2019年11月06日

お金は使ってしまえばなくなってしまうが、「稼ぐ力」は、使えば使うほど強くなる。『役所は教えてくれない定年前後「お金」の裏ワザ』

役所は教えてくれない定年前後「お金」の裏ワザ
荻原博子/著 (SBクリエイティブ) 2019年
800円+税



【動機】
タイトルに惹かれて手に取った。



【所感】
雇用延長するともらえる年金が少なくなる。

こういうこと、知らないよりは知っておくほうがいい。

一通り目を通しておくことをお勧めします。




【概要】
ベストセラー連発! 荻原博子の定年対策
みんな知らないお金の裏ワザ!

□年金を月4割増やす裏ワザ
□退職するベストタイミングは64歳11カ月
□退職金は一時金でもらうと月1万円トク
□退職後は妻の扶養に入りなさい
□こどもに毎月110万円ずつ渡して節税せよ
□4〜6月は残業してはいけない
□妻の保険は解約しなさい

など、役所や他人は教えてくれない定年前後の
お金の裏ワザ35

●内容紹介
第1章 定年前後は「損しない働き方」がある!
第2章 銀行をかしこく使え
第3章 定年後のおトクな「家」の考え方
第4章 保険・年金にだまされてはいけない
第5章 生活・節約のかしこわざ(Amazonより)



定年を迎えるとき、最も不安なのが「お金」ではないでしょうか。でも定年後のお金については、じつは役所が教えてくれないさまざまな「裏ワザ」が存在します。かしこい働き方・辞め方、おトクな銀行の使い方、住宅の選び方、保険・年金の選び方、生活の送り方などなど、知る人だけがトクをするこれらのワザを、ぜひ本書であなたのものにしてください!(「BOOK」データベースより)







【抜粋】
●子供には「金」より「稼ぐ力」を残すこと!

 子どもが長い人生を生きていくのに大切なのは、「学歴」でも「親の財産」でもありません。自分で「稼いで食べていける力」を持つことこそが、子どもには必要なのです。
 なぜなら「稼ぐ力」というのは、経済的な豊かさをもたらすだけでなく、自分が生きていくための自信にもつながるからです。自分の力で何とかやっていけると思ったら、多少困難なことがあっても、逃げずに前向きに取り組む気持ちになれます。そして、どんなに小さな事でも1つ困難を克服するたびに、それが自分の自信の積み重ねになり、人生の好循環が生まれてきます。これが、最終的には子どもの人生を輝くものにしていきます。
 子どものためにお金を残すという人がいますが、わずかばかりのお金を残すよりも、この過酷な社会を生き抜く力を持たせたほうが、将来的に子どもは幸せになります。
 お金は、使ってしまえばなくなりますが、「稼ぐ力」は、使えば使うほど強くなり、子どもの人生を支えてくれることでしょう。(p.171)

☆お金は使ってしまえばなくなってしまうが、「稼ぐ力」は、使えば使うほど強くなる。





【アクションプラン】



【Amazonレビューより】





【関連ブログ紹介】
・定年前後の方は必読!『役所では教えてくれない定年前後「お金」の裏ワザ』 - 金融マンの書評ブログ
https://harrywork.hatenablog.com/entry/2019/02/24/165953







【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
定年前後の人に。


 
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2019年10月30日

プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?――その投資法と思想の本質

プライベートバンクは、富裕層に何を教えているのか?――その投資法と思想の本質
冨田和成/著 (ダイヤモンド社) 2017年
1,500円+税



【動機】
鬼速PDCA』 を読んで興味を持った。



【所感】
今まで知らなかった世界を覗ける。



【概要】
誰にでもできる世界最高の投資の「正解」。今明かされる「1億円の壁」の向こう側。プライベートバンクが富裕層に提供する金融商品と、その代替策までを具体的に解説した投資入門書の新たな決定版!(「BOOK」データベースより)




【抜粋】
●株を持っている方ならご存知でしょうが、株の配当収入は一律約20%の「配当課税」が課せられるケースが一般的です。しかし日本の税制では、「上場企業の株の3%以上保有している個人」の場合、その配当収入は「総所得」として総合課税の対象となり、合算されてしまいます。
 すなわち、配当で得られる利益が配当課税ではなく所得税の対象となるので、自社株保有率の高い起業家で、仮に年収が4000万円を超えると、所得税は最高税率になり、住民税と合わせて55%が課せられることになります。
 20%と55%。とんでもなく大きな差です。
 これを解決する手段として、プライベートバンクが顧客に提案している手法が、オーナー社長やその他の大株主が所有する3%以上の株を資産管理会社に移譲してしまう方法なのです。もしオーナー社長が資産管理会社を持っていないなら、その設立支援も行います。
 資産管理会社はあくまでも法人ですので、配当収入は「営業外収益」扱いとなり、所得税ではなく法人税の対象になります。(p.84-85)

☆資産管理会社を使うことで税金対策となる。



●最近では、IPOやバイアウト(自分の会社を大手企業に買ってもらうこと)で成功した富裕層が、手にしたお金は若いベンチャー企業たちに循環させる、いわゆるエンジェル投資家も増えています。
 こうした富裕層は、仮に金融商品の知識が乏しくても、事業の良し悪しを見抜く目を持っています。だとすればそれを使って、社会に貢献しつつ投資をしていきたい、と考えるのも自然です。
 ベンチャーへの投資は、ゼロに終わる可能性の高いリスキーなものです。でもシードラウンド(初期段階)で出資した会社が1社でも上場すれば、保有する株が数百倍、数千倍に化け、しかも社会に大きなインパクト与える可能性も秘めています。そこから得られるロマンや高揚感は、プライベートバンクへの投資では得ることができません。(p.102)

☆ベンチャーキャピタル(エンジェル投資)をやりたいと思ってたけどそのためにはまず会社を作ってバイアウトしないといけない。





【アクションプラン】
・お金持ちのマインドを身に付ける。成功者の本を読む。



【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 プライベートバンキングを希望している人向け 2017年11月15日
プライベートバンクの実態について興味があって読んでみた。
資産1億円以上の富裕層が対象だが、1億円くらいで富裕層気分で何かいいことでもあるかとノコノコ行っても、いいカモにされるだけだろう。

元々相続で富裕層になったわけでなくても、特に自営業であれば、真面目に本業で努力してたら、いつの日か貯蓄性預金、公的年金、年金保険、国民年金基金、小規模企業共済(退職金積立て)、役員退職金保険等で純金融資産1億円を作ることははそれほど高いハードルではないと思う。また上記の貯蓄性預金以外は月々の掛け金が経費扱いとなり、当期利益を圧縮出来るので着実に「1億円への道」を歩める。

ゴールを決めて努力すれば、お付き合いしている税理士さんでも充分節税対策の相談に乗ってくれるので達成しやすい。
本業に関する決算に関心があればP/LやB/Sの読み方も自然と備わる。

ただし多くの自営業者はゴールを持たずに、一生食いっぱぐれはないと思ってのんべんだらりと仕事したり、資金を回すことが最終的なゴールになってしまい、夜逃げ、倒産に至るケースもよく聞く話だ。
この国の税制度の下では下手に資産運用するより、節税を上手に行う方が得であるという著者の意見には賛成する。

成功する自然流の富裕層って自分が富裕層であるという意識は薄いと思う。
米国でベストセラーになったトーマス・J・スタンリー著書「となりの億万長者」の方が、富裕層の実態を捉えていると思うよ。

わたしにはプライベートバンキングは必要ないと思った。それより日本経済の行方や円の通貨価値下落によりせっかくの1億円がみすぼらしい数字になる近い将来について、自ら備えるべきだろう。(seasideoyajiさん)


☆金持ちと貧しい人では考え方がそもそも違う。
例えば保険でも、貧しい人は将来に備えて今苦しい中からなけなしの金を削って保険に回してさらに苦しんでるけど、
金持ちは、一杯稼いでるから少しでも経費として浮かすために保険に回している。

システムがおかしいって嘆いても仕方がないので、
金持ちの考え方を少しでも身に付けていこう。

そうしないと、一生をかけて取り組んだ仕事が
実は金持ちがほんの小金を使って1日でできる仕事だったと後で分かるのはむなしい。




【関連ブログ紹介】




【この本が愛読書の有名人】






【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
プライベートバンクの投資法を学びたいときに。


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2019年08月26日

一流の投資家は「世界史」で儲ける

一流の投資家は世界史で儲ける
塚口直史/著 (ダイヤモンド社) 2018年
1,500円+税



【動機】
たぶん、本屋で立ち読みして興味を持った。



【所感】
世界史の勉強のために手に取ったが、思ってた内容と違ってた。

だけど、投資をやる上で興味深い内容だった。




【概要】
★発売後、即重版決定!
★投資は「世界史」を学べば上手くいく!
★欧州を中心に世界をまたにかけて活躍する現役ヘッジファンドマネージャーが教える「歴史」から未来を予測する技術

◎紙幣を生み出した男から学ぶ仮想通貨の未来
◎オランダ黄金時代から学ぶ21世紀を生き抜くための投資
◎4つの景気循環論から考える日本の将来とは?
◎歴史から学ぶ「下落相場」への対処法
◎未来を予測するために投資家が知っておきたい「思考法」

リーマンショックなど多くのファンドが損失を拡大するような状況でも、
常に圧倒的な利益を獲得してきた現役ヘッジファンドマネジャーが教える「世界史」で未来を予測する技術。
「オランダ黄金時代」「18世紀前半のフランス」「1920年代のドイツ」など、
世界史から「投資のエッセンス」を抽出した投資家のための最高の歴史の教科書。

【本書の目次】
はじめに
第1章 18世紀フランスから学ぶ「お金の本質」
第2章 オランダ黄金時代から学ぶ21世紀を生き抜くための投資
第3章 「4つの景気循環論」から考える日本の未来
第4章 2つのパターンの下落相場への対処法
第5章 歴史から学ぶ「インフレと金利」
第6章 お金の歴史から考える仮想通貨の未来
第7章 戦争に備えるための4つの選択肢
第8章 シミュレーション思考の考え方
おわりに(Amazonより)



世界で活躍する現役ヘッジファンドマネージャーが教える、「歴史」から未来を予測する技術。歴史が学べて「投資」に役立つ知識も身につく!(「BOOK」データベースより)








【抜粋】
●その一方で、徳川幕府への政治的な働きかけも積極的に行いました。その代表的なものに軍事協力が挙げられます。例えば、1614年の大阪冬の陣では、オランダ製の大砲を家康に貸与し、これらの大砲を使った大坂城天守閣への砲撃が和議を引き寄せる大きな役割を果たしました。また、1637年の島原の乱でも、幕府の要請を受けて海上からの砲撃を行うなど協力を惜しみませんでした。
こうして徳川幕府がオランダを高く評価する地合いが整えられ、日本はオランダのみを通商相手国とする鎖国制度を導入したのです。(p.45)

☆オランダはプロテスタントだったからという理由で鎖国中でも取引ができたと思ってたけど、それだけじゃなくこういう理由もあったのか……。
オランダの歴史を学ぶとおもしろい。



●インフレの動向がダイレクトに影響するのが債券市場です。 (中略)
 そして債券市場は、株式市場とは比較にならないほどの大量の資金が行き交う市場であり、債券市場の揺らぎは、大きな市場の変動を世界中のあらゆる金融市場にもたらすことになります。(p.108)

☆市場でやり取りされる債券価格が決定される大半の要素がインフレ期待によるものだそうだ。
2008年の世界同時金融恐慌も、最近市場の揺らぎによって社会が動揺した事例とのこと。



●スイスは中立を堅持したことにより、戦禍を免れるばかりか両陣営に武器を輸出することで大きく利益を上げることができました。特に、第二次世界大戦時での対独輸出は大きな利益をスイスにもたらしました。(p.176)

☆永世中立国というと平和なイメージだけど、実は戦争で儲けている。
戦争に備えて、金とスイスフランとビットコインを所有しておこう。





【アクションプラン】
・戦争に備えて、金とスイスフランとビットコインを所有しておこう。

・1つの未来を予想することは難しいけど、いくつものストーリーを考えておいて未来をそこに当てはめていけばいい。



【Amazonレビューより】
・5つ星のうち5.0 未来志向 2018年9月24日
本屋で平積みになっていたのを見かけてたまたま購入した。結果から言えば大当たりだった。
タイトルだけ見れば類書に茂木誠氏の「経済は世界史から学べ」を数年前に読んだことがあるが、著者の塚口直史氏は現役のファンドマネージャーとのことで世界史上な出来事は確かに記述されているが、それのみならず、ここ数年の世界経済、金融の総括も行われており、これは買いだと思った。
塚口氏の手法としては、「世界史で儲ける」と謳っているように歴史を踏まえた正統的な分析であるため、中長期で見れば決して大きくは外れないだろうなという納得の未来予測が書かれている。
「トランプ政権の誕生もある意味ではアメリカ国民のモラルハザードの表れなのかもしれない」(P129)は私も意識下では薄々感じていたことを改めて言葉にされ、ハッとさせられた。
第8章のシミュレーション思考の図は私にとってはまさに意を得たりというもので、ここ数年、地政学や世界情勢に関心を持っていろいろな本やメディアに触れてきたのは未来を予測するためだったのだと目標を再確認した思いだ。
今後発言をフォローしていきたい方がまた一人増えた。(かりんとうさん)





【この本が愛読書の有名人】





【関連ブログ紹介】
一流の投資家は「世界史」で儲ける 読みました - かぶろま投資ブログ
http://www.kaburomance.com/archives/ichiryuu

一流の投資家は「世界史」で儲ける(塚口 直史) | 資産形成の『お金のいろは』
https://site.okane-iroha.com/posts/4978279/




【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
世界情勢、地政学、お金の歴史の3つを学んで未来予測や投資に活かしたいって人におすすめ。


 
posted by macky at 19:11 | Comment(0) | 株・投資 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月17日

最新版 株デイトレードで毎日を給料日にする!

最新版 株デイトレードで毎日を給料日にする!
二階堂重人/著 (すばる舎) 2018年
1,500円+税


【動機】
旧版を持ってたが、前書きを読んでみると、「14年前のトレードスキル」と「現在のトレードスキル」が大幅に違うので、一から書き直す必要があったと書いてあったので読んでみた。



【所感】
デイトレの方がリスクが高そうだけど、実際はきちんとリスク管理すればデイトレの方がリスクが低いらしい。

この本で一番言いたかったことは、デイトレのスキルを身に付ければ気が向いたときにいつでもお金が作れますよということだろう。

ほかには期待したほどたいしたことは書かれてなかった。内容が薄く、驚くほど短時間で読めた。


この本を読んですぐに毎日を給料日にできるわけではないが、デイトレのスキルを身に付ければ毎日を給料日にできることはわかった。




【概要】
株のデイトレードで毎日のようにお金を稼ぐことができたらいいな。
このように思っている方も、たくさんいることでしょう。
私もかつて、このように思いました。それこそ、株のトレードで毎日、お金を稼ぐことが夢でした。
そして今、その夢が現実になっています。

私のサイトを読んでいる方なら知っていると思いますが、ほぼ毎日(毎取引日)、株のデイトレードで稼いでいます。私にとって株の取引がある日は、給料日のようなものです。
1ヶ月のうちに損をするのは、1〜3日です。それもわずかな損失です。大きな損失を出すことは、年に1〜3日です。大きな損失といっても、1,2日で取り戻すことができる程度の金額です。

これは自慢をしているわけではなく、「あなた自身もデイトレードで稼ぐスキルを身につければ、これくらいのレベルにまで達することができます」ということをいいたいのです。
ほぼ毎日を給料日のようにできます。本当です。

私自身、特別な能力を持っているわけではないので、誰でもデイトレードで稼げるようになるはずです。

約14年前に『デイトレードで毎日を給料日にする! 』という本を書きました。
当時はデイトレードが流行っていたこともあり、おかげさまで、けっこう売れたようです。
その本を最新版にして出そうというのが、本書です。
といって、部分的に改定したのではなく、完全書き下ろしです。
14年前に出した本を一切見ないで、書きました。
それは、自宅から10分程度のところにあるトランクルームに本を取りに行くのが面倒だから、ということも少しはあったのですが、「14年前のトレードスキル」と「現在のトレードスキル」が大幅に違うので、一から書き直す必要があったのです。
今の自分の力で書きたい。
14年前に比べると経験値は上がり、デイトレードのスキルにおいては絶対的な自信を持っています。その自分で書きたかったのです。

本書は正味、200ページという限られたスペースですが、「デイトレードをしていく上で必要な知識」を盛り込みました。私が今持っている知識、今持っているスキルで、しっかり書きました。

本書を読めば、以下のことがわかります。

どのような銘柄をトレードすればよいのか。
どのタイミングで、何をすればよいのか。
取引時間中は何を見ればよいのか。
どのようにすれば、勝率を上げることができるのか。
どのようにすれば、リスクを抑えることができるのか。

本書をきっかけに、あなたがデイトレードで稼げるようになったら幸いです。(「はじめに」より)


最新版 株デイトレードで毎日を給料日にする!
二階堂 重人
すばる舎 (2018-11-18)
売り上げランキング: 83,224




【抜粋】
●2013年にものすごいことが起こりました。
 なんと、信用取引制度が変更され、1日のうちで信用枠が何度も使えるようになったのです。それまでの信用取引は、1日の信用枠を使い切ってしまうと、もうその日は信用取引をすることが出来ませんでした。(p.86)

☆信用取引はやったことがなかったけど、そんなに不便だったのか。そういえば、信用枠ってあったな。



●1日の中でもっとも株価の変動が大きい時間帯は、9時から9時30分までの30分間です。
(中略)
 ひたすら、ランキング、チャート、板を見ていい銘柄を探し、トレードを繰り返します。(p.114)

☆実質的にはこの30分でほとんどのようだ。
たしかに、デイトレなら、この30分だけ張り付いて後の時間は他の仕事もできそうだ。

たった30分で毎日数千円稼げるなら悪くない。



●最初の1、2回のトレードで利益が出た場合、その分の利益を使って、前場のどこかで大きな勝負をします。利益分を勝負の種銭にするわけです。
 たとえ、その勝負に負けたとしても、収支がマイナスになってしまう確率は低いです。
 もし、その勝負に勝てたとしたら、その日は大きな利益を手にすることができます。(p.116)

☆これは競馬でも同じかも。最初の1、2回で手堅く利益を出す。



●・前場で大きな利益が上がっている場合 →後場は無理をしません。リスクの低い銘柄、リスクの低いタイミングだけを選んでトレードします。
 ・前場の利益が少ない場合 →後場は積極的にトレードをします。リスクが高くない銘柄、リスクが高くないタイミングだけを選んでトレードします。
 ・前場で少し損失が出た場合 →後場は積極的にトレードをします。リスクが少し高い銘柄、リスクが少し高いタイミングでもトレードします。選り好みしてはいられないわけです。
 ・前場で大きな損失が出た場合 →後場は損失額の半分だけを取り戻すトレードをします。(p.123)

☆この戦略は競馬でも使える。前場を土曜に置き換えたり。



●できれば5分足チャートをプリントアウトするか、画像として保存しておきましょう。
(中略)
プリントアウトした紙や保存した画像をいくら集めてもデイトレードは上達しません。教材として何度となく見ることで、デイトレードが上達するわけです。(p.135)

☆株以外でもこの方法は使えるかも。プリントアウトして何度も見ることが大事。




【アクションプラン】
・旧版を持っててまだ読んでないので読んでみよう。

・デイトレのスキルを身に付けたい。

・著者のサイトを読んでみる。

二階堂重人【公式サイト】
https://二階堂重人.com/



【Amazonレビューより】
・5つ星のうち3.0 デイトレ戦略の入門書 2019年2月5日
株を始める前に、株の基本書だけ読み、あとは何となく勘のような感じで進めていたら、大損し、何かトレードの軸となる知識が欲しいと思い購入しました。

本書の内容はボリンジャーバンドを使ったデイトレ手法1つのみで、そのやり方を軸に他にも日経平均やその他の値動きを注意しながらトレードを行う手法です。
私にとっては色々な手法をたくさん示されるより、1つに絞られていたので、導入しやすかったです。
他にもデイトレではどのような銘柄に目を付けるかなども紹介されていて、勉強になりました。
株の初心者向けというよりは、私のように株の経験があり、基礎は押さえているが、なかなか利益をあげられない人向けのような気がします。(私のいう基礎とは、「ローソク足とは」「移動平均線とは」など、本当に基礎中の基礎のことですので、もう少し先の「このチャートになったら株が上昇・下落する」などをご存知の方には物足りない内容だと思います)

手法が1つしか載っていないため、内容は薄めかもしれません。
私は資金がかなり少ないので、本書に紹介されている手法で銘柄を検索しても、私の資金力で該当する株が限られており、まだ利益をあげれていませんが、もう少し資金を貯めて、挑戦したいと思います。(masami-chanさん)


☆やっぱりある程度の資金は要るみたい。




【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
少ない資金を元手にいつでもお金を作り出せるスキルを身に付けたいときに。




【結論】
二階堂さんのやり方は、
5分足ボリンジャーで、
+2σ上抜け後、+1σを割り込み、
12本移動平均線を終値が割らずに反発し、
+1σを上抜けたら買い。一貫している。



posted by macky at 18:38 | Comment(0) | 株・投資 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

アラビアのバフェット“世界第5位の富豪”アルワリード王子の投資手法

アラビアのバフェット“世界第5位の富豪”アルワリード王子の投資手法 (DVD付) (ウィザードブックシリーズ125)
リズ・カーン/著 (パンローリング) 2007年
1,800円+税


【動機】
“アラビアのバフェット” ことアルワリード王子が逮捕された。


【所感】
600ページもある分厚い本だけど、けっこう読みやすい。

さーーっと1時間くらいで読んだ。



【概要】
この1冊でアルワリードのすべてがわかる。3万ドルを230億ドルにした「伸びる企業への投資」の極意。世界第5位の投資家が明かす成長し続ける企業・経営者の資質とは。(「BOOK」データベースより)






【抜粋】
●一時間モノポリーをやるんですが、いつも彼が勝っていました。彼の猛攻を食い止めるだけの頭脳はあったはずなんですけど、モノポリーではいつもわたしが負けるんです。だから、きっと彼は金儲けをするだろうなと思っていましたよ。彼はホテルを建設するという、とてつもない夢を描いていました。(p.63)

☆金儲けがうまい人はやっぱりモノポリーが強いんだな。



●王子の手元には一日に250件以上のアイデアが持ち込まれるが、王子がきちんとリサーチをせずに動くことはけっしてないらしい。
 「何かを見つけたら徹底的にリサーチして評価する。それからスタッフを全員集めてフィードバックしてもらうんだ。大急ぎでもらうこともある。急いで行動に移さないと間に合わない場合もあるだろう。チャンスはそう長く待っていてはくれないからね。でも、じっくり時間をかけて評価してから動くこともあるよ。(p.382)

☆毎日250件のアイディアを捌いているのか。すごいな。たしかに時間のある時にリサーチしようと後回しにしている間にチャンスは去ってしまう。



●「まずはサウジアラビア市民として、次に事業家として、最後にサウジアラビア王室の一員として発言している」(p.561)

☆よく政治家になってくださいと言われるが、いつも地盤看板カバンがないと言って断っている。
有力議員の秘書から一歩ずつ階段を駆け上がったり、新聞記者になって有力議員に近づいたり勉強したりするのも一つの手だが、
政治家になるとしたら、まずは事業で成功してから、還元するために政治家になりたい。
身近なところから始めて、世の中全体を良くすることで恩返しするのだ。




【アクションプラン】
・モノポリーを極めたい。

・付録のDVDも見てみよう。

・リサーチをなるべくすぐにやって判断する。




【Amazonレビューより】






【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★★☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
アルワリード王子について知りたいときに。

 
posted by macky at 23:58 | Comment(0) | 株・投資 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月30日

お金の脳トレ―たった4つのステップで、あなたも億万長者になれる!

お金の脳トレ―たった4つのステップで、あなたも億万長者になれる!
泉 正人/著 (ダイヤモンド社) 2007年
1,429円+税


【動機】
脳トレに興味があるので手に取った。



【所感】
勉強をして稼ぐ。軌道に乗ってきたら借金をしてレバレッジを利かす。1000万円を超えるほどになったら会社を作って節税する。1億円を超えるようになったら分散投資をする。

欲しいものがあれば、資産を買ってその収益で買うようにする。





【概要】
年収150万円からわずか3年で年間家賃収入2億円の投資家に変身した著者が、億万長者になるために必要なお金の知性の磨き方を大公開。(「BOOK」データベースより)


私が、お金について勉強しようと決意した10年前、
投資手法の多さに頭を悩ませていた私を
一人のメンターが救ってくれました。

「お金を増やすやり方は人それぞれで、さまざまな方法で成功している人がい
る。
 でも、お金の知性がない人は、絶対にお金持ちにはなれない。」

最初は、何を言っているのかわかりませんでしたが、
そのとき、私は素直にこの教えを実践することを決意しました。

年収150万円で「負け組」だった私が、
たくさんの成功者や億万長者の方に教えてもらった方法を実践し、
結果の出た方法やノウハウ。
それが、「お金の脳トレ」なのです。

私は、お金持ちになった人だけが知っている「お金持ちになる」本当の方法、
そして億万長者になるために必要な「お金の知性の磨き方」があることを知りま
した。

本書は、成功者の考え方から学んだこと、そして私自身の経験した投資ノウハ
ウ、
つまり「お金の脳トレ」そのものをまとめたものなのです。

お金や投資の世界には、無限の夢が広がっています。そしてお金の知性は、
一度身につければ生涯使える「力」となります。
この本を通じて、私が多くの成功者から授けてもらった知恵や経験が、
あなたの夢をかなえる力になれば幸いです。(著者からのコメント)




お金の脳トレ―たった4つのステップで、あなたも億万長者になれる!
泉 正人
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 417,736






【抜粋】
●本当の安定とは、「お金の脳力」つまりお金の知性、経験、
人脈、向上心、それらのものをすべて統合する力、
これを活かしてお金をつくりだせる人が手にできるものなのです。(p.45)

☆安定というとすぐに公務員が思い浮かぶが、本当の安定とは、ホリエモンのようにいつでもお金を稼ぐことができる脳力を持った人のこというらしい。
この能力さえあれば、一生お金に不自由することはない。



●この逆に、成功しない人は、
今日できることの積み上げで物事を考えています。(p.63)

☆先に大きな目標をもって、次にそれを達成するために何をするかを考え、いますぐ実行した人だけが成功を手にできる。
これが戦略眼かも。



●不動産投資家のあいだでは、「根抵当」「スワップ」「登記留保」「SPC」「オリジネータ」。そんな言葉が当たり前に使われています。(p.75)

☆オリジネータとは、資産流動化が行われる際、現金または証券化の対象となる資産を保有している者。債券や不動産などの資産を特定目的会社(SPC)に譲渡するなどして資産を現金または証券化することで資金調達を行う。



●100時間学んだ知識は1000倍になって返ってくる

1つの分野で勝ちパターンをつかむまで、
100時間くらいかけて集中的に勉強してみましょう。(p.106)

☆実験的にやってみるのもおもしろそう。
何時間かけたか記録しておくと、何時間くらいかければものになるのか目安になる。



●細かいことまで理解する必要はありません。
財務諸表がどんな状態だと会社の経営がうまくいっていて、
どんな状態だとよくないのか、
大雑把なことがわかっていればいいのです。(p.135)

☆簿記を1から学び直すのは遠回り。本丸から攻めよう。
そのために必要になれば、その時に簿記を勉強すればいい。
(その方が簿記を勉強するモチベーションもあがる)


●誰がカモかわからなければ、そのゲームでは自分がカモ(p.144)

☆深い言葉。さすがバフェット!



●メンターから、「数字にゼロを1つつけて考える」というアドバイスをもらいました。
(中略)
このトレーニングで器が大きくなるとともに、収入や資産も増えていきました。(p.159)

☆おもしろそうなトレーニング!



●手元に300万円のお金があれば、そのお金ですぐ車を買うのではなく、300万円で資産を買い、その資産が生み出すお金で車を買えばいいのです。(p.167)

☆この発想が大事!



●社会に出たらカンニング。これが一番賢い方法なのです。(p.205)

☆自力で80点、カンニングで100点。どっちが社会に出てうまくやるかということ。

カンニングの方だからおもしろい。

社会に出たら自力で解く必要はあまりなくなる。

それよりも、周りの力をうまく使える方が成功が早い。

メンターに教わったり、先人の知恵を学んだり、うまく行ってる人を真似るのもいわゆるカンニング。



●お金持ちになりたいなら怠けものになれ!(p.222)

☆結局、器用貧乏という言葉がある通り、何でも器用にこなせる人が一番貧乏である。

どんどん人に任せる人が一番金持ちで、しかも時間もゆとりがあって好きなことをしている。



●資産が1億円を超えたら、リスクをできるだけ控えた投資を行い、安全に資産を維持することを考えるようにしなければなりません。(p.239)

☆1億円までは集中投資。




【アクションプラン】
・メンターから貪欲に学ぶ。思考法などは知らず知らずのうちに周りの影響を受ける。朱に交われば赤くなる。



【Amazonレビューより】
・投資することへの勇気が湧いてきます 2007年3月8日
 本書の面白い点は4つのステージに分かれていることです。

 1 マイナスからの出発(現在借金を持っている方)'@

 2 まず100万円を目指す(100万円の貯金を目指したい方)'A

 3 1000万円つくる投資術(1000万程度の資産をもちたい方)'B

 4 5年で1億を目指そう(億単位の資産をもちたい方)'C

 皆、'Cの億単位の資産をもちたいという願望だと思います。ただ、そうやすやすと億単位のお金が自分の物になるわけはありません。それぞれの状況に応じてステップを踏んでいくことができるのが本書の優れた部分です。現在、貯金などないかたも、この本を片手に 5年後には1億を持つイメージをすることができます。'@⇒'A⇒'B⇒'Cへと、どんどんお金持ちになるイメージを持ち読み進めると、現在の給与の運用。そして投資への勇気が湧いてくるのではないでしょうか。(サトマンさん)





【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:

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2017年08月02日

中原圭介の経済はこう動く〔2017年版〕

中原圭介の経済はこう動く〔2017年版〕
中原圭介/著 (東洋経済新報社) 2016年
1,500円+税


【動機】
安部政権の支持率が低下している。

正しい政策かどうかより、流れを読むことが大事。

トレンドを先読みしたいとの思いで手に取った。




【所感】
一読してみたけど、今回の本は他の著書に比べて内容が薄いように感じた。

わざわざ出さなくてもよかったような本。

トランプ大統領を外している。中原さんほどの人でもこの大統領選は想定外だったということか。





【概要】
昨年版で、FRBの利上げによる円安トレンドの終焉、日本株の低迷を見事に的中!
もっとも予測が当たる経済アナリストによる渾身の経済予測、最新版

 【2017年版では以下のような予測を行っています】
1)米国経済の好調はいつまで続くのか
2)FRBの金融政策の行方は
3)米国の株高はこれからも続くのか
4)欧州経済はどうなるのか
5)欧州の最大のリスクとは何か
6)中国経済の減速はあと何年続くのか
7)中国経済の最大のリスクとは何か
8)アベノミクスの結果はどうなるのか
9)日銀の金融政策が日本に与える結果とは
10)これからの円相場はどうなるのか
11)日本の株価はどう動くのか

 【主な内容】
まえがき
第1章【米国経済編】世界経済の牽引役の好調は、いつまで続くのか
第2章【欧州経済編】経済の長期停滞で、EU分裂は進むのか
第3章【中国経済編】中国経済の減速は、あと何年続くのか
第4章【日本経済編】円高は続くのか、株安は止まるのか(Amazonより)


中原圭介の経済はこう動く〔2017年版〕
東洋経済新報社 (2016-10-28)
売り上げランキング: 42,495




【抜粋】
●欧州の主要18か国の新車販売台数は、2016年7月に35か月ぶりにマイナスに転じました。(p.111)

☆こういうのどこを見たらわかるんだろう?



●今の英国の経済や財政にとって、移民は間違いなくプラスに働いています。(p.122)

☆英国では移民がプラスらしい。



●ドル円相場が円高トレンドに転換すれば、株価が下落するのは当たり前のことだといえるでしょう。 『これから日本で起こること』 (東洋経済新報社・2015年2月)のなかでは、海外投資家の戦略はGPIFの高値買いに売りをぶつけてくることであると述べましたが、その戦略に円高の進行まで重なれば、尋常でない売り圧力が発生するのはやむを得なかったというわけです。(p.186)

☆ 『これから日本で起こること』 も読んでみよう。



●GDPの6割超を占める個人消費が大幅に落ち込んでしまっているのです。(p.189)

☆日本のGDPの6割を個人消費が占めている。円安によるインフレと消費税増税で個人消費が冷えて、GDPはなかなか上がらない。
円安になると、企業は売り上げが上がるからいいような気がするが、輸入インフレで個人消費は逆に減るという視点はおもしろい。



●2000年代前半のドイツは社会保障が手厚いゆえに失業率が10%台に達し、「欧州の病人」と呼ばれていました。そのドイツが一強と呼ばれるほどの経済強国になれたのは、シュレーダー首相が2002年〜2005年にかけて国民の反対を押し切って構造改革を断行し、ドイツの生産性を引き上げることができたからなのです。(p.203)

☆シュレーダーがよかったようだ。



●2012年から2014年の3年間に団塊世代が65歳に達するようになり、その減少数が大幅に拡大していたためです。(p.206)

☆有効求人倍率が増えたのはアベノミクスのおかげではなく、団塊世代が65歳で定年を迎えたから。



●税収の増加は決して企業活動の活性化によってもたらされたわけでなく(2013年以降も日本企業全体の売上高は増えていない)、その大半が「円安に伴うインフレ税」と「消費増税」という家計への二重課税によってもたらされたものであるからである。(p.209)

☆税収が増えた要因はGDP上昇ではない。(好景気で税収が増えたわけではなく、家計から搾り取っているだけである)




【アクションプラン】
・『これから日本で起こること』 も読んでみよう。



【Amazonレビューより】
●既にブログで言及されていらっしゃるのですが、それでも一言 2017年1月25日
経済の予測については、大変素晴らしいです。
それゆえに中原氏のブログや東洋経済のサイトを最近は欠かさず読みますし、
2016年と2017年の「経済はこう動く」や「経済予測入門」を購入しました。
2015末のブログや東洋経済サイトの、円安トレンドがまもなくドル高に転換するは素晴らしかったです。
ただ、気になっていたのは、経済アナリストが株価予測をするのはどうなのかということです。

中原氏のブログでは、株価の予測のリクエストが多かったからと、昨年のトランプ相場の中でのブログで書いていらっしゃいますが、
「市場」と「経済のファンダメンタルズ」とは別物であり、今後は市場の予測はしないのがアナリストとしての矜持だと思うとも述べていらっしゃいます。

他のエコノミストや経済評論家と比べて、この姿勢はご立派だと思いますが、
やはり、市場はしばしばファンダメンタルズとかい離するものですし、オーバーシュートするものですし、むしろそれが相場の本質であり、
市場内部要因で動くことも多いと学んできた私からすると、「多数の」リクエストに応じて株価や為替の予測をするのはどうかと思っていました。

トランプラリーも大部分は投機筋が作り上げたものだと、今や中原氏も含め多くの投資関係者が指摘することです。
私は、マーケットの取引はテクニカル分析を基本とし、中原氏のファンダメンタルズ分析は中長期の方向性として大いに参考にしています。
勝ち組トレーダーはテクニカル分析とヘッジファンドなどの動き、すなわち市場内部要因をメインに、ファンダメンタルズは参考程度のウェイトで
取り組む人が大半です。外国人系はトレンド゜フォロー派が多く、日本人は逆張り派が多いです。
私はトレンドフォロー派です。なぜなら、日本株のトレードは70%が外国人投資家だからです。

そのようなプロ外国人トレーダーの習慣を考えずに株価を予想することなど私には考えられません。
市場は一寸先は闇です。プロトレーダーでも予測がそうそう当たるものではありません。
ですから、過去データによる確率の問題と捉え、株価のターゲット予測は天気予報のようなものと割り切り、
はずれ率も高いことを前提に、その中でいかに有利に立ち回るかのほうが大切なので、予想屋の予想には興味がありません。
経済アナリストは市場予想を述べないのが賢明と思います。証券会社・保険会社系のアナリストも予想が極めてよく外れます。

その一方で、熟練トレーダーたちはテクニカル分析の予測計算はきっちりとしますが、それは統計に基づいて確率を味方に付けるためのポイントの一つでしかありません。それが分からない相場の素人がいつも株価予測を求めるのであり、そういう方々が株取引の多数派を占めるのだとご理解いただきたいです。そしてそのような多数派は多くの局面においてほとんどが負け組で、勝ち組は少数派が普通です。

経済予測の、米国の長期金利の上昇やドル高の場合の弊害は今後大きく効いてくるというのはとても素晴らしい分析だと思います。
この本ではその理由が詳しく書かれていてとても勉強になりました。(montagnaさん)



●トランプの勝利以降は大はずれだが、大局的に経済を分析できる貴重な人 2017年1月14日
2016年版は、前年に書かれたが、大統領選前までは、概ね予想が当たっている。
2017年版は、2016年10月に書かれた本だが、トランプの勝利については、
予想できず、その後の為替や株価の読みも間逆となった。

だからと言って、この人を全否定するのは、早計だろう。
多くの学者や経済評論家が、2016年の予想は年初から外している。
著者は、俯瞰して大局的に経済を分析できる貴重な人。

・中国がWTOに加盟した2001年以降世界経済は変わった。
 中国が安い労働力を提供するので、先進国は雇用を奪われた。

・日本では、80年代のバブル期でさえ、物価上昇率は1%台後半だった
 ので、2%の達成は困難だ。 

・アベノミクスでは経済はよくならない。
 円安で企業収益が増加しても、実質賃金は下落するので、消費は冷え込む。
 アベノミクス以前の3年間の実質賃金は、0.5ポイント増、
 アベノミクス以降の3年間では、4.6ポイント減でリーマンショック期並みだ。
 輸入インフレにより、可処分所得が減った。
 100円前後の円高になれば、実質賃金は上昇する。

・日銀のインフレ目標は失敗を続ける。
 マイナス金利で銀行の収益は悪化し、かえって貸し出しに慎重になる。

・有効求人倍率が上がったのは、団塊の世代の退職で生産年齢人口が減少したから当然。

・円相場は、購買力平価から23%〜24%乖離すると、反転する。(正義の味方さん)




●お金をぐるぐる回しただけで,日本の景気が回復するはずがない。 2017年1月9日
 著者の分析による経済解説は,非常に説得力があり,納得させられる部分が多い。集められた情報から,極力主観を削ぎ落とし客観的な判断を心がけている著者の姿勢には,感心させられるばかりである。私が本書で参考になった点は,次の通りである。
・同じラテン民族であっても,スペイン人やイタリア人はフランス人よりもずっと勤勉ではないといわれています。基本的にスペイン人やイタリア人は,「その時だけが良ければいい」と考える傾向が強く,過去を振り返って反省をしたり,将来を良くしようと考えたりすることはないそうです。
・中国最大の経済規模で「世界の工場」として知られる広東省(深セン市を除く)が,最低賃金の引き上げを2年間凍結するという方針を2016年になってから決断したからです。企業がこれ以上の賃金上昇に耐えられなくなっているので,賃金の引き上げはさらなる企業の撤退や倒産を招き,社会不安を誘発しかねないと判断したようであるのです。
・日銀はインフレ目標が失敗したという事実を一刻も早く認めて,量的緩和とマイナス金利を改める段階に来ているといえるでしょう。とりわけマイナス金利の副作用によって,日本の経済システムを蝕み始めている事例がいくつも露わになってきているのです。黒田総裁は未だに「金融政策に限界はない」という発言を繰り返していますが,本当の胸の内は「今さら,後戻りはできない」「玉砕は覚悟のうえで,今の金融政策を続けていくしかない」と,意固地になっているとしか思えないのです。
・アベノミクス以前の2010年〜2012年の3年間で,生産年齢人口は132万人減少していたのに対して,アベノミクス以後の2013年〜2015年の3年間では,実に310万人と2倍超も減少していたというのですから,人手不足になるのは当然のことであったと言えるでしょう。生産年齢人口の急激な減少を背景に,2012年以降は失業率が徐々に低下し,有効求人倍率が上昇するのは,初めからわかっていたというわけです。
・2014年秋口から原油価格が暴落したことによって,2015年後半から原油安の効果が円安の悪影響を打ち消すことができたので,実質賃金が下げ止まりを見せ始めるようになり,2015年の実質賃金の下落幅を0.9ポイントに抑えることができました。さらに,2016年に入り,ドル円相場が円高基調に転換することによって,輸入物価も下げに転じるようになってきています。すなわち,国民の生活水準を決定づける実質賃金が押し上げられる環境が徐々に高まっているといえるのです。
・ドル円相場が行き過ぎた円安水準から修正されることにより,個人消費が2015年を底にして,2016年〜2017年には増加に向かうという予測が立てられるというわけです。
・銀行の収益悪化については,長期金利がマイナス圏に突入した影響がはっきりと銀行決算に表れてきていて,銀行はマイナス金利が拡大されることに強い警戒感を示しています。あるメガバンクの役員からは「2016年度以降の収益計画を立てることができない」といった嘆息が聞こえてくるほどなのです。
・日銀の黒田東彦総裁は何を考えているのか,マイナス金利政策の代表的な効果として貸家の増加を挙げているのです。人口減少社会が到来した日本では,すでに全国で820万戸の空き家があり,その半数以上は貸家となっています。ただでさえ今後も空き家が増えていくのは間違いないというのに,今のようなペースで貸家の供給が進むことになれば,さらに空き家が増えて家賃が大幅に下ることになるでしょう。
・2015年終盤の段階で,2016年〜2017年の間にドル円相場は現時点の購買力平価である97円85銭に回帰するだろうと,あるいは95円〜100円程度の範囲内に戻ってくるだろうという予測が成り立つわけです。
。2016年8月末までの株式市場を振り返ってみると,非常にわかりやすい相場であったと思われます。米国が2015年12月に9年半ぶりに利上げをすることで,円安トレンドが円高トレンドへと転換し,株価が大幅に下落するというシナリオは,過去数年を振り返ってみても殊のほか読みやすいパターンであったからです。

 以上である。本書を読んで,2016年における円高トレンドは,米国の利上げの影響が大きいことがよくわかった。また,アベノミクスによる成果というのは,2015年は円安の悪影響が原油安で相殺され,2016年は,米国利上げによる円高の影響で実質賃金が上昇したということで説明できる。つまり,どちらもアベノミクスの政策自体の効果は,ほとんどなく,その実態は,海外の原油安,米国の利上げなどによって,悪影響が出なかったということに尽きてしまう。結果論だが,もしアベノミクスがインフレ政策として量的緩和を行わなければ,2015年の円安はそこまで進まず,原油安の影響で景気回復に向かった可能性もある。ところが,実際は,実質賃金の上昇も景気回復もない。失業率が減っているのは,団塊の世代が退職したからという影響が最も大きく,これ自体は,アベノミクスの効果ではない。しかし,世間の人たちはそこまで掘り下げて物事を考えないので,日経平均株価が上がり,失業率が減ったということは,アベノミクスは成功していると楽観的に考える。まさに,アベノミクス自体がそれを期待しているわけで,世間の人たちが「景気が良い」と勘違いしてくれることを切に願っているのである。つまり,アベノミクスとは,「株価の上昇」と「失業率の減少」というわかりやすい指標を,一般大衆に注目させることで,「景気が良い」と勘違いさせ,見せかけのインフレを目指しているのである。もちろん,個々にはいろいろやっているはずだが,大局的にはそういうことだ。アメリカの景気上昇と比較すると,日本はまるで静止しているようだ。株価はアメリカに追随しているだけ。日本オリジナルのお金の流れというものは,存在していない。つまり,今の日本は世界の需要を引き起こしていないし,むしろ,どんどん既存の供給を減らしている。そして,マイナス金利などみせかけの政策で市場は混乱している。お金をぐるぐる回しただけで,日本の景気が回復するはずがない。これから10年先20年先の需要を掘り起こすための日本オリジナルの政策がもっと必要なのではないだろうか。そして,政治とはそういう話をする場ではないのだろうか。(J.HASEさん)


☆結局、アベノミクスは失敗と言いながら弊害はマイナス金利くらいか。それと円安誘導。
それよりも、アベノミクスを論理的に批判できる野党がいないことが問題。
いつもでも森友学園や加計学園の問題とかやってないでもっと日本がよくなるにはという議論をやってほしい。

でも国民が飛びつくのは経済や外交よりも汚職とか裏金とかそういうのなんだよな。
そっちの方が視聴率が取れるから。

アベノミクスを議論することなしに、安倍政権を倒すことだけを目的にしてしまうと、
安部政権が倒れた後、もっとひどい政権が誕生ということになりかねない。

マスコミは視聴率さえ取れたら国民の生活なんてどうでもいいんだろうけど。




【この本が愛読書の有名人】





【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
2016年版は経済分析の仕方とか為になったが、2017年版はわざわざ買う必要もなさそう。

 
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2017年06月19日

ウドちゃんでもわかる マネー芸人・天野っちの「アマノミクス」的蓄財術

ウドちゃんでもわかる マネー芸人・天野っちの「アマノミクス」的蓄財術
天野ひろゆき/著 (ロングセラーズ) 2013年
1.300円+税


【動機】
オイコノミアを見ていたら、天野っちが経済芸人として紹介されていたので興味を持った。



【所感】
内容が薄い。


キャイ〜ンの漫才は全く面白くないけど、

キャイ〜ンのお二人は嫌いではない。

とくにダウンタウンと一緒にいるときのキャイ〜ンはひときわ輝いているように見える。




【概要】
おカネのことを考えなければいけない理由、投資経験とそこから得られたおカネのヒント、投資をしたことによって初めて知った世界の現実、仕事哲学とライバルのおカネ、アベノミクス後のおカネと人生。すべて経験に基づいたオリジナル。ファイナンシャル・プランナー岩城みずほが要所要所で解説、ツッコミを入れている。(「BOOK」データベースより)


ウドちゃんでもわかる マネー芸人・天野っちの「アマノミクス」的蓄財術
天野ひろゆき
ロングセラーズ
売り上げランキング: 205,009





【抜粋】
●ボクは投資を始めるまでは、経済番組なんてほとんど見たことありませんでした。ところが、今やビジネスニュース番組の 『ワールド・ビジネス・サテライト』 や 『未来世紀ジパング』 などは欠かさず見ています。(p.104)

☆『モーニング・サテライト』 は見てるけど、『ワールド・ビジネス・サテライト』 は知らなかった。見てみよう。
『ガイアの夜明け』 や『カンブリア宮殿』 は見てるけど、『未来世紀ジパング』 は知らなかった。見てみよう。





【アクションプラン】
・『ワールド・ビジネス・サテライト』 を見てみよう。

・『未来世紀ジパング』 という番組を見てみよう。経済番組のようだ。




【Amazonレビューより】
・買って損した 2014年4月27日
あくまで自分はこういう気持ちで投資をしてきた、あくまでこれは個人的な意見という断りが多いのも気になりましたが、とにかく、投資に対する姿勢とか気持ちの面ばかり綴ったエッセー。具体的なことが少なすぎます。
ちょろっと文章書いて小遣い稼ぎにちょっと本を出してみた、そんな印象。こんな内容で本を買ってくれる人がいるんだからホントありがたいよなあなんて著者に思われているようでなんか不愉快になりました。(カータン君さん)

☆怒っている人もいるが、この内容では無理もない。




【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
キャイ〜ンのファンなら楽しめるかも。


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2017年04月11日

経済はこう動く[2016年版]

中原圭介の経済はこう動く〔2016年版〕
中原圭介/著 (東洋経済新報社) 2015年
1,500円+税



【動機】



【所感】
けっこうアベノミクスに厳しい見方。

定期的に読みたい中原レポート。

投資の指針となる。

経済の分析の仕方が学べた。




【概要】
中国減速、米国利上げで世界経済は遂に歴史的転換へ
◎2016年、大転換する世界経済/◎米国利上げで世界経済に何が起こるのか/◎チャイナ・ショックに怯える欧州経済/
◎中国経済の減速はこれから本格化する/◎円安トレンドが終わり、日本株は低迷する…etc.もっとも予測が当たると言われる
経済アナリストによる最新の経済予測。

むしろ私は、チャイナ・ショックにより暴落の憂き目にあった世界の株式市場よりも、米国の利上げによって世界の実体経済が大いに減速するのではないかと懸念しています。不謹慎な言い方をすれば、近年ほど世界的な金融緩和が行われたのは歴史上初めてであり、米国の利上げによってこれから何が起こるのか、壮大な経済実験が始まろうとしているとも思っています。(中略)米国の利上げによって、マネー経済の膨張と偏重という不均衡が修正に向かい、その影響が世界各国に連鎖波及していくことになるでしょう。まさに、実体経済と金融市場が大きな転換点を迎えることになるわけです。(プロローグより)


中原圭介の経済はこう動く〔2016年版〕
中原 圭介
東洋経済新報社
売り上げランキング: 176,602




【抜粋】
●個人消費が順調に拡大している理由は非常にわかりやすく、自動車販売と住宅販売の二つが好調さを維持しているからです。自動車や住宅の販売が消費や景気のバロメーターになっているのは、先進国や新興国では共通していることです。(p.36)

☆アメリカのGDPの7割が個人消費。車と住宅が景気のバロメーター。



●とくに米国の場合は、ガソリン価格に占める税金の割合が日本の40%台、ドイツの60%台に比べて、10%台と極端に少ない状況にあります。そのような理由で、原油価格の暴落により日本ではガソリン価格が2割程度しか下がっていないのに対して、米国では4割〜5割も下がっているわけなのです。(p.42)

☆日本株は米国株の影響を大きく受ける。アメリカの消費が伸びたのは、原油安と金利安。つまり、原油が安いときに株を買っておくこと。株の買い場は円高。原油安、金利安。株の売り場は円安。原油価格上昇、金利上昇。



●ハーバード大学のウェブサイトによれば、4年制大学に当たるカレッジでは、学費、諸経費、寮費を合わせて1年間で6万659ドルが必要になるとされています。(p.60)

☆ハーバードは4年間で3000万近くもするのか。



●日本の機関投資家には私たちの年金を運用しているGPIFも含まれているのですが、(p.72)

☆GPIFは年金を運用している機関投資家。



●今後の世界経済の大きなリスクは、「中国経済の大原則」と「米国の利上げ」の2つになることが間違いない中で、(p.74)

☆中国の暴落と米国の利上げ、この2つに注目しておく。それまでは一応、株は買えるということ。



●冷静に経済の歴史に照らし合わせてみれば、米国では近い将来の利上げが確実視されていたので、消費増税前の日本と同じように、利上げ前に米国民による駆け込み消費が起きていると考えるのが自然ではないでしょうか。(p.75)

☆金利上昇前のかけこみ需要。



●チャイナ・ショックによって、利上げが2016年に先延ばしになる可能性はありますが、私の見立てでは、米国の消費の先食いはかなり進んでいるといえるのです。(p.77)

☆結局、利上げっていつされたんだっけ? ちょっと調べてみた。FRBは2015年12月に9年半ぶりの利上げに踏み切り、08年末から続いたゼロ金利政策を解除した。ただ、その直後の1月には世界同時株安に見舞われ、1年にわたって追加利上げを凍結することになったようだ。



●FRBの金融政策を先読みするには、ニューヨーク連銀のダドリー総裁の発言に注目するだけで十分です。(p.79)

☆ダドリー総裁の発言に注目しよう。



●ユーロ安によって最大の恩恵を受けるのは、輸出競争力が高いドイツです。(p.99)

☆ドイツが強いのは輸出国だから。ユーロ安と原油安の恩恵を受ける。特に自動車は中国人にたくさん売っていた。



●ここで私たちは、EUの中でドイツを凌ぐ景気回復を達成している英国のケースを冷静に見る必要があるでしょう。(p.110)

☆イギリスは、好調のドイツよりさらに景気がいいらしい。原油安とECBの金融緩和で、デフレに繋がって、それと同時に英国民の実質賃金が上昇に転じたから。



●ギリシャの(EU)離脱による唯一の懸念は、ロシアや中国が接近していることにあります。地中海の軍事的な要衝に位置するギリシャがユーロ圏から離脱し、中ロへ接近すれば周辺地域での米国の影響力は低下することになります。 (中略) トルコと並んでギリシャは地政学的に見て、きわめて重要な地域です。この地域でいま以上の混乱が引き起こされれば、世界経済よりも国際情勢にとってマイナス要因になることは避けられないでしょう。(p.116-117)

☆ギリシャを守った一番の理由はこれかも。



●中国大減速の元凶は、無謀な4兆元投資にあった(p.132)

☆将来の需要を無視した過剰な投資により、製造業を中心に供給過剰が慢性化している。



●経済活動をより正確に映すエネルギー消費量は、2015年1〜6月に0.7%しか伸びていませんし、粗鋼生産量やセメント生産量はそれぞれマイナス1.3%、マイナス5.3%と減少してしまっているのです。(p.138)

☆エネルギー消費量を見れば経済活動がどのくらい活発化が分かる。



●上海総合指数が最高値の6124を付けたのは、2007年10月のことです。ところが、株価のバブルはすぐに終焉し、その1年後には1600台まで急落したという憂き目にあっています。実に、その間の値下がり率は7割超にも達しています。(p.148)

☆北京五輪の時に大暴落してたのか。知らなかった。

2006年7月1日に 『今だから絶対儲かる!中国株』 という本を買っていたが、読んですぐに買っていたら1500くらいから6000まで1年くらいで値上がりしていたのか。



●中国の株式市場が特異なのは、米欧日などの先進国に比べて機関投資家が圧倒的に少なく、個人投資家が売買に占める割合が6〜8割と非常に高いということです。2015年時点の証券口座数は2億を超え、全人口の15%が株式投資を行っているといわれています。 (中略)
 株式投資の経験が浅い中国の個人投資家は、経済状況や企業業績にはほとんど関心がありません。個人投資家の多くは、経済指標や企業業績を調べることはなく、政府の思惑と過去の値動きだけを見て売買しているのです。(p.151-152)

☆中国株は機械投資家がいなく、素人ばかり。チャンスかも。逆張りでいけそう。ジェットコースター。中国語を勉強する目的ができた。



●上海、寧波、広州に続き、中国で第4位、世界でも4位の貿易港である天津の大爆発事故の影響も、中国の輸出減少に追い打ちをかけるため、中国経済が大減速する要因の一つになってくるように思います。(p.157)

☆天津って世界第4位の貿易港だったのか。甘栗のイメージしかなかった。



●1989年に起こった天安門事件は、学生が主導した民主化運動であることに間違いはありませんが、そのきっかけとなったのは、年率で20%近いインフレによる民衆の生活苦に対する不満であったのです。(p.162)

☆天安門事件、フランス革命、アラブの春、革命につながるような民衆の暴動はみんなインフレによる生活苦が原因。



●国内の需要が低迷しているかたわらで、大勢の中国人観光客がわざわざ日本製品を「爆買い」しているという現状に対して、中国共産党内では次々と批判が起こっています。中国国内の消費が不振である原因のひとつに、人民元高が続いたことで、割安になった海外に買い物に行く人々が増えているという事実があるからです。(p.170)

☆中国人の爆買いの背景には人民元高があったのか。株やITで儲けた成金かと思ってた。



●「読売新聞を読んでいると、景気が良いように感じられるのですが (中略) 」という質問を受けました。
 私は「それは○○さんが読んでいるのが、読売新聞だからですよ。政権を支持する御用メディアは、政権の支持率を下げないように、都合が悪い情報はなるべく流さないようにしているのです」と答えました。(p.182)

☆祖父が巨人嫌いなのに読売を取っていた理由はこれかも。



●日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会によれば、2015年8月の国内新車販売台数は32万7049台、前年同月比で1.9%減、9月は30万5802台、前年同月比5.7%減となり、9カ月連続で前年同月を下回っています。2012年の新車販売台数は536万9720台でしたが、2015年は今のペースでは500万台を割り込むことがほぼ確実であるといえるでしょう。
 また、国土交通省によれば、2015年上半期の新設住宅着工戸数は44万戸と前年同期比で1.1%増となりましたが、2014年の数字が前年比9.0%減でしたから、数年前の水準と比べると明らかに落ち込んでいます。 (p.195)

☆車と住宅に注目する。(消費の強さをはかる)

日本自動車販売協会連合会
http://www.jada.or.jp/

ここに詳しい統計があった。


建築着工統計調査報告 時系列一覧
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/jouhouka/sosei_jouhouka_tk4_000002.html

住宅の着工はここかな。



●そのように厳しい日本の家計にとって、2014年秋口から神風が吹き始めました。世界の原油生産の供給過剰に加え、中国の原油輸入の需要減少が重なり、原油の国際価格が2014年半ばと比べて半分以下に落ち込んだことです。(p.196)

☆2013年からの円安によって格差が広がり、アベノミクスは失敗しかけたけど、2014年秋からの原油安でなんとか持ち直した形。



●今のところは、中国経済の減速が企業業績の悪化として表面化として表面化しているのは、機械や素材などの設備投資に関連する業種が中心となっています。日本の大企業の中では、建設機械のコマツや日立建機、工作機械のファナック、鉄鋼の新日鉄住金、神戸製鋼所などで業績が悪化し始めています。(p.211)

☆中国経済減速の影響を受けているのはコマツや日立建機など。



●たとえば、日本から中国に70ドルの部品を輸出し、中国の工場で完成品にして100ドルで最終消費地の米国に輸出したとしましょう。このケースを従来の貿易統計で計算するとどうなるのかというと、日本が中国に70ドル輸出し、中国が米国に100ドル輸出したということになります。(p.214)

☆この場合、今までは日本70ドル中国100ドルで計算していたから中国が実際より大きく見えた。(実際、付加価値としては日本70ドル、中国30ドル)



●米国の経済が回復する過程でいちばん恩恵を受けるのは、昔も今も日本であることに変わりません。なぜならば、輸出される部品や素材の大半は、最終的には米国で消費されることになっているからです。(p.215)

☆中国ではあまり消費されないのか。



●それでは、円高トレンドに転換した円相場は、どこまで高くなるのでしょうか。
 私はおそらく、100円〜105円がひとつのターゲットになるだろうと考えています。(p.219)

☆この時がまた株を始めるチャンス。それまでに力を蓄えておきたい。

と思ったら、2016年6月20日に98円をつけて反転している。(この本が発行されたのは2015年11月)



●最大の資金量を誇るGPIGによる買い需要が2016年末にはすでに終了している可能性が高いことを触れたうえで、海外投資家は2016年のうちに売り始めるだろうという見解を述べました。(p.223)

☆GPIFは年金を運用している機関投資家。もう買い支え余力は無いよ〜ってこと。





【年表】
1997年 名目賃金のピーク。(でも物価も落ちて行ったので、実質賃金自体はそんなに落ちてない)

010911 9.11アメリカ同時多発テロ

2009年8月 北朝鮮がウラン濃縮技術を確保したと公言。(アメリカと対等の交渉ができるようになった)

110311 東日本大震災

2006年 ライブドア事件

080915 リーマンショック

2012年9月 FRBがQE3を開始したことで円高75円で底打ち。ここから株価上昇。 ※ドル円相場や株の方向性はFRBの利上げの影響がかなり大きい。

2014年秋から 原油価格大幅下落。(原因は、原油生産の供給過剰と中国の原油輸入の需要減少)

2015年8月 中国株暴落に伴うチャイナ・ショック

2015年9月 安倍首相、自民党総裁再任。新三本の矢。




【アクションプラン】
・自分から経済データを取りに行く。

・続いて 『中原圭介の経済はこう動く〔2017年版〕』 も読んでみたい。

・中国株をやってみたい。

・中国語をもっと勉強する。



【Amazonレビューより】




【評価】
評価:★★★☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
これから経済がどう動くか知りたいときに。

 
posted by macky at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株・投資 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月21日

マンガ サヤ取り入門の入門―スプレッド、アービトラージ、ストラドル…すべての基本はココにある!

マンガ サヤ取り入門の入門―スプレッド、アービトラージ、ストラドル…すべての基本はココにある! (ウィザードコミックス)
高橋達央/作画、羽根英樹/監修 (パンローリング) 2004年
1,800円+税


【動機】
サヤ取りについて知ろう。



【所感】
漫画がしょーもなくてイライラする。



【概要】
小さいリスクで大きなリターンが望める「サヤ取り」。初心者でもすぐわかる、実践的入門書の決定版!相場の上げ下げが直接影響しない「サヤ取り」。ヘッジファンドではごく一般的に用いられる手法です。インターネットの普及でホームトレードの環境が整った今こそ、サヤ取りをはじめるチャンス! 個人でも実行可能なパターンをマンガで一から解説。商品先物の基礎から実際の売買手法まで、きめ細やかな注釈と付録CD-ROMがついて、今日からあなたもサヤ取りトレーダー!(Amazonより)

相場の上げ下げが直接影響しない「サヤ取り」。ヘッジファンドではごく一般的に用いられる手法です。インターネットの普及でホームトレードの環境が整った今こそ、サヤ取りをはじめるチャンス!商品先物の基礎から売買パターンまでをマンガで一から解説。きめ細やかな注釈と付録のCD‐ROMで、今日からあなたもサヤ取りトレーダー。(「BOOK」データベースより)






【抜粋】
●「ジョージ・ソロスとかで有名なやつですよね?」

「そう。ヘッジファンドはいろいろな手法を使って世界のマーケットで運用されているんだよ。そしてそのうちのいくつかの手法はサヤ取り、もしくはサヤ取りに近い手法なんだ」(p.54)

☆ジョージ・ソロスもサヤ取りをやっていた。



●「最後に必ず用意してほしいのが勉強ノートだ」

「勉強・・・ですか?」

「これは練習期間中だけでなくずっとつけてほしいんだ」

「はい・・・あの〜、何を書けばいいのかしら・・・?」

「特に決まりはないよ。ひとつだけ必ず書かなければならないのは売買したときに感じたことだね」(p.79)

☆ 『ソロスの錬金術』 を読んでみると、「私が投資決定を下すときに手掛かりとした考えを日記に記録したのである。帝国主義的循環の将来が最も重要な意味を持つと考えていたので、本書で論じる仮説を用いてどれだけ将来の動向を正確に予測できるかを実験したのである。」と書かれていた。やっぱり日記を書くのは大事なんだなぁ。



●「サヤ取り向きでない銘柄はありますか?」

「金なんかはサヤ取りに適さない例だね」

「どうしてですか?」

「サヤの変動が小さすぎるからよ」(p.106)

☆逆に、トウモロコシやアラビカコーヒーは値幅が大きく、板寄せ銘柄なのでサヤ取り向きの銘柄といえる。(ザラバより板寄せの方がサヤ取り向き)





【アクションプラン】
・場帳や玉帳の書き方を覚える。

・『サヤ取り入門[増補版 (現代の錬金術師シリーズ)』 を読んでみる。




【Amazonレビューより】
・数少ない実践者の本 2004/8/27
 相場関連の中で数少ない実践者の本です。
実際の売買に必要な売買道具。
  場帖・玉帖・資料
これら「三種の神器」が、わかり易く説明されています。
マンガ形式とはいえ、内容は本格的です。
この中の資料整備を行い、ブロック場帖を毎日つけていく。
この繰り返しが、貴方を利益を上げ続けられる投資家に
変えていくことになるでしょう。
始めてだからこそ、この技術を学んで頂きたい。
そのための入門書として最適です。(日本一小さい歴史書店さん)
 

・サヤ取りとは何か。。。から始める 2008年12月17日
人には最適であると思う。
ページ数も多くなく、漫画なので視覚的に楽しめ理解することから始められるのが良い。
入門の入門ということで少しでもサヤ取りを齧ったことのある人や、同じく入門の入門を卒業して入門編を読み始めた人にとっては逆に物足りない内容となる。
また、付属のCDROMはこのレベルでの人には全くもって不要で、まずは商品先物でのサヤ取りに必要なサヤグラフ、場帳、ブロック図の記入から、実際仕掛けた時に記入する玉帳、研究ノートなどのツールの使い方を理解し、実際に自分で手を動かして作成することから始めるべきである。
そうして、相場観を養ってからCDROM(チャートプロ)なりEXCELを利用すればいいわけであって、始めからシステム的なツールに頼るのは良くないと思う。
とはいえ、入門編を読んでもよくわからなかった人やサヤ取り(商品先物の)とはどんなものか知りたい人にとっては、良書となるであろう。(TOKVINEメンバーさん)


・初めて読むならいいかな 2008年4月6日
画のレベルは同人誌っぽいのですが、用語は理解できるようになります。
女性の手にしてはゴツイ描き方をされていたり、妙にアゴがたるんでる顔(のアングル)が
とても気になり、オイオイとツッコミを入れたくなるページ多数です。(笑)

商品先物はストップ高、ストップ安が頻繁に発生するので、ザラ場で稼ぐのじゃなければ、
サヤ取りがいいと思います。サラリーマンは平日昼間に取引なんて出来ませんしね。
相場が大荒れしても安心してみていられますし、サヤ取りのルールさえ守れば、
損切りするタイミングも掴み易いです。

1800円は高いと思いますが、片張りで値が飛ぶと5万、6万なんてすぐに持って
行かれますから、最初はこれで勉強しましょう。(VN-201VINEメンバーさん)


・CD−ROMは不要 2007年4月25日
この本は先の「サヤ取り入門」の姉妹書で、その「サヤ取り入門」でも予備知識がないと読むには難しいという意見を考慮して、まんがで解説した本書が出された。しかしこの本だけでは不十分なのは明らかで、当然「サヤ取り入門」は買って読まなければならない。値段が高いのはサヤ取り専用ソフトのCD−ROMが付録で付いているからだと思うが、このレベルでは不要と思われ、その分内容を濃くしてほしかった。(sirou55さん)




【評価】
評価:★★☆☆☆
こんな人に、こんな時におすすめ:
サヤ取りって何?って思った時に。

 
posted by macky at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 株・投資 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする