2019年12月08日

勉強のススメ

勉強のススメ
石井貴士/著 (サンマーク出版) 2010年
1,400円+税



【動機】
本当に頭がよくなる1分間勉強法』 を読んで興味を持った。



【所感】
ついに愛読書を見つけた。

というわけで、愛読ブログを卒業します。


長い間、当ブログをご愛読くださりありがとうございました。




【概要】
(1)本1冊を1分で読む「ワンミニッツリーディング」、 (2)神の文章術「ゴッドライティング」、 (3)成功する話し方「サクセストーキング」。 この「ゴールデントライアングル勉強法」を実践すれば、あなたは今からでも、どの分野でも、成功することができます。 たとえ、今うまくいっていなかったとしても、昔、勉強ができなかったとしても、関係ありません。 この『勉強のススメ』では、誰にでもできる、効率的な勉強法をお教えします。 未来は今、あなたの手の中にあります。ぜひこの本を読んで、新しい人生を手に入れてください!(Amazonより)






【抜粋】





【アクションプラン】
・1mLを以前からある程度マスターしていたけど、より完璧なものにするために、もう一度トレーニングを始めた。現在5日目だが、これが楽しくて仕方がない。ほかのことをしてる時間がまったく無駄な時間に思える。このブログを1本書くのにいつも3〜4時間くらいかかってたけど、その時間があれば200冊くらい読めるので、このブログを卒業することに決めた。ブログを書いてる時間がもったいない。

・この本と同じか、この本以上に愛読する本を見つけたらまた追加で記事書くかも。それまではしばらくお別れです。

・このブログに書いたアクションプランを最初からチェックしてみて、やれそうなものはやってみる。




【Amazonレビューより】
レビューをざっと見たけど、この本の良さに気付いてる人はほとんどいないようだ。




【関連ブログ紹介】





【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★★★
こんな人に、こんな時におすすめ:
風呂に入ってるときに毎日少しずつ読んだ。

そして読みながら実践した。

実践したら生活が変わった。

貯まっていた積読本が宝の山に思えてきた。

この本を読む前は、読みたくても読む時間がない本たちに囲まれて焦るばかりだったが、

この本を読んだ後では、いつでもすぐに読めるので今興味のあることに集中できるようになった。



結局この本で筆者が言いたいことは一つ。

成功したければ、無駄なことやってないで究めたいことを勉強しろ!

すごいスピードで本を読めば読むほど、今までなんて無駄な時間を過ごしていたんだろうと思うと同時に、

これからは今までの10倍〜100倍くらいの成果を出せそうな気がするようになった。

それくらい威力のある本だ。正しく用いれば。


高速で読むことは右脳にもいいからボケ予防にもなる。一石二鳥だ。

ちなみに二日目は20〜50冊読むという課題だったが、

貯まっていたガイアの夜明けを1.5倍速で流し見しながら読んだ。

二日目の課題を終えるころには、ガイアも半年分くらい消化できてた。


このメソッドのいいところは、集中しなくてもいいところだ。

ガイアの夜明けを1.5倍速で聞き流しながらでも、

ちゃんと本の内容も理解できるのだ。

この本に出会えたことに感謝!



この記事を書くのに50分かかった。

1分1冊で読めば50冊も読めた。


ほら、無駄でしょ!


というわけで、このブログを書いてる時間を読書の時間に充てたいので卒業します。


そもそもこのブログを始めた目的が、愛読書を探す旅でした。

愛読書が見つかったので旅は一応終了です。



トレーニングは21日で終了する予定だけど、

その後も1日3冊以上読んでいくつもり。

読みたい本がたくさん貯まってるから楽しみで仕方がない。


それでは、長い間、当ブログをご愛読くださりありがとうございました。

posted by macky at 00:29 | Comment(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月05日

未来のエリートのための最強の学び方

未来のエリートのための最強の学び方
佐藤優/著 (集英社インターナショナル) 2019年
1,300円+税







【動機】
本屋で立ち読みして興味を持った。



【所感】
外交官は20代後半で給料が1000万円を超えるらしい。

しかも外交特権を付与されているので、現地での買い物はなんでも無税。缶ビールも1本40円の世界だからむちゃくちゃお金が貯まるらしい。

こういう本を高校の時に読んでたら、公務員目指してたかも(笑)




【概要】
2020年、「教養のパラダイム・チェンジ」が起きる!
大学入試改革がもたらす「知の変動」に、何をどのように学んでいくべきかを具体的かつ実践的に解説!
母校同志社大学で行なわれた「伝説の名講義」を紙上再現!

<本書のまえがきより>

本書が具体的に想定しているのは、以下のカテゴリー(範疇)に属する読者だ。

1)大学受験を控えている中高生。
2)将来に不安を感じている浪人生。
3)現在、大学(院)の講義やゼミだけでは、十分な教養を身につけることができないと不安を覚えている大学生(院生)。
4)二〇代~三〇代、大学・大学院を卒業したが、知的基礎体力に不安を覚えていて、自分の教養の「鍛え直し」を志している社会人。

これらの人たちを指導する立場にある中学高校、大学の教師、企業や官庁の管理職にも、役立つ構成になっている。
私は、「真理は具体的」であると考えている。実用性のない「教養のための教養」「知識のための知識」を身につけても、意味がない。
同時に、すぐに役に立つような実用的知識は、陳腐化が早いのである。本書で述べていることを要約すると、文科系、理科系を問わずに
高校教科書レベルの知識をきちんと体得しておけば、国際基準での教養が十分に身につくということだ。

しかし、教科書の記述は単調なので、自分が苦手意識を持っている分野をマスターするのは至難の業だ。それを克服するためには、
「この知識を得なくてはならない」という知的意欲を持つことだ。本書を精読していただければ、あなたの知的欲求が刺激され、学習意欲が増進すると私は確信している。

<本書の目次より>

第1部 君たちはどう学ぶか 

I なぜ受験で勉強したことはすぐに忘れるのか
II「国際基準」の人材になるための必須条件とは
III これからは「文理融合」の教養が求められる
IV 今からやるべき「英語」と「数学」の学び直し

第2部 真の意味の「エリート」とは
(対談)佐藤優×野口範子(同志社大学生命医科学部教授)

I 現代日本に欠落している「文理融合」の知
II 「教養の底上げ」のために今、やるべきこと(Amazonより)




【抜粋】
●最初にも言ったように私が卒業したのは埼玉県立浦和高校だけれども、いわゆる進学校なんだ。その縁で、浦和高校にときどき講演に行くのだけれども「将来何になりたいか」という話を聞くと、弁護士か医者か公認会計士なんだね。それで私は言うわけ。
「どれも貧困ビジネスに陥る可能性があるよ」
 まず公認会計士だが、これは試験に合格しても資格が取れない。試験に合格したあと監査法人に二年間勤めないといけない。でも今、監査法人に就職できるのは合格者の8割で、残りの2割は、あれだけ難解な試験に合格しても就職できなくて、資格が取れないんだ。
 それから弁護士だけれども、今は法科大学院まで行って司法試験を受ける。同支社はそんなに授業料は高くないが、奨学金だけに頼って勉強したら、だいたい300万から400万は借金を背負うといわれている。これが司法試験合格後にのしかかってくるわけ。毎年、司法試験に合格した若手弁護士が、全国で50人、60人と辞めているという現実がある。それはなぜかというと「貧困」。弁護士であるために、かならず弁護士会に所属しないといけないけれども、その会費が毎月5万。この会費を納められない弁護士がそれだけいるということ。
 公認会計士や弁護士は明らかに作りすぎなんだ。医者はそこまでの状況にはなっていないけれども、都市部での競争ははげしいから、親の病院を継ぐということでもないと開業はむずかしい。では、病院の勤務医はどうかというと、生涯収入は総合商社や新聞社のほうがずっといいのが現状だ。 (p.52)

☆たしかに毎月5万円もの会費を駆け出しの弁護士が捻出するのは大変だ。「貧困」から抜け出すために苦労して弁護士になったのに、「貧困」が理由で辞めないといけない現実。
弁護士か医者か公認会計士も貧困ビジネスというのを知ったうえで目指すのと、実際になってから現実を知るのとでは雲泥の差だ。



●文科系ならば数学検定3級からスタートしよう
3級は中学3年生までの数学で。それに合格したら準2級。そして最終的には2級。文科系ならばそれで十分だ。もう少し、高度な数学を勉強したい、勉強する必要があるというのであれば、準一級を目指す。そうなると微積分や統計処理が分かるようになる。
 でも、たいていの人はそこまで数学検定の試験勉強にかまけていられないというのが率直なところだろう。ことに経済学部や商学部、あるいは社会学部などで数学を必要としている人たち、あるいは数学や物理が苦手なままAO入試で理科系に入った人たちはそんな迂遠な方法では時間的に間に合わないということもある。そういう人たちに薦めるのが 『大学基礎数学キャンパス・ゼミ』 (馬場敬之、マセマ)という本。これは知られざるベストセラーで、累計で数百万部出ている。東大や東工大にも数学が苦手な学生がいるからね、彼らもこれでこっそり勉強している。具体的には複素数平面、数列、関数の極限、微分法」積分法、行列と1次変換、確率分布。それを6章に分けて、高校二年生くらいの数学の知識があれば、確実についていける丁寧な本の作りだ。演習問題の解答もよくできている。これで勉強すれば、基本的に大学の経済学部、商学部の数学、社会学部の統計処理は対応できる。(p.80-81)

☆私立文系は(偏差値を上げるために)受験で数学がいらないことがほとんどだけど、実際は論理的思考をするうえで数学が必須とのこと。
この本(キャンパスゼミ)欲しいなぁ。一番大きな本屋に行ってみたけど置いてなかった。なんでこういう良書が世間に出回ってないんだろう。



●数学の学び方について話したから、今度は英語の学び方も説明しよう。
2020年の入試改革の目玉は、英語のテストに資格・検定試験を併用することになったことだ。具体的に言うと、英検、TEAP、TEAP CBT、TOEIC、TOEFL、iBT、IELTS、GTEC、ケンブリッジ英検。これらを導入することによって読む・書く・聞く・話すの四技能を底上げしようというわけだ。
 これに対応した勉強法としては、まず英検2級からトライする。2級の1次試験、学科テストが簡単にクリアできるけれども、会話のほうは慣れていないと結構厳しいよ。同志社の一般入試に合格している人ならクリアできるとは思うけれど、今のいびつな高校英語の構成からすると、二次試験で落ちる事は充分あり得る。
 それと並行して文法を学ぶ。英文法に不安のある人は、マーフィーと言う人が書いた 『Essential Grammar in Use』 という教科書がケンブリッジ大学出版局から出ている。書き込み式のドリルだけど、これで勉強するといい。
 神学校で私の講義を取っていて、英語にあまり自信がないという学生にやらせていたけれども、大体2ヶ月半から3ヶ月で終えている。これができるようになれば、英検2級と準1級の間くらいの実力がつく。
 英検の準1級を狙うには、同じ著者の 『English Grammar in Use』 という2冊の本で勉強する。
 前者はイギリス英語、後者はアメリカ英語で、これも書き込み式ドリルだけど、すごくよくできている。神学部の学生の場合、大体4ヶ月から5ヶ月で終わっている。これをやっておけば、英検準1級と1級の間くらいの実力がつくから、外国に留学するのに困らない程度の英文法の知識はつく。



 英検の準1級を実際に合格するのは結構大変だよ。東大の学生でも英検の準1級をクリアできているのは1割もいないだろう。
 なぜそういう推定が成り立つかというと、先日から日本の外務省は合格者にTOEFL iBTでスコア100を取るようにと要請した。これはだいたい英検の準1級だ。
 どれくらいクリアできたと思う? 情けないことに30%だ。外務省のキャリアで入る連中がこういう状態なのは非常に困るんだけれどもそれが現実だ。
 それはさておき、英検準1級の1次試験に受かったところで、二次試験の勉強するとともに、イギリスに行く人はIELTSに挑戦してほしい。これは筆記試験だから結構難しいよ。アメリカへの留学を考えている人、あるいは同志社での交換留学の場合はTOEFL iBT。就職を考える人、ビジネスの世界に行くことを考えている人はTOEIC。この3つの試験のどれかに進んでほしい。
 目標として欲しいスコアは、TOEICは900。TOEFL iBTは100。IELTSは7.0。これだけの英語力を持っていれば、日本の上位5%以内に入る。英語に関してはこれで完成と考えていい。一般入試で合格している標準的な同志社の学生ならば、2年間、システマティックに勉強すれば、今の時点での英語が比較的苦手、高校2年生レベルしかない人でも、この目標は充分に達成できる。



 なぜここで「達成できる」と断言できるかというと、私の神学部の教育の経験だね。去年4月の時点で、IELTSが5.0の学生がいた。それでイギリスに行きたいと。スコアを上げろということで「この問題集でこういうふうに毎日3時間やりなさい」と。「土日は5時間ずつやりなさい」と言って指導した。この時、推奨したのは、さっきも紹介したマーフィーの 『English Grammar in Use』 だ。コツコツ勉強できる子だったから、9月の時点でIELTSのスコアが7.0になった。それで今、エジンバラ大学で宗教学を勉強している。「1日7時間勉強しないと講義についていけないから大変だ」と言っているけれど、ちゃんとこなして帰ってくるだろう。2回生から3回生にかけてイギリスで勉強するそうだ。

 また、その様子を見て発奮した、去年、2回生だった女子学生がいてね。同志社にインターシップみたいな形でマレーシアに行くプログラムがあると。それでTOEICで720くらい要求されている。「君、今いくつだ?」と聞いたら430何点。「それだったらこの問題集1冊に絞って、3回やれ」と同じく 『English Grammar in Use』 を推奨した。そうしたら報告に来て、840取れたと。それで今、マレーシアに行っているよ。

 神学部の子たちが半年程度の勉強で、それくらいスコアも上がっているからね。今年も何人か一生懸命勉強やっているけれど、カチッとスコアが上がってきている。そういったことを見ると、みなさんも入学試験のときの力は同じくらいだから、少しシステマティックに勉強すればこれらの目標をクリアできる。
 以上は留学の必要がある人、あるいは将来、仕事で英語使うことになる人の場合の勉強法だ。つまり読む・書く・聞く・話すの4技能をオールラウンドに求められる人たちだ。これからはそういう人たちはどんどん増えていくだろう。だが、自分はドメスティックで、留学もしないし、英語を使う仕事に就くつもりもないという人の前はどうするか。その場合、最低限でも英語を読む力をつけることだ。
 はっきり言って、外国語学習の場合、書く力・聞く力・話す力が読む力を超える事は絶対にありません。逆に言えば、読む力さえつけておけば、残りの力は後からでもカバーできる。だから、せめて大学時代には英語を読む力をつけておくことだね。
 その点で、東大の教材はよくできているよ。
 東大教養学部の教育のいいところは、英語の先生たちがよく横の連携をとって、ベーシックな教科書や、論文の書き方や、資料の探し方についての共通の副読本を作っている点だ。 『知の技法』 (東京大学出版会)というのはそれで、ここには文化系、理科系を問わずに必要な、基本的なノウハウが書かれている。
 また、 『東京大学教養英語読本』 というリーディングテキストがある。これは文化系、理科系の双方のジャンルから英語のテキストがバランスよく選ばれていて、右側にわかりにくい単語の解説がついて、なおかつ時々質問が出ているという形だから、通常の忍耐力のある学生ならば半年で消化できるだろう。この教科書を丁寧に読んでいれば、読む力としては必要かつ充分で、英検の準一級レベルに合格する力がつくはずだし、大学入試にも心配がない。(p.84-89)


☆紹介されていた文法書をやってみたい。

English Grammar in Use』(イギリス英語)

Grammar in Use Intermediate』 (アメリカ英語)


Essential Grammar in Use』(初級)

例文の音声を聞くため、eBookのアクセスコードがすでに使用されていることが多いので注意。使えたらラッキーくらいの気持ちで。


学習手帳付 日本限定版 English Grammar in Use
学習手帳付 日本限定版もある。
書店で3,800円+税=4,180円で売られていた。
結構高いけど、これ一冊を3回もやれば十分とのことなのでコストパフォーマンスは高いかも。
(実際にこれだけをやってTOEICで430点→840点になっている人もいる)


ただ、英語は読む力が一番(書く力・聞く力・話す力が読む力を超えることは絶対にない)と力説しているところは、議論の余地がある。
(そもそも読む力を一番に持ってきているからこそ、日本人は長い間英語を勉強しているのにほとんどの人が英語をまともに喋れないのだと思う)



●しかも理系の場合、さらに問題なのは数学ですら暗記科目になっている。「暗記数学」を提唱している和田秀樹さんは数研出版の 『チャート式基礎からの数学』 (通称・青チャート)にある解放を徹底的に暗記しろと勧めていて、それが今や受験界での常識になっているわけだけれども、それは基礎学力のある生徒にしか適用できない勉強法です。解法のもとになっている公理、定理、公式の意味をきちんと理解して、自力で解法を導き出せるだけの能力を身につけないと数学をやったとは言えません。大事なのは青チャートに取り組むのではなく、教科書をきちんと読んで理解することです。教科書の地の文に書かれている事柄の意味が分かるようになれば、それだけで数学の成績が上がるようになります。(p.109)

☆受験は要領っていう本を高校の時に読んで、チャートを丸暗記しろって言ってたのを思い出した。チャートは青チャートだったのか、早速買ってきた。ちょっとやってみよう。




佐藤 教養の底上げをしつつ、かつ地方公務員上級に合格するレベルを目指すということで考えれば、いちばんいいのは過去問をたくさんやることですよ。具体的には 『地方上級教養試験過去問500』 というのが実務教育出版から出ている。これは1ページに1問、問題が書いてあって、そこに解答と解説が書かれている。その解説がけっこう詳細だから、これを端から順番に解いて、解説を読んでいくだけでかなりの教養の欠落部分を埋められる。(p.162)

☆教養のチェックにいいかも。
地方公務員に比べて、国家公務員試験を受ける人は数が少ないから、国家公務員はこの種の参考書や問題集はほとんど存在しないそうだ。



●大学、大学院の間に勉強できるのは本当に基礎の基礎で、そこから20年かけて専門を勉強する。それでようやく神学的な思考ができるようになる――そういう世界だから、神学を続けたければ、その20年間、食っていくための仕事を見つけないといけない。その覚悟が君たちにあるんだったら、まずは安定した就職先を探す。できれば40代になったころに年収1000万を超えるような、そういった場所を見つけなさい、そうしたら神学を落ち着いて学ぶことができる。(p.164)

☆大学では基礎を学び、それから20年かけて勉強するという発想がおもしろい。
年収1000万あって、大学で勉強したことを今でも続けられて、それが人々の役に立ってるって人が一番幸せかも。




【アクションプラン】
・論理的思考を身に付けるために、青チャートで数学の勉強を始めた。高校の時は数学はつまらなかったけど、大人になって数学をやり直すとめちゃめちゃ楽しい。
経済学や経営学も理解が深まるかも。

文系だから大学入試には数学はいらなかったけど、
結局は数学は様々なところで必要になってくるから
どこかで学び直したいなと思っていた。


・本当に好きなことなら必ず食べていけるらしい。



【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0未来に向け、「知的欲求が刺激される」本
2019年3月18日
形式: 単行本
佐藤優氏の母校:同志社大学での講演(演題「文系学生のための教養の習得と活用法」、「理系学生のための教養」の2講演)と野口範子(同志社大学生命医科学部)教授との対談から本書は成っている。

意地のわるい言い方をするなら、本書は佐藤氏の母校:同志社大学と同大に新しく設置された「サイエンス・コミュニケーター養成」のための講座の宣伝本である。しかし、その思い入れ、母校愛にはそれなりの根拠があり、新設講座にもそれなりの必要性がともなうことが示されて、読後の印象としては、なるほど、ごもっとも、むべなるかな・・といったところだ。

佐藤氏の既刊を読んでいる方であれば、〈外務省研修生がモスクワの大学を「退学」させられた〉ことをご存知のはずだ。本書でもそのことが取りあげられる。「日本の超難関大学を卒業して、外交官試験に合格し」た面々が、憂き目にあった理由は、「世界スタンダードの教養を身につけ」ていなかったことにある。合格するために、理系あるいは文系の特定の科目を“捨て”て試験に臨み、暗記に終始して身につけた程度の学力では、国際基準に相当せず、いわば“捨てられる”ことになるということだ。

「まえがき」で著者は、「本書で述べていることを要約すると、文科系、理科系を問わずに高校教科書レベルの知識をきちんと体得しておけば、国際基準での教養が十分に身につくということだ」と率直簡潔に記している。そして、さらに補足して〈しかし、教科書の記述は単調なので、自分が苦手意識を持っている分野をマスターするのは至難の業だ。それを克服するためには、「この知識を得なくてはならない」という知的意欲を持つことだ。本書を精読していただければ、あなたの知的欲求が刺激されると私は確信している。〉と続ける。

本書には、“捨てたもの”を、埋め合わせるうえで「教科書」にまさる著者推薦のテキストが紹介され、また、独学するうえでの具体的方法も示される。さらには、「STAP細胞」事件と「日本社会に潜む構造的問題」と錬金術のことなども語られる。神学という「役に立たない」と見なされがちな学問を延々と学んできた方ならではの深い内容も示されて興味深い。(アホ ロートルさん)




【関連ブログ紹介】
・今から10年後くらいに大学を卒業して社会に出てくる人は優秀だからあっさり抜かれるよ『未来のエリートのための最強の学び方』
https://cat-marketing.jp/blog_detail/entry/89.html

☆そうそう。これも衝撃的な内容だった。

40年前と教育自体は変わってないから、今の人と40年前の人はあまり変わらないけど、
これから10年くらいかけて教育システムが大きく変わるので、
10年後20年後はあっさり後輩に抜かれてしまうだろうってこと。

私は私大文系出身で、30歳を過ぎてから1年以上かけて高校数学を勉強しなおしましたが、とても有益だと実感しています。ウェブサイトのデータ分析をするのに、関数や統計の知識があると思考の幅を広くとれる。分析レポートを書くのにも論理的に正確に伝えられると、メリットしかない。これがもし数学的な基礎がないならば、意味不明な自己流のデータ分析みたいになってしまい、そんなものにはなんの値打ちもありません。


こういうのを読むとモチベーションが上がりますね。




【この本が愛読書の有名人】





【結論】
これからのキーワードは文理融合。




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
高校の時に読んでおきたかった。

ところどころ、(英語の学び方やSTAP細胞の記述など)鵜呑みにはできないところがあるが、勉強への意欲を高めてくれる。


ところで、佐藤さんのすごいと思うところは、

「こんな仕事をやりたい」って言うと、

「じゃあこれをやりなさい」って即座に答えられるところだと思う。

かなり知識が豊富だ。

こういう人がもっと増えれば、もっと人材の有効活用ができるんじゃないかな。


今の世の中って、やりたいことがないんじゃなくて、やりたいことや夢はたくさんあるけど、

具体的に何をやったらなれるのかわかりにくいのが問題だと思う。

で、本当にこれをやってて意味があるのかなと思いながら試行錯誤を続けている。

多分10年迷っている人が、佐藤さんみたいな人に会って質問したら10秒で答えが出るのでは。






posted by macky at 19:06 | Comment(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月19日

本当に頭がよくなる1分間勉強法

本当に頭がよくなる1分間勉強法

本当に頭がよくなる1分間勉強法
石井貴士/著 (中経出版) 2008年


【概要】
・どんな分野の専門家にも3ヶ月以内でなれてしまう。

・1分で本を読む。というかめくる。いわゆるフォトリーディングであるが、本書ではもう一歩突っ込んで徹底的に使える知識にする方法が盛り込まれている。それは「カラーマジック」という手法だ。何度も見ることで短期記憶から長期記憶へとスムーズに移す。


【動機】
図書館で立ち読みしてておもしろそうだと思い、借りてきた。


【所感】
今まで気になったところには付箋を貼っていたけど、ページの端を折るほうがよさそうだ。
(付箋を貼っていると本がめくりにくいから)

新しい知識を得るのは時間がかかるけど、知っていることを確実にするのはそんなに時間がかからない上、実用的だ。


気になったのは、筆者のサイト(http://www.1study.jp/100/)でカラーマジックシートがダウンロードできるのだが、なぜか色の配置が違う。
横にして使うのだろうか?



【抜粋】
●今、もっとも必要で最重要な60冊分の情報を、1冊1秒、1分間で60冊分、毎日、何回も、復習できるということです。60冊を1分間で復習できるのですから、何度も何度もできますし、毎日徹底して復習すれば、誰だって記憶が太くなって身につけることができます。(中略)そして「読書こそが最高の勉強」であることは、多くの成功者が声を大にして語っています。(p.10〜12)

☆短時間で何度も何度も復習するというのが秘訣。無理に覚えようとするのではなく、自然と覚えてしまう。


●この本をいつも手元に置いて、何度も繰り返し読んでいただけたらと思っています。繰り返し読むことで、あなたの潜在意識に「1分間勉強法」が当然のことのように、刻まれていくからです。(p.15)

☆なかなか楽しい本で、これをまとめる前に5回ほど読みました。
(ワンミニッツ・リーディングも入れたら10回以上は読んでます)


●世界史の参考書を20分で20冊くらい、前日に「1分間勉強法」をした後、1秒暗記を1分間で60回やり、それを何度も何度も繰り返して覚えていた。(中略)つまり、「1分間勉強法」をマスターして、試験の直前に、1分間で1冊を復習し、1秒暗記を使って1分間で60回繰り返し行う=できるだけ短い時間で多くの項目を繰り返す、というのが本番に強くなる秘訣です。(p.83〜84)

●「ソロモンが何と言おうとも、競争では速さが必ず勝つ」(ベンジャミン・ディズレーリ)(p.86)

☆スピードを自分のものにすることで余裕が生まれる。


●単純に知識レベルという観点では、その分野について、200冊以上の本を読んでいるくらいの知識があれば、専門家だといっていいというのが相場です。だとすれば1日20冊ペースで本を読むだけで、知識レベルでは10日で専門家になることが可能ですし、ペースを落として1日10冊だったとしても、その分野の専門家になるのに20日しかかかりません。そして、その後に2ヶ月くらい「臨床経験」を積むなどすれば、あなたもその分野の専門家になれるのです。

☆3ヶ月で専門家というわけである。たった200冊で専門家になれるのか、あるいは200冊も読まないといけないのか、などいろいろと思うが、実際に新しい分野に飛び込むのに本を1冊も読まないで入ることもあったので無謀だったと感じる。


●知識の4段階
第1段階:見た瞬間に意味が分かる。
第2段階:思い出すのに数秒かかるが、意味が分かる。
第3段階:見たことはあるのだが、思い出せない。
第4段階:見たことも聞いたこともない。

優先順位A
 第2段階の状態を第1段階にする(思い出すのに時間がかかるものをゼロ秒で言えるようにする)

優先順位B
 第3段階の状態を第2段階にする(見たことがあるだけのものを、時間はかかっても思い出せるようにする)

優先順位C
 第4段階の状態を第3段階にする(知らないものを理解できるようにする)・・・時間がかかる!

特に、「1分間勉強法」で効果的なのは、優先順位AとBの二つです。(p.106〜111)

☆ほとんどの人がD(まったく知らないことを理解しようとすること)だけをしている。Dだけでは意味が無い。繰り返し復習することですぐに呼び出せるようになる。使える知識となる。


●効率的に勉強するには、「1日を3分割」して考えることがオススメです。(p.112)

☆朝は、頭を使うという時間に費やす。寝ている間に潜在意識が活性化しているので朝は脳が活発になっている。授業を受けたり、ガリガリ勉強するのに最適。文章を書く、書類を作るというのも朝がよい。

昼は仕事に集中する。学生だったら問題集など。

夜は人と会ったり、情報収集など。寝る直前に「暗記もの」をやって寝ている間に定着させる。


●タイムマジック

10mL(テンミニッツ・リーディング)
 1ページを3秒ずつ。(見開き2ページ6秒)

5mL(ファイブミニッツ・リーディング)
 1ページ1秒ずつ。(見開き2ページ3秒)1秒で本をめくる。

1mL(ワンミニッツ・リーディング)
 0.5秒で本をめくっていく。

☆タイムマジックの具体的なやり方については第5章(p.147〜199)に書かれている。
Reading(読む)ではなくLeading(導く)

ページをめくっていくうちに、ここは何か大切なことが書いてありそうだと感じたところのページの上の端を三角に折っておく。
そして時間のあるときにこの部分を集めて1枚の紙にまとめたものが「カラーマジック」である。


●2日間トレーニング方法(p.183〜187)

<1日目>
テンミニッツ・リーディング(10分)、ファイブミニッツ・リーディング(5分)、ワンミニッツ・リーディング(1分)を順番に行う。
これで16分。4分休憩を入れて20分で1冊。

別の本を手に取り、同じように20分で1冊トレーニングする。

3冊目を手に取り、同じように20分で1冊トレーニングする。

ここで休憩を30分とる。ここまで90分で1セットとする。

これを3セット行う。


<2日目>
午前中に、感覚を思い出すために、「90分1セット」を1回行う。

午後に、一気にワンミニッツ・リーディングだけを20〜50冊行う。
すると本当に1冊1分が当たり前になってくる。
本の中の「大切な内容の部分を感じ取れる」ようになり、「大切なページに折り目が付いている」ようになる。

☆トレーニングに必要な時間は、1日目4時間。2日目1時間半〜2時間。2日間のトレーニングでできるようになる。
より完璧を目指すなら、3日目以降1時間3冊のセットを3ヶ月続ける。


●カラーマジック
本をリーディングしたあとに、この「4色のA4サイズのルーズリーフ」に、「ページの端を折った部分」だけを見返して、「重要なフレーズ」「役に立ちそうなキーワード」を、重要度に応じて分類し、書き留めていくのです。(p.223)

☆青ペン一色だけを使う。1枚が4色に分かれている紙を使えば、さらに4倍になる。
さらにこのシートを重要度別に4色のクリアファイル(30P)に入れておく。

赤:最重要で常に持ち歩き、繰り返し見て暗記する必要があるもの(毎日復習)
緑:覚えておくべき重要なもの(1週間に1回復習)
黄:直近では必要ではないが、覚えておいたほうがいいもの(1ヶ月に1回復習)
青:直近では必要ではないが、持っておいたほうがいいもの(1年に1回復習)

これで最重要の60冊を復習するのに1分しかかからない。何度も何度も復習する。


●本を読んだ後にも本を4種類に分けておいて、4色の付箋を貼っておく。

赤:人生の100冊といっていいくらい大切な本。何度も読み返したいもの。
緑:結構いい本だった、何度か読み返したい本。
黄:参考文献として、いつか読み返すかもしれない本。(カラー・マジックシートのみの復習でOK)
青:もう二度と読まないであろう本。(カラー・マジックシートのみの復習でOK)

赤であれば、数ヶ月単位で「ワンミニッツ・リーディング」をして復習し、さらに「カラー・マジックシート」に追加でまとめていく。
緑も、1〜2年くらい経った後に、同じように読んで追加でまとめる。

私自身、「赤の分類の本」は100冊以内にしておくようにしています。
そして、「赤の分類の本」専用の本棚を作って、そこに入れています。(p.234〜236)

☆ここまでやるのか。徹底的に本を読み込めるシステムを作り上げている。
赤:専用の本棚。緑:普通の本棚。黄:リストを作ってダンボールに入れる。青:売却など処分。




【アクションプラン】
・これは実際に試したくなる。1冊1分の「タイムマジック」と1冊1秒の「カラーマジック」

・トレーニング自体はわずか二日間。
(1日目:4時間で9冊、2日目:1時間で3冊と、20分〜50分で20〜50冊)

以後3ヶ月くらい、1時間で3冊程度を続けるとより完璧になる。

まずはトレーニング用に330冊くらい用意しよう。

今からやれば、今年中にマスターできるな。
しかも積読本が300冊以上も読める。



【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
私みたいに積読本が大量にあって普通に読んでたら読み終わらない人に。

私が1冊5分くらいで本が読めるようになったのは、この本のおかげです。



(110901 読了) 
posted by macky at 23:33 | Comment(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月09日

会話もメールも 英語は3語で伝わります

会話もメールも 英語は3語で伝わります
中山裕木子/著 (ダイヤモンド社) 2016年
1,500円+税


【動機】
世界一受けたい授業で紹介されていて興味を持った。



【所感】
受験英語は無駄だったと気づかされる本。

英語を10年以上勉強してきてしゃべれる人がほとんどいないのはなぜかがよくわかる本。

それはこの本の考え方が欠落していたからだ。

英語はコミュニケーション手段なのでできるだけシンプルに3語でわかりやすく話した方が伝わる、というのは目から鱗だった。

この本を基礎にして勉強し直したい。

ある程度英語力がある人がこの本を読んだら発想の転換をすることですぐにしゃべれるようになる。

英語力がない人でもこの本をもとに勉強すれば遠回りすることなしに最短距離でしゃべれるようになるだろう。ただし目的が試験に受かることならばこの本はあまり役に立たないだろう。あくまで実践で使える英語を目指す人に有用である。





【概要】
メディア掲載レビューほか
難しい英文も“3語"で表現すれば簡単に 21万部売れた英語本のシンプルな方法論

タイトルの「3語」とは、学校で英語を少しでも学んでいれば見覚えがあるだろう、「主語・動詞・目的語」(SVO)のこと。たとえば、「私は新製品の企画を行っています」という文章を「I am making a plan for new products.」と訳しても、文法的には間違いではない。だが本書がすすめるのは、「I plan new products.」と訳す発想だ。文法的な正しさ、内容の正確さは同じ。しかし、よりシンプルで伝わりやすい。英語を母語としない人が迷いがちな、冠詞や前置詞といった要素も文章から減らせている。極めて明快かつ実践的なロジック。こうした内容が、英語学習の初心者から、文法偏重の詰め込み教育で身につけた知識の一歩先を目指す人まで、幅広い層に支持され、ヒット作の多い英語学習書の中でも頭ひとつ抜けた売れ行きを見せている。

「著者はもともとTOEICで950点くらいのスコアをお持ちだったそうなのですが、就職してみると自分の英語がまったく仕事では通用せず、その後、特許翻訳という特殊な業務に携わるようになってさらに苦労されたそうなんですね。そうした中で、難しかった英文がSVOを使うと簡単になる経験をされた。本書の内容は、とてもきちんとしたバックボーンを持った人が、苦しみの中で編み出した方法論なんです」(担当編集者の中村明博さん)

タイトル詐欺のような本も多いジャンルだが、本書は別物と見て間違いない。

評者:前田 久

(週刊文春 2017.06.08号掲載)



内容紹介
★テレビ、雑誌で話題沸騰! 30万部突破の英語本
★日本テレビ系「世界一受けたい授業」に著者出演!
(2017年2月25日、7月8日)
★週刊文春「文春図書館 ベストセラー解剖」文法の優等生にこそお薦め
(2017年6月8日号)
★オリコンニュース「英語学習本『英語は3語で伝わります』異例の初TOP3入り」
(2017年7月20日)

「短い」英語が知的でスマート!

× My job is an English teacher.
○ I teach English.

「主語・動詞・目的語」の3語でOK!
これなら話せる! だから楽しい!

海外旅行、観光案内に効果抜群!
英文メールもスラスラ書けるようになる!

「3語」の組み立てパターンも徹底解説!
新しい文法、単語、構文の暗記はいりません。

これが、英語習得の最短ルートです!

★難解な英語から生まれた「3語の英語」

著者の中山氏は、「特許翻訳者×技術英語講師」
であり、特殊で難しい英語と日々格闘していました。

「文法的には正しい、でも伝わらない」。
そんな英語をたくさん見てきました。

英語漬けの日々を送る中、著者は1つの結論に達します。
内容が複雑であればあるほど、それに見合った
複雑な英文を組み立てるのではなく、
実はその逆であると。

どんな複雑な文であっても、
SVO(誰かが、何かを、する)で表現することが、
「最も伝わる英語」であると確信したのです。

本書は、そのテクニックをあますところなく、お伝えするものです。

★本書の構成
第1章:「日本人の英語」が伝わらない理由
「be動詞を使いすぎる」「イディオムにこだわる」etc
英語を組み立てるとき、
日本人が陥りがちな問題について説明します。

第2章:「3語の英語」は動詞が決め手
動詞の使い方をほんの少し変えるだけで、
一気に伝わる英語になります。

第3章:これでOK! 「3語の英語」の組み立てパターン
「4つの主語」と「基本動詞・応用動詞」をもとに、
3語の英語の組み立てパターンを徹底解説!

第4章:「3語の英語」に情報を足していく
微妙なニュアンスの調整、あるいは、より多くの情報を
伝えるための方法論を紹介します。時制、助動詞、副詞etc

第5章:実践! 「3語で伝える」ために、ここはバッサリ捨てましょう!
「学校英語」を捨て去り、「3語の英語」をマスターするための
実践トレーニングを行います。

★本書の4つの特徴
(1)新しい文法、単語、構文の暗記はいらない
「3語の英語」はとてもシンプル。意識するのは、複雑な構文を避けて、
あらゆる文を「誰が(または何が)、何を、する」に組み立てることです。

(2)「3語」の組み立てパターンがわかる
「3語の英語」の組み立て方を解説します。
「使える4つの主語」「基本動詞」「応用動詞」を紹介し、
英文を組み立てる練習の場を提供します。
実は、9割の英語は「5パターン」で伝えられます。

(3)日本人の「難しい英語」とさようなら
日本人が陥りがちな伝わりにくい英語表現を例示し、それらの使用をやめ、
気持ちよく「3語の英語」を使い続けることを目指します。

(4)ブレイク&スキルアップ
「3語の英語」を踏まえた「正しく明快に伝えるコツ」
「深い理解を目指すための英語にまつわるこぼれ話」を随所で取りあげます。

★「3語の英語」の例
※×は、日本人に多い「正しいが、伝わりにくい英語」の例です

× It is impossible for me to take this job. →文が長く、冗長
〇 I can't take this job.

× There is a problem. →他人事のような印象を与える
〇 We have a problem.

× I found his plan attractive. →構文が複雑で、文法的に誤りやすい
〇 I like his plan.

× He makes use of information on the Internet.→イディオムのせいで、文が長い
〇 He uses information on the Internet.

× English can be used by anyone. →受動態は語数が多く、弱い印象を与える
〇 Anyone can use English. (Amazonより)



会話もメールも 英語は3語で伝わります
中山 裕木子
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 1,383





【抜粋】
●have to、had better との比較
You msut help her. /彼女を助けてあげなよ。
You have to help her. /彼女を助けないといけない。
You should help her. /彼女を助けてあげたら。
You had better help her. /彼女を助けてあげないと、困ったことになるよ。(p.148)

☆細かいニュアンスの違いがわかりやすい。

had better は命令的な印象も与えるので、目上の人に対しては使わないようにするとか
こういう実践的なことをもっと学校で教えたらいいのにと思った。



●「もし私があなただったら、会社を辞めると思う」

If I were you, I would leave the company.

*仮定法過去でif節にbe動詞を使う場合、過去形は主語に関係なく were となります。(p.150)

☆そんなルールあったかな、と思って「総合英語Forest」をひもといてみた。

 仮定法では、主語の人称や数に関係なく、be動詞には were を使うことができる。 
[注意] 口語では、主語が1人称単数および3人称単数の場合、wasも使われる。(p.313)


確かにあった。もうすっかり忘れてた。


あと、なぜ助動詞を過去形にしたら丁寧で控えめな表現になるのかと思っていたら、仮定法とみなしているからだとか。

そういえば、そんなこと聞いたことがあったかも。




●関係代名詞の非限定「,(コンマ)which」は、「ちなみに」という情報を加えます。この表現には次の利点があり、便利に使えることがあります。

<利点1:理由を「ゆるく」あらわすのに便利>
<利点2:「ついで」の情報をゆっくり加えるのに便利>(p.180)


☆関係代名詞の which が会話ですごく使える!





【アクションプラン】
・126ページからの動詞一覧を完ぺきに覚えて使いこなそう。




【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 英語の本質を端的に説明し尽くした良著 2017年5月2日
この本は英語をこれから勉強する中学生から、留学を経験した私のような大人まで、誰が読んでも確実に効果が得られる本だと思います。

まず本書の中でも明記されている通り、アイディアそのものはネイティブが勉強する "Technical Writing" の技法から来ています。それを日本人にも分かりやすくまとめ直したのが本書だと理解するといいでしょう。どういうことかというと、"Technical Writing" は「誤解を生まない表現」「端的でスピーディーに理解される表現」を第一とする合理的な考え方として確立している書法だということです。

つまり、それを目的とする人・それを欲している人以外にはあまり効果がありません。例えば受験英語をやっている人や、ある種の雑誌や文学作品の英語を知りたい人です。そういう人はこの本ではなく別の本を読んだ方がいいでしょう。

しかしほとんどの日本人が必要とするのは「実際に伝わる英語表現」「素早く英語をアウトプットする方法」です。これを目的とする人・それを欲している人には強力なガイドブックになること間違いなしです。例えば、ビジネスで海外にメールを打つ必要のある人や、海外旅行で現地の人とスムーズにコミュニケーションしたい人などです。もちろん "Technical Writing" そのものである英語マニュアル制作や、英語でのレビュー書きにも役立ちます。

かくいう私もアメリカの大学留学を経て、現在もアメリカの企業や友人とメールを日常的にやりとりしています。しかしネイティブは驚くほど端的な表現で要件を伝えて来ます。それに驚きつつも、根がまじめな日本人である私はていねいな英文で返事を書きます。もちろん格好いい立派な文法を駆使して(笑)

しかし、誤解を生むことが多々あるんです。本当に。怒られたりするのではないですが、何度かメールをやりとりしている間に「あれ?これはちょっと違うニュアンスで伝わっていたんじゃないか?」なんて思うことなんてしょっちゅうです。受験英語なんてできても実戦ではとんと役に立ちませんよホントに。やりとりが面倒臭くなるだけ。

この本を読んですぐに英語の書き方を改良しました。すると明らかに以前よりスムーズに意思の疎通ができるようになりました。なにより英文を書くストレスが減りました。時間を見てメール仕事を後回しにせず、すぐに済ませてしまえるようになったのもストレス軽減に繋がっています。

さらにこれ以上を知りたければ、アメリカのアマゾンから英語で書かれた "Technical Writing" 関連の本を買えばいいので、今探しているところです。新たな意欲が湧いてきたところです。

低評価をしている人はこの本の本質を誤解しているようですが、これから買う人が不安に思う場合は本屋で一回読んでみるといいと思います。決して「全ての英語を3語で表現する方法」とか「全ての表現を3語にまとめた例文集」とか「胡散臭いブロークン英語推奨本」とかではないです。むしろその逆です。ごちゃごちゃと文法知識で頭でっかちになっている人の受験英語脳をリセットするような「方法論」が説かれた本です。例文も簡単ながらリアルで、日本語だと長くなるニュアンスをきっちり短文に収めた良い例文ばかりです。

本来はこういう考え方を基礎として英語を勉強するべきなんだろうな、と日本の英語教育の馬鹿らしさに改めて気付かされる本でもあります。(daftfunkさん)





【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
英語は基本的なことはだいたいわかるのにいざ外国人を前にするとほとんどしゃべれないという人におすすめ。



【結論】
英語は3語で伝えよう。


 
posted by macky at 20:54 | Comment(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月25日

速読で頭がよくなるすごい勉強法

「速読」で頭がよくなるすごい勉強法 (青春新書PLAY BOOKS 887)
若桜木虔/著 (青春出版社) 2008年
952円+税


【動機】
昔、本屋で立ち読みしていいなと思った本がたしか若桜木さんの本だった。
昔読んだ本かなと思って手に取ったけど、2008年発行ということなので違う本だった。
しかし、内容はよかった。



【所感】
時間は平等に24時間だが、どう使うかで密度が異なる。
速読をマスターすることで人よりも時間を大幅に増やせる。




【概要】
スピード・リーディングで成果はすぐに出る!みるみる高評価で年収倍増計画のポイントは、“速読でパターン解析”だった!(Amazonより)


「速読」で頭がよくなるすごい勉強法 (青春新書PLAY BOOKS 887)
若桜木 虔
青春出版社
売り上げランキング: 1,006,123




【抜粋】
●200〜500のパターンを覚えてしまうことが、あらゆる勉強の最優先なのだ。(p.25)

☆短時間でマスターしたいなら、パターンを覚えてしまうこと。



●問題を読んだら「どうやって解くのか?」などと考える必要はない。間をおかずに直ちに解答を読む。(p.27)

☆詰将棋を何日も考えるのはムダといえそうだ。



●パソコンの文字は、反転表示したり、色づけしたりの工作も可能なので、要所要所ではキーワードなどに、そういう工夫を凝らしてみる。そうすると、記憶の定着率はさらに高められる。(p.33)

☆読みにくいサイトはワードにコピペして読んでみよう。



●ディスプレー上に200〜250%ほどの大文字で表示してから、ページダウン機能やスクロール機能を駆使して、どんどん画面を次の文章へ、そのまた次の文章へと切り替えていく。
 これが速読術の、ごくごく初歩のトレーニングとなる。
(中略)
休憩時間を挟んだ後とか、翌日の勉強開始時点では、前記の@〜Bの過程を必ず “準備運動” として行うことを習慣づける。(p.44-46)

☆毎朝準備運動としてやってみる。250%拡大というのが斬新。

(@超高速、A中高速、B中低速でスクロール)



●別に私が独創性に優れているわけではない。速読力を駆使して膨大な量の過去の受賞作を読破して “受賞作の共通パターン” を記憶しているから、その “データバンク” から、回答を引き出しているだけなのだ。(p.58)

☆すごい世界。
プロットを読んだだけで新人賞を狙えるどうかわかるらしい。
5分でアドバイスしていく。
圧倒的な量のパターンをインプットしているからできる芸当。



●動詞数が5個を超えた文章は、途端に文意の把握が困難になる。大多数の人は、一読しただけでは内容が頭に入って来ず、二度三度と反復して読む必要が出てくる。(p.76)

☆一文の中に動詞が5個を超えたら分割する。



●実は私は学生時代に、第二外国語のフランス語をマスターするのに、この手法を用いた。シャンソンを言語で丸覚えしたのである。
 特に私が好きだったのが 『ラストダンスは私と』 だった。 (中略) フランス語の文法で厄介な命令法・接続法・仮定法・関係代名詞といった概念が、この一曲の中に網羅されている。(p.98)

☆そういえば、以前、フランス語をマスターするために、フランス語の歌を探していたことがあった。この歌で試してみよう。


DALIDA - GARDE-MOI LA DERNIERE DANSE (1961) HQ AUDIO






●なぜ、速読記憶術のトレーニングが鬱病の防止に効果が期待できるのか。 (中略)
もっとも大きな理由は、速読記憶術を習得して勉強や業務に取り組むと、ストレスが軽減されるからである。
 脳裏にバーチャル・リアリティの世界を展開し、情報を広角度に瞬間的・直感的に判断して処理していくようになると、ストレスが減る。(p.130-131)

☆速読記憶術のトレーニングで脳を右脳型に持っていくことによって、視野が拡大し、一度に多くの情報を取り入れることができるようになり、精神的疲労が少なくなるらしい。



●古田は大学もスポーツ推薦ではなく、一般入試で関西の一流大学に現役合格したほどの秀才だが、それに対して古田を育て上げた野村は高卒で、高校時代の実績もゼロに等しく、プロ野球入団もテスト生としてだったが、野村のテレビ解説を聞いたり著書を読んだ者は、例外なく野村の頭のよさに舌を巻くだろう。
 しかも野村の著書を読むと、最初から頭がよかったわけではなく、キャッチャーという広角度の視野を要求されるポジションで、どうすれば無名選手から這い上がり、生き残れるかに必死の知恵を絞り、どんどん優秀な頭脳に成長していったか、その過程がはっきりと読み取れる。
 これほどに、日ごろの視野を拡大して勉強に、仕事に取り組むことは、業績を残す上でも精神的に病まない上でも重要なことなのである。
 無名のテスト生から、日本球界でも五指に入る屈指の名選手・名監督に “成り上がる” ほどに、野村は凄まじいストレスに曝されて生活していたであろうに、野村が鬱病などの精神的な疾患に冒されたという話は聞いたことがない。
 ここに現代の “ストレス社会” を生き延び、勝ち残る秘訣のヒントが集約していると断言しても過言ではないだろう。(p.133-134)

☆ノムさんは頭がいいイメージだけど、最初からよかったわけではない。キャッチャーや解説で鍛えた。追体験すれば、ノムさんのように成功できるかも。もう一度ノムさんをメンターにがんばってみよう。



●どうやって外国語をマスターするかというと、これまた、インターネット上の無料サイトをフル活用するのだ。例えば、 http://www.gutenberg.org/catalog/ という原書の無料サイトがある。ここには著作権の切れた海外の有名作品が大量に掲載されており、無料でダウンロードすることができる。
 例えばアレクサンドル・デュマの 『三銃士』 やデュマ・フィスの 『椿姫』 はフランス語版と英語版と両方がダウンロードできる。ミゲル・デ・セルバンデスの 『ドン・キホーテ』 はスペイン語版と英語版の両方がダウンロードできる。(p.184)

☆こんなサイトがあるとは知らなかった。有効活用したい。





【アクションプラン】
・200〜500のパターンを覚えてしまう。

・読みにくいサイトはワードにコピペして読んでみる。そのための書式を作っておく。 →済

・速読の訓練に、ウィキペディアをリンクをたどってどんどん読んでいくというのもおもしろそうだ。知識も蓄えられる。

・ダリダの「GARDE-MOI LA DERNIERE DANSE」(ラストダンスは私と)を覚える。

・英語だけよりもフランス語も一緒にやった方が効率がいいらしい。




【Amazonレビューより】
・誰でもできる初歩の初歩の速読術 2008/12/6
 資格試験などを目指されている方に対し、著者は、パソコンで200〜250%の「拡大文字」の自己教材を作ることを推奨されてます。

私は司法書士を目指しているものですが、

1.問題集の問題解答を5回読む。

2.メモ帳、秀丸、EMエディターなどで「拡大文字」の自己教材を作る。

3.30分間読む。

4.10分休憩

5.翌日10分復習

6.1週間後10分復習

7.1ヶ月後10分復習

8.6ヶ月後10分復習

で「長期記憶」へといざないます。
  (トニー・ブサン 頭がよくなる本 参照)

資格取得には、視覚だけでなく、手で覚える、口に出すなどの器官を総動員できるのもメリットがあります。
この本のおかげで自分の勉強法が確立できたように思います。

 それとこの著者が良心的なのは、「拡大文字」の自己教材は、打ち込みに時間がかかるというデメリットも示していることです。

1年スパンの試験であればコスト的にも速読能力アップにも効果的であることが僕自身が実感しています。(自己責人さん)


☆いきなり解答を見てしまうのをもったいないと思ってしまうが、
その壁を破るとその先に新しい世界が開けるかも。




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
時間を有効活用したいときに。

これなら簡単にできそうなものばかりだ。




【関連記事】
ラストダンスは私と〜Mort Shuman - もっとシャンソンを!
http://ameblo.jp/utrillo-714/entry-11362404780.html

 
posted by macky at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

成功の五角形で勝利をつかめ!(2回目)

成功の五角形で勝利をつかめ!
三田紀房/著 (大和書房) 2008年
1,200円+税


【動機】
以前一度読んでいたが、 『ドラゴン桜』 を読み始めたので、再び読みたくなった。

今回はじっくりと時間をかけて読んでみた。



【所感】
4ヶ月くらいかけてじっくり読むと
1文ごとに考えさせられる。

スローリーディングにピッタリかも。

読みながらいろいろなことを新たに始めるきっかけとなった。




【概要】
これが仕事の 「教科書」 だ! 東大合格請負人が教える最強の地頭強化法。会社を「学校」に置き換えろ! 国語力は「教養」でも「品格」でもない! 数学力とは「ウソを見破る力」だ! 理科で「仮説と検証」を手に入れろ! 社会は「ネットワーク力」を鍛える手段だ! 人見知りは英語で直せ!教科書を極め、教科書から飛び出せ! 第2回ビジネス突破塾、いよいよ開講! (Amazonより)

著者は「ドラゴン桜」の三田紀房氏。本書はビジネスマンを対象とした講義である。
サブタイトルは、『ドラゴン桜』 流ビジネス突破塾 実践編。

ちなみに、第1回は、 『汗をかかずにトップを奪え! ~『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾~


成功の五角形で勝利をつかめ!



【抜粋】
●国数理社英という五教科によって身につく「生き抜く力」を大ざっぱにまとめると、次のようになる。(p.45)

・国語・・・・・・読解力、コミュニケーション能力

・数学・・・・・・ロジカルシンキング能力(論理的思考)

・理科・・・・・・仮説力、検証能力

・社会・・・・・・ネットワーク力(つなげる力)

・英語・・・・・・クソ度胸

☆前回も抜き出していたが、これは何度も確認したくなる。

国語から始めて、基礎からしっかり固めていくのが大事だ。



●成功者の自伝でも読んでみるといい。
彼らはかならず、どこかの場面で「なぜ?」と問いかけ、そこに自分だけの答えを発見し、ブレイクスルーを果たしている。(p.66)

☆自伝の読み方のコツが書いてある。



●小説や評論ももちろんいいのだが、詩や短歌、俳句などは絶好の教材かもしれない。(p.71)

☆昔から詩や短歌は苦手だった。詩を学べばコミュニケーション力が上がるかも。



●「文系人間」にこそ、数学力が必要になる。(p.94)

☆ウソを見抜く力、“数学的思考力” を身に付けよう。



●ロジカルシンキング能力を鍛えたいのなら、 (中略) 単なる計算問題ではなく、文章題、証明問題にチャレンジするようにしよう。(p.102)

☆数学というと計算問題ばかりが思い浮かぶが、それよりも文章題を中心にする。
道の探し方を鍛えるためだ。



●彼がキャプテンになれた理由、「あいつがいればチームがまとまる」と思わせる要因は、どこから出てくるものだろうか。
 これはもう、圧倒的に「言葉」だ。(p.182)

☆人心掌握術。まさに、すべての基礎は国語にあり、である。




【アクションプラン】
・成功者の自伝を読む。

・詩や短歌、俳句を学んでみる。まずは杜甫、李白あたりから始めてみるか。

・読み手にとっての「なぜ?」や「なにが?」を極力廃していく。

・数学を勉強し直す。

・仮説力と検証能力を高める。先に結論をでっち上げて、その結論に見合うような条件を当てはめていく。

・ビートルズを10〜30曲マスターする。

・練習問題を解く。テストとは、覚えているかをチェックする作業ではなく、インプットした情報を、正しくアウトプットするトレーニングである。




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
「ドラゴン桜」が好きな人に。



【関連記事】
成功の五角形で勝利をつかめ!(1回目)



(170214 再読了)
posted by macky at 04:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月15日

東大首席弁護士が実践! 誰でもできる<完全独学>勉強術

東大首席弁護士が実践! 誰でもできる<完全独学>勉強術 (SB新書)
山口真由/著 (SBクリエイティブ) 2014年 
730円+税


【動機】
東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法』 を読んで興味を持った。



【所感】
7回読み、それぞれに意味を持たせているのが画期的だ。




【概要】
7回読み勉強術の具体的な方法論。



1. 30分 3行ずつジグザクに読んで漢字を拾い読み。(サーチライト読み)。図表は黒塗りされたイメージで。


2. 30分 数字も拾う。


3. 1時間 1行ずつ眺める。(レーザービーム読み)。ここまでが下地作り。



4. 2時間 黙読。図表はさらっと。理解度はここまでで2割。


5. 2時間 黙読(予想しながら読む)。理解度はここまでで8割。(すでに4回の下地があるのでここで理解度が一気に高まる)。



6. 2時間半 黙読×拾い読み要約。1ページごとにさらっともう一度読んで(サーチライト)頭の中で要約する。


7. 2時間半 拾い読み要約×黙読。先に要約して黙読しながら答え合わせ。理解度を10割に近づけていく。


※8回目、9回目と繰り返すときは7回目の読み方と同じ。





東大首席弁護士が実践! 誰でもできる<完全独学>勉強術 (SB新書)
山口 真由
SBクリエイティブ
売り上げランキング: 10,944




【抜粋】
●自分の頭に浮かんだ単語を書き出しながら、合っているかどうかを確認するのです。

 その際、書き出すノートは一切見ません、視線は教科書に置いたままで、ペンを走らせます、汚い字でかまいませんし、ノートをきれいにまとめる必要もありません。このノートは、まとめノートでも書き残すためのノートでもなく、覚えるためだけの “書きなぐりノート”。書き出して全部使い終えたら、捨ててしまっていいものです。(p.99)

☆6回目、7回目の普通の読み方のときに(要約するときではない)キーワードをノートに書き出して覚える。コピー用紙でもレポート用紙でもなんでもいい。





【アクションプラン】
・世界史、日本史などで7回読みを試してみる。

・数学などで7回解きを試してみる。




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
7回読みの具体的な方法を知りたい時に。

 
posted by macky at 18:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月21日

東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法

東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法
山口真由/著 (PHP研究所) 2014年 
1,300円+税


【動機】
本屋で目に留まったので読んでみた。



【所感】
7回読みで全体を網羅する。


勉強で大変なのはスタートを切ることだ。

本でも読み始めが一番エネルギーがいる。

その最初の所で自動的に波に乗れるような画期的なシステムだと感じた。




【概要】
東大を首席で卒業するようなトップエリートは、いったいどんな勉強をしてきたのか――。
一般の人とはもともとの頭の作りが違うのか、努力の量が違うのか、みんなが知らない暗記のコツを知っているのか。東大法学部を首席で卒業し、官僚を経て弁護士、テレビコメンテーターなどとして活躍する著者が、どのような勉強法を実践してきたのか解説。
「勉強は決して楽しいものではない」と著者は言い切ります。知識を学び、自分のものにするには「努力」が必要です。勉強という作業は極めて地味で、時には退屈、多くの場合は苦痛でさえあるのです。そんな作業を継続してこられた大きな要因は、自分に合った勉強法を確立できていたから。勉強法さえ確立できれば、知識の獲得は断然楽になります。
本書では、その具体的な勉強法として、誰でも実践可能な「本を7回読む」というシンプルな方法を中心に、著者が編み出した勉強のコツをたっぷりと紹介しています。(Amazonより)



東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法
山口真由
PHP研究所
売り上げランキング: 3,826




【抜粋】
●「意外とだいじょうぶだ」と思ったら、それよりさらに前に進むことを考えなくてはなりません。忘れてはいけないのは、自分の「ライバル」達も前に進んでいること。「意外とだいじょうぶだ」と思って、歩みを止めると、今のポジションをキープできないばかりか、みんなに抜かれて周回遅れになりかねません。(p.57)

☆「意外とだいじょうぶだ」と思ったら、ついつい油断してしまうが、そこでさらに前に進むこと!



●数学も同様にサラサラ読みの変型が必要。数学の場合にも、教科書を読むだけでは、実際の試験問題を解けるようにはなりません。そこで、私が編み出した「7回読み」の変型が「7回解き」。たとえば、微分積分、因数分解、数列など習った単元に沿った問題が出ている問題集を使って、それを何回も繰り返し解きました。いろいろな問題に当たるのではなく、同じ問題を何度も解く。(p.60)

☆数学の場合は、「7回解き」。同じ問題を何度も解くというのがおもしろい。



●この時期になっても、私は、この日は何を勉強しよう、という計画を厳密に立てることはしませんでした。 (中略)
私の勉強法は、どんな教科であれ、最初に全範囲を短時間で通読します。だからこそ、非常に短時間で全範囲をカバーできてしまうのです。そうすれば、「あそこはまだ手を付けられていない」といった不安が、まずはなくなります。(p.64-65)

☆いついつまでにここまでというやり方ではなく、毎日、全体を薄く塗り続けていくような感じ。このやり方だと、途中までしか終わらなかったということもない。



●大学受験のときに確立された私の「読む勉強法」は変わりません。ただし、基本書がない。その代わりにどうするかというと、「基本書を作る」という一手間が加わることになりました。つまり、先生の言葉を教科書代わりにするしかないということで、授業中に語られた言葉を書き取って「自分で基本書を作る」ことが勉強の大事な一部となったのです。 (中略) 自分で記録したノートを教科書代わりにして、それを何回も読むのです。(p.68)

☆大学で編み出した新しい勉強法。基本書が無ければ作ればいい。そしてそれをやっぱり7回読む。



●二つ目は「リサーチ読み」。調べものをするときに役立つ読み方です。
 学生の方が課題のレポートを書くときや、ビジネスマンが情報収集を行うときにはこの方法がおすすめです。
 「リサーチ読み」は、たくさんの本に目を通すのが特徴です。
 ここで強い味方となるのが図書館。まずは検索機に調べたいテーマやキーワードを打ち込み、関連のありそうな本がどこにあるか確認します。 (中略)
 きちんと読んでいると時間がかかるので、サラサラと目を通すのがコツ。目次を見てどこに何が描かれているかをチェックし、流し読みしながら関連性の高い部分を探します。このときの読み方のコツは、文章を読むのではなく、文章の中にあるキーワードを見つけることだけを意識して読むこと。(p.126-127)

☆これは使えそうだ。関連のある本を見つけたらそれらをすべて1冊ずつ熟読していくのではなく、サラサラっとまずは全部に目を通すのがコツ。そこからさらに本当に役に立ちそうな本や箇所を絞りこむ。この作業だけでもだいぶ理解が進みそうだ。あとは関連部分を熟読するだけで、大量の本からエッセンスを短時間で抜き出せる。



●答え合わせをするときは、間違いを気にしないことが鉄則です。5回解くまでは「この問題は×」というネガティブチェックは全くする必要がありません。間違った問題だけは、解説文を読むようにしておく。これだけで十分でしょう。(p.137)

☆自分がなぜ間違ったのかを考えすぎると、正解よりもむしろ間違った答えを覚えてしまったりするらしい。
7回解きが5巡目に入ったあたりから、間違った問題のネガティブチェックを始める。この段階で間違った問題にだけ手間をかければいい。
そういえば、昔、英単語を覚えた時も大量に100個とか一気に覚えて、間違えるのを全く気にせずに何度かテストして、何度やっても間違えたのだけが最後に残るからそれだけを覚えるようにしてたら特に苦労せずに全部覚えてたなぁ。



●まず、たくさんの本を比較検討すること。
 そこでおすすめなのは、できるだけ大規模な書店に行くことです。 (中略)
 書店の棚と向き合って、時間をかけて気が済むまで比較したうえで、もっとも網羅性が高く、かつ詳細なものを選びましょう。(p.142)

☆1.速読でたくさんの本に目を通し基本となる一冊を選ぶ。 2.選んだ一冊を7回読みで何回も読む。
このやり方ならどんなテーマでも行けそうだ。



●やる気にエンジンをかけたいなら、「まず机に向かう」のが正解。(p.168)

☆形だけでも始める――。

モチベーションを高めるのに最適な方法。



●私は勉強に際して、厳密な計画を立てたことはありません。 (中略)
 その理由は二つあります。ひとつは、計画を立てる作業に時間がかかるということ。細かく予定を組めば組むほど、無駄な時間が増えてしまいます、
 二つ目の理由は、立てた計画が守られることはまずない、ということです。(p.172-173)

☆細かいスケジュールはムダな時間。




【アクションプラン】
・細かいスケジュールをやめた。たしかに時間のムダだった。

・7回読みを実践してみる。

・「リサーチ読み」もマスターしたい。



【Amazonレビューより】
・7回読みはそっちのけ、著者の持論・お勉強半生を書いたつまらない本 2015/4/21
東京大学を首席で卒業した元官僚の弁護士の女性が書いた勉強法の本、しかも難しい話ではない7回読むだけ…
いろいろインパクトのある本である。

さて読み始めると「おや?」といきなり思わされる。
読者は7回読み勉強法を知りたくてこの本を手に取ったはず。
しかし書かれているのは「頭の良い人がしてることとは」「私のこれまでやってきたこととは」
と勉強論、勉強を通した著者の半生が書かれてる。これがもの凄くつまらない。
書式がそもそも一般の啓発本のような「タイトル」「本文」「格言めいたまとめ」とよくあるパターン。
そこで著者が「これはこう」「あれはああ」「こうすることで知識が身につく」とこれまでの経験と持論を展開。
決して間違ったことを言ってはいない、文章も特別下手というわけではない。ただただ"つまらない"、退屈。
途中飛ばし飛ばし気になるところ、司法試験受けた、東大首席をどう取ったか、などを
つまんで読んでみたがやはりつまらない。

124ページほぼすっ飛ばしてようやく4章から本命の7回読み勉強法がスタート…
と思ったがなかなか始まらず。7回読みがよく分からないうちからアレンジがどうこう言ってるし。
結局のところ7回読み勉強法についての要点は152-155ページのたった4ページだけ。
確かに「何回目にはこう読むと良い」というコツはあるとは思うが
7回読み勉強法とは本当に7回読むだけのこと。「何度も読んでれば分かってくるでしょ」
という単純な発想、方法なのである。

「実はビックリするほど単純な発想だった」ということは別に問題ではない。
問題はこんな口答で数分で伝えれることをわざわざ本にしたことが問題。
しかも7回読み勉強法についてしっかり言及してるならまだ許せる。
でも実際は4ページで終わり。残り203ページを何で埋めようか、
じゃあ著者の持論、勉強ヒストリーで埋めましょうか…これはいただけない。

本当に7回読み勉強法について知りたい人は先ほどの4ページを立ち読みでも何でも読めばOK。
7回読みは大して興味無し、山口真由さんの考え方・持論・勉強人生の半生を知りたい
という人だけどうぞこの本をお買い求め下さい。(Sさん)


☆この方とほぼ同じような感想を持った。

だけど、「7回読み」を試してみる価値はありそう。

もしこのスキルがうまく身に付けば、勉強における大幅な時間短縮がはかれる。
それに伴うリスクはほぼゼロだ。
たしかに文章やエピソードは退屈かもしれないが、
それを補って余りある魅力がこのスキルにはある。


結局は7回繰り返す人があまりいないということ。

7回読むだけという簡単なスキルなのだけど、それがなかなかできない。

2、3回は繰り返すかもしれないけど、
効果があるかどうかもわからないのに7回も繰り返さないよという人ばかりなのである。

Amazonレビューをざっと読んでみたが、
「7回やったけど、効果が無かった」
という人は一人もいなかった。

みんなやらずにそんなのやっても意味ないよと言ってるだけなのである。
7回やってもダメなら10回やればいい。
それでもだめならわかるようになるまでやればいい。

これは突き放したようでいて、実は最後まで面倒を見るよというスキルなのである。





・「素読百遍、意自ずから通ず」ですね! 2014年10月2日
 いま、宮城谷昌光さんの「三国志」10巻を二周目しています。
 いちど全部読み、続けて2度目を3巻目まで来ています。
 読めば読むほど、深みが増すのが、宮城谷昌光版「三国志」です。
 曹操は直言を真摯に聞き入れた人物でした。
 布陣の構えを粛然としているとほめられた上で、ひとつ直言してよいかと言われました。
 よろこんで受けると答えると、
 布陣に陰の気が見える、「陰の陣は、守りには強いが、勝ちにくい」と教わりました。

 一度目は読み飛ばしていましたが、2度目はここで足が止まりました。

 「むむっ、これは営業のチームにも言えることではないのか? 陰気なチームは大きな成果はあがらない? あるいは陰にプロ野球の監督のもとでは選手は伸び伸び戦えない?」

 この箇所で3週目にはどんな読み方ができるのでしょうか?

 漢文、「論語」などは、幼い頃から音読し、意味はわからなくてもいい、そのうちわかってくると言われていました。
 素読百遍、子どもなら、簡単に論語でも暗記できるでしょう。
 それが、大人になってから、人生体験を積み重ねることで、深い意味までわかるようになり、ビジネスにも生かせるようになる、というのが「論語と算盤」を生涯の課題とした明治の元勲、渋沢栄一の実践哲学でした。

 7回読むに値する本を見つけて、7回楽しく読めれば、知識は血肉になるのではないでしょうか。
 私のおすすめは「宮城谷昌光版 三国志」です。
 これは凄い。(Tさん)


☆小説にも使えるようだ。これは可能性が一気に広がる。







【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
ノートは取るけどあまり見返したことがない人に。

さあ始めようと思いながらもいつのまにかどんどん時間が過ぎている人に。
起きてすぐに教科書を開くとか、エネルギーがいるところを自動化するのに長けてると思った。

読み方次第では人生を変える一冊にもなり得るのであります。

 
posted by macky at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月18日

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
坪田信貴/著 (KADOKAWA/アスキー・メディアワークス) 2013年
1,500円+税


【動機】
たまたまた本屋で見かけた。

著者の坪田先生は、Qさまというクイズ番組に時々解説者として出演されている。



【所感】
昔からこういうメソッド本が大好きだ。

受験生ではないが、勉強したくなる。

主人公は坪田先生に出会えた場合と出会えてなかった場合とで人生が180度違うだろうなぁ。




【概要】
有村架純主演の映画も大ヒットした、「笑えて、泣けて、最後には自分自身も“絶対無理”にチャレンジしてみたくなる」との大反響を得ている感動の実話小説。通称ビリギャル。
本作は、高校2年の夏にして学力は小学4年レベル、全国模試の偏差値は30、英語はかろうじてローマ字が読める程度だった金髪ギャルのさやかが、塾講師である著者・坪田信貴から心理学を駆使した指導を受けてやる気に目覚め、I , my , me , mineを覚えるレベルから始めて1年で英語の偏差値を40上げ、ついには最難関レベルの私立大学である慶應義塾大学に現役合格するまでの1年半を綴ったノンフィクション小説です。
所属する高校から当時、たった2名しか慶應義塾大学に受からなかったその1枠に、学年でビリだったギャルが入ったその奇跡を描いた本作は、単行本の発売から1年半で累計100万部を突破するほどの支持を受け、2014年度新風賞も受賞しています。
ギャルのおバカ発想に大いに笑えて、その頑張りと苦闘ぶりに涙できる感動作で、受験物語とともに、崩壊しかけていたギャルの家族の再生をも同時に描いているため、10代から中高年までの幅広い層からの支持を得ることに成功しています。
1300人以上の子ども達を個別指導した経験から、「地頭の悪い子などいない。どの子も、可能性に満ちている」「ダメな人間なんて、いないんです。ダメな指導者がいるだけなんです。でも、ダメな指導者も、ちょっとした気づきで、変われるのです」という著者による、子どもや部下のやる気を引き出す心理学テクニックも満載(※角川文庫版では、そうした心理学テクニックや受験テクニック等の実用情報を大幅に削除し、物語だけを純粋に楽しめる形での再編集が施されています)。
読みがなもたくさんふられており、「さくさく読めて、やる気になる!」とご好評をいただいている本作を、ぜひよろしくお願いいたします。
※なお、本のカバー写真は、石川恋というモデルを撮影したものです。ギャルさやか本人ではありません。(Amazonより)


文庫本(「文庫特別版!」)もあるが、一番大事な第4章を省いているらしい。



学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
坪田信貴
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
売り上げランキング: 2,378





【抜粋】
●当時のさやかちゃんにしてみれば、教師というものが、こんなにも自分を構ってくれる、というのが新鮮で、おもしろかったらしいのです。(p.53)

☆今まではずっと教師に無視されてきたんだろうな。あまりに基本的なことを知らなすぎると教える気を無くすだろうが、そういうときこそいじったりするチャンスなのかもしれない。



●「自分が助かるために友達を売れ、というのが、この学校の教育方針なんですか? 本当にそれが良い教育だとお思いなんですか? でしたらもう退学でけっこうです。でも私は娘を誇りに思います」(p.74)

☆タバコを吸って学校に呼び出された時の母親のセリフ。

こういうことってなかなか言えないな。教師に面と向かってこう言ったりしたことで娘との信頼関係が築かれた。



●それで、勉強もがんばろう、この先生にほめて欲しい、この勉強を1回繰り返せばいいところを、2回くり返したら、先生はびっくりするだろうな、とか想像するのが楽しくなっていって」(p.89)

☆先生になるなら、こう思われるような先生になりたいな。



●「慶応には受かっても、受からなくても、いいんだよ。さやちゃんが学ぶことの素晴らしさに気づいてくれただけで、ああちゃんはうれしいんだから、お金のことは、何も気にしなくていいんだよ」
という言葉を聞いて、
「これはもう、塾では、1秒たりとも寝られないな」
と思ったそうです。(p.108)

☆すばらしい親だな。ものすごく苦労して塾の入学金を集めたりしてるのに。こう言われて頑張らないわけにはいかない。



●「君の目の前に、神様が現れたとする。そして、キラキラ光る銀色のプラチナチケットを渡してくれる。そこに、君のしたいことを書けば、@どんな大学でも学部でも必ず合格させてくれる、Aその実力をつけてくれる、B環境も用意してくれる、とする。こんなすごいチケットをもらったら、君は何をしたい、と書く?」(p.123)

☆やりたいことが見つからない人にはこのように聞いてみるのもよさそうだ。ここに書けば何でもかなうよって言われたら、何を書くだろうか。



●超基礎の問題集を一冊必ずやります(2週間〜1か月で)。
(中略) 自分でもバカにするような内容で、かつ薄い問題集からやることです。“本当に” それをバカにできるレベルなら、超短期で終わるはずです。これをサッサとやり切りましょう。ダメなら、さらにレベルを落とします。(p.127)

☆できるだけ早く一番最初の問題集を終わらせる。短期勝負。



●ざっと教材をながめ、かかりそうな時間を予測して、その予測時間×0.8をタイマーでセットします。(p.128)

☆予測時間×0.8というのがポイント。できるだけ短い時間でこなしていく。



●理論から入る必要なんてないじゃん。泳げるようになってから、より、うまく泳げるように理論を勉強するんだよ。(p.129)

☆より、うまく泳げるように理論を勉強する。最初から理論を勉強する必要はない。もっとうまくなりたいと思ったときが理論を勉強するチャンス。



●実は、各人の実力に合わせて、○が6割、×が4割になるような課題をこなすと良いのです。つまりは、すぐわかる問題が6割、わからない内容が4割のテキストをやるわけです。これは福沢諭吉先生も言っていることなのですが。(p.134)

☆○が6割、×が4割になるような課題をずっとこなしていく。わかることが増えるにつれてレベルアップしていく。わかる問題が半分強あると適度にやる気になるらしい。



●「最初の本のタイトルは……山田詠美の 『ぼくは勉強ができない』 」
(中略)
「この本は、勉強はできないけど、女の子にはモテる主人公の話なんだ。(p.140)

☆月に一冊の読書を課した。その1冊目がこれだった。勉強ができるよりももっと大事な事って何だろう、というテーマ。読んでみよう。



●帰宅後に、Notesパートが「クイズの答え」になるように、Cuesパートに質問やキーワードを書いていきます。これによって「復習」ができ、問題作成者の意識になれるメリットがあります(つまり、どんな事がテストで出るか予想しやすくなります)。(p.145)

☆コーネル式ノートの使い方。3分割するのは知ってたけど、クイズの質問を書くのは知らなかったなぁ。その場でじゃなくて、後で書くことにより復習になるという点もおもしろい。Notesパートには簡潔に、後で元の内容が頭の中で復元できるように意識して書く。



●まず、「ホールド法」は、一度覚えようと集中した後で、15秒〜30秒、ぼーっとして、何も考えないようにしてから、思い出そうとする方法です。これは脳の作業記憶(ワーキングメモリ、すぐ忘れても良い記憶を一時的に保持する脳の能力)が15秒〜30秒しかもたないことを逆手に取った方法です。これにより、脳が、その情報を長期記憶へと移行しやすくなります(=暗記しやすくなります)。(p.146)

☆「ホールド法」をやってみよう。ワーキングメモリーも鍛えられるかもしれない。



●英和辞典の効果的な使い方は、ズバリ、「調べた英単語に線を引く。この時に4種類の線を使い分ける」ことです。これでトータル1分で、二度と忘れないようにもっていけます。(p.150)

☆1回目は英単語の意味の全項目に赤で下線を引いて音読。2回目は波線を引きながら音読。3回目は各項目を丸で囲みながら音読、4回目は蛍光マーカーを引いて音読。
3回目まではいずれも日付を書いておくこと。お薦めの辞書は「ジーニアス英和辞典」。



●辞書で丸までつけた英単語に関しては、レポート用紙などにデカデカと「英単語、品詞、意味、それぞれの用例」を書きます。そしてそれをトイレや台所、机の前などに貼ります。で、「目に入ったら必ず音読」します。(p.151-153)

☆「目に入ったら必ず音読」する。3日くらいで覚えたら勉強部屋に貼り紙を移動させ、壁に貼る。1年もすると、部屋中が「重要だが覚えにくい英単語だらけになる」。目に入ったら音読するようにする。このやり方は英単語以外にもいろいろ使えそう。ポストイットとかでやってみようかな。



●@ 英単語帳を買ったら、最初に「知っている単語」(×をつける)と「知らない単語」(○をつける)とに分け、○の数を数える作業をします。
 A ○をつけた英単語=覚えるべき英単語の総数を、30日の日数で割り、1日で覚えねばならない英単語の数を決めます。
 B 毎日Aで決めた英単語の英語の例文をノートに「寝る前に」書きます(書きながら、文の中での意味を確認しますが、意味はノートに書かないでください)。
 C 翌日の夕方頃にテストをします。これは、ノートの空欄部分にBで記した英文の意味を書く、というテストです。(p.153-154)

☆これは英語だけじゃなくて他の語学でも使えそう。コーネル式ノートの変形バージョン。翌日にテストをすることで記憶の定着を図っている。その場でやってしまおうとしたり、翌日忘れてしばらく経ってから思い出したりするので、翌日にやるというのをシステム化できたらいいかも。毎日やるのであれば、例文を書いて次の日にテストをしてそこでまた例文を書く。それを次の日にテストをしてまた別の英単語を覚えて例文を書いておく、という風にすれば翌日にテストをするというのがシステム化できそう。



●さて、小論文とは、「自分の意見とそれに対する反論を書き、その反論を論破して、自分の意見が正しいと主張する文章」のことだ、とまず認識してください。(p.172)

☆小論文といえば、「確かに...だ。だがしかし、...」みたいな書き方よくしてたなぁ。



●そのために僕がまず薦める本は、 『14歳からの哲学 考えるための教科書』 (トランスビュー社)です。これは読み物としてもおもしろく、「考える」と「悩む」の違い、「言葉」とは何かなど、哲学の入門書としても秀逸な本です。(p.173-174)

☆この本で要約する練習をして国語の先生などに添削してもらうといいらしい。



●同書を使った要約練習が終わったら、 『文芸春秋オピニオン20XX年の論点100』 (旧 『日本の論点』 )を使って、より実践的な練習をしておきましょう。これにより、現代社会の論点の基礎知識を手っ取り早い獲得していけます。(p.174)

☆意見が異なる論者の小論文が2本以上載っているので、要約しつつ、自分の意見を構築していく。1週間に1本行えば、1か月で4つのテーマの知識を入れられる。試験まで6か月だとすると4か月使えるとして16テーマに絞った学習が行える。なんてシステマチックなんだ(笑)



●お薦めな日本史の学習方法は、ずばり、 『学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)』 (小学館/1997年12月に出た改訂・増補版)を、ひたすら読むこと、になります
(中略)
「君のレベルだったら、もうマンガを読むしかないよ。小学館か学研の学習歴史マンガを全巻読みなさい。もう時間がないから、それしかない」
(中略)
もう一度流れをおさらいするために、 『学習まんが少年少女日本の歴史』 全巻を週末に5周り読んでこい!
(p.183-224)

☆そんなんで慶応に受かるのか。ひたすらマンガを読み込むことで慶応の日本史対策はバッチリだという。
それほどすぐれたマンガなら一度読んでみたい。
小学校の時にたまたまでもこの本を2万円で買ってもらって何度も読んでいた人は、2万円がその後何倍にもなって返ってきているのだろう。

こういう情報を小学校の時から知っていれば、受験とかもっと楽だったかもしれない。



●ツァイガルニック効果
 不完全なものに対しては、憧れや興味が持続しやすい、という心理。例えば、ドラマの1話の終わりに「ものすごく良いところ」で「To be continued...(つづく)」となるのは、まさにこの効果を狙ったものです。 (中略) 勉強や仕事も、「キリがいいところまでやる」よりも、むしろ「キリが悪いところで終わらせる」ほうが良いのです。(p.305)

☆私の場合はこれがなぜか効かない。中途半端なまま放置してしまう。
あと少しで終わるところで他の作業に移ると、そのまま半年も1年も放置してしまう。
ドラマとかでも続きが気になるから、全話録画していって最終回を確認してから一気に見ている。
ツァイガルニック効果をもっと生かすにはどうすればいいんだろうか。

できるだけ早くさっきの作業に戻るというのを徹底すればいいのかも。
ここで後回しにしてしまうと、いつまでも残ってずっと気になってしまう。
後回しにした時間が長ければ長いほど、その作業に戻るのにエネルギーがいる。


やりかけのタスクをどんどん終わらせてみようか。

・・・とここまで書いて気付いた。中途半端なまま放置しているからこそ、いつまでも興味が持続しているのだと。
つまり、ツァイガルニック効果に思いっきりハマっていたわけだ。

こうしてまたやりたいことがどんどん増えていく。




【アクションプラン】
・『学習まんが少年少女日本の歴史(23冊セット)』 を読んでみる。

・○が6割、×が4割になるような課題をずっとこなしていく。

・山田詠美 『ぼくは勉強ができない』 を読んでみる。

・池田晶子 『14歳からの哲学 考えるための教科書』 を読んでみる。

・コーネル式ノートを試してみる。

・「ホールド法」と「ステップ法」を試してみる。「ステップ法」は、a,ab,abc,abcdと覚えて目を閉じて復唱し、最後に声に出しながら一度だけ書く。これをスラスラできるようになるまで繰り返す。

・覚えたいものを壁に目につくところに貼って音読してみる。




【Amazonレビュー】
ざっと目を通したがあまり参考になるレビューは無かった。




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
受験生、受験生の子を持つ親に。
やればできる子(だと信じてる子)のやる気を引き出すには。

 
posted by macky at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月23日

日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか(再読)



日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか
斎藤兆史/著 (祥伝社) 2006年 (単行本は2003年)
524円+税



【概要】
新渡戸稲造、伊藤博文、南方熊楠…満足な辞書も英会話学校もなかった時代、彼らはいかにして最高レベルの英語力を身につけたのか。話せない、読めないと悩む現代人が手本とすべき、先人たちの「学びの知恵」を探る。(「BOOK」データベースより)


【動機】
昨日、水木しげる 『猫楠―南方熊楠の生涯』 を読んだので、南方熊楠のページを再読してみた。



【所感】
南方熊楠の英語学習法が載っている。

このあたりも水木サンにマンガにして欲しかったなぁ。




【抜粋】
●自ら語るところによれば、「幼少より学問を好み、書籍を求めて8,9歳のころより20町、30町も走りありき借覧し、ことごとく記憶し帰り、反古紙に写し出し、くりかえし読」んでいたという(「履歴書(矢吹義夫宛所管)」)。
 当時の百科事典 『和漢三才図会』 105巻をはじめ、 『本草綱目』 、 『諸国名所図会』 、 『大和本草』 も10代前半にすべて書写し終えている。彼の手になる写本の一部は、いまも和歌山県白浜町の南方熊楠記念館に展示されている。
 のちの南方の博覧強記の原点が少年期の筆者癖にあることは、多くの伝記が指摘するとおりである。だが私は、彼の卓越した語学力の基礎もまたこの筆写癖によって築かれたと考える。(p.88-89)


☆ただ写すだけじゃなくて、記憶してから写しているのがすごい。

記憶力がすごすぎて、そのまま真似をするのは難しいかも。




【アクションプラン】
・南方熊楠記念館に行ってみたい。写本の一部が見たい。

・同じ著者の 『英語達人塾 極めるための独習法指南』 をざっと読んだ。いつか本格的に英語を勉強したいと思った時に、じっくり読んでみたい。

・南方熊楠の勉強法などはこちらに詳しく書かれていた。
不思議な話 その40 学者、南方熊楠の超能力 - 超能力者の独り言 前世や過去世への旅
http://atlaslab.blog72.fc2.com/blog-entry-221.html




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
その場しのぎじゃない本格的な英語の勉強法に興味のある人に。




■関連記事
日本人に一番合った英語学習法 その1
日本人に一番合った英語学習法 その2 (英語学習は早く始めるほどよいのか?)
日本人に一番合った英語学習法 その3 (受験英語は意味が無いのか?)
日本人に一番合った英語学習法 その4 (日本人に一番合った英語学習法とは?)

 
posted by macky at 23:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 勉強術 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする