントとは時間を埋めることではなく、「仕事の進め方」を決めるのが本来の目的です。計画は「8割主義」で詰め込みすぎず、2割の余裕を残すのがコツ。アポイントメントはしっかりと、タスクは柔軟に。自分の仕事の進め方と仕事量を両面から管理しながら、急な変更や仕事にも対応できる無理のない王様の時間術。(「BOOK」データベースより)
【抜粋】
●本来なら、忙しい時ほど、タイムマネジメントが必要なのですが、肝心な時にうまくいかないので、ストレスばかりが溜まってしまいます。(p.23)
☆忙しい時ほど、うまく回る仕組みづくりを!
●こうした「時間を埋める」発想で作ったスケジュールは、実際にはうまくいきません。(p.42)
☆ここが大事! 今日何をしよう? ではなく、大事なタスクを分割して割り振っておく。
●タスクを最初から日付別に割り振っていくところに特徴があります。...(p.50)
☆タスクを日付別に割り振る。時間は決めない。
●「今週中に終わればいい仕事」「金曜日に片付ければ十分間に合いそうな仕事」という場合、つい実行を先延ばしにしてしまいがちな人は多いと思います。(p.59)
☆期限が迫ってるものほど先にやってるから、いつまでも追われる。
●仕事の段取りが「見える化」できてくると、早めに着手した方が(結果的に)ラクだということが「見えて」きます。(p.60)
☆なるべく早めがいい! じゃなくて、この日しかやる日がないという意識を持つ。
●「手帳で書くのに、どんな筆記具を使っていますか?」という質問です。 (中略) 私は二種類使用しています。
一本は、ゲルインク式のボールペンです。私が使っているのは、三菱の「ユニボールシグノ」です。この0.38ミリを使用しています。書き味が滑らかなのと、書いた文字がくっきり目立つところがよいと感じています。ちなみに私は、ブルーブラックという色を使っています。(p.94)
☆試しに使ってみたらいい感じ。フリクションボールと使い分けてみよう。
●「時間ができたら考えよう」「時間がある時にアイデアを練ろう」と考えることは、一切やめるのがおすすめです。(p.126)
☆まとまった時間が取れるのを待っていたらいつまでも進まない。
15分考えてメモを残し、次回はそのメモを見ながら15分考える。それを繰り返す。
●1年後までに成し遂げたい目標があるなら、それを「1年後の目標」だけにとどめておかず、四段階に分けた「3か月ごとの目標」を設定し、まずは第一の目標に向けて行動していくのがおすすめだということです。 (中略)
3か月は、週で言えば、13週になります。(p.137-146)
☆3か月は、週で言えば、13週になるというのは盲点だった。
1年の目標を立てたら、それを4つに分けて、13週のスケジュールを作り、そこから毎週のスケジュールに落としていく。こうすれば長期と短期のスケジュールがうまくつながる。そういえば、企業も四半期ごとに決算出してるし、進捗状況を見直すのにちょうどいい区切りなのかもしれない。
【アクションプラン】
・13週間スケジュールを作ってみよう。なるべく手帳とは別に作る。そうすれば、両方を同時に見てスケジュールが組める。
・著者のほかの本も読んでみたい。
『たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用法―やるべきタスクをらくらくこなすシンプルな原則』 (実務教育出版 )
『時間管理の基本とコツ (「ビジネスの基本とコツ」シリーズ)』 (学習研究社)
【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 ルーズな自分を許せそうな気がする時間術 2010年2月8日
帯の「ルーズな自分を許せ!」というキャッチコピーに惹かれて購入した。自分も結構、この手の時間術の本も好きでよく読んでいるが、どれも、あまりにもきっちりしすぎて、自分には合わないなぁと感じていた。
自分がルーズなせいかもしれないが、「完璧」な時間管理を説く時間術の本が多すぎる。もちろん、著者はそれで成功してるので、決してできないことではないんだろうが、私には難しすぎて、どれも長続きしなかった。
それに比べてこの本は、「ヒマナイ国」の王子が「アカルイコク」に行って、時間術を学ぶというサイドストーリーを交えながら、より実践的、といいうか、より時間術の勘所、要所を捉えた、本当に分かりやすい内容になってる。
とにかく読んでみると、自分がヒマナイコクの王子そっくりなことにビックリする。暇がない、暇がないと連呼し、自分ばかり残業してる。仕事を減らしたいとは思うけど、その方法も分からない。そのうえ持って生まれたルーズな性格で、時間術を試してみるけど、なかなかうまくできない。きっと、世の中にはそういう人がいっぱいいるんだろうな。
でも、この本を読んで勇気が出てきた。ルーズな自分を許すことこそ、実は時間管理の成功の秘訣なのだから。
重要なことは、165ページ以下にまとめられているので、まずは、そこを読むだけでもいいかもしれない。時間管理にも発想の転換が必要なことに気づかされる。これに、GTDの考え方を組み合わせてみたら、行けそうな気がする。(Kindleのお客様)
☆私も読んでるうちに、自分は「ヒマナイ国」の王子だと感じた。
忙しい忙しいって言いながら、実際は時間術をマスターしてないだけだった。
この本を読んで時間術を学べばアカルイ未来が待っている。
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
いろんな時間術を試してみたけどなかなかなかなかうまくいかなかった人に。
水口和彦/著 (ダイヤモンド社) 2010年
http://jikan.livedoor.biz/
1,429円+税
【動機】
『王様の速読術』 を読んで興味を持った。
同じ王様シリーズだが著者が違うので不安だったが、こちらも楽しく読めた。
【所感】
今まで見た時間術の中で一番しっくりくる感じ。
実践しながら少しずつ読み進めた。
【概要】
効果はバツグン。仕事時間は3割減らせる!タイムマネジメントとは時間を埋めることではなく、「仕事の進め方」を決めるのが本来の目的です。計画は「8割主義」で詰め込みすぎず、2割の余裕を残すのがコツ。アポイントメントはしっかりと、タスクは柔軟に。自分の仕事の進め方と仕事量を両面から管理しながら、急な変更や仕事にも対応できる無理のない王様の時間術。(「BOOK」データベースより)
世界で一番ゆるい 王様の時間術―これで残業時間はゼロになる
posted with amazlet at 18.07.13
水口 和彦
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 755,188
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 755,188
【抜粋】
●本来なら、忙しい時ほど、タイムマネジメントが必要なのですが、肝心な時にうまくいかないので、ストレスばかりが溜まってしまいます。(p.23)
☆忙しい時ほど、うまく回る仕組みづくりを!
●こうした「時間を埋める」発想で作ったスケジュールは、実際にはうまくいきません。(p.42)
☆ここが大事! 今日何をしよう? ではなく、大事なタスクを分割して割り振っておく。
●タスクを最初から日付別に割り振っていくところに特徴があります。...(p.50)
☆タスクを日付別に割り振る。時間は決めない。
●「今週中に終わればいい仕事」「金曜日に片付ければ十分間に合いそうな仕事」という場合、つい実行を先延ばしにしてしまいがちな人は多いと思います。(p.59)
☆期限が迫ってるものほど先にやってるから、いつまでも追われる。
●仕事の段取りが「見える化」できてくると、早めに着手した方が(結果的に)ラクだということが「見えて」きます。(p.60)
☆なるべく早めがいい! じゃなくて、この日しかやる日がないという意識を持つ。
●「手帳で書くのに、どんな筆記具を使っていますか?」という質問です。 (中略) 私は二種類使用しています。
一本は、ゲルインク式のボールペンです。私が使っているのは、三菱の「ユニボールシグノ」です。この0.38ミリを使用しています。書き味が滑らかなのと、書いた文字がくっきり目立つところがよいと感じています。ちなみに私は、ブルーブラックという色を使っています。(p.94)
☆試しに使ってみたらいい感じ。フリクションボールと使い分けてみよう。
●「時間ができたら考えよう」「時間がある時にアイデアを練ろう」と考えることは、一切やめるのがおすすめです。(p.126)
☆まとまった時間が取れるのを待っていたらいつまでも進まない。
15分考えてメモを残し、次回はそのメモを見ながら15分考える。それを繰り返す。
●1年後までに成し遂げたい目標があるなら、それを「1年後の目標」だけにとどめておかず、四段階に分けた「3か月ごとの目標」を設定し、まずは第一の目標に向けて行動していくのがおすすめだということです。 (中略)
3か月は、週で言えば、13週になります。(p.137-146)
☆3か月は、週で言えば、13週になるというのは盲点だった。
1年の目標を立てたら、それを4つに分けて、13週のスケジュールを作り、そこから毎週のスケジュールに落としていく。こうすれば長期と短期のスケジュールがうまくつながる。そういえば、企業も四半期ごとに決算出してるし、進捗状況を見直すのにちょうどいい区切りなのかもしれない。
【アクションプラン】
・13週間スケジュールを作ってみよう。なるべく手帳とは別に作る。そうすれば、両方を同時に見てスケジュールが組める。
・著者のほかの本も読んでみたい。
『たったこれだけのことで!仕事力が3倍アップする時間活用法―やるべきタスクをらくらくこなすシンプルな原則』 (実務教育出版 )
『時間管理の基本とコツ (「ビジネスの基本とコツ」シリーズ)』 (学習研究社)
【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 ルーズな自分を許せそうな気がする時間術 2010年2月8日
帯の「ルーズな自分を許せ!」というキャッチコピーに惹かれて購入した。自分も結構、この手の時間術の本も好きでよく読んでいるが、どれも、あまりにもきっちりしすぎて、自分には合わないなぁと感じていた。
自分がルーズなせいかもしれないが、「完璧」な時間管理を説く時間術の本が多すぎる。もちろん、著者はそれで成功してるので、決してできないことではないんだろうが、私には難しすぎて、どれも長続きしなかった。
それに比べてこの本は、「ヒマナイ国」の王子が「アカルイコク」に行って、時間術を学ぶというサイドストーリーを交えながら、より実践的、といいうか、より時間術の勘所、要所を捉えた、本当に分かりやすい内容になってる。
とにかく読んでみると、自分がヒマナイコクの王子そっくりなことにビックリする。暇がない、暇がないと連呼し、自分ばかり残業してる。仕事を減らしたいとは思うけど、その方法も分からない。そのうえ持って生まれたルーズな性格で、時間術を試してみるけど、なかなかうまくできない。きっと、世の中にはそういう人がいっぱいいるんだろうな。
でも、この本を読んで勇気が出てきた。ルーズな自分を許すことこそ、実は時間管理の成功の秘訣なのだから。
重要なことは、165ページ以下にまとめられているので、まずは、そこを読むだけでもいいかもしれない。時間管理にも発想の転換が必要なことに気づかされる。これに、GTDの考え方を組み合わせてみたら、行けそうな気がする。(Kindleのお客様)
☆私も読んでるうちに、自分は「ヒマナイ国」の王子だと感じた。
忙しい忙しいって言いながら、実際は時間術をマスターしてないだけだった。
この本を読んで時間術を学べばアカルイ未来が待っている。
【この本が愛読書の有名人】
−
【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
いろんな時間術を試してみたけどなかなかなかなかうまくいかなかった人に。
2017年03月30日
「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55
『「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55』
古市幸雄/著 (マガジンハウス) 2007年
1,300円+税
【動機】
ブックオフで52円で見つけたので買ってみた。
【所感】
1日30分でもやり続ければすごいことになるという話。
モノにするには1,000時間は必要。(毎日3hで1年間、毎日30分だと6年間)
6年後に身につけておきたいスキルを今から毎日30分やってみたらおもしろいかも。
せっかくなので一生使えるスキルがいい。
【概要】
人生の勝利に学歴は関係ない!社会人になってからどれだけ勉強するかが、その人の人生を大きく左右する。あまたある既存の“勉強本”に足りない「具体的な勉強法」を詳細にき詰っている人、スキルアップを図りたい人、老いも若きも、男も女も・・・・輝く人生を手にいれたい人のための福音書になるはず!「な~んだ、こんな簡単なことでいいのか!?」のノウハウ満載。(Amazonより)
文庫本もあり。
2003年に「負け犬にならないための勉強法」というタイトルで、1万円で売られていたものの書籍化。
隠れたベストセラーになっていたらしい。
【抜粋】
●「読みたい」と思ったときに読むのが、一番効率よくその本の情報を吸収できるからです。(p.36)
☆以前は「読みたい」と思って本を買っても結局何年も読まずに放っておいたが、速読をマスターしてからは読みたいと思ったのはとりあえずすぐに読むようになった。
勉強したいと思った時が一番学習効率が高いときである。
●『記憶力を強くする――最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』 (講談社ブルーバックス) の著者の池谷裕二氏は、脳科学の観点から、勉強と成績の関係を以下のように説明しています。(p.50)
☆勉強の成果は2,4,8,16,32,64,128・・・とべき乗で増えていく。
●私はバスやトレーラーの運転免許も持っているので、心のどこかで「もし自分のビジネスがダメになったら、また運転手をすればいい」という精神的安定につながっています。(p.61)
☆つぶしがきいてる。「もし自分のビジネスがダメになったら、また○○をすればいい」というのを一つは見つけておこう。
●毎日、簡単に2時間を捻出する方法を伝授しましょう。(p.72)
それは……テレビを見ないことです。 (中略)
今まで長年テレビを見てきて、何か習得したスキルはありますか?
☆見た方がいいかも、なにかの役に立つかもというテレビ番組をどんどんカットしていって、必ず見た方がいい! 必ず役に立つ!というものだけに絞り込もう。
●私は 『フレンズ』 をおすすめしています。これはニューヨークに住む若い男女6人が繰り広げるコメディードラマで、アメリカで大ヒットしました。(p.138)
☆こういうのを利用したら英語を身につける近道になるかも。フレーズをたくさん覚えよう。
英語勉強は海外ドラマ「フレンズ」Friends de English 1
https://www.youtube.com/watch?v=7BiGkTDcwxY
●A4のクリップボード
私は無印良品の「強化スチロール樹脂クリップボード」を愛用しています。
膝の上に置いた参考書やノートなどにメモをしようとしても、書く面が平らでないとうまく書けません。このクリップボードを膝の上に置くと、あなたの膝が簡易移動机に早変わります。(p.206)
☆これを読んで100均でA4クリップボードをたくさん買ってきた。コピー用紙を挟んでおくだけで大きなメモ帳ができて便利。簡易移動机用として使う時は、紙をはさみこまずに置いておく。
【アクションプラン】
・6年後に身につけておきたいスキルを考える。(今から毎日30分続ける)
・「もし自分のビジネスがダメになったら、また○○をすればいい」というのを一つは見つけておく。
・ 『フレンズ』 を見て英語を勉強してみる。
・英字新聞を速読。
【Amazonレビューより】
・この本は表題がよかった 2016年11月21日
タイトルに尽きる。これをやり続ければいいだけ。元々一万円の情報教材だったそうだが、この程度の内容で一万円払った人達は怒らなかったのかなあという疑問があるけど・・・・本当に毎日30分やり続ければ数年経てばいかほどのことになるか。やらない人にはわからない世界だ。一日にやる分量は制限して、長期戦に持ち込むのだ。
30分という区切りもいい。著者は自分は集中力がないから30分やったら15分休み、これを繰り返すといっている。このやり方はポモドーロテクニックテクニックと同じだ。(ただしポモドーロテクニックの場合は休憩は五分)
中身がないという批判は当然ある。著者もどことなく胡散臭い。が、シンプルな主張に従い、一日30分を一年間続けれれる人はあまりいないのだろう。本人も自嘲しているように「この程度の人」で成功したのだから、我々がやらないことはない。むしろ学歴知力すべて上回っていても一日30分の努力すら怠っていると亀に追い越されてしまうのである。(卵とじさん)
☆一万円払った人達は怒らなかったのかなあと心配しているけど、1年間の完全返金保証を付けていたが過去年半の間に返金を求めた人はたった一人だとプロローグに書いてます。
【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
勉強が好きな人も嫌いな人も。
古市幸雄/著 (マガジンハウス) 2007年
1,300円+税
【動機】
ブックオフで52円で見つけたので買ってみた。
【所感】
1日30分でもやり続ければすごいことになるという話。
モノにするには1,000時間は必要。(毎日3hで1年間、毎日30分だと6年間)
6年後に身につけておきたいスキルを今から毎日30分やってみたらおもしろいかも。
せっかくなので一生使えるスキルがいい。
【概要】
人生の勝利に学歴は関係ない!社会人になってからどれだけ勉強するかが、その人の人生を大きく左右する。あまたある既存の“勉強本”に足りない「具体的な勉強法」を詳細にき詰っている人、スキルアップを図りたい人、老いも若きも、男も女も・・・・輝く人生を手にいれたい人のための福音書になるはず!「な~んだ、こんな簡単なことでいいのか!?」のノウハウ満載。(Amazonより)
文庫本もあり。
2003年に「負け犬にならないための勉強法」というタイトルで、1万円で売られていたものの書籍化。
隠れたベストセラーになっていたらしい。
「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55
posted with amazlet at 17.03.30
古市 幸雄
マガジンハウス
売り上げランキング: 30,206
マガジンハウス
売り上げランキング: 30,206
【抜粋】
●「読みたい」と思ったときに読むのが、一番効率よくその本の情報を吸収できるからです。(p.36)
☆以前は「読みたい」と思って本を買っても結局何年も読まずに放っておいたが、速読をマスターしてからは読みたいと思ったのはとりあえずすぐに読むようになった。
勉強したいと思った時が一番学習効率が高いときである。
●『記憶力を強くする――最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方』 (講談社ブルーバックス) の著者の池谷裕二氏は、脳科学の観点から、勉強と成績の関係を以下のように説明しています。(p.50)
☆勉強の成果は2,4,8,16,32,64,128・・・とべき乗で増えていく。
●私はバスやトレーラーの運転免許も持っているので、心のどこかで「もし自分のビジネスがダメになったら、また運転手をすればいい」という精神的安定につながっています。(p.61)
☆つぶしがきいてる。「もし自分のビジネスがダメになったら、また○○をすればいい」というのを一つは見つけておこう。
●毎日、簡単に2時間を捻出する方法を伝授しましょう。(p.72)
それは……テレビを見ないことです。 (中略)
今まで長年テレビを見てきて、何か習得したスキルはありますか?
☆見た方がいいかも、なにかの役に立つかもというテレビ番組をどんどんカットしていって、必ず見た方がいい! 必ず役に立つ!というものだけに絞り込もう。
●私は 『フレンズ』 をおすすめしています。これはニューヨークに住む若い男女6人が繰り広げるコメディードラマで、アメリカで大ヒットしました。(p.138)
☆こういうのを利用したら英語を身につける近道になるかも。フレーズをたくさん覚えよう。
英語勉強は海外ドラマ「フレンズ」Friends de English 1
https://www.youtube.com/watch?v=7BiGkTDcwxY
●A4のクリップボード
私は無印良品の「強化スチロール樹脂クリップボード」を愛用しています。
膝の上に置いた参考書やノートなどにメモをしようとしても、書く面が平らでないとうまく書けません。このクリップボードを膝の上に置くと、あなたの膝が簡易移動机に早変わります。(p.206)
☆これを読んで100均でA4クリップボードをたくさん買ってきた。コピー用紙を挟んでおくだけで大きなメモ帳ができて便利。簡易移動机用として使う時は、紙をはさみこまずに置いておく。
【アクションプラン】
・6年後に身につけておきたいスキルを考える。(今から毎日30分続ける)
・「もし自分のビジネスがダメになったら、また○○をすればいい」というのを一つは見つけておく。
・ 『フレンズ』 を見て英語を勉強してみる。
・英字新聞を速読。
【Amazonレビューより】
・この本は表題がよかった 2016年11月21日
タイトルに尽きる。これをやり続ければいいだけ。元々一万円の情報教材だったそうだが、この程度の内容で一万円払った人達は怒らなかったのかなあという疑問があるけど・・・・本当に毎日30分やり続ければ数年経てばいかほどのことになるか。やらない人にはわからない世界だ。一日にやる分量は制限して、長期戦に持ち込むのだ。
30分という区切りもいい。著者は自分は集中力がないから30分やったら15分休み、これを繰り返すといっている。このやり方はポモドーロテクニックテクニックと同じだ。(ただしポモドーロテクニックの場合は休憩は五分)
中身がないという批判は当然ある。著者もどことなく胡散臭い。が、シンプルな主張に従い、一日30分を一年間続けれれる人はあまりいないのだろう。本人も自嘲しているように「この程度の人」で成功したのだから、我々がやらないことはない。むしろ学歴知力すべて上回っていても一日30分の努力すら怠っていると亀に追い越されてしまうのである。(卵とじさん)
☆一万円払った人達は怒らなかったのかなあと心配しているけど、1年間の完全返金保証を付けていたが過去年半の間に返金を求めた人はたった一人だとプロローグに書いてます。
【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
勉強が好きな人も嫌いな人も。